■『イイこと生活12カ月 フツーに楽しむ社会貢献イロイロ』(WAVE出版)
藤原千尋/著
「はじめに」で著者は「お金にまどわされない、人と地球にやさしい暮らしがしたいと思うことがありませんか?」と問いかけている。
そこから、すでに共感しきり。
なかなか日本人には日常的に馴染みの少ないボランティア。
でも本書を読めば、これくらいなら、自分にも出来るかも?てゆうのが1つや2つ見つかりそうv
ネットの時代になって、自分に合ったものを見つけやすくなったのもイイことだよね。
著者の藤原さん自身も「Yahoo!ボランティア」にてコラム『プチボラしよう』を連載中(検索しても出てこないな・・・
なお、特定の団体のサイト以外は、例として関連サイトを貼り付けています。
【内容抜粋メモ】
**********************************春
●3/1〜7は「全国春の火災予防週間」〜町の「火消し屋」になる
ボヤを見かけたら・・・?
・まずは周辺に火事を知らせること。
・可能なら、消化器や水で火を消す。「初期消火」
消火活動には、消防隊だけでなく、一般市民で組織される「消防団」も出動するが、最近は全国的に数が減少している
給湯器、エアコン、電磁調理器などの普及で、火の熱さや恐怖から疎遠になっている。
●4/22は世界最大級の環境フェスティバル「アースデイ」
日本でも代々木公園を中心にさまざまなイベントが開催される。
オーガニックレストランの出店、飲食エリアではリユース食器の貸し出しもしている。マイ食器+ボトル持参がおすすめ。
その他
「マザリング・フェスタ」@自然育児友の会
「言の葉さらさらプロジェクト」
子宮がん検診奨励の展示@子宮がんを考える市民の会
●4/23は「子ども読書の日」
途上国では「絵本飢餓状態」の子どもがたくさんいる。
SVA(シャンティ国際ボランディア会)が1999年に開始した「絵本を届ける運動」。
参加費用は2200円。この中には、絵本代、海外への輸送費、現地での配布費用の一部も含まれている。
●「フォレスト・サポーターズ」
日本の森は、植える・育てる・収穫するという循環が崩れて、衰退の一途をたどっているのが現状
美しい森づくりのための取り組み。
あら、今、登録すればヌーピーの特典がもらえる♪♪♪
●FSC(森林認証)マーク、「木づかい運動」@林野庁
家具に使用されるナラ、タモ材は、ロシアが主産地。ここでは森林資源をめぐる不正や違法伐採が蔓延し、
小動物が減少したり、密猟や森林火災が頻発したり、アムールトラなどが絶滅の危機に瀕するなど荒廃の一途をたどっている。
食品だけでなく、家具においても木材の出所に配慮することが必要。
●5月は愛鳥週間
5〜7月は巣立ちビナが多くなる時期。毛のない赤裸のヒナは別だが、もしも落ちているヒナを見つけても、
それは迷子ではなく、巣から出る練習中のヒナかもしれないから、そっとしておくのがベスト。
もし、保護すると、野鳥にとっては「誘拐」になってしまう。
傷ついた雀、鳩などの成鳥も無許可での保護は。地域の「傷病鳥獣救護施設」に連絡するのが基本。
神奈川県自然環境保全センターでは、猫に襲われた野鳥を毎年約50〜60羽も保護している。
ヒトが捨てた釣り針を飲んだり、釣り糸が足にからまり切断されたウミドリもいる。
●5月の「フェアトレード・デー」に参加する
フェアトレードで扱う品物は、食べ物、衣類、インテリアなどさまざま。
貧しい生産者たちの収入を増やし、職人としての自信や誇りを与える「ココロの応援」にもなる。
5月の第2土曜日に各国でイベント、キャンペーンが同時開催される。
IFAT(国際フェアトレード連盟)に加盟する団体の組織と生産者組織がアピールする。
●5月は自転車月間 「エコサイクル・マイレージ」でCO2をカット@NPO法人自転車活用推進研究会
自転車は、生産・乗車時のCO2、窒素酸化物等の排出量が極めて少ない優等生v
走行距離計を設置して、HPで登録する
●5月第2日曜日の「母の日」
途上国では、女性が12〜13歳で結婚し、未成熟なために、出産自体が母体と胎児に大変危険。
へその緒を石ころで切ったり、仮死状態の赤ちゃんに大人が噛み砕いた薬草を吹きかけるなど、迷信的な産後処置をしていることもある。
「ホワイトリボン運動」
世界110カ国以上のNGOなどが参加する活動で、日本ではジョイセフが参加。
ホワイトリボンストラップが人気
●「ナショナル・トラスト」
市民や企業からの寄付で、個人所有の自然地を買い取り、保存、管理、公開して残そうという活動。
「1人の1万ポンドより、1万人の1ポンド」を合い言葉にイギリスからスタートした。
日本では、日本ナショナル・トラスト協会が活動。
たとえば「トラストサルン釧路」に1万円を募金すると、水源林600m2を買い取り、保護に貢献したことになる。
「タンチョウサンクチュアリ」などもある。
**********************************夏
●6/5は「環境の日」
6月は「環境月間」。地域のエコ・フェスティバル等に参加してみよう
●6/12「児童労働反対デー」
『児童労働 働かされる子どもたち』(リブリオ出版)
●NPO法人「雨水市民の会」
バラエティ豊かな雨水タンク
