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notes and movies(2005.12〜 part2)

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過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


■『マジワラ vol.4』
出演:シャカ、マイケル、ザブングル ほか

●シャカ
警察犬:犬が出払ったから、代わりに教官が犬役にw
不動産屋:10万円の部屋に14人で暮らすミュージシャンw
英会話教室:怪しい先生と思ったら違う

●マイケル:なにかしら笑っちゃうからズルい

●ザブングル
企画発表:表情が変。ほんと顔が芸達者。
自転車ドロボウ:これ見た。好きなんだよね「くやしいっす!」
マラソンのゴールのヒモをもつ人:すごいこだわってるのに間違ってる「・・・にしてもだね」

●その他
ヤボンスキー:絵をからめる
宴人:キレてるだけ
ハロ:ヨンさま
パラシュート部隊:スカウト
コア:暴走族風
ゲッターズ:ものすごいハゲネタ
ザ・石原:絵をからめる
上木総合研究所:見た目がキモい。顔ネタ
つぶつぶ:エアロビ、デブネタ
ゴリけん:伊良部似てる。「まにあわん」
ワンクッション:ちっちゃいコが可愛い
クールポコ:ヒップホップ漫才、見たことある。
あれきさんだーおりょう:呪ってやる。すごいネガティブ。


■『マジワラ vol.3』
出演:キングオブコメディ、田上よしえ、CUBE ほか

●キングオブコメディ
荒れる青少年:キンコメ、マジ笑う!「フガシっ!」
迷子センター:「生理がないんです」「完全に管轄外です」
「お久しぶりです〜」「・・・初めまして」
「Can you cerebrate?」「No.」

●田上よしえ:ネタ作り、お笑いテスト
「ペディグリーチャムが美味しくなりましたって、確かめようがない!」
女ピン芸人ながら面白い。

●CUBE:生活指導、怪談
けっこうイイ! ボケのほうカッチョいいし!
「タイヤにカジキマグロが刺さってた。松方弘樹の仕業とした思えません」爆

●その他
πr:ネクタイつけるかつけないか
エレファントジョン:似顔絵
オレンジジュース:ゲームセンター
オンザライス:学祭の終わり
ニッケルバック:鉄砲玉、この背中すき〜
ドリンク:不良になりたい
ナイツ:おばあちゃんの戦争話
Y&Y:33のネタ
ラバーガール:中村クッキングw
三福星:雪山の遭難
グーニーズ:苦情処理
鬼ヶ島:見た!転校生


■『フライトプラン』(2005)(劇場にて

監督:ロベルト・シュヴェンケ 出演:ジョディ・フォスター、グレタ・スカッキ ほか
久々ハラハラ・ドキドキ系サスペンスものを観た。
大好きなジョディ主演で、一人娘が飛行機内で消えるという、いわば密室での事件。

前回の主演作『パニックルーム』もかなり密室だった。
『羊たちの沈黙』以来、こんな緊迫した演技のイメージがついてしまったようだ。

密室といっても、ジャンボ機の中は1つの町のようにたくさんの入り組んだ部屋があって、
今作ではそんな客室以外の普段は入れない部分まで見れる。

ヒロインが飛行機の設計に関わっていて詳しいというのがキーポイント。
サスペンスもたくさん観てきたけど、意外に分からないものだな。
さて、あなたはこの少女が消えた謎が解けるだろうか?

さすがに今作は機内ではかけられまい
ドルビー・サウンドだったのか、機内のざわめきなどが後ろからも聞こえて、まるで自分らも機内にいるようだった。
観終わった直後、地震があって、思わず「離陸かっ?!」と思ったほど

好きな女優グレタ・スカッキも出ててビックリ/驚
そういえば『ピーター・セラーズの愛し方』にも出てたし。
さすがに年を取ったのは否めないが、こうしていろんな作品で活躍が観れるのは、ファンとして嬉しい限り。

ナルニアの予告も見れた。英語を流暢に話すたくさんの動物たちにすでに一目惚れ


■『オペレッタ 狸御殿』(2004)
監督:鈴木清順 出演:チャン・ツィイー、オダギリジョー ほか

摩訶不思議。オペラの絢爛豪華さ、仰々しいセット、歌と踊り、演出の楽しさは、
フェリーニ的な寓話の世界と、シェイクスピアの父子劇、ロミジュリ的恋愛要素もあり。

チャン・ツィイーが「ワタシハ、オヒメサマデス」って片言で喋り出したときは、どぅーしようかと思ったが、
母国語も交えつつ、なによりその美しさと、たしかな演技力で見事に溶け込んでる。
日本映画界はフシギなところだと呆れただろうか?笑
否。清順さんみたいな稀有な監督がいてくれるから面白いんだ!

