■NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』
出演:岡田准一、江口洋介、竹中直人、柴田恭兵、田中哲司、濱田岳、速水もこみち ほか
観ていていちばん苦しい回だった。処刑シーンはとくに辛すぎて胃が痛くなった。。。
●第23回「半兵衛の遺言」
村重の家人は織田方に捕われ、京都に送られる。
だしの元に右近が許しを請いに来るが
「これも定め。死ぬのは荒木の女、子どもで充分。殿には私の代わりにいつまでも生き続けてほしい」
救い出された官兵衛は、秀吉とも再会、半兵衛が半年前に亡くなったことを知る。
(牢番の息子・玉松も無事で良かった。ほっ てか幽閉期間はやっぱ1年間?
秀吉「一刻も早く、信長さまの誤解を解いてもらわねば!」と、ボロボロになった様子を信長に見せる。
秀吉「官兵衛は、決して裏切ってはおりませぬ!」
信長「許す! わしは詫びねばならぬことがある」
秀吉は、松寿丸が半兵衛によってかくまわれていたことを告白し、その許しも請う。
(官兵衛と松寿丸の再会シーンに号泣
信長「半兵衛め、わしをたばかったか。さすがは稀代の軍師。死してなお、この信長を手玉にとったか。
よかろう、わしの負けだ。官兵衛、許せ!」
官兵衛は、摂津の有馬温泉で体を癒しながら、リハビリに入る。
今みたいに専門的知識もないから、無理して歩いたりして、荒っぽいなぁ・・・
光とも再会。光と松寿丸との再会シーンも泣いたあ!涙×5000
尼崎城に籠もっている村重。信長は見せしめとして、主だった122人を村重の目の前で磔にして殺し、
残った500人を家に閉じ込めて焼き殺したという(なんたる業の深さ!
だし「これが裏切りの報い・・・」
村重「わしは負けぬ! 断じて負けぬ!」
信長「荒木の者は、草の根分けても探し出し、根絶やしにするのだ」
信長も人の子。ここまで心を鬼にできるものか? 村重を頼りにして、信用していたことの裏返しか?
だしら一族も、孕んでいる女性、女児らとともに、京都の六条河原で処刑される。
「なにも怖くはありませんよ。すぐに終わります」
聖歌を歌いながら、死ぬ間際に「殿・・・」と言った愛おしそうな表情に愛情があふれ出ていた/感動
こうゆう時に信仰は人の心を支えるものなんだな。
それを知った村重のなんという絶望の演技。哲さん自身も辛かっただろうなあ。
この後、村重は城を捨てて逃亡。行方知れずとなる。
官兵衛は、毎晩、土牢の悪夢を見てうなされる(今でいう“PTSD”だね
「眠るとわしはあの土牢におる。わしは一生そこから出ることは叶わぬ。
心は土牢の中に置いてきたかのようだ。以前のわしにはもう戻れぬ」
「戻れずとも殿は殿でございます」
「こんなザマでは戦場ではなんの役にもたてぬ!」
松寿丸は、半兵衛から託された軍配を父に渡す。
光「それを受け継ぐ者は、殿しかおりませぬ!」
官兵衛「半兵衛殿は、わしにまだ働けと申されるか。光、養生は終わりだ。姫路へ戻るぞ!」
半兵衛の墓参りをしてたけど、稀代の軍師といってもお墓は小さくて、森の中にひっそり立っているだけだったな/驚
当時は政略結婚の時代。
歴史書にも妻はただ「女」とだけ記されて名前も分からない場合が多いみたいだし、
官兵衛が生涯、光と一夫一婦制を守ったり、秀吉とおねが恋愛結婚だったことのほうが特別だったんだよね。
一般的には、“女は子どもを生ませる道具”として軽んじられていたから(日本だけに限らず)、
実際、村重がだしのために、あれほど泣いたかどうかは分からない。
信長のあまりに非情な仕打ちへの悔しさ、憎しみ、無常感のほうが強かったかもしれないし。
でも、哲さん的には「妻子、仲間を捨てたことが絶対許せない」ってゆってたから、
ああゆう強い表現になったのかもしれない、なんてこともちょっと思った。
出演:岡田准一、江口洋介、竹中直人、柴田恭兵、田中哲司、濱田岳、速水もこみち ほか
観ていていちばん苦しい回だった。処刑シーンはとくに辛すぎて胃が痛くなった。。。
●第23回「半兵衛の遺言」
村重の家人は織田方に捕われ、京都に送られる。
だしの元に右近が許しを請いに来るが
「これも定め。死ぬのは荒木の女、子どもで充分。殿には私の代わりにいつまでも生き続けてほしい」
救い出された官兵衛は、秀吉とも再会、半兵衛が半年前に亡くなったことを知る。
(牢番の息子・玉松も無事で良かった。ほっ てか幽閉期間はやっぱ1年間?
