過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回は勝手にしやがれのフライヤが貼ってあるピンク色のルーズリーフからご紹介。
ライヴレポのほうが多くて、映画は以下の10本のみだった/驚
photo1:翔さんを観にアボルダージュへ。
photo2:PE'Zを観に学祭へ。
photo3:グル魂の切り抜きv
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『勝手にしやがれ!! 強奪計画』(1995)
監督:黒沢清 出演:哀川翔、前田耕陽、七瀬なつみ ほか
BSの翔さん特集を友だちに頼んでたその第1弾。毎回作品前にインタビューが入ってて“翔のひと言”が有り難いv
これが前、知人が絶賛してたシリーズかなあ〜? でも、たしか貧乏な探偵役とか言ってたから違うか。
久々若き日の翔さん見た。ヒロインがあまりに天然ボケで、あり得ないコテコテ感のある脚本だが、
チンピラ役でも一本筋を通す“らしい”作品。
♪森のくまさん をなぜか歌いながらおしまい。てか、こんな歌詞だっけ?
■『28日後・・・』(2003)
監督:ダニー・ボイル 出演:キリアン・マーフィー ほか
『デモンズ』系のゾンビもの。好きだな、わたしも
ドキドキコワイだけじゃ気分悪いが、どっちかというと倫理や哲学を語るシーンや、ほのぼのシーンが多いのは英国風味?w
2通りのラストがwhat if...て形で入ってるのはビックリ!
監督は“せっかく撮ったし”って決められなかったのかな?
誰もいない街の撮影は一体どうやったのか?
誰もいないスーパーって憧れるけど、結局は友人を探す旅に出ちゃうんだろうね。
森で呑気にピクニックしちゃうところが欧米人らしいw
希望はわずかに残ってる。なにせ女のほうが生命力が強いんだから。
少佐「4週間前も、その前もヒトはヒトを殺してきた。変わらない。殺られる前に殺る。サバイバルなんだ」
てまさに軍人的意見。一方殺された兵士は
「ヒトが全滅すれば地球は元のノーマルな状態に戻るだけだ」と平和的意見を出すがこれは却下される。
ゴッキー同様、まだまだヒトもしぶとく生き延びていきそうだ。
■『トロイ』(2004)(劇場にて
監督:ウォルフガング・ペーターゼン 出演:ブラッド・ピット、オーランド・ブルーム、ピーター・オトゥール ほか
さすが金かかってる。ブラピも他メンバも来日して、大作らしい大作。ハリウッドっぽい時代もの。
ギリシア神話をモチーフにしたのがイイ。トロイの木馬ってトロイ軍のだって勘違いも晴れたし
オトゥールの父親の心情を訴えるシーンがさすがに泣けた。
こうして、どんな強い支配者も名を残しても残らなくても今は昔、跡形も無し。
何万人という兵士はCG? 剣での戦闘シーンは、『ロード〜』ほどではないにせよ、スゴイ迫力。
■『永遠のモータウン』(2002)
監督:ポール・ジャストマン 出演:ファンク・ブラザース、スティーヴィ・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、
チャカ・カーン、ブーツィ・コリンズ、ベン・ハーバー ほか
渋谷シネ・アミューズは、狭くて100人入れないくらい。で、スクリーンもホームシアターサイズ!
席に段差も少ないから左端にしてみた。余った客に座布団が渡されて通路に体育座りはビックリ!爆
そんなアットホームさがイイ。音の反響も良くてライヴ感覚。
'60-'70一世を風靡したモータウンミュージックのほぼ全曲を演奏したのがTHE FUNK BROTHERS
だがブーム中も後も彼らの名と顔、存在すら知る人はいない。
当時のフィルムを観れると思ったら、あくまで現在の彼らをおさめたドキュメンタリーで、
MTVっぽいステージで男女数人のシンガーを迎えて、往年の名曲を演奏。
大画面で観ると、まるで自分がその場にいるような臨場感で、ライヴハウスに来たみたい。
立って歌って踊りだしたくなる名曲、名演奏ばかり。
♪Cloud Nine 、♪悲しい噂、♪What become bloken hearted、チャカ・カーンの貫禄の♪What's going on etc...