“雨に感謝し、雨を活かすことが当たり前になる社会”を目指して活動
ダムにばかり依存しない「水源の自立」をはかる。
●6月は「食育月間」〜「フードマイレージ」でCO2カット
フードマイレージ=食べ物が運ばれた移送距離のこと。
日本の食品の約6割は輸入品。それらが船、飛行機で運ばれる際に排出されるCO2を減らそう、
輸入から国産に切り替えようという省エネスタイル。
例:
日本人が食べる小麦の多くは、アメリカ・モンタナ州産。
日本→モンタナ間の輸送距離は船+飛行機で1万327km、排出されるCO2は、パン1斤あたり144.8g。
これに対し、北海道産の小麦なら831km、34.7g。
(各食品について「大地を守る会」のサイトで算出できる)
●6/20は「世界難民の日」
世界には、民族対立、内戦などの紛争で自国を逃れて、他国へ非難した人「難民」が大勢いる。
紛争下では、武装グループや民兵による暴行・略奪が繰り返されている。
映画『ウォー・ダンス』は、難民キャンプの子どもたちを描いたドキュメンタリー。
●6/21夏至の夜8〜10時には「100万人のキャンドルナイト」
電気を消してキャンドルを灯し、電気、照明、環境、平和について思いをはせてみようというイベント。
●6月第3日曜日は「父の日」
シングル・ファーザーを応援する「フレンチトースト基金」
●「大江戸打ち水大作戦」7/23(大暑)〜8/23(処暑)の1ヶ月
打ち水は、炎天下より、朝夕の涼しい時間帯に、日陰や風通しのよい場所で行うのがベター。
●「ワークキャンプ」に参加する
ボランティアを通じて、地元に親しみながら旅を楽しむ、森林・里山のお手入れ、農家の収穫のお手伝いなどなど。
旅の期間・場所もさまざまで、国内1泊2日の週末ワークキャンプから、海外で2週間以上過ごすものもある。
開催地は98カ国3000箇所。参加はほとんどがお一人さまで、女性が多いとのこと。
●「エコツアー」
原則的に「インタープリター」という専門知識をもったガイドが同行する。
山歩きを通じて、植物や小川などについて学ぶ「お散歩ツアー」、
樹海を歩いてゴミ拾いをする「学習・体験型ツアー」などなど。
●「ボラバイト」で働く
サンカネットワーク・山本和司代表が提案。ボランティアとアルバイトの中間的な働き方を表した造語。
主な仕事先は、農家、牧場、宿泊施設。ボラバイターの応募は、学歴・資格・年齢制限もなし。
●7月第3月曜日は「海の日」
7/1〜31「海の月間」には、海への理解を深める取り組みが全国で開催される。
「ビーチクリーン」@サーフ'90茅ヶ崎ライフセービングクライブ
港湾開発、マリンレジャーの普及などで海洋汚染、生態系の破壊も深刻化している。
●夏休み中は図書館の本へのイタズラが増える
来館者数が増える夏休みシーズンは、本への書き込み、切り取り、ライン引きなどが急増する
修理ボランティアは「本のお医者さん」。傷んだ部分を検証し、適切な処置をほどこしている。
●8月の「終戦記念日」
「高校生1万人署名活動」は、2001年に長崎の高校生らが自主的に開始した平和活動。
「学校や街頭で反核平和の署名を1万人分集めて、平和大使訪欧の際に、国連欧州本部に届けたい」という目的がある。
サイトから署名用紙をDLできる。
●「1L for 10L」キャンペーン@ユニセフ
8月は1年でもっとも水をたくさん使う月。
**********************************秋
●9/9は「救急の日」
赤十字の父、アンリ・デュナンは「傷ついた兵士は兵士ではない。人間である」と命の尊さを説いた。
赤十字は、血液事業や医療救護が有名だが、一般を対象にした救急法、安全法の講習会なども行っている→here
一部を除いて、15歳以上なら受講可能。講習時間は4〜18時間といろいろ。
教材費、保険費(1000〜1500円)で受けられる。
●9/10は「自殺予防デー」
NPO法人「ライフリンク」
●敬老の日 「昭和の記憶」を集めて保存する
聞き取りを通じて、高齢者の記憶を集め、書籍・冊子にまとめるなどして、後世に残す活動。
●9/20〜26「動物愛護週間」
・捨てられたペットの里親、飼育ボランティアになる
・保護施設を運営する団体に寄付する、施設のお手伝いをする。
・フード、バスタオル、毛布、洗濯洗剤などを施設に送る(問い合わせてから
・リアルファーのコートやアクセサリーを買わない。
・動物実験をしていない化粧品を使う。「JAVA動物実験の廃止を求める会」
●「犬の飼い主検定」
正式名称は「動物愛護社会科検定 基礎級」。飼い方、世話の仕方、メディカルケア、マナーについての問題が出題される
たとえば、子犬の甘噛みをなおすため、叩いて叱ると、犬はヒトの手を恐いものと思い、触られるのを嫌がるようになることがある。など。
●10月は「臓器移植普及推進月間」
日本で移植医療が進まないのは、医療技術のせいではなく、臓器移植に対する認識の問題と言われる。
「日本臓器移植ネットワーク」によれば「レシピエント(移植希望者)数」に対して、ドナー数が圧倒的に不足しているという。
「脳死はヒトの死」と言われても、容易に受け入れがたいなど、臓器移植はとてもデリケートな問題。
