■大科学ミステリー?銀河系が寒冷化をまねく!?@サイエンスZERO
●「プラキオポッド」という貝から地球の気候変動パターンが判明
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これまで知られていた気候変動の周期は、数百年〜数百万年程度だった。
オタワ大学のヤン・バイツァー教授は、「プラキオポッド」という貝に含まれる
海水の中の軽い水と重い水を体内に蓄積する性質を利用して、
「平均気温が最大3.5度低下」した時代があったという寒冷化のパターンを知った。
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近年もっとも平均気温が下がったのは、0.2度。
その時は、イギリスのテムズ川が凍結、飢饉、疫病など深刻な事態となった。
●1億4千万年周期の寒冷化には「銀河系のスパイラルアーム」が関わっていた!?
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スパイラルアームとは、よく宇宙の写真画像で見る「渦状の腕」のようなもののこと。
実は、地球のある太陽系の銀河系を実際目で見た人はいない。
これまで見てきたのは、あくまで想像上のCG(そう言われれば、そーだね!
実際、全体像を見るには、銀河系の外に出なきゃならない。
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ヤーキス天文台(アメリカ)のウィアム・モーガン博士は、
ほぼ同じ強さの光を放つタイプの星を観察し、見た目の明るさから星までの距離を算出した。
そのデータをまとめたら3本の密集した領域があることが分かった。
これが、わが銀河系のスパイラルアームの一部だと判明。
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しかし、太陽系は銀河系の端っこにあるため、反対側のスパイラルアームは謎だった。
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この望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡よりも遠くを観察できるという/驚
通常、観測する時は、星間ガスによって歪んで見えてしまう。
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その星間ガスの分布を調べて、銀河系のスパイラルアームの全体像を予測?
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●太陽系は銀河系の中を回転している!?
でも、銀河系の端っこにある地球がスパイラルアームの影響で寒冷化するとは考えづらい。
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2つの星の電波を同時に受信できるのはVERAだけ。
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●スパイラルアームが消える!?
3ヶ所に設置して直径2300kmの望遠鏡として宇宙を見る「宇宙スケールの三角測量」。
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春と秋に同じ星を観測して正しいデータをとる。
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これまで40個の天体を連続観測。天体は毎秒240kmの速さで動いていると分かった。
内側も外側も天体の速さが同じということは、内側ほど短時間で回るので渦がどんどん巻きついて、
5億年後くらいにはスパイラルアームがなくなる計算となる。
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「巻き込みのジレンマ」
銀河系は生まれてから100億年ほど。
同じ星がスパイラルアームの中にとどまり続けていると考えると説明できない。
→違う星がスパイラルアームの中に“出たり入ったりしている”と考えた。
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これを交通渋滞にたとえると、黄色い部分の渋滞エリアをスパイラルアーム内の星と見立てる。
渋滞に巻き込まれた天体はいったん遅くなり、そこから出ると速くなる。
速度の遅くなり方が非常に小さい(銀河系の回転速度毎秒240kmに対して、毎秒20kmほど)。
●スパイラルアームの中では新しい星が生まれている
新しい星は明るく輝くのでスパイラルアームは強調されて見える。
→地球も同様に、スパイラルアームの中や外に出入りしていると考えた。
「超新星爆発」
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大量の「宇宙線」が飛び散る。地球に降りそそぐと微粒子が「雲」を生成→太陽が隠れて寒冷化が起こる。
つまり、1億数千万年ごとに、地球がスパイラルアームを通過し、寒冷化していたことを示している。
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●世界に広がるVERAプロジェクト
真相を見極めるために、韓国、中国もつなげて、直径5000km以上のアンテナをつくる計画。
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追。
今回、ブログをアップしてて初めて気づいたこと。
gooブログには、「1日100枚しか画像をアップできない」て制限があった/驚
●「プラキオポッド」という貝から地球の気候変動パターンが判明
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これまで知られていた気候変動の周期は、数百年〜数百万年程度だった。
オタワ大学のヤン・バイツァー教授は、「プラキオポッド」という貝に含まれる
海水の中の軽い水と重い水を体内に蓄積する性質を利用して、
「平均気温が最大3.5度低下」した時代があったという寒冷化のパターンを知った。
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近年もっとも平均気温が下がったのは、0.2度。
その時は、イギリスのテムズ川が凍結、飢饉、疫病など深刻な事態となった。
●1億4千万年周期の寒冷化には「銀河系のスパイラルアーム」が関わっていた!?
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スパイラルアームとは、よく宇宙の写真画像で見る「渦状の腕」のようなもののこと。
実は、地球のある太陽系の銀河系を実際目で見た人はいない。
これまで見てきたのは、あくまで想像上のCG(そう言われれば、そーだね!
実際、全体像を見るには、銀河系の外に出なきゃならない。
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ヤーキス天文台(アメリカ)のウィアム・モーガン博士は、
ほぼ同じ強さの光を放つタイプの星を観察し、見た目の明るさから星までの距離を算出した。
そのデータをまとめたら3本の密集した領域があることが分かった。
これが、わが銀河系のスパイラルアームの一部だと判明。
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しかし、太陽系は銀河系の端っこにあるため、反対側のスパイラルアームは謎だった。
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この望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡よりも遠くを観察できるという/驚
通常、観測する時は、星間ガスによって歪んで見えてしまう。
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その星間ガスの分布を調べて、銀河系のスパイラルアームの全体像を予測?
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●太陽系は銀河系の中を回転している!?
でも、銀河系の端っこにある地球がスパイラルアームの影響で寒冷化するとは考えづらい。
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2つの星の電波を同時に受信できるのはVERAだけ。
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●スパイラルアームが消える!?
3ヶ所に設置して直径2300kmの望遠鏡として宇宙を見る「宇宙スケールの三角測量」。
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春と秋に同じ星を観測して正しいデータをとる。
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これまで40個の天体を連続観測。天体は毎秒240kmの速さで動いていると分かった。
内側も外側も天体の速さが同じということは、内側ほど短時間で回るので渦がどんどん巻きついて、
5億年後くらいにはスパイラルアームがなくなる計算となる。
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「巻き込みのジレンマ」
銀河系は生まれてから100億年ほど。
同じ星がスパイラルアームの中にとどまり続けていると考えると説明できない。
→違う星がスパイラルアームの中に“出たり入ったりしている”と考えた。
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これを交通渋滞にたとえると、黄色い部分の渋滞エリアをスパイラルアーム内の星と見立てる。
渋滞に巻き込まれた天体はいったん遅くなり、そこから出ると速くなる。
速度の遅くなり方が非常に小さい(銀河系の回転速度毎秒240kmに対して、毎秒20kmほど)。
●スパイラルアームの中では新しい星が生まれている
新しい星は明るく輝くのでスパイラルアームは強調されて見える。
→地球も同様に、スパイラルアームの中や外に出入りしていると考えた。
「超新星爆発」
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大量の「宇宙線」が飛び散る。地球に降りそそぐと微粒子が「雲」を生成→太陽が隠れて寒冷化が起こる。
つまり、1億数千万年ごとに、地球がスパイラルアームを通過し、寒冷化していたことを示している。
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●世界に広がるVERAプロジェクト
真相を見極めるために、韓国、中国もつなげて、直径5000km以上のアンテナをつくる計画。
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追。
今回、ブログをアップしてて初めて気づいたこと。
gooブログには、「1日100枚しか画像をアップできない」て制限があった/驚