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NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』第32回「さらば、父よ!」

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NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』
出演:岡田准一、中谷美紀、竹中直人、寺尾聡、田中哲司、柴田恭兵、松坂桃李、濱田岳、速水もこみち、高橋一生、塚本高史 ほか

第32回「さらば、父よ!」(ネタバレあり
官兵衛は毛利と備中の領地分割折衝および線引きを変えられて抵抗する城主らの説き伏せに長期間奮闘していた。
その間、官兵衛が止めたにも関わらず、秀吉は信長次男と組んだ徳川と戦って惨敗する。「小牧長久手の戦い」

秀吉は、内大臣から関白となり、最近は石田三成を常にそばに置くようになる。
石田は茶々を秀吉の側室にするべく強く説得する。

おね「なぜ官兵衛を遠ざけるのです」
秀吉「官兵衛は先が見え過ぎる。わしは官兵衛のお膳立てに乗っかっていただけじゃ」


秀吉は度量の深さを見せるため、道糞を茶会に招き、官兵衛と出くわす。

 

 

「道糞では秀吉さまのお相手にはふさわしくないので、名を道薫と改めました。
 上様は少しお変わりになった。そうは思われませぬか?」


官兵衛「羽柴の軍勢は、徳川の倍あったのに負けた理由は何だと思われますか? 三河衆の絆に負けたのでございます。
    兵が倍の数でも、どんな策でも、勝ち目はない。無謀な戦を止めるのも軍師の役目。四国攻めが先です!」

この説得で、秀吉は四国攻めを言い渡す。その後、四国は2ヶ月で平定された。


播磨・山崎に城を与えられた官兵衛は、留守を長政に任せる。
長政は、庶民を集めて正直な気持ちを話せと言いながら、苦情が出て、「軍師では農民の心は分からぬ」と
父を侮辱されてカッとなり刀に手をかけたため、使用人すら怖くて逃げ出してしまった。

この話を聞き、職隆は長政を訪ね、黒田家が薬売りから城主になるまでの苦労を話し、
どんな植物も、芽から摘んでは育たない。収穫を得るために、物事には順序が大切だと説く。

職隆は、孫らと遊んでいるうちに静かに息を引き取る(なんと自然に穏やかな最期。これも人徳か。

「家臣を信じ、家族を慈しみ、この乱世を皆で生き抜くのじゃ、官兵衛」


 




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