臓器移植は、脳死後だけでなく、心臓停止後の提供も可能。
脳死後 心臓、肺、肝臓、腎臓、すい臓、小腸、眼球の提供が可能。
心臓停止後 腎臓、すい臓、眼球のみ
ドナーになるには『臓器提供意思表示カード・シール』で意思表示が必要(提供しない項目もある
●10/6は「国際協力の日」
日比谷公園で「グローバル・フェスタ」が開催される。→2013の模様
●10/17は「世界反貧困デー」
立ち上がることでアクションをおこす「STAND UP TAKE ACTION」→2013の模様
●「リブ・フォー・ライフ美奈子基金」
急性骨髄性白血病で、約10ヶ月の闘病で亡くなった本田美奈子さん。彼女のケースは200万人に1人という難治性だった。
激痛をともなう治療、無菌室での猛烈な孤独、ドナーを待つもどかしさの中でも、
彼女は「退院したら、同じ苦しみと闘う人たちのためにできることをしたい」と真剣に考えていた。
美奈子さんの最期の声はiTunes Storeにて配信中。
●「点字名刺」をつくる
点字名刺は、晴眼者と視覚障害者の垣根をとりはらうバリアフリーのひとつともいえる。
川崎市麻生区にある「ひびき工房ぺり」は、障害のある人たちが通う福祉作業所。
点字名刺をつくるなら、このような福祉作業所に打刻作業をお願いしている業者に依頼するのがおすすめ。
ぺりでは、100枚につき2000〜2500円程度。点字加工無料。
●11/8は「いい歯の日」
「使用済み入れ歯」のリサイクル@NPO法人日本入れ歯リサイクル協会
歯の治療に使われる「金銀パラジウム合金」は、たいへん価値のある貴金属だが、
古くなったり、不具合が生じて不要になるとゴミとして処分されている。
不要になった入れ歯、ブリッジ、かぶせ物(クラウン)、つめ物(インレー)等の寄付を呼びかけ、
集めた金属をリサイクルして換金し、得られた益金の45%はユニセフ、45%は各自治体の福祉団体に寄付される。
●「あしながPウォーク10」
10kmを約2時間かけて歩くお散歩感覚のウォーキング。子ども、高齢者、体力に自信のない人も参加できる
参加費は大人500円、中高生300円、小学生以下100円。
ウォーキング・イベントへの参加を通じて、国内外の遺児を応援するチャリティ。
Pウォークの開催は全国で約60コース。毎年春(5月)と秋(11月)に開催。1万人以上が参加する。
●「スポーツボランティア」
世界陸上などの大きな大会では、数千名規模のボランティアスタッフが動員されるという。
NSVA「NPO法人日本スポーツボランティア・アソシエーション」では、ボランティア経験ゼロでもおすすめ。登録会員は約600人。
●使わない楽器を送る
NPO法人「国境なき楽団」のプロジェクト「海を渡る風」では、家庭や学校で眠っている楽器を集めて、
途上国の施設や、村の青年たちの音楽バンドなどにプレゼントする。
ほかにも、平和への思いを歌に託した市民参加型コンサートなども行っている
●11月は伝統的工芸品普及月間
益子焼(栃木)、清水焼(京都)、備前焼(岡山)、有田焼(佐賀)、壺屋焼(沖縄)など、地域文化に親しみ、伝統工芸を守る。
各地の「やきもの市」では、種類、数ともに豊富で多彩。陶工みずからが不器用に売る姿もイイ。
『匠のまつり』は、笠間焼(茨城)の陶器市。
●11月第3木曜日はボジョレーヌーボー解禁日
オーガニックワインは、カラダにやさしい本当のワインの醍醐味を楽しめ、無農薬は大地に負担をかけずにすむ。
ワインを飲んで悪酔いしたり、頭痛がしたら、農薬、化学肥料、品質保持の添加物のせいということも考えられるという。
オーガニックワインの難点は、品質にばらつきが生じやすいこと。
香料などを用いないため、ブドウの良し悪しや、生産者の技術の差が顕著に現れ、
摘んだ日、仕込んだタンクによって、味や香りが微妙に変わる。
●11月第4土曜日は「無買デー」@ムバイデージャパンネットワーク
“本当に必要なもの以外は、何も買わずに過ごしてみよう”という日。
大量消費のライフスタイルを見直す目的で1992年、カナダからはじまり、以後、世界65カ国に広まっている。
「何も売らない店の出店」「物々交換マーケット」などユニークな試みが中心。
**********************************冬
●12/1は「世界エイズ・デー」
エイズ撲滅キャンペーン実施。
●12/9は「障害者の日」
「ATARIMAEプロジェクト」から「ATARIMAE宣言」をする。
●「Say LOVEキャンペーン」
●衣食住の工夫でエアコンの使用を抑える「うちエコ」
・スカーフやマフラーを巻いたり、重ね着をする。
・土鍋を使った鍋料理は、体もお部屋もポカポカ。
・半身浴をしたり、羽毛布団の上に毛布をかけるなど。
・大掃除には重曹、石鹸洗剤を使う。
●「人権パスポート」をもつ@アムネスティ・インターナショナル
好きな仕事を自由に選べる、好きな場所で自由に暮らせる、自分の意見を自由に話す、
これらは、すべて人権によって守られているおかげ。
途上国では、児童労働、人身売買、不当な刑罰があとを絶たない。
人権パスポートは、アムネスティ・インターナショナル日本に資料請求した人にプレゼントされる。送料無料。
(サイトには購入ってなってるなあ・・・?
