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「黄金の国 ジパング」の謎に迫る@サイエンスZERO

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「黄金の国 ジパング」の謎に迫る@サイエンスZERO

******************金

マルコポーロが書いた『東方見聞録』に書かれた“日本の金箔の宮殿”とは、中尊寺金色堂。
東大寺の大仏も造られた当時は金色に輝いていたという。

 

●菱刈鉱山(鹿児島県伊佐市)
 
現在も金鉱脈があり、普通の金鉱石に含まれる金の量は5g/tのところ、600g/tとれる!
鉱山全体では1tあたり平均40gとれるのは、世界平均の8倍。

●佐渡金山
菱刈鉱山が発見される前までは日本一だったが、
佐渡金山が300年かけて産出した量を、菱刈は12年で追い抜いてしまった。

●金を作り出したのは「地震」だった
地震が起きると、一瞬で岩の割れ目が広がり、圧力が急激に低下することで、熱水中の金が塊となって沈殿する。
地震が繰り返すことで、金を大量に含む鉱脈ができた。

「日本列島の地下深くでは、小規模な地震によって“フラッシュ蒸発”が起こり、今でも毎日、新しい金の塊ができ続けている」


******************銀

●石見銀山
17C初頭、日本は世界一の産銀国だった。


******************銅が日本の近代化を支えた

 

●別子銅山
 
銅の含有率は、チリ1%程度に対して、別子銅山は20%!

●日立鉱山
 



●足尾銅山
 


1億5千万年前、活発な海底火山活動で銅の鉱床がたくさんつくられた。

 


産業革命が起こって、銅は非常に重宝されるようになる。
日本の基幹産業である鉄道・造船・自動車という三大産業は銅が支えていた。

 


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