■2014 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展@板橋区立美術館(7月5日(土)〜8月17日(日))
2011年の模様はこちら。
2013年の模様はこちら。
3連休のラストで混むかと思ったけど、そーでもなかった![]()
駅から遠いもんね
歩ける距離じゃないし、バス
も本数が少ないし、、、(大丈夫かな?
それでも、絵本
好きな人たちが遠方や、近所から家族連れ、友だち同士などで来ていて、
同じ児童書好きかと思うと、それだけで、なんだか嬉しくなってしまう![]()
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まず、チケットを買うと「そこにスタンプがあるので、よかったら押してみてください
」
と言われ、押してみたら、今回の特別展のメインである三浦太郎さんのワークマンさんたちが、
いい感じにスタンプされて、ちょっとテンション上がった![]()
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▼特別展示1 三浦太郎
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イタリアで新作絵本『ワークマン ステンシル』を出版し、今回は現地の会場がアトリエと兼ねているため創作して→そのまま展示したという。
私も好きなシャガールの「ワイングラスをもつ2人の肖像」ほか、「鳥獣戯画」などの名画をワークマンで再現する試みが面白い。
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ステンシルは、透明なフィルムみたいなもので、それを体のパーツにあらかじめ切ってあって、
それをうまく組み合わせて黒く塗ることで、いろんな動きが作り出せる。
スタンプみたいなんだけど、組み合わせのバリエーションが豊富で、コミカルに見える。
ピクトさん好きなライヴ友さんにも見せてあげたい感じv
イタリアの会場では、子どもたちにステンシルを体験させるワークショップも開いて大好評![]()
1本の赤いヒモを自由に書いてから、それを何かに見立てて、ワークマンさんたちを追加して、
最後は、みんなのヒモを1本につながるように画用紙を並べて、三浦さんのを最後に追加して完成!
まるで大勢のワークマンさんたちが1本のヒモをいろんな動作で引っ張っている感じに仕上がった。
その後のインタビュー映像も流れていて、「何を学んだ?」と聞いたら、
「ものづくりを学んだ」とか「人のカラダのこと」など、とってもいい答えが返ってきて、ステキ![]()
▼Café Bologna
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今回もランチは、1階の喫茶に行った。
置いてある砂糖入れとか、サラダ皿とかもいちいち可愛い![]()
パンとサラダと“タロッコオレンジジュース”を注文。
何かと聞いたら、ブラッドオレンジみたいな味だって言われて、飲んだらその通りで美味しかったv
(ついでに言うと、トイレも可愛いんだよね。和式なのが残念だけど![]()
▼特別展示2 刀根里衣
絵本『ぴっぽのたび』の原画を展示。肩掛けバッグを大事そうに持った1匹のカエルさん
がいろいろ旅をする。
途中でモフモフな羊さん
と仲良しになるけれども、真っ白に雪が降る日に離れてしまった。
その後も旅をつづけ、最後には2人は再会して喜びあう![]()
シンプルなストーリー(文字はなし)で、とにかく色が美しい(感動![]()
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それぞれの季節を、時には強い赤、時には淡い色で、大きな画面いっぱいに自然の情景が表現されていて、
その中にぽつんといる、ちっちゃなカエルさんがまた可愛い![]()
▼第1、2展示室
どちらも奥が意外と広いから、いつもみたく1点ずつ本気観してると、けっこう疲れてしまうと分かってきたから、
今年は、空いているスペースを見つけながら、ペース配分を考えながら回ってみたv
上記の刀根里衣さん他、カエル
をモチーフにした作品も多かったな。
私が児童書を好きな一番の理由は、やっぱり大好きな動物がたくさん描かれているからだと改めて気づいた。
あと、よぉーーーく観ると見つかる、得体の知れないゆる〜い生きものが大好き![]()
絵を観ると、どうしても何を使って描いたのかが気になってくる。
時代の流れか、CGが多かったけど、一見すると手書きの素朴さで分からない/驚
画家さんたちのインタビューを後で見たら、最初、鉛筆で描いて→レイヤー?→フォトショップで加工とかなんとか???
モノプリント(モノタイプ)
消しゴムはんこを使ってる人もいた!
切り貼りのコラージュ作品も立体感が出て好きv
封筒
+スタンプ+四角い紙を貼った作品も可愛かったなあ!
気になった画家さんをメモってきた。まだ絵本として発売はしてないのかな?
トム・アイゲンフーフェ
モルテ・ザーザーヘディ(イラン)
リズベット・ルナルディ
リュカ・ル・ロワ
▼資料映像(約25分)
「世界中から集まる多数の応募作品は、有名作家の作品も新人作家の作品も同じテーブルに並べられ審査されます。
国籍の異なる4〜5人の審査員は、毎年入れ替わります。
イタリアの古都ボローニャでは、毎春、児童書専門の見本市『ボローニャ・ブックフェア』が開催されます。」
厳しい審査の中、今年は、日本人から15人が選出されたらしい。
審査基準は「子どもが喜ぶかどうか」はもちろん、それぞれ審査員の好み、美意識が違うから、何度も議論が重ねられる。
ダミー本を持ってブックマーケットに直接持ち込む絵本画家も多い。
世界中の出版社が来ていて、厳しい意見を受けることもあると女性画家さんが話されていた。
「でも、また来年も出します!