1948年に国際連合総会で採択された世界人権宣言の条文が、谷川俊太郎さんによる日本語訳で書かれている。
●『ビッグイシュー』の販売日は毎月1日、15日
ホームレスしか売り手になれない雑誌。目的はチャリティではなく、彼らの仕事をつくること。
まず、最初に1冊300円の雑誌を10冊無料で受け取り
→その売り上げを元手に以後は1冊140円で雑誌を仕入れ
→160円が収入になるシステム。
販売者は、顔写真と販売者番号の入ったIDカードを身に着けている。
日本版は、青森、東京、大阪、名古屋などで路上販売されている。
●「フードバンク」@NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン
ホームレス、DV被害者の保護施設・シェルターに避難している女性、困窮している母子家庭、障害者、高齢者などに提供される。
送ってほしい食品は、お米、パスタ、冷凍食品など保存できるもの。
●クリスマスには「フェアトレードローズ」
FTローズは、アフリカ・ケニアからの逸品。現地の生産者や業者が試行錯誤を重ね、販売されるまでに4年も費やされた。
5本1束で598円から(2007年時点)。
●「緑提灯」の店で食べる
「緑提灯」は、使用している食材の50%以上(カロリーベース)が国産であることを示すシンボルマーク。
現在加盟店舗は1500以上。使用している国産食材の割合によって1〜5個の★印がつけられている。
●「ケアフィットかるた」で遊ぶ@NPO法人日本ケアフィットサービス協会
比較的元気なお年寄りや障害者に必要な「サービス介助士」資格制度の普及を軸に、さまざまな啓蒙活動を展開している。
「ちょっとした おとにはんのう ちょうどうけん」など、福祉に関わる言葉も盛り込まれている。税込み1890円。
●1/17は「防災とボランティアの日」
1/15〜21は「防災とボランティア週間」。
「神奈川災害ボランティアネットワーク」では、県内、他の都道府県の災害にも積極的に参加している。
ここで欠かせないのは、ボランティア保険に入っておくことと、水・食事・宿泊施設等を確保しておく「自己完結」の精神。
経験の有無などより、相手の身になって考える心配り、柔軟性が求められる。
●バレンタインには「フェアトレードチョコレート」
普段食べているチョコレートが「メイド・イン・児童労働」かもしれない。
「チョコを選べば世界が変わる」@チョコレボ実行委員会は、オーストリアのFTチョコブランド『Zotter(ゾットー)』を販売したりしている。
●社会貢献的金融機関「NPOバンク」に預金する
銀行は、預金を利用してさまざまな企業や国に融資する企業。
「NPOバンク」は、社会をよくする目的の企業家に融資する非営利の銀行。現在、全国に約10ある。
好きな時に預金を出し入れできないが、決められた期間に払い戻しが可能。
手堅い融資を行うため、貸し倒れで元本割れが生じたケースは一度もない。
最低出資額は1口1万〜10万円。
**********************************1年通じてできること
●「ベルマーク」を集める
マークの点数(1点=1円)が「ベルマーク預金」として学校に振り込まれ、備品になる。
PTAから財団に寄付→国内の僻地学校や、途上国の教育支援等に使われる。
切り取る時は、枠ギリギリではなく、すこし余裕をもって切るのがおすすめ。
●「ハロードリームプロジェクト」
“誰もが笑顔で、夢をもって暮らせる社会”の実現を目指して活動中。
いちばん力を入れているのは、子どもの夢を育むこと。
そのためには、まず大人が笑顔になることが大切。「笑顔のコーチング」
「笑顔のブレーンストーミング」では、笑顔になる瞬間のアイデアを話し合う。
●フェアトレードファッション
環境にやさしい素材を使い、手づくりで丹精されたものを身につける心地よさも感じる。
カタログをながめるだけでもワクワクする→sample
楽しみながらじゃなきゃ「偽善」になるし、偽善で買うのは作った人に失礼。
巷にあふれる「機械的な大量生産」が環境破壊につながっていたり、生産者を搾取していたりと考えると、
ムダな出費、不用品をためこむことも考え直すかも。
●フェアトレードコーヒー
=生産者に公正な対価を支払って取引されるコーヒー
コーヒーの実は生もののため、新鮮なうちに売らなきゃならない→安く買い叩かれることが多い。
保存がきく“生豆”に加工して、フェアトレード団体と取引をする。
無農薬栽培のため、安全で健康的。薫り高く味わい深い。スタバ、タリーズ等でも取り扱っている。
●オーガニック農業とは?