薬師丸ひろ子さんも貴重な女優だな。天才子役〜思春期〜大人の色気も貫禄も、コメディエンヌとしても、常に安定した活躍ぶりは素晴らしい。

そして…谷中っち!爆 そういえばスカパラがサントラに絡んでて、
出演もしてたって今、思い出した!
てか、着物きて、このメイクじゃ全然誰だか分からない!
まあ、『音曲の乱』で着流し姿は見てるから、その延長線上ではあるんだけど。

一足先に花見も出来た。
ワケのわからん映画でもいいじゃないか!
もともと不条理だらけの世の中なんだ/笑


■『東京腸捻転〜有為事変!!〜』
出演:
インスタント・ジョンソン「ひいてくれてありがとう」
キングオブコメディ「ひきこもり」
アンガールズ「ファッションモデル」
THE MAN「説得」
18KIN「ヒーローインタビュー」
シャカ「ナルシスト組体操」
劇団ひとり「松井」
ドランクドラゴン「転校生」
長井秀和「激毒漫談」
ホーム・チーム「壊れかけのテレビ」

うーん全体的には笑い少なめ。好きな芸人はそろっているんだけど、見たネタばかり。保存版としてはいいのか?
インスタントは、ひいた人が代わりにギタリストやるからと病院内でライヴを始める。

キンコメは、やっぱり何回見てもツボ/爆
「高橋軍団だよ!」「入ってくれるのかい?」「バカなっ!」「帰んなさい」爆
「じゃ、全く見ない」「なんで仕打ちが増す」
「ガビョウばかりかい」「なんで君がイジメられないの? 君のポジションだろ?」

アンガのは、もう見すぎてるし、THE MANはイマイチ。18KINはサムイ。

シャカは独自路線でイイイ。白タイツで植松くんが触るたび除菌w
「シダ植物が喋った」「My name is SHIRO」
「ヒザ小僧が、ヒザ野郎になってしまう」

ひとりもオリジナル。ドラマになるくらいシナリオがしっかりしてる。
ソックリさんとしてアメリカに呼ばれ、少年のためとはいえウソはつけないってシーンで
「この(プラ)のバットはないでしょ? 木のやつ買ってよ」

ドラドラのネタも見た。余裕があって、アドリブも上手い。長井は噛み噛み。
ホーム・チームはまあまあ。電波が入らず悪戦苦闘。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が気になるのと、みのの「ファイナル・アンサー?」が長すぎw


■『夢のチョコレート工場』(1971)
監督:メル・スチュアート 出演:ジーン・ワイルダー、ピーター・オストラム、ジャック・アルバートソン ほか
大筋はリメイク版といっしょ。
CGのない時代なだけにテクニカラーが懐かしく、お菓子の部屋は全てセットだからかえってリアル。

そして気になるウンパルンパ!
緑の髪と、オレンジの顔のメイクをしたリアルな小人たち。
歌はダークダックス系で統一されてて、これはこれで耳に残る/笑
かつてのMGMミュージカル映画黄金時代を思い出す夢にあふれた1本。

ワンカ役のジーン・ワイルダーはとても魅力的な俳優で好き。
愛嬌のあるビー玉みたいな眼とクシャクシャの髪。
『星の王子さま』のミュージカル映画では、狐の役で、そのピュアな演技と歌には泣けたな。

♪夢の世界より ステキな世界はない
 そこでは君は自由 心からそう望むなら
 パラダイスを見たければ 見回してごらん
 望むことをしてごらん
 世界を変えたければ
 それもわけないこと


■『エコーズ』(1999)
監督:デヴィッド・コープ 出演:ケヴィン・ベーコン、キャスリン・アーブ ほか
思わぬめっけもの。でも、メイキングやらを見ちゃうとどうしても感動が薄れる。
けっこう今までの映画のオマージュもたくさん引用されてて、オープニングのサイコ的な家の映し方や、
「こっちへ来いよ、いい物見せるから」ってレイプシーンは『デッドゾーン』そのものじゃん!

ケヴィンの鍛え上げられた肉体がすでにカンペキな芸術だ。
プロ意識の高い取り組み方もメイキングや、スタッフのコメントから窺える。

いろんな断片映像のフラッシュが、最後にパズルが完成するようにぴったりハマる具合がよくできてる。
狂気に駆られた「40代の危機」を迎えたKは、S.キング的キャラで、夫婦のスレ違いなど、
家族ドラマの繊細な部分もうまく盛り込まれていて、単に恐がらせるだけの作品じゃない。


■『SAKEROCK DVD ぐうぜんのきろく』(2005)

ほんとにこんなに盛りだくさんで1,575円は、値段設定間違えたと思うw
この1本あれば6月までライヴがない寂しさも紛れるだろう。

●渋谷クアトロ「LIFE CYCLE」レコ発
始まる前、舞台裾で円陣組んでワケわからん掛け声から笑える。
「今日は笑顔を忘れずに」(全員で復唱)「失敗したら、笑おう」

ハマケンの一人芝居コーナーは、また爆笑だし、頭での逆立ちもスゴイ!
彼はいろんな才能を全部笑いに変えられる。これもまた才能だなあ!
赤犬との共演シーンも楽しそう〜♪

ツアー移動中の車内も、ハマケンがいれば飽きない
ホームシックになった源くんをなぐさめる即興の「うたのコーナー」とか/爆
イルリメとニカさんの♪ハイチェック はカッコいい。