話に出るのもS.ワンダー(いつもスタジオAにいて、楽器をすごいイイ!とか言ってやってたらオレらより上手くなってたw)、
M.ゲイ、S.ロビンソン、テンプス、フォー・トップス、アレサetc...多彩なスターばかり。
もともとは車の製造に来た労働者が多く、「ボクシングとトランペットで悩んだ」とか言うメンバーは、
文字通り朝から晩までSNAKE PITて愛称のSTUDIO Aに入り浸って、即興に近い曲を作り、
夜はJAZZ CLUBで演奏、そのアイデアもふんだんに入った。
途中メンバがドラッグで他界、ツアーもハードで、ついにはモータウンレーベルがLAに移ると
貼り紙1枚で夢はあっけなく終わってしまう。
「ひと言もアナウンスメントなどなかった」
忘れられたビッグバンドは、イギリスで起きたブラックミュージック復刻で表彰される。
ビートルズ、ストーンズなど多くのバンドが彼らの演奏を真似た。
そして老齢で亡くなるメンバも数人。ようやくアメリカの音楽祭で功労賞をもらう。
久々全員集まってのライヴ。亡くなったメンバも紹介され、写真が置かれてゆく。
これで正しい評価が受けられるようになったかは?だけど、♪マイ・ガール ほかの名曲は永遠。
世界中の音楽を愛する人々の心の奥底に響き続けることは間違いない
■『トーク・トゥ・ハー』(2002)
監督:ペドロ・アルモドバル 出演:レオノール・ワトリング ほか
複雑に重なり合う男女の縁。そのどれもがスレ違っているのに、密接に支えあっている関係。
自分が愛だと思っている感情が、本当に愛なのか?
自分が気づかずに接している人々の間にこそ愛は隠れているのかもしれない。
フシギなシチュエーション+フシギな前衛演劇+フシギなサイレント映画で織られた物語の展開に釘付けになる。
男が女の患者の身体をマッサージするってどーなのかな・・・
2人の新たな関係が始まろうとして物語は終わる。
イスをどけながら踊る女性2人の劇や、実験で小さくなった男が妻の陰部に入って帰らなくなるサイレント映画、
などフシギなペーソスがふんだんに使われている。
結局妊娠させたのはBなのかも不明。
彼とAの気持ちが通じていたかも不明。一見すると単なるストーカーだし
“究極の愛”と言うのなら、AとBの友情は本物だ。
たとえ罪を犯しても一度心を通わせた友のために駆けつける損得のない気持ち。
それが異性となると、様々な欲望や誤解が生まれて真直ぐ進まない、どうしても。
■『RUSH!』(2001)
監督:瀬々敬久 出演:キム・ユンジン、哀川翔、柳葉敏郎、大杉漣、阿部寛、麻生久美子 ほか
金を巡るヤクザものと思いきや、あらゆる人が絡まりあうリワインドムービーv
翔さんは『DOA』よろしく髪をまっ黄色に染めて、なぜか野球のユニフォームで軽いコメディを演じてる。
多彩なゲスト出演が何気に豪華で、2通りのラストが交錯するところに胸がギュッと締めつけられたりもする。
やっぱしSとKは死んで、その金はYからバーでヒマそーにしてた女に渡ったってことか?
Yの投げた石で2人が死んだんじゃないのに、関連づけてるからトリッキーだ。
撮影裏話で日本語の分からないキムに翔さんが優しかったとか
気の弱いサラリーマン役のギバちゃんと、イッちゃってる警官役の大杉さん、阿部ちゃんコンビがイイ味出してる。
■『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)(劇場にて
監督:ローランド・エメリッヒ 出演:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール ほか
CG技術+音のリアルな演出もここまで来たか
現代の環境問題をすぐ今日、明日起こる大災害として見せて、初めて、日常のゴミ捨てや、
フロン、排気ガス、石油もろもろのことも、もっと真剣に取り組まなきゃって思う・・・かも?