最近「食の偽装事件」からオーガニックに興味が高まっている。
1.植物に化学肥料を与えない。
2.農薬や除草剤といった危険な化学物質を用いない。
3.遺伝子操作をおこなわない。
自然の力を奪う化学農業をあらため、土や植物本来の力をよみがえらせること
「NPO法人オーガニック協会」
オーガニックを食だけでなく、教育、医療、経済、政治、社会問題など、
考え方、生き方そのものを含んだ「みずから考え、判断するライフスタイル」として提案する。
「オーガニックフェスタ」
●京都・知恩寺の「手づくり市」毎月15日
参道・境内に400ものお店が並ぶ。出店は素人限定。抽選があり、出店参加料3000円。
●「世界の子どもに教育を」キャンペーン
読み書きについて30分ほどの授業をする取り組み。
●ピンクリボン運動
乳がんの早期発見を啓発している。
藤原千尋/著
「はじめに」で著者は「お金にまどわされない、人と地球にやさしい暮らしがしたいと思うことがありませんか?」と問いかけている。
そこから、すでに共感しきり。
なかなか日本人には日常的に馴染みの少ないボランティア。
でも本書を読めば、これくらいなら、自分にも出来るかも?てゆうのが1つや2つ見つかりそうv
ネットの時代になって、自分に合ったものを見つけやすくなったのもイイことだよね。
著者の藤原さん自身も「Yahoo!ボランティア」にてコラム『プチボラしよう』を連載中(検索しても出てこないな・・・
なお、特定の団体のサイト以外は、例として関連サイトを貼り付けています。
【内容抜粋メモ】
**********************************春
●3/1〜7は「全国春の火災予防週間」〜町の「火消し屋」になる
ボヤを見かけたら・・・?
・まずは周辺に火事を知らせること。
・可能なら、消化器や水で火を消す。「初期消火」
消火活動には、消防隊だけでなく、一般市民で組織される「消防団」も出動するが、最近は全国的に数が減少している
給湯器、エアコン、電磁調理器などの普及で、火の熱さや恐怖から疎遠になっている。
●4/22は世界最大級の環境フェスティバル「アースデイ」
日本でも代々木公園を中心にさまざまなイベントが開催される。
オーガニックレストランの出店、飲食エリアではリユース食器の貸し出しもしている。マイ食器+ボトル持参がおすすめ。
その他
「マザリング・フェスタ」@自然育児友の会
「言の葉さらさらプロジェクト」
子宮がん検診奨励の展示@子宮がんを考える市民の会
●4/23は「子ども読書の日」
途上国では「絵本飢餓状態」の子どもがたくさんいる。
SVA(シャンティ国際ボランディア会)が1999年に開始した「絵本を届ける運動」。
参加費用は2200円。この中には、絵本代、海外への輸送費、現地での配布費用の一部も含まれている。
●「フォレスト・サポーターズ」
日本の森は、植える・育てる・収穫するという循環が崩れて、衰退の一途をたどっているのが現状
美しい森づくりのための取り組み。
あら、今、登録すればヌーピーの特典がもらえる♪♪♪
●FSC(森林認証)マーク、「木づかい運動」@林野庁
家具に使用されるナラ、タモ材は、ロシアが主産地。ここでは森林資源をめぐる不正や違法伐採が蔓延し、
小動物が減少したり、密猟や森林火災が頻発したり、アムールトラなどが絶滅の危機に瀕するなど荒廃の一途をたどっている。
食品だけでなく、家具においても木材の出所に配慮することが必要。
●5月は愛鳥週間
5〜7月は巣立ちビナが多くなる時期。毛のない赤裸のヒナは別だが、もしも落ちているヒナを見つけても、
それは迷子ではなく、巣から出る練習中のヒナかもしれないから、そっとしておくのがベスト。
もし、保護すると、野鳥にとっては「誘拐」になってしまう。
傷ついた雀、鳩などの成鳥も無許可での保護は。地域の「傷病鳥獣救護施設」に連絡するのが基本。
神奈川県自然環境保全センターでは、猫に襲われた野鳥を毎年約50〜60羽も保護している。
ヒトが捨てた釣り針を飲んだり、釣り糸が足にからまり切断されたウミドリもいる。
●5月の「フェアトレード・デー」に参加する
フェアトレードで扱う品物は、食べ物、衣類、インテリアなどさまざま。
貧しい生産者たちの収入を増やし、職人としての自信や誇りを与える「ココロの応援」にもなる。
5月の第2土曜日に各国でイベント、キャンペーンが同時開催される。
IFAT(国際フェアトレード連盟)に加盟する団体の組織と生産者組織がアピールする。
●5月は自転車月間 「エコサイクル・マイレージ」でCO2をカット@NPO法人自転車活用推進研究会
自転車は、生産・乗車時のCO2、窒素酸化物等の排出量が極めて少ない優等生v
走行距離計を設置して、HPで登録する
●5月第2日曜日の「母の日」
途上国では、女性が12〜13歳で結婚し、未成熟なために、出産自体が母体と胎児に大変危険。
へその緒を石ころで切ったり、仮死状態の赤ちゃんに大人が噛み砕いた薬草を吹きかけるなど、迷信的な産後処置をしていることもある。
「ホワイトリボン運動」
世界110カ国以上のNGOなどが参加する活動で、日本ではジョイセフが参加。
ホワイトリボンストラップが人気
●「ナショナル・トラスト」
市民や企業からの寄付で、個人所有の自然地を買い取り、保存、管理、公開して残そうという活動。
「1人の1万ポンドより、1万人の1ポンド」を合い言葉にイギリスからスタートした。
日本では、日本ナショナル・トラスト協会が活動。
