■『21世紀日本の産業と環境問題2 電気機械工業と環境問題』(ポプラ社)
茅陽一/監
変化と進歩のスピードが著しい分野は、発行年数が古いと、現状と食い違う部分も多いだろうけど、
汚染物質が蓄積するという性質なら、かつてこんな時代もあったっていう勉強にはなる。
これまで様々な環境汚染を学んできて、本書を読むと、各企業がいろんなエコ活動をしていて
エコ活動にやや安心したけど、巻末の執筆者を見たら、三菱電機の人たちが書いてるんじゃあんまりフェアじゃないな![]()
【内容抜粋メモ】
●電気機械工業とは?
家庭電気製品、発電機、産業用ロボット、大型コンピュータなど、さまざまな部品をつくる。日本の製造業の中核。
つくる時も、使用する時も、粗大ゴミとして廃棄する時もエネルギーが消費される。
先進国では、大量につくられ、大量に使われ、大量に処分されている。
●新三種の神器
「三種の神器」と言われた、洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビは、1970年代はじめに普及率90%になった。
「新三種の神器」は、カラーテレビ
、クーラー、カー
の「3C時代」と呼ばれた。
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●日本のハイテク産業
エレクトロニクス(電子工学)技術の発展により、IC(集積回路)の時代になると、
LSI(大規模集積回路)、超LSIの開発競争でも、日本の電気機械メーカーは世界でも力をふるった。
●貿易摩擦
1960年代から海外進出を進め、アジアに次々と工場をつくって、人件費を抑え、技術を移転した。
日本の工業製品の輸出が、アメリカ、西ヨーロッパを脅かし、経済的な対立が起きた。
最近は、アジアの工業発展のため逆輸入が増えている。
●フロンによるオゾン層破壊
冷蔵庫、エアコンには「冷媒」が使われている。
冷蔵庫用の冷媒としてアメリカで発見されたのが「フロン」。
フロンは、ほかにも発泡スチロール、スプレーの噴射剤、半導体の洗浄などにも使用された。
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フロンが入ったまま捨てられている冷蔵庫。冷蔵庫を廃棄する時、フロンが排出される。
1974年、フロンがオゾン層を壊しているのではないかと言われだした。
1995年末に国際条約でフロンの製造は禁止された![]()
●二酸化炭素の排出
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1人あたりの二酸化炭素排出量/日本の部門別の二酸化炭素排出量の比較
日本では電気エネルギーの約半分は、化石燃料を燃やしてつくられている。
その時に出る二酸化炭素が、地球温暖化の最大の原因となっている。
●増える廃棄物
日本では約1700万台の大型家庭電気製品が毎年捨てられている。
そのうち60%は発展途上国に輸出したり、解体して再利用している。
鉄、銅、アルミニウムなどの金属は、重さにして50%、プラスチック類は30%がそのまま捨てられている。
これらの「無害化処理」「減容化」(容積を減らす)、再利用がのぞまれる。
●電磁波の影響
電磁波に長時間さらされると、免疫力が低下するという報告もある
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電磁波は、最低50cm〜2m離れれば影響しなくなる。
『くらしにあふれる危険な電磁波』(ポプラ社)参照。
******************************工場などの環境対策
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工場などからでる産業廃棄物は、家庭やオフィスからでる一般廃棄物の約8倍。
プラスチックくず、製品を梱包する時の木材の木くず、金属くず、薬品の廃液、汚泥(排水を固めた泥上のもの)など。
これらを再利用するよう分別回収している。
例:発泡スチロール:熱風で溶かして減容化。カセットケースなどに再生。
●有害化学物質
製品や部品を洗う、色をつける、安全に使えるよう燃えにくくする、防水するために使う化学物質の中には悪い影響を与えるものがある。
●環境を守る7つの法律
大気汚染防止法
騒音規制法
工業用水法
道路交通法
農用地の土壌の汚染防止等に関する法律
水質汚染防止法
振動規制法
●コージェネレーション