●西日本ツアードキュメント
●PV「殺すな」

オマケは、ツアードキュメントのメンバ全員によるオーディオコメンタリー。
これまた皆の素な感じが出ててイイ! 毎日が移動と音楽漬けって、なんて楽しげなんだろ、フツーに羨ましくなった。
(楽しいばかりでもないだろうけど、実際は
弾けるハマケンの映像を見て、誰かが「こゆこと、何歳までできる?」「オレも、それは思う」てw

「サケロックの旅は こんなにもくだらない。
 ムダなことだと思うだろ? でも、やるんだよ」


■『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(2005)(劇場にて

監督:アンドリュー・アダムソン 出演:ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、ティルダ・スウィントン ほか
期待通りの壮大なファンタジー! 現代的なハリポタと違って、
何世代にも読みつがれてきた児童文学の大作とあって、オーソドックスながら

兄は家族を守るために闘う勇気を、弟は裏切りやウソを悔いる正直さを、
姉は論理よりときに感情で動く優しさを学ぶといった、
道徳観やイニシエーション(通過儀礼)も織り交ぜつつ、
フツーの子どもたちが王様、王女さまになるという夢にあふれている。

たくさんの動物や空想の生き物(ケンタウルスやユニコーン)などが
リアルに活き活きと動き、喋ってとにかく可愛い
現代のCG技術は、本当に映画の夢をさらに無限に広げてくれた。

ロケ地のニュージーランドの手付かずの荒々しくも広大な自然の美しさは圧巻。
雪の魔女役のティルダもステキ。シーンごとに変わる衣装デザイン、メイクもかなり斬新。

1作ごとに1話完結で続いていく。原作は7話まであるらしい。
急ピッチに進めても、長いシリーズになるのは間違いない。
また先の楽しみが増えた。DVDになったらまた観たい。
『秘密の花園』や『はてしない物語』が好きな人ならきっと好きになる作品だと思う。


■『笑の大学』(2004)

監督:星護 原作・脚本:三谷幸喜 出演:役所広司、稲垣吾郎 ほか
久々まったりと珈琲を飲みながら、DVD鑑賞。上演当時から気になってた今作をやっと観た。
やっぱ笑った! そして泣けた。三谷幸喜作品にハズレなし。脚本家が妙に美化されているのは願望か?笑

出演者は、ほぼ2人。全セットで造った昭和の浅草の芝居小屋風景が
どこか劇画ちっくで、映画自体もなんだか劇中劇を見ているような感じ。

役所さんは、さすがに何を演らせても完ぺき。一方、ゴロウちゃんは、
長い台本を途中噛み加減(「今川焼」とか/笑)で、TVドラマかバラエティ向きながら、
それもまた今作の雰囲気に影響して、“戦時中の検閲”というテーマの硬さをやわらげている。
実直そうなキャラも生きてるし。

「笑いは必要だと思います」と椿がキッパリ言い切ったその理由は、セリフに書かれてはいないけど、理屈じゃないんだ。
どんなに不幸中の不幸、最悪中の最悪にあっても、私たちに豊かな想像力がある限り、笑って生きていけるということ。
ひとが、ひとらしくあるために。


■『THE FORGOTTEN』(2004)
監督:ジョセフ・ルーベン 出演:ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト ほか
前回観たジョディ・フォスター主演『フライト・プラン』に似た親子もの。
記憶を消されたところまでは『X-FILES』ばりな政府の陰謀か?って思ってたら、
急にSFに突入したから、んっ?!このままではせっかくの前編部の感動も
『サイン』(メル・ギブソン主演のSFホラー)の二の舞に崩れてしまうのでは…(観た人にしか分からない/笑)と危惧したが、
ジュリアン・ムーアの筋金入りの演技力でなんとか持ち直して(?)、見事に゛母子のつながり゛というテーマを貫いた。

ムーアは、ジョディの出世作『羊たちの沈黙』の後日談『ハンニバル』の主演もしている。この2人のリンクは興味深いものがある。
久々ゲイリー・シニーズが見れたのも嬉しいv

テレパシーにも似た不思議な母と子の結びつきは、ときに言葉や科学では説明がつかないことがある。



【読書感想メモ】
「きよしこ」重松清


【イベントメモ】
「ディズニーシー」@舞浜
「HOME WORK CAFE」@三軒茶屋


【ライヴレポ(追加で別記)】
i-dep#air exchange@The Room渋谷 2005.12.10
YEBISU 06 NEW YEAR'S PARTY@THE GARDEN HALL/ROOM 2005.12.31-2006.1.1
SAKEROCKの謹賀新年ツアー@渋谷クアトロ 2006.1.12
SPACE SHOWER TV presents GROWN OPEN STUDIO!!@恵比寿リキッドルーム 2006.2.4
冷牟田竜之 presents“Taboo”@恵比寿ガーデンホール 2006.2.17
スカパラ@NHKホール 2006.2.20
ブラサキ presents「Snuck宇宙」@下北沢440 2006.2.25
バンバンバザール@渋谷・B.Y.G 2006.3.6


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