たとえば「トラストサルン釧路」に1万円を募金すると、水源林600m2を買い取り、保護に貢献したことになる。
「タンチョウサンクチュアリ」などもある。
**********************************夏
●6/5は「環境の日」
6月は「環境月間」。地域のエコ・フェスティバル等に参加してみよう
●6/12「児童労働反対デー」
『児童労働 働かされる子どもたち』(リブリオ出版)
●NPO法人「雨水市民の会」
バラエティ豊かな雨水タンク
“雨に感謝し、雨を活かすことが当たり前になる社会”を目指して活動
ダムにばかり依存しない「水源の自立」をはかる。
●6月は「食育月間」〜「フードマイレージ」でCO2カット
フードマイレージ=食べ物が運ばれた移送距離のこと。
日本の食品の約6割は輸入品。それらが船、飛行機で運ばれる際に排出されるCO2を減らそう、
輸入から国産に切り替えようという省エネスタイル。
例:
日本人が食べる小麦の多くは、アメリカ・モンタナ州産。
日本→モンタナ間の輸送距離は船+飛行機で1万327km、排出されるCO2は、パン1斤あたり144.8g。
これに対し、北海道産の小麦なら831km、34.7g。
(各食品について「大地を守る会」のサイトで算出できる)
●6/20は「世界難民の日」
世界には、民族対立、内戦などの紛争で自国を逃れて、他国へ非難した人「難民」が大勢いる。
紛争下では、武装グループや民兵による暴行・略奪が繰り返されている。
映画『ウォー・ダンス』は、難民キャンプの子どもたちを描いたドキュメンタリー。
●6/21夏至の夜8〜10時には「100万人のキャンドルナイト」
電気を消してキャンドルを灯し、電気、照明、環境、平和について思いをはせてみようというイベント。
●6月第3日曜日は「父の日」
シングル・ファーザーを応援する「フレンチトースト基金」
●「大江戸打ち水大作戦」7/23(大暑)〜8/23(処暑)の1ヶ月
打ち水は、炎天下より、朝夕の涼しい時間帯に、日陰や風通しのよい場所で行うのがベター。
●「ワークキャンプ」に参加する
ボランティアを通じて、地元に親しみながら旅を楽しむ、森林・里山のお手入れ、農家の収穫のお手伝いなどなど。
旅の期間・場所もさまざまで、国内1泊2日の週末ワークキャンプから、海外で2週間以上過ごすものもある。
開催地は98カ国3000箇所。参加はほとんどがお一人さまで、女性が多いとのこと。
●「エコツアー」
原則的に「インタープリター」という専門知識をもったガイドが同行する。
山歩きを通じて、植物や小川などについて学ぶ「お散歩ツアー」、
樹海を歩いてゴミ拾いをする「学習・体験型ツアー」などなど。
●「ボラバイト」で働く
サンカネットワーク・山本和司代表が提案。ボランティアとアルバイトの中間的な働き方を表した造語。
主な仕事先は、農家、牧場、宿泊施設。ボラバイターの応募は、学歴・資格・年齢制限もなし。
●7月第3月曜日は「海の日」
7/1〜31「海の月間」には、海への理解を深める取り組みが全国で開催される。
「ビーチクリーン」@サーフ'90茅ヶ崎ライフセービングクライブ
港湾開発、マリンレジャーの普及などで海洋汚染、生態系の破壊も深刻化している。
●夏休み中は図書館の本へのイタズラが増える
来館者数が増える夏休みシーズンは、本への書き込み、切り取り、ライン引きなどが急増する
修理ボランティアは「本のお医者さん」。傷んだ部分を検証し、適切な処置をほどこしている。
●8月の「終戦記念日」
「高校生1万人署名活動」は、2001年に長崎の高校生らが自主的に開始した平和活動。
「学校や街頭で反核平和の署名を1万人分集めて、平和大使訪欧の際に、国連欧州本部に届けたい」という目的がある。
サイトから署名用紙をDLできる。
●「1L for 10L」キャンペーン@ユニセフ
8月は1年でもっとも水をたくさん使う月。
**********************************秋
●9/9は「救急の日」
赤十字の父、アンリ・デュナンは「傷ついた兵士は兵士ではない。人間である」と命の尊さを説いた。
赤十字は、血液事業や医療救護が有名だが、一般を対象にした救急法、安全法の講習会なども行っている→here
一部を除いて、15歳以上なら受講可能。講習時間は4〜18時間といろいろ。
教材費、保険費(1000〜1500円)で受けられる。
●9/10は「自殺予防デー」
NPO法人「ライフリンク」
●敬老の日 「昭和の記憶」を集めて保存する
聞き取りを通じて、高齢者の記憶を集め、書籍・冊子にまとめるなどして、後世に残す活動。
●9/20〜26「動物愛護週間」
・捨てられたペットの里親、飼育ボランティアになる
・保護施設を運営する団体に寄付する、施設のお手伝いをする。
・フード、バスタオル、毛布、洗濯洗剤などを施設に送る(問い合わせてから
・リアルファーのコートやアクセサリーを買わない。
・動物実験をしていない化粧品を使う。「JAVA動物実験の廃止を求める会」
●「犬の飼い主検定」
正式名称は「動物愛護社会科検定 基礎級」。飼い方、世話の仕方、メディカルケア、マナーについての問題が出題される
たとえば、子犬の甘噛みをなおすため、叩いて叱ると、犬はヒトの手を恐いものと思い、触られるのを嫌がるようになることがある。など。
●10月は「臓器移植普及推進月間」
日本で移植医療が進まないのは、医療技術のせいではなく、臓器移植に対する認識の問題と言われる。
