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Channel: メランコリア
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日本一の巨大郵便局@探検バクモン

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出演:太田光、田中裕二、サヘル・ローズ
ゲスト:森尾由美(手作りカードを友人に贈るのが趣味



私は手紙を書くのが好きで、最近いろいろ出ている可愛いシール切手とかもムダに買ってしまう
意外と郵便局の仕組みって知らないから興味津々

まず「新東京郵便局」なんてのがあったのも知らなかったし


早速、中に潜入

 

田中:中に入っても外っぽい


●広さの理由は、取り扱う郵便物の量が多いため
日本の郵便物の約1/3がここに集まる 1日約2100万通 年間約65億通!!
365日、24時間休みなく動いている
床は長さ280m×幅105m


●なぜここにそんなに集まるのか?
空港に人が集まるのと同じように、郵便ネットワークの中心的役割を担っているから
東京ローカルの郵便物も取り扱っている

 

郵便を運ぶトラックの数は、1日3000便分!!


●郵便局スピードアップの秘密の裏側



1.手紙に隠された謎の暗号
2Fへ行くと巨大な「新型書状区分機」がある
手紙・はがきを自動的に読み取る機械(手書きもOK



 

 

ここでは東京都東部の17区に配達される郵便物を読み取り中
郵便番号ごとに箱に分けられいく



第一普通郵便部・野舘さん:1時間で約3万通区分できる

畑さん:ヒトがやると約1500通なので20人分以上


<大きさをキレイに揃えるのは人の作業>



機械でエラーが出そうな厚さ6mmを超えるもの、
カード入りでかたいものなどは、手の感覚で分けておく

(職人芸! ここで働きたくなってきた
 結局、機械に任せる前段階で人手が必要なのね


この取材用に用意した、一度機械を通してあるハガキに
ブラックライトをあてると、バーコードが浮かび上がった/驚
郵便番号、住所、部屋番号に至るまでバーコード化している

 

畑さん:配達する局で道順を効率的に組み立てるためにバーコードにしている

配達員は、通る道順に沿って郵便物を並べかえているが
バーコードにより自動化できるようになりムダがなくなった

 


バーコードを印字する部分



そんな機械にも弱点がある 正しく読み取れない手描き文字


(うわ、やりがち

機械ではじかれたものは手作業 1日約15万通(けっこうな量だ
忙しい時は60人で仕分けしている(すごい速い!



畑さん:
郵便番号、住所を瞬時に両方見ている

これは全国宛の区分棚ですけど、工夫がある
真ん中あたりに郵便物が多い地域(大阪や名古屋など)が固まっているんです
そうすることで効率・能率が上がる

 

区名を言うだけで郵便番号をすぐ言える局長がスゴイ/驚


●郵便物として難しいものの例



ときどきビックリするようなモノもあるという

畑さん:
小包でもいいし郵便物としても送れるが、するめは臭いがして他にうつるし、機械に通せない


<パンダラコーナーは切手>

最近は色、形の種類が増えたが、昔ながらの端数の切手もいとをかし

 

必ず描いてあるのは「NIPPON」の文字

 

各国の例

 

 



イギリスの切手に国家元首の肖像が入っているのは、郵便発祥の地だから許されているそう



パンダラ「切手にもお国事情が見え隠れ」


2.立ち入り禁止の心臓部に潜入



 

ベルトコンベアがあり、基本的に人はいない
郵便物の約1/3が集まる郵便ネットワークの中心
ラインの総距離は約5km 郵便物が送り先ごとに整理されていく

田中:ジェットコースターみたい

畑さん:約50ほどに分岐している 処理の場所や行き先別に分かれている


<システム>

郵便物の多い大阪や名古屋は距離が短く、発送準備をする人たちに渡しやすい



畑さん:全部ここを通るので、ここが止まると日本の郵便はある意味アウト


3.年々増え続ける小包の厳しい現場
3Fは小包 取り扱い数は年々増え、ここ5年で約1.5倍に

 

畑さん:やはり通販系が増えています ゴルフバッグや旅行バッグ、スノボーもある


●ここにもスピードアップの秘密
ラインの先には「シュート」と呼ばれる仕分け口が18箇所あり
手作業なため、仮に間違えてもすぐ対応できるように
量ではなく、日本地図に近い配置になっている

 

真ん中のラインは壊れやすいもの ワインなどお酒がけっこうある
通常ラインより遅いが、計算された最大の作業効率スピード




●仕分け口へは人が積み替える

畑さん:
宛先ごとに「パレット」があり、例えば大阪の場合、この「パレット」に積む

 

赤いランプは荷物がたまったから早く取れという合図



サヘル:積み替えは大変ですか?

第二ゆうパック部・滝原さん:そうですね

畑さん:
重いもの、大きいものを先に下段のほうに入れて
軽いものは上段、衣類とかは隙間に入れていく
基本的に1日8時間勤務

田中:これを休みなしにやってたら痩せちゃう

 


●積み込み作業の司令塔 「コントロールセンター」

 

モニターカメラの数は約50台
ここですべての現場の状況がひと目で分かる

・どこに荷物がたまっているか?
・余裕のある現場はどこか?

指揮するのはベテラン職員
仕分け口にいる人は全体の状況が分からないので、ここから司令を出すのが役目

 

(なんだかこの雰囲気どこかで見たことがある気がする・・・

作業員の名前を呼んで、混んでいるシュートへの移動をうながす
200人ほど働いているが、顔と名前はもちろん、1人1人のスキルも頭に入れて作業しているベテラン職員さん!


ナレ:
日本の郵便は、世界的にも速さと正確さでトップクラスにある
私たちはそれを当たり前のように思っているが、その影には大勢の努力がある


***

それを日夜運ぶトラック運転手さんも大変だよねえ 
でも、これからは通販、小包が増えるんだろうなあ
そのためにも、クルマやバイクはエコじゃないと

これから年末年始にかけて、年賀状が殺到する時期
メールやSNSが発達しても、手書きでのやりとりは残って欲しい
こうして日々働いてくれる人たちにほんとうに感謝/礼×∞



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