石油やガスを燃料にしてディーゼルエンジンやガスタービンで発電を行い、発生する熱を冷暖房や給湯
に利用する仕組み。
●フロンの回収
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フロン回収装置は、自治体の清掃工場、回収処理業者、販売店等で使用されている
新代替物質(HFCなど)が開発されるまでの過渡的物質として、現在は「代替フロン」が使われているが、
それ自体が汚染物質とみなされている。
現在、日本には20万tものフロンが残っていると言われる。
電気機械メーカーは、フロンを回収する技術、それを約1万度で分解する技術を開発した。
電気エネルギーは、水力、石炭、石油、天然ガス、原子力(ウラン)などの資源からつくられている。
発電、送電、消費、すべての段階でムダを省くことが省エネルギー。
ヒートポンプ
ヒート(熱)をポンプのように汲み上げる技術。
電気ヒーターよりエアコンのほうが3倍以上効率がよく、経済的に部屋を暖められる。
インバータ
高速で電気の切り替えを行うことで電気の消費を調節する装置。蛍光灯
にも利用されている。
電子レンジ
省エネ機器の1つ。マイクロ波は、食べ物に含まれる水分、油にはたらき、熱を発生させる。
炊飯器の保温機能より、冷蔵庫で保存し、朝レンジで温めたほうが省エネになる。
電磁調理器
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シーズヒーターより約10%エネルギー量が少なくてすむ。
●リモコンと待機電力
リモコンからの信号を受けるため、テレビからはいつもわずかな電流を流して電気を消費している。
家庭で1年間に消費する待機電力は、全体の1/10〜1/5にあたり、電気代にして年間1〜2万円にもなる。
●低電力スタンバイ
待機電力を減らす仕組み。
使わない時は、主電源を切る、コンセントを抜くこと。
●氷蓄熱システム
夜間のエネルギーを蓄えて、昼間のピーク時に使う仕組み。電気料金に差をつける制度もある。
●エコベンダー
ピーク時の電気消費を減らす。自販機の寿命は5〜7年だから、取替え時にエコベンダーにかえている。
1997年までに、全国に250万台(飲料用)ある自販機のうち20万台がかわる予定。
●ライフ・サイクル・アセスメント(LCA)
電気製品が生まれてから、なくなるまでの一生について考えること。
たくさんの材料を使うほど、エネルギーも使うから、少ない材料で、省資源・省エネルギー製品をつくることが必要。
今の冷蔵庫は、20年前に比べて1/3の電力消費。
●デザイン・フォー・ディスアセンブリー(DFD=解体を考えにいれた設計)
使いやすさだけでなく、解体・リサイクルまで考えることが重要。
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解体したコピー機
●廃棄物のリサイクル
1.種類を分ける。
2.部品ごとに分解する。
3.こまかく砕いて材質ごとに分ける分離作業。
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プラスチックは、同じ種類なら溶かして、もとの材料に戻せる。
●解体工場
「家電リサイクル実証プラント」茨城県那珂街に建設予定。
●過剰な包装をやめる
・ゴミの減量化のポイント。使用済みの包装材をリサイクルする。
・自然素材を原料にし、ゴミとなっても土に戻る。
・発泡スチロールをやめて、古紙として再利用できる段ボールにする。
●いろいろな環境マーク
産業界とは独立した機関が、企業の申請に基づいて公平な立場から調べる。
環境にやさしい洗剤でも、原料を得るために熱帯雨林を破壊していてはダメ。
国際標準化機構(ISO)が世界標準の環境マークをもうける準備をしている。
・エコマーク
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・フロン対象商品ラベル(ネットにないな
・国際エネルギースタープログラム
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・リサイクルマーク
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●地球環境観測衛星
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アデオス−?