「日本臓器移植ネットワーク」によれば「レシピエント(移植希望者)数」に対して、ドナー数が圧倒的に不足しているという。
「脳死はヒトの死」と言われても、容易に受け入れがたいなど、臓器移植はとてもデリケートな問題。
臓器移植は、脳死後だけでなく、心臓停止後の提供も可能。
脳死後 心臓、肺、肝臓、腎臓、すい臓、小腸、眼球の提供が可能。
心臓停止後 腎臓、すい臓、眼球のみ
ドナーになるには『臓器提供意思表示カード・シール』で意思表示が必要(提供しない項目もある
●10/6は「国際協力の日」
日比谷公園で「グローバル・フェスタ」が開催される。→2013の模様
●10/17は「世界反貧困デー」
立ち上がることでアクションをおこす「STAND UP TAKE ACTION」→2013の模様
●「リブ・フォー・ライフ美奈子基金」
急性骨髄性白血病で、約10ヶ月の闘病で亡くなった本田美奈子さん。彼女のケースは200万人に1人という難治性だった。
激痛をともなう治療、無菌室での猛烈な孤独、ドナーを待つもどかしさの中でも、
彼女は「退院したら、同じ苦しみと闘う人たちのためにできることをしたい」と真剣に考えていた。
美奈子さんの最期の声はiTunes Storeにて配信中。
●「点字名刺」をつくる
点字名刺は、晴眼者と視覚障害者の垣根をとりはらうバリアフリーのひとつともいえる。
川崎市麻生区にある「ひびき工房ぺり」は、障害のある人たちが通う福祉作業所。
点字名刺をつくるなら、このような福祉作業所に打刻作業をお願いしている業者に依頼するのがおすすめ。
ぺりでは、100枚につき2000〜2500円程度。点字加工無料。
●11/8は「いい歯の日」
「使用済み入れ歯」のリサイクル@NPO法人日本入れ歯リサイクル協会
歯の治療に使われる「金銀パラジウム合金」は、たいへん価値のある貴金属だが、
古くなったり、不具合が生じて不要になるとゴミとして処分されている。
不要になった入れ歯、ブリッジ、かぶせ物(クラウン)、つめ物(インレー)等の寄付を呼びかけ、
集めた金属をリサイクルして換金し、得られた益金の45%はユニセフ、45%は各自治体の福祉団体に寄付される。
●「あしながPウォーク10」
10kmを約2時間かけて歩くお散歩感覚のウォーキング。子ども、高齢者、体力に自信のない人も参加できる
参加費は大人500円、中高生300円、小学生以下100円。
ウォーキング・イベントへの参加を通じて、国内外の遺児を応援するチャリティ。
Pウォークの開催は全国で約60コース。毎年春(5月)と秋(11月)に開催。1万人以上が参加する。
●「スポーツボランティア」
世界陸上などの大きな大会では、数千名規模のボランティアスタッフが動員されるという。
NSVA「NPO法人日本スポーツボランティア・アソシエーション」では、ボランティア経験ゼロでもおすすめ。登録会員は約600人。
●使わない楽器を送る
NPO法人「国境なき楽団」のプロジェクト「海を渡る風」では、家庭や学校で眠っている楽器を集めて、
途上国の施設や、村の青年たちの音楽バンドなどにプレゼントする。
ほかにも、平和への思いを歌に託した市民参加型コンサートなども行っている
●11月は伝統的工芸品普及月間
益子焼(栃木)、清水焼(京都)、備前焼(岡山)、有田焼(佐賀)、壺屋焼(沖縄)など、地域文化に親しみ、伝統工芸を守る。
各地の「やきもの市」では、種類、数ともに豊富で多彩。陶工みずからが不器用に売る姿もイイ。
『匠のまつり』は、笠間焼(茨城)の陶器市。
●11月第3木曜日はボジョレーヌーボー解禁日
オーガニックワインは、カラダにやさしい本当のワインの醍醐味を楽しめ、無農薬は大地に負担をかけずにすむ。
ワインを飲んで悪酔いしたり、頭痛がしたら、農薬、化学肥料、品質保持の添加物のせいということも考えられるという。
オーガニックワインの難点は、品質にばらつきが生じやすいこと。
香料などを用いないため、ブドウの良し悪しや、生産者の技術の差が顕著に現れ、
摘んだ日、仕込んだタンクによって、味や香りが微妙に変わる。
●11月第4土曜日は「無買デー」@ムバイデージャパンネットワーク
“本当に必要なもの以外は、何も買わずに過ごしてみよう”という日。
大量消費のライフスタイルを見直す目的で1992年、カナダからはじまり、以後、世界65カ国に広まっている。
「何も売らない店の出店」「物々交換マーケット」などユニークな試みが中心。
**********************************冬
●12/1は「世界エイズ・デー」
エイズ撲滅キャンペーン実施。
●12/9は「障害者の日」
「ATARIMAEプロジェクト」から「ATARIMAE宣言」をする。
●「Say LOVEキャンペーン」
●衣食住の工夫でエアコンの使用を抑える「うちエコ」
・スカーフやマフラーを巻いたり、重ね着をする。
・土鍋を使った鍋料理は、体もお部屋もポカポカ。
・半身浴をしたり、羽毛布団の上に毛布をかけるなど。
・大掃除には重曹、石鹸洗剤を使う。
●「人権パスポート」をもつ@アムネスティ・インターナショナル
好きな仕事を自由に選べる、好きな場所で自由に暮らせる、自分の意見を自由に話す、
これらは、すべて人権によって守られているおかげ。
途上国では、児童労働、人身売買、不当な刑罰があとを絶たない。
人権パスポートは、アムネスティ・インターナショナル日本に資料請求した人にプレゼントされる。送料無料。
(サイトには購入ってなってるなあ・・・?