『ドニー・ダーコ』で異様な個性を放っていたギレンホールが、本格的パニックで“頼れる男”を演じている。
人間ドラマは薄いけど、大自然の巨大パワーの中では、人の文明なんてひとたまりもない儚さなのが印象的。
深い雪に覆われた自由の女神の画がスゴイ。台風の目に入って、一瞬で凍っちゃうのもビックリだし。
本当に古代のマンモスは氷河期に一瞬で凍ったのか!?
アメリカは自分らの横柄さに反省しはじめてる??
いろいろ災害時の心得を学んだ。まず、鳥やネズミが大量に逃げてたら、とりあえずそっちに逃げるべし、これ鉄則
■『Dead BEAT』(1999)
監督:安藤尋 出演:哀川翔、村上淳、真野きりな、根津甚八 ほか
久々Vシネ〜〜〜! が、なんかテンション低いヤクザもの
ハウス?系の音楽使ってるのはイイけど、前衛もどき?
ヒロインの顔が怖い・・・魔性とゆーよりホラー系(失礼だ/謝
でも元ヤクザのバーテンダー役・翔さんのミステリアスで控えめな演技は堪能v
「いいね、幸せそーで」「お前は?」「幸せだよ、家庭あるし、借金あるし」と決めゼリフ。
とにかくワガママな女に振り回された男3人の話。
眼帯のワケは「この左目はあなた以外見ない」と約束したから。重い・・・
結局その左目をUに撃たれて死ぬんだが、嫉妬で殺されて彼女は嬉しかったのかも。どこまでも乾いた映画。
Sは情熱もプライドも、他への関心も失ってしまった男だ。人を殺した罪を背負って生きる屍。
■『ヴェロニカ・ゲリン』(2004)(劇場にて
監督:ジョエル・シュマッカー 出演:ケイト・ブランシェット ほか
ケイトの安定した確かな演技力と、作品選びにハズレなしっ
実話で、麻薬問題と闘った女性記者という社会派ドラマだけあって、観た後もいろいろと考えさせる作品。
「自分の書いているのはクダラナイ同情話よ。もっとやりがいのある記事を書きたいの。
毎日、子ども達がドラッグで死に、ディーラー達はベンツを乗り回してるのに誰も気にも留めない。
私が書きたいのは、このことよ!」
2ペンスの注射器のために身を売る少年少女たち。
ヴェロニカが撃たれて死亡した事件から国民はやっと動き、アイルランドの麻薬法が大幅に改訂されるまでとなり、
のちに麻薬犯罪は激減したらしい。が、世界では、まだまだ根強い問題だ。
■『テッセラクト』(2004)(劇場にて
監督:オキサイド・パン 出演:アレックス・ガーランド、オキサイド・パン ほか
気になるタイトルの意味は「四次元」。思ったほどの斬新感、ドキドキする期待感ほどじゃなかったが、
言ってみりゃリワインドムーヴィ。
麻薬事件に居合わせた他人同士4人の行動が時間軸を解体して組み合わせてある。
「だから危ないって言ったじゃない。なんでやめなかったの?」
これで彼は懲りたろうか? 舞台はタイ。
渋谷シネセゾン。客少な〜20人くらい。
【イベントメモ】
「アボルダージュ」@日本武道館
キロさん占い@反町
【ライヴレポ(追加で別記)】
YO-KING presents TODAY 6@クアトロ 2004.5.22
PE'Z LIVE 若葉祭@女子栄養大学 2004.5.30
スカパラ@NHKホール 2004.6.2
ROLLINGSほか@下北SHELTER 2004.6.27
勝手にしやがれ TOUR 2004 フィンセント・ブルー@クアトロ 2004.7.17
グループ魂@野音 2004.7.18
2004 LIVE FACTORY 721@お台場冒険王 冒険ランド内冒険ステージ 2004.7.19
奥田民生 okuda tamio OT10@渋谷公会堂 2004.7.26
The Miceteeth Live Tour 2004 Babyish@O-EAST 2004.8.6
ROCK IN JAPAN FES.2004@国営ひたち海浜公園 2004.8.8
ROLLINGSほか@新宿ACB 2004.8.13
今回は勝手にしやがれのフライヤが貼ってあるピンク色のルーズリーフからご紹介。
ライヴレポのほうが多くて、映画は以下の10本のみだった/驚
photo1:翔さんを観にアボルダージュへ。
photo2:PE'Zを観に学祭へ。
photo3:グル魂の切り抜きv
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『勝手にしやがれ!! 強奪計画』(1995)
監督:黒沢清 出演:哀川翔、前田耕陽、七瀬なつみ ほか
BSの翔さん特集を友だちに頼んでたその第1弾。毎回作品前にインタビューが入ってて“翔のひと言”が有り難いv
これが前、知人が絶賛してたシリーズかなあ〜? でも、たしか貧乏な探偵役とか言ってたから違うか。
久々若き日の翔さん見た。ヒロインがあまりに天然ボケで、あり得ないコテコテ感のある脚本だが、
チンピラ役でも一本筋を通す“らしい”作品。
♪森のくまさん をなぜか歌いながらおしまい。てか、こんな歌詞だっけ?