」
「ボローニャ近代美術館 MAMbo」
Morandi(モランディ)さんの絵が多数、展示されていて「瓶」のモチーフが大半だという。
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三浦さんいわく「こうなると、もう、瓶というより、三角や四角の集まり。静物画というより“モノが在る”状態を静かに記録している!」
みたいなことを語っていらっしゃった。
▼特設ミュージアムショップ
美術館のもう1つの大事な楽しみv
おなじみのポストカード、パンフの他にも、ワークマンさんのトート、Tシャツもイイ感じv
1階にも販売コーナーがあって、展示されていた原画が出版されている場合、購入することも出来る。
その他、ブックマーカー、ムーミンなどの絵本もあった(今年はどこにでもあるね
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3連休のラストで混むかと思ったけど、そーでもなかった
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駅から遠いもんね
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それでも、絵本
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同じ児童書好きかと思うと、それだけで、なんだか嬉しくなってしまう
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まず、チケットを買うと「そこにスタンプがあるので、よかったら押してみてください
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と言われ、押してみたら、今回の特別展のメインである三浦太郎さんのワークマンさんたちが、
いい感じにスタンプされて、ちょっとテンション上がった
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▼特別展示1 三浦太郎
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イタリアで新作絵本『ワークマン ステンシル』を出版し、今回は現地の会場がアトリエと兼ねているため創作して→そのまま展示したという。
私も好きなシャガールの「ワイングラスをもつ2人の肖像」ほか、「鳥獣戯画」などの名画をワークマンで再現する試みが面白い。
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ステンシルは、透明なフィルムみたいなもので、それを体のパーツにあらかじめ切ってあって、
それをうまく組み合わせて黒く塗ることで、いろんな動きが作り出せる。
スタンプみたいなんだけど、組み合わせのバリエーションが豊富で、コミカルに見える。
ピクトさん好きなライヴ友さんにも見せてあげたい感じv
イタリアの会場では、子どもたちにステンシルを体験させるワークショップも開いて大好評
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1本の赤いヒモを自由に書いてから、それを何かに見立てて、ワークマンさんたちを追加して、
最後は、みんなのヒモを1本につながるように画用紙を並べて、三浦さんのを最後に追加して完成!
まるで大勢のワークマンさんたちが1本のヒモをいろんな動作で引っ張っている感じに仕上がった。
その後のインタビュー映像も流れていて、「何を学んだ?」と聞いたら、
「ものづくりを学んだ」とか「人のカラダのこと」など、とってもいい答えが返ってきて、ステキ
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▼Café Bologna
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今回もランチは、1階の喫茶に行った。
置いてある砂糖入れとか、サラダ皿とかもいちいち可愛い
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パンとサラダと“タロッコオレンジジュース”を注文。
何かと聞いたら、ブラッドオレンジみたいな味だって言われて、飲んだらその通りで美味しかったv
(ついでに言うと、トイレも可愛いんだよね。和式なのが残念だけど
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▼特別展示2 刀根里衣
絵本『ぴっぽのたび』の原画を展示。肩掛けバッグを大事そうに持った1匹のカエルさん
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途中でモフモフな羊さん
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その後も旅をつづけ、最後には2人は再会して喜びあう
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シンプルなストーリー(文字はなし)で、とにかく色が美しい(感動
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それぞれの季節を、時には強い赤、時には淡い色で、大きな画面いっぱいに自然の情景が表現されていて、
その中にぽつんといる、ちっちゃなカエルさんがまた可愛い
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▼第1、2展示室
どちらも奥が意外と広いから、いつもみたく1点ずつ本気観してると、けっこう疲れてしまうと分かってきたから、
今年は、空いているスペースを見つけながら、ペース配分を考えながら回ってみたv
上記の刀根里衣さん他、カエル
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私が児童書を好きな一番の理由は、やっぱり大好きな動物がたくさん描かれているからだと改めて気づいた。
あと、よぉーーーく観ると見つかる、得体の知れないゆる〜い生きものが大好き
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絵を観ると、どうしても何を使って描いたのかが気になってくる。
時代の流れか、CGが多かったけど、一見すると手書きの素朴さで分からない/驚
画家さんたちのインタビューを後で見たら、最初、鉛筆で描いて→レイヤー?→フォトショップで加工とかなんとか???
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消しゴムはんこを使ってる人もいた!
切り貼りのコラージュ作品も立体感が出て好きv
封筒
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気になった画家さんをメモってきた。まだ絵本として発売はしてないのかな?
トム・アイゲンフーフェ
モルテ・ザーザーヘディ(イラン)
リズベット・ルナルディ
リュカ・ル・ロワ
▼資料映像(約25分)
「世界中から集まる多数の応募作品は、有名作家の作品も新人作家の作品も同じテーブルに並べられ審査されます。
国籍の異なる4〜5人の審査員は、毎年入れ替わります。
イタリアの古都ボローニャでは、毎春、児童書専門の見本市『ボローニャ・ブックフェア』が開催されます。」
厳しい審査の中、今年は、日本人から15人が選出されたらしい。
審査基準は「子どもが喜ぶかどうか」はもちろん、それぞれ審査員の好み、美意識が違うから、何度も議論が重ねられる。
ダミー本を持ってブックマーケットに直接持ち込む絵本画家も多い。
世界中の出版社が来ていて、厳しい意見を受けることもあると女性画家さんが話されていた。
「でも、また来年も出します!
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Morandi(モランディ)さんの絵が多数、展示されていて「瓶」のモチーフが大半だという。
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三浦さんいわく「こうなると、もう、瓶というより、三角や四角の集まり。静物画というより“モノが在る”状態を静かに記録している!」
みたいなことを語っていらっしゃった。
▼特設ミュージアムショップ
美術館のもう1つの大事な楽しみv
おなじみのポストカード、パンフの他にも、ワークマンさんのトート、Tシャツもイイ感じv
1階にも販売コーナーがあって、展示されていた原画が出版されている場合、購入することも出来る。
その他、ブックマーカー、ムーミンなどの絵本もあった(今年はどこにでもあるね