1948年に国際連合総会で採択された世界人権宣言の条文が、谷川俊太郎さんによる日本語訳で書かれている。
●『ビッグイシュー』の販売日は毎月1日、15日
ホームレスしか売り手になれない雑誌。目的はチャリティではなく、彼らの仕事をつくること。
まず、最初に1冊300円の雑誌を10冊無料で受け取り
→その売り上げを元手に以後は1冊140円で雑誌を仕入れ
→160円が収入になるシステム。
販売者は、顔写真と販売者番号の入ったIDカードを身に着けている。
日本版は、青森、東京、大阪、名古屋などで路上販売されている。
●「フードバンク」@NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン
ホームレス、DV被害者の保護施設・シェルターに避難している女性、困窮している母子家庭、障害者、高齢者などに提供される。
送ってほしい食品は、お米、パスタ、冷凍食品など保存できるもの。
●クリスマスには「フェアトレードローズ」
FTローズは、アフリカ・ケニアからの逸品。現地の生産者や業者が試行錯誤を重ね、販売されるまでに4年も費やされた。
5本1束で598円から(2007年時点)。
●「緑提灯」の店で食べる
「緑提灯」は、使用している食材の50%以上(カロリーベース)が国産であることを示すシンボルマーク。
現在加盟店舗は1500以上。使用している国産食材の割合によって1〜5個の★印がつけられている。
●「ケアフィットかるた」で遊ぶ@NPO法人日本ケアフィットサービス協会
比較的元気なお年寄りや障害者に必要な「サービス介助士」資格制度の普及を軸に、さまざまな啓蒙活動を展開している。
「ちょっとした おとにはんのう ちょうどうけん」など、福祉に関わる言葉も盛り込まれている。税込み1890円。
●1/17は「防災とボランティアの日」
1/15〜21は「防災とボランティア週間」。
「神奈川災害ボランティアネットワーク」では、県内、他の都道府県の災害にも積極的に参加している。
ここで欠かせないのは、ボランティア保険に入っておくことと、水・食事・宿泊施設等を確保しておく「自己完結」の精神。
経験の有無などより、相手の身になって考える心配り、柔軟性が求められる。
●バレンタインには「フェアトレードチョコレート」
普段食べているチョコレートが「メイド・イン・児童労働」かもしれない。
「チョコを選べば世界が変わる」@チョコレボ実行委員会は、オーストリアのFTチョコブランド『Zotter(ゾットー)』を販売したりしている。
●社会貢献的金融機関「NPOバンク」に預金する
銀行は、預金を利用してさまざまな企業や国に融資する企業。
「NPOバンク」は、社会をよくする目的の企業家に融資する非営利の銀行。現在、全国に約10ある。
好きな時に預金を出し入れできないが、決められた期間に払い戻しが可能。
手堅い融資を行うため、貸し倒れで元本割れが生じたケースは一度もない。
最低出資額は1口1万〜10万円。
**********************************1年通じてできること
●「ベルマーク」を集める
マークの点数(1点=1円)が「ベルマーク預金」として学校に振り込まれ、備品になる。
PTAから財団に寄付→国内の僻地学校や、途上国の教育支援等に使われる。
切り取る時は、枠ギリギリではなく、すこし余裕をもって切るのがおすすめ。
●「ハロードリームプロジェクト」
“誰もが笑顔で、夢をもって暮らせる社会”の実現を目指して活動中。
いちばん力を入れているのは、子どもの夢を育むこと。
そのためには、まず大人が笑顔になることが大切。「笑顔のコーチング」
「笑顔のブレーンストーミング」では、笑顔になる瞬間のアイデアを話し合う。
●フェアトレードファッション
環境にやさしい素材を使い、手づくりで丹精されたものを身につける心地よさも感じる。
カタログをながめるだけでもワクワクする→sample
楽しみながらじゃなきゃ「偽善」になるし、偽善で買うのは作った人に失礼。
巷にあふれる「機械的な大量生産」が環境破壊につながっていたり、生産者を搾取していたりと考えると、
ムダな出費、不用品をためこむことも考え直すかも。
●フェアトレードコーヒー
=生産者に公正な対価を支払って取引されるコーヒー
コーヒーの実は生もののため、新鮮なうちに売らなきゃならない→安く買い叩かれることが多い。
保存がきく“生豆”に加工して、フェアトレード団体と取引をする。
無農薬栽培のため、安全で健康的。薫り高く味わい深い。スタバ、タリーズ等でも取り扱っている。
●オーガニック農業とは?
最近「食の偽装事件」からオーガニックに興味が高まっている。
1.植物に化学肥料を与えない。
2.農薬や除草剤といった危険な化学物質を用いない。
3.遺伝子操作をおこなわない。
自然の力を奪う化学農業をあらため、土や植物本来の力をよみがえらせること
「NPO法人オーガニック協会」
オーガニックを食だけでなく、教育、医療、経済、政治、社会問題など、
考え方、生き方そのものを含んだ「みずから考え、判断するライフスタイル」として提案する。
「オーガニックフェスタ」
●京都・知恩寺の「手づくり市」毎月15日
参道・境内に400ものお店が並ぶ。出店は素人限定。抽選があり、出店参加料3000円。
●「世界の子どもに教育を」キャンペーン
読み書きについて30分ほどの授業をする取り組み。
●ピンクリボン運動
乳がんの早期発見を啓発している。