■『28日後・・・』(2003)
監督:ダニー・ボイル 出演:キリアン・マーフィー ほか
『デモンズ』系のゾンビもの。好きだな、わたしも
ドキドキコワイだけじゃ気分悪いが、どっちかというと倫理や哲学を語るシーンや、ほのぼのシーンが多いのは英国風味?w
2通りのラストがwhat if...て形で入ってるのはビックリ!
監督は“せっかく撮ったし”って決められなかったのかな?
誰もいない街の撮影は一体どうやったのか?
誰もいないスーパーって憧れるけど、結局は友人を探す旅に出ちゃうんだろうね。
森で呑気にピクニックしちゃうところが欧米人らしいw
希望はわずかに残ってる。なにせ女のほうが生命力が強いんだから。
少佐「4週間前も、その前もヒトはヒトを殺してきた。変わらない。殺られる前に殺る。サバイバルなんだ」
てまさに軍人的意見。一方殺された兵士は
「ヒトが全滅すれば地球は元のノーマルな状態に戻るだけだ」と平和的意見を出すがこれは却下される。
ゴッキー同様、まだまだヒトもしぶとく生き延びていきそうだ。
■『トロイ』(2004)(劇場にて
監督:ウォルフガング・ペーターゼン 出演:ブラッド・ピット、オーランド・ブルーム、ピーター・オトゥール ほか
さすが金かかってる。ブラピも他メンバも来日して、大作らしい大作。ハリウッドっぽい時代もの。
ギリシア神話をモチーフにしたのがイイ。トロイの木馬ってトロイ軍のだって勘違いも晴れたし
オトゥールの父親の心情を訴えるシーンがさすがに泣けた。
こうして、どんな強い支配者も名を残しても残らなくても今は昔、跡形も無し。
何万人という兵士はCG? 剣での戦闘シーンは、『ロード〜』ほどではないにせよ、スゴイ迫力。
■『永遠のモータウン』(2002)
監督:ポール・ジャストマン 出演:ファンク・ブラザース、スティーヴィ・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、
チャカ・カーン、ブーツィ・コリンズ、ベン・ハーバー ほか
渋谷シネ・アミューズは、狭くて100人入れないくらい。で、スクリーンもホームシアターサイズ!
席に段差も少ないから左端にしてみた。余った客に座布団が渡されて通路に体育座りはビックリ!爆
そんなアットホームさがイイ。音の反響も良くてライヴ感覚。
'60-'70一世を風靡したモータウンミュージックのほぼ全曲を演奏したのがTHE FUNK BROTHERS
だがブーム中も後も彼らの名と顔、存在すら知る人はいない。
当時のフィルムを観れると思ったら、あくまで現在の彼らをおさめたドキュメンタリーで、
MTVっぽいステージで男女数人のシンガーを迎えて、往年の名曲を演奏。
大画面で観ると、まるで自分がその場にいるような臨場感で、ライヴハウスに来たみたい。
立って歌って踊りだしたくなる名曲、名演奏ばかり。
♪Cloud Nine 、♪悲しい噂、♪What become bloken hearted、チャカ・カーンの貫禄の♪What's going on etc...