地球環境のいまを地球の外から調べるために人工衛星が活躍している。
アメリカの「ランドサット」「ノア」、フランスの「スポット」など。
「リモートセンシング」
電磁波を使ったセンサーで行う(この電磁波は悪影響ないのか?![]()
高度500〜800kmの軌道を周る。
日米共同の熱帯降雨観測衛星(TRMM)など。
●循環型社会へ
「設計」
リサイクルを設計段階から考える。
「生産・市場」
ネジ止めを少なくする➡部品の取替えがカンタン
「回収」
処分するものを減らす。
「分離・分解」
こまかく分離分解する。
「再生」
材質ごとに分別整理する。
できるだけモノを修理しながら長持ちさせ、リサイクルできるような社会に全面的に切り替えることが必要。
茅陽一/監
変化と進歩のスピードが著しい分野は、発行年数が古いと、現状と食い違う部分も多いだろうけど、
汚染物質が蓄積するという性質なら、かつてこんな時代もあったっていう勉強にはなる。
これまで様々な環境汚染を学んできて、本書を読むと、各企業がいろんなエコ活動をしていて
エコ活動にやや安心したけど、巻末の執筆者を見たら、三菱電機の人たちが書いてるんじゃあんまりフェアじゃないな
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【内容抜粋メモ】
●電気機械工業とは?
家庭電気製品、発電機、産業用ロボット、大型コンピュータなど、さまざまな部品をつくる。日本の製造業の中核。
つくる時も、使用する時も、粗大ゴミとして廃棄する時もエネルギーが消費される。
先進国では、大量につくられ、大量に使われ、大量に処分されている。
●新三種の神器
「三種の神器」と言われた、洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビは、1970年代はじめに普及率90%になった。
「新三種の神器」は、カラーテレビ
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●日本のハイテク産業
エレクトロニクス(電子工学)技術の発展により、IC(集積回路)の時代になると、
LSI(大規模集積回路)、超LSIの開発競争でも、日本の電気機械メーカーは世界でも力をふるった。
●貿易摩擦
1960年代から海外進出を進め、アジアに次々と工場をつくって、人件費を抑え、技術を移転した。
日本の工業製品の輸出が、アメリカ、西ヨーロッパを脅かし、経済的な対立が起きた。
最近は、アジアの工業発展のため逆輸入が増えている。
●フロンによるオゾン層破壊
冷蔵庫、エアコンには「冷媒」が使われている。
冷蔵庫用の冷媒としてアメリカで発見されたのが「フロン」。
フロンは、ほかにも発泡スチロール、スプレーの噴射剤、半導体の洗浄などにも使用された。
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フロンが入ったまま捨てられている冷蔵庫。冷蔵庫を廃棄する時、フロンが排出される。
1974年、フロンがオゾン層を壊しているのではないかと言われだした。
1995年末に国際条約でフロンの製造は禁止された
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●二酸化炭素の排出
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1人あたりの二酸化炭素排出量/日本の部門別の二酸化炭素排出量の比較
日本では電気エネルギーの約半分は、化石燃料を燃やしてつくられている。
その時に出る二酸化炭素が、地球温暖化の最大の原因となっている。
●増える廃棄物
日本では約1700万台の大型家庭電気製品が毎年捨てられている。
そのうち60%は発展途上国に輸出したり、解体して再利用している。
鉄、銅、アルミニウムなどの金属は、重さにして50%、プラスチック類は30%がそのまま捨てられている。
これらの「無害化処理」「減容化」(容積を減らす)、再利用がのぞまれる。
●電磁波の影響
電磁波に長時間さらされると、免疫力が低下するという報告もある
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電磁波は、最低50cm〜2m離れれば影響しなくなる。
『くらしにあふれる危険な電磁波』(ポプラ社)参照。
******************************工場などの環境対策
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工場などからでる産業廃棄物は、家庭やオフィスからでる一般廃棄物の約8倍。
プラスチックくず、製品を梱包する時の木材の木くず、金属くず、薬品の廃液、汚泥(排水を固めた泥上のもの)など。
これらを再利用するよう分別回収している。
例:発泡スチロール:熱風で溶かして減容化。カセットケースなどに再生。
●有害化学物質
製品や部品を洗う、色をつける、安全に使えるよう燃えにくくする、防水するために使う化学物質の中には悪い影響を与えるものがある。
●環境を守る7つの法律
大気汚染防止法
騒音規制法
工業用水法
道路交通法
農用地の土壌の汚染防止等に関する法律
水質汚染防止法
振動規制法
●コージェネレーション
石油やガスを燃料にしてディーゼルエンジンやガスタービンで発電を行い、発生する熱を冷暖房や給湯
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●フロンの回収