秀吉「一刻も早く、信長さまの誤解を解いてもらわねば!」と、ボロボロになった様子を信長に見せる。
秀吉「官兵衛は、決して裏切ってはおりませぬ!」
信長「許す! わしは詫びねばならぬことがある」
秀吉は、松寿丸が半兵衛によってかくまわれていたことを告白し、その許しも請う。
(官兵衛と松寿丸の再会シーンに号泣
信長「半兵衛め、わしをたばかったか。さすがは稀代の軍師。死してなお、この信長を手玉にとったか。
よかろう、わしの負けだ。官兵衛、許せ!」
官兵衛は、摂津の有馬温泉で体を癒しながら、リハビリに入る。
今みたいに専門的知識もないから、無理して歩いたりして、荒っぽいなぁ・・・
光とも再会。光と松寿丸との再会シーンも泣いたあ!涙×5000
尼崎城に籠もっている村重。信長は見せしめとして、主だった122人を村重の目の前で磔にして殺し、
残った500人を家に閉じ込めて焼き殺したという(なんたる業の深さ!
だし「これが裏切りの報い・・・」
村重「わしは負けぬ! 断じて負けぬ!」
信長「荒木の者は、草の根分けても探し出し、根絶やしにするのだ」
信長も人の子。ここまで心を鬼にできるものか? 村重を頼りにして、信用していたことの裏返しか?
だしら一族も、孕んでいる女性、女児らとともに、京都の六条河原で処刑される。
「なにも怖くはありませんよ。すぐに終わります」
聖歌を歌いながら、死ぬ間際に「殿・・・」と言った愛おしそうな表情に愛情があふれ出ていた/感動
こうゆう時に信仰は人の心を支えるものなんだな。
それを知った村重のなんという絶望の演技。哲さん自身も辛かっただろうなあ。
この後、村重は城を捨てて逃亡。行方知れずとなる。
官兵衛は、毎晩、土牢の悪夢を見てうなされる(今でいう“PTSD”だね
「眠るとわしはあの土牢におる。わしは一生そこから出ることは叶わぬ。
心は土牢の中に置いてきたかのようだ。以前のわしにはもう戻れぬ」
「戻れずとも殿は殿でございます」
「こんなザマでは戦場ではなんの役にもたてぬ!」
松寿丸は、半兵衛から託された軍配を父に渡す。
光「それを受け継ぐ者は、殿しかおりませぬ!」
官兵衛「半兵衛殿は、わしにまだ働けと申されるか。光、養生は終わりだ。姫路へ戻るぞ!」
半兵衛の墓参りをしてたけど、稀代の軍師といってもお墓は小さくて、森の中にひっそり立っているだけだったな/驚
当時は政略結婚の時代。
歴史書にも妻はただ「女」とだけ記されて名前も分からない場合が多いみたいだし、
官兵衛が生涯、光と一夫一婦制を守ったり、秀吉とおねが恋愛結婚だったことのほうが特別だったんだよね。
一般的には、“女は子どもを生ませる道具”として軽んじられていたから(日本だけに限らず)、
実際、村重がだしのために、あれほど泣いたかどうかは分からない。
信長のあまりに非情な仕打ちへの悔しさ、憎しみ、無常感のほうが強かったかもしれないし。
でも、哲さん的には「妻子、仲間を捨てたことが絶対許せない」ってゆってたから、
ああゆう強い表現になったのかもしれない、なんてこともちょっと思った。