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漱石山房記念館(2017.12.14)

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漱石山房記念館(2017.12.14)

草間美術館の帰りは、行きに通った時の1本前の道を入ったら、こんな建物があった
平成29年9月24日開館したばかりなのか

入った時間が遅く、体力もなかったため、サっと観ただけだけど
一度、美術館で詳しく観たため、それ以上のものはなかったかな

私は、日本文学をほとんど読まないできたから、著書を読んでいたらもうちょっと違ったかもしれないが
漱石の書斎を忠実に再現してある部屋が唯一の見どころか



『夏目漱石の美術世界展』@東京藝術大学大学美術館

ドラマも観たから、それも参考になった

土曜ドラマ『夏目漱石の妻』(2016 全4話)(ネタバレ注意






カフェや本のある1Fスペースは出入り無料





大きな画面で2話映像が繰り返し流れている 各8、9分
1.漱石の人となり 2.漱石山房の仲間のエピソード

生い立ちも複雑だけれども、海外留学でココロを病んでしまったのね
その時「小説を書いてみないか」と言われて書いた最初の小説が『我が輩は猫である』

7人子どもがいて、執筆中は怒ったりもしたけど、普段は一緒にカルタをするなどの一面もあったとか

あまりに来客が多くて仕事に差し障ると、鈴木三重吉が「木曜の午後3時~に決めよう」と言ったのが
「木曜会」の始まり

鈴木さんも寄席が好きで、一緒に神楽坂までよく寄席を見に行ったとか

芥川龍之介、内田百聞さんら、「木曜会」についての思い出を後に綴った作家も多い
その中の1人が戦時中、疎開先に漱石の著書を持っていったため、戦火を免れた本も多かった


2Fは、生原稿、著作ストーリー説明のパネルなど


***

最初に裏の庭「漱石公園」を観たら、もう冬だから咲いている花は少なかったけれども、
小さいながらいいお庭








積み重ねた燈篭みたいなのは、『我が輩は猫である』の執筆モデルとなった福猫や
これまで飼った生き物のお墓を後に建てた「猫塚」だとか

 



 



風が強くて花が揺れた



庭から屋内の黒猫が見えたから、ワケも分からないままつい館内に入ってしまったというワケですw
やっぱりネコパワー強しっ!!





なぜかわんこもいた



順路の通りに黒猫がいて可愛いけれども
瓦屋根を模したりして、今どき珍しいなんとも中途半端でバブリーな建物だったな



これを作るお金と場所で、保育園を作ったほうが良かったのでは???


***

帰り道は坂道だったけど、これは「夏目坂」ではないのね






生家は近いみたい

夏目漱石誕生の地

地図で見たら、駅のすぐそばなのか ちょっと寄ればよかった




昭和な壁の家があったりして、ちょっとタイムトリップする雰囲気が残っているフシギな小路
漱石さんがお散歩したくなるのも分かるような気がした


鶴巻図書館は行ったことがある

「図書館めぐりリスト」

一時期、町歩きにハマっていろいろ行ったことを思い出して、
また暖かくなったら、ここいらもゆっくり散歩してみたくなった


今日拾ったチラシなど ※インスタにもアップする予定







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