話に出るのもS.ワンダー(いつもスタジオAにいて、楽器をすごいイイ!とか言ってやってたらオレらより上手くなってたw)、
M.ゲイ、S.ロビンソン、テンプス、フォー・トップス、アレサetc...多彩なスターばかり。
もともとは車の製造に来た労働者が多く、「ボクシングとトランペットで悩んだ」とか言うメンバーは、
文字通り朝から晩までSNAKE PITて愛称のSTUDIO Aに入り浸って、即興に近い曲を作り、
夜はJAZZ CLUBで演奏、そのアイデアもふんだんに入った。
途中メンバがドラッグで他界、ツアーもハードで、ついにはモータウンレーベルがLAに移ると
貼り紙1枚で夢はあっけなく終わってしまう。
「ひと言もアナウンスメントなどなかった」
忘れられたビッグバンドは、イギリスで起きたブラックミュージック復刻で表彰される。
ビートルズ、ストーンズなど多くのバンドが彼らの演奏を真似た。
そして老齢で亡くなるメンバも数人。ようやくアメリカの音楽祭で功労賞をもらう。
久々全員集まってのライヴ。亡くなったメンバも紹介され、写真が置かれてゆく。
これで正しい評価が受けられるようになったかは?だけど、♪マイ・ガール ほかの名曲は永遠。
世界中の音楽を愛する人々の心の奥底に響き続けることは間違いない
■『トーク・トゥ・ハー』(2002)
監督:ペドロ・アルモドバル 出演:レオノール・ワトリング ほか
複雑に重なり合う男女の縁。そのどれもがスレ違っているのに、密接に支えあっている関係。
自分が愛だと思っている感情が、本当に愛なのか?
自分が気づかずに接している人々の間にこそ愛は隠れているのかもしれない。
フシギなシチュエーション+フシギな前衛演劇+フシギなサイレント映画で織られた物語の展開に釘付けになる。
男が女の患者の身体をマッサージするってどーなのかな・・・
2人の新たな関係が始まろうとして物語は終わる。
イスをどけながら踊る女性2人の劇や、実験で小さくなった男が妻の陰部に入って帰らなくなるサイレント映画、
などフシギなペーソスがふんだんに使われている。
結局妊娠させたのはBなのかも不明。
彼とAの気持ちが通じていたかも不明。一見すると単なるストーカーだし
“究極の愛”と言うのなら、AとBの友情は本物だ。
たとえ罪を犯しても一度心を通わせた友のために駆けつける損得のない気持ち。
それが異性となると、様々な欲望や誤解が生まれて真直ぐ進まない、どうしても。
■『RUSH!』(2001)
監督:瀬々敬久 出演:キム・ユンジン、哀川翔、柳葉敏郎、大杉漣、阿部寛、麻生久美子 ほか
金を巡るヤクザものと思いきや、あらゆる人が絡まりあうリワインドムービーv
翔さんは『DOA』よろしく髪をまっ黄色に染めて、なぜか野球のユニフォームで軽いコメディを演じてる。
多彩なゲスト出演が何気に豪華で、2通りのラストが交錯するところに胸がギュッと締めつけられたりもする。
やっぱしSとKは死んで、その金はYからバーでヒマそーにしてた女に渡ったってことか?
Yの投げた石で2人が死んだんじゃないのに、関連づけてるからトリッキーだ。
撮影裏話で日本語の分からないキムに翔さんが優しかったとか
気の弱いサラリーマン役のギバちゃんと、イッちゃってる警官役の大杉さん、阿部ちゃんコンビがイイ味出してる。
■『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)(劇場にて
監督:ローランド・エメリッヒ 出演:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール ほか
CG技術+音のリアルな演出もここまで来たか
現代の環境問題をすぐ今日、明日起こる大災害として見せて、初めて、日常のゴミ捨てや、
フロン、排気ガス、石油もろもろのことも、もっと真剣に取り組まなきゃって思う・・・かも?
