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中高年と覚醒剤@NHKクローズアップ現代

中高年と覚醒剤@NHKクローズアップ現代
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覚醒剤事件の検挙人員の割合/平成9年→25年


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覚醒剤の依存者が中高年に増えているという。その理由の一例は、
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ネットでカンタンに買えること。
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「脱法ドラッグ」の流通が急激に増えたこと。


50歳で小学校校長になった男性が逮捕され、元教え子は「そんな人じゃなかった。ビックリしました」と言う。
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依存にハマりやすいのは、むしろ精力的に働いているエリート中のエリート。
きっかけは「人事異動への不満」など、さまざま。

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ネットでたまたま広告を見つけて始めて、中毒となり、
その人たちが今度はネットで売る側に回る実態もあるという/驚

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現在、海外から日本へと大量に入ってきている理由は、
若い層への取り締まりが強化されて買う人が減った分、中高年に流れているため。
30歳になるまでにドラッグを経験し→通院→止めては始めての繰り返しを続けて→40〜50歳にいたっているパターン。



【覚せい剤の密売に詳しい人物の話】
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「ある程度、お金を持っている方たちが行く飲食店だったりだとか、
 盛り場みたいな場所というのは、そんなに多くないんです。
 何回かそこでお会いする機会があれば、知らない仲じゃなくなっていくので」

「例えば家族がいたり、守るものもすごく大きな存在の人が多いと思うんですよ。
 個人がしっかり秘密を守れる状況を作れるので、売る側としてはリスクは低い」



【関東信越厚生局 麻薬取締部】
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麻薬取締官
「ネットの広告を、こういうやさしい言葉で掲示板に掲示することで、誰でも買いやすくなってきている」

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麻薬取締部部長
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「中高年を含む、いわば社会の中核となる、社会の骨組みを支える人たちが
 薬物の乱用に走るのは、極めて危惧されることです。
 ひいては、社会の崩壊につながるのではないかと。
 徹底して実態把握、監視に努め、取り締まりを進めていきます」


「脳内報酬系」
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と同様、脳のはたらきに喜び、活力を生み出す。
それが薬を接種することによって“努力することなく”すぐ得られてしまうのが依存につながる。

中毒になると、脳が「使え」と体に指示するようになる/驚
考えと行動がバラバラになるため、「止めなきゃ」と思いつつ、手はゴミ箱を漁っている状態になる人もいる。


「脱法ドラッグ」
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4月から所持・使用が覚せい剤同様に、処罰される法律が定められた。

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【横浜ダルク・ケア・センターの入所者の話】
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「最初は興味ですよね。手を出しやすいというか。
 怖いという以上に、やってみたいという気持ちが上回って、気づいたら抜けられなくなっていた」


【昭和大学】
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「脱法ドラッグ」に覚せい剤の類似成分があることを調べた


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これまで「脱法ドラッグは、覚せい剤の入り口」と言われてきたが、
同じ成分になり、もう入り口ではなくて、非常に覚せい剤に近い状態にある。



【脱法ドラッグの密売に詳しい人物の話】
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「バリエーションを増やす中で、いろんな薬を入れてきた。
 その中で覚せい剤的な成分を入れたら、すごく売れた。
 これは売れるということで、一斉に覚せい剤的な成分を入れるようになった。
 もう覚せい剤的な成分を入れないと売れない時代じゃないですか」


【埼玉県立精神医療センター】
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薬物依存で通院している患者の話。車の運転中に幻覚症状があり、事故で命を落としかけた。

「値段は、覚せい剤に比べたら安い、そして効き目がすごい。
 事故の時は、僕の身に何が起きたか、自分では説明できないくらい覚えていない。
 (体の)コントロールが効かなくなる、ということに関しては怖すぎる。僕はもう二度と使いたくありません」

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医師
「かつては“合法ハーブ”というような、耳あたりのソフトな言葉が使われていたが、
 この数年、わが国では最も危険な“ハード・ドラッグ”になっている。
 (覚せい剤汚染の)底辺が広がっているのではないかと危惧される」


日本には、依存者が頼る場所(病院、相談所、ケアセンター等)が少ないのも大きな問題。
そして、きっかけが「友人、知人から勧められた」という人が多い。

改めて、薬物の危険性を訴え、学校でも教えるなど、水際で抑えないと、
今の10代の若者がハマって、40〜50歳まで依存するという事態にもなりかねないという。



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