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フロン回収装置は、自治体の清掃工場、回収処理業者、販売店等で使用されている
新代替物質(HFCなど)が開発されるまでの過渡的物質として、現在は「代替フロン」が使われているが、
それ自体が汚染物質とみなされている。
現在、日本には20万tものフロンが残っていると言われる。
電気機械メーカーは、フロンを回収する技術、それを約1万度で分解する技術を開発した。
電気エネルギーは、水力、石炭、石油、天然ガス、原子力(ウラン)などの資源からつくられている。
発電、送電、消費、すべての段階でムダを省くことが省エネルギー。
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ヒート(熱)をポンプのように汲み上げる技術。
電気ヒーターよりエアコンのほうが3倍以上効率がよく、経済的に部屋を暖められる。
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高速で電気の切り替えを行うことで電気の消費を調節する装置。蛍光灯
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省エネ機器の1つ。マイクロ波は、食べ物に含まれる水分、油にはたらき、熱を発生させる。
炊飯器の保温機能より、冷蔵庫で保存し、朝レンジで温めたほうが省エネになる。
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シーズヒーターより約10%エネルギー量が少なくてすむ。
●リモコンと待機電力
リモコンからの信号を受けるため、テレビからはいつもわずかな電流を流して電気を消費している。
家庭で1年間に消費する待機電力は、全体の1/10〜1/5にあたり、電気代にして年間1〜2万円にもなる。
●低電力スタンバイ
待機電力を減らす仕組み。
使わない時は、主電源を切る、コンセントを抜くこと。
●氷蓄熱システム
夜間のエネルギーを蓄えて、昼間のピーク時に使う仕組み。電気料金に差をつける制度もある。
●エコベンダー
ピーク時の電気消費を減らす。自販機の寿命は5〜7年だから、取替え時にエコベンダーにかえている。
1997年までに、全国に250万台(飲料用)ある自販機のうち20万台がかわる予定。
●ライフ・サイクル・アセスメント(LCA)
電気製品が生まれてから、なくなるまでの一生について考えること。
たくさんの材料を使うほど、エネルギーも使うから、少ない材料で、省資源・省エネルギー製品をつくることが必要。
今の冷蔵庫は、20年前に比べて1/3の電力消費。
●デザイン・フォー・ディスアセンブリー(DFD=解体を考えにいれた設計)
使いやすさだけでなく、解体・リサイクルまで考えることが重要。
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解体したコピー機
●廃棄物のリサイクル
1.種類を分ける。
2.部品ごとに分解する。
3.こまかく砕いて材質ごとに分ける分離作業。
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プラスチックは、同じ種類なら溶かして、もとの材料に戻せる。
●解体工場
「家電リサイクル実証プラント」茨城県那珂街に建設予定。
●過剰な包装をやめる
・ゴミの減量化のポイント。使用済みの包装材をリサイクルする。
・自然素材を原料にし、ゴミとなっても土に戻る。
・発泡スチロールをやめて、古紙として再利用できる段ボールにする。
●いろいろな環境マーク
産業界とは独立した機関が、企業の申請に基づいて公平な立場から調べる。
環境にやさしい洗剤でも、原料を得るために熱帯雨林を破壊していてはダメ。
国際標準化機構(ISO)が世界標準の環境マークをもうける準備をしている。
・エコマーク
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・フロン対象商品ラベル(ネットにないな
・国際エネルギースタープログラム
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・リサイクルマーク
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●地球環境観測衛星
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アデオス−?
地球環境のいまを地球の外から調べるために人工衛星が活躍している。
アメリカの「ランドサット」「ノア」、フランスの「スポット」など。
「リモートセンシング」
電磁波を使ったセンサーで行う(この電磁波は悪影響ないのか?
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高度500〜800kmの軌道を周る。
日米共同の熱帯降雨観測衛星(TRMM)など。
●循環型社会へ
「設計」
リサイクルを設計段階から考える。
「生産・市場」
ネジ止めを少なくする➡部品の取替えがカンタン
「回収」
処分するものを減らす。
「分離・分解」
こまかく分離分解する。
「再生」
材質ごとに分別整理する。
できるだけモノを修理しながら長持ちさせ、リサイクルできるような社会に全面的に切り替えることが必要。