『ドニー・ダーコ』で異様な個性を放っていたギレンホールが、本格的パニックで“頼れる男”を演じている。
人間ドラマは薄いけど、大自然の巨大パワーの中では、人の文明なんてひとたまりもない儚さなのが印象的。
深い雪に覆われた自由の女神の画がスゴイ。台風の目に入って、一瞬で凍っちゃうのもビックリだし。
本当に古代のマンモスは氷河期に一瞬で凍ったのか!?
アメリカは自分らの横柄さに反省しはじめてる??
いろいろ災害時の心得を学んだ。まず、鳥やネズミが大量に逃げてたら、とりあえずそっちに逃げるべし、これ鉄則
■『Dead BEAT』(1999)
監督:安藤尋 出演:哀川翔、村上淳、真野きりな、根津甚八 ほか
久々Vシネ〜〜〜! が、なんかテンション低いヤクザもの
ハウス?系の音楽使ってるのはイイけど、前衛もどき?
ヒロインの顔が怖い・・・魔性とゆーよりホラー系(失礼だ/謝
でも元ヤクザのバーテンダー役・翔さんのミステリアスで控えめな演技は堪能v
「いいね、幸せそーで」「お前は?」「幸せだよ、家庭あるし、借金あるし」と決めゼリフ。
とにかくワガママな女に振り回された男3人の話。
眼帯のワケは「この左目はあなた以外見ない」と約束したから。重い・・・
結局その左目をUに撃たれて死ぬんだが、嫉妬で殺されて彼女は嬉しかったのかも。どこまでも乾いた映画。
Sは情熱もプライドも、他への関心も失ってしまった男だ。人を殺した罪を背負って生きる屍。
■『ヴェロニカ・ゲリン』(2004)(劇場にて
監督:ジョエル・シュマッカー 出演:ケイト・ブランシェット ほか
ケイトの安定した確かな演技力と、作品選びにハズレなしっ
実話で、麻薬問題と闘った女性記者という社会派ドラマだけあって、観た後もいろいろと考えさせる作品。
「自分の書いているのはクダラナイ同情話よ。もっとやりがいのある記事を書きたいの。
毎日、子ども達がドラッグで死に、ディーラー達はベンツを乗り回してるのに誰も気にも留めない。
私が書きたいのは、このことよ!」
2ペンスの注射器のために身を売る少年少女たち。
ヴェロニカが撃たれて死亡した事件から国民はやっと動き、アイルランドの麻薬法が大幅に改訂されるまでとなり、
のちに麻薬犯罪は激減したらしい。が、世界では、まだまだ根強い問題だ。
■『テッセラクト』(2004)(劇場にて
監督:オキサイド・パン 出演:アレックス・ガーランド、オキサイド・パン ほか
気になるタイトルの意味は「四次元」。思ったほどの斬新感、ドキドキする期待感ほどじゃなかったが、
言ってみりゃリワインドムーヴィ。
麻薬事件に居合わせた他人同士4人の行動が時間軸を解体して組み合わせてある。
「だから危ないって言ったじゃない。なんでやめなかったの?」
これで彼は懲りたろうか? 舞台はタイ。
渋谷シネセゾン。客少な〜20人くらい。
【イベントメモ】
「アボルダージュ」@日本武道館
キロさん占い@反町
【ライヴレポ(追加で別記)】
YO-KING presents TODAY 6@クアトロ 2004.5.22
PE'Z LIVE 若葉祭@女子栄養大学 2004.5.30
スカパラ@NHKホール 2004.6.2
ROLLINGSほか@下北SHELTER 2004.6.27
勝手にしやがれ TOUR 2004 フィンセント・ブルー@クアトロ 2004.7.17
グループ魂@野音 2004.7.18
2004 LIVE FACTORY 721@お台場冒険王 冒険ランド内冒険ステージ 2004.7.19
奥田民生 okuda tamio OT10@渋谷公会堂 2004.7.26
The Miceteeth Live Tour 2004 Babyish@O-EAST 2004.8.6
ROCK IN JAPAN FES.2004@国営ひたち海浜公園 2004.8.8
ROLLINGSほか@新宿ACB 2004.8.13