■『遠雷』(1981年)
原作:立松和平 監督:根岸吉太郎
出演:永島敏行、ジョニー大倉、石田えり、横山リエ、ケーシー高峰、七尾伶子、藤田弓子、蟹江敬三 ほか
永島敏行さん出演作シリーズ。
最近、いろいろ検索しているうちに、ネットで検索して「在庫あり○」になっていても、
実際、店舗に行ってみたらなかったり、その逆もあるんだってことに気づいた。
でも、ビデオからすべてDVDに商品が入れ代わって、店ごとの色がなくなったことを嘆いていたけど、
1店舗ごとにじっくり見ていくと、やっぱりその店舗ごとの限られたスペースの中で、スタッフが選んで買ってるセンスがあって、
ゲオ×TSUTAYAの2大チェーン店に集約されてしまっても、各地の店舗巡りは面白いかもと思い始めている。
出演作の検索にしても、ウィキがすべてじゃないことも分かったし![]()
今作での永島さんは、特典のプロフにある通り、学生の頃から野球
をやってるからこその体格を存分に生かして、
メチャメチャな父親、無責任な兄、奔放な母、厳しくて認知症も患っている年老いた祖母という複雑な家庭に育ちながらも
スーパーにはない、本当のトマトを作ろうと地に根を張りつつも、
若さのエネルギーを持て余して、宇都宮の地で危うい青春を送る青年役を見事に演じている。
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当時25歳だもんねえ!(役としては23歳) パンチ入ってる髪型が残念な感じだけど、それもまた素朴感を出してる![]()
荒々しくて、ストレートで、それでいて繊細な優しさもある和田満夫役で、さらにポイントアップ![]()
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ご飯
の食いっぷりが気持ちイイ![]()
その他の俳優さんも若くて、今じゃベテランの藤田弓子さん、蟹江敬三さんらも、「ええっ!?」てビックリw
やけに「団地族と百姓(“農家”って言ってないんだよね)」「都会と田舎者」の比較が
まるで古い身分違いみたいにゆってるのが気になった。
▼story(ネタバレ注意
ビニルハウスで自然栽培のトマトを作っている和田満夫。
父は愛人(チイ)を作って家を出て、近くのアパートで暮らし、すべて担保にした金でチイはスナックをやっている。
兄は東京で所帯を持っているが、「300万円貸してくれ」と再三頼みにくる。
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農業で汗を流した後、若者が遊ぶところと言えば、ぼったくりの怪しいバーや、スナックぐらい。
幼なじみの中森広次とともに通うスナックのママ・カエデは、「離婚して2年目。子どもを養うのは大変よ」と愚痴り、
エネルギーを持て余しているミツオを誘って、ビニルハウスで関係を持つ。
その後、カエデの夫だという男がハウスに石を投げに来る。
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「離婚したてだっていうのが、あいつのやり方なんだ。二度と会うな」
そんなミツオに母が見合い話をもってきて「女の顔を見るだけならな」と行くことに。
相手の花森あや子にミツオはいきなり「百姓仕事を手伝って欲しい」と頼む。
「2人でドライブに行っといで」と言われて席を外し、
ミツオ「お互い、慣れないことは止めませんか? いいコぶっちゃってよう、肩コリコリさあ!」w
出会ったその日に「ホテル行こう! 結婚するからさー。オレ、結婚してーんだ」とモーテルに連れ込む/驚
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ミツオは母に「ブサイクな女だけど、ナヨナヨしてないから使いものになんべ」(酷い言い方だなあ![]()
母「昔から女は角のない牛だってよく言ったもんだよね」
アヤコは、トマト栽培を手伝いに来るが、母と姑の不仲を見て、「私、自信なくしちゃったわ」と距離を置く。
ムシャクシャしたミツオは、またカエデの元に行き、ビニルハウスに2人でいるところをコウジに見つかり大ゲンカとなる。
カエデはコウジとも付き合っていたことを知る。
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農協からトマトの値段を大幅に値下げされカッときたミツオに、
母「百姓は土に触って働いてりゃいいんだから」と言われて納得する。
アヤコから「友だちに顔見せてよ」と電話があり、いそいそと出かけようとすると、
コウジが100万円という大金をおろして、カエデと駆け落ちしたというしらせをもらい、
方々を探してアヤコとの約束を守れなくなる。
コウジらはその後、捜索願が出るし、ハウスには害虫が発生して、トマトは全滅(あのケムリは農薬?
「中古車センターを作りたいからビニルハウスの土地を売ってくれ」と業者も来る始末。
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結婚式に、ミツオは身重のアヤコを心配して「(婚礼衣装は)暑いな。具合悪くなったらすぐ言ってくれよ」とここでも優しいんだよね![]()
そこにコウジからただならぬ電話が来る![]()
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「あん時、お前が来て、俺を殴ってあの女を連れていかなかったら、オレがお前だったかもしれねえしな」
「違うがな。オレは本気だったさ。お前は遊びだんべな。
あいつだって、オレのこと惚れてたんさ。ほんとだよ。お前とは遊びなんだ」
式に戻り、友人らから歌えとせがまれて歌ったのは、なぜか♪わたしの青い鳥
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原作:立松和平 監督:根岸吉太郎
出演:永島敏行、ジョニー大倉、石田えり、横山リエ、ケーシー高峰、七尾伶子、藤田弓子、蟹江敬三 ほか
永島敏行さん出演作シリーズ。
最近、いろいろ検索しているうちに、ネットで検索して「在庫あり○」になっていても、
実際、店舗に行ってみたらなかったり、その逆もあるんだってことに気づいた。
でも、ビデオからすべてDVDに商品が入れ代わって、店ごとの色がなくなったことを嘆いていたけど、
1店舗ごとにじっくり見ていくと、やっぱりその店舗ごとの限られたスペースの中で、スタッフが選んで買ってるセンスがあって、
ゲオ×TSUTAYAの2大チェーン店に集約されてしまっても、各地の店舗巡りは面白いかもと思い始めている。
出演作の検索にしても、ウィキがすべてじゃないことも分かったし
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今作での永島さんは、特典のプロフにある通り、学生の頃から野球
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メチャメチャな父親、無責任な兄、奔放な母、厳しくて認知症も患っている年老いた祖母という複雑な家庭に育ちながらも
スーパーにはない、本当のトマトを作ろうと地に根を張りつつも、
若さのエネルギーを持て余して、宇都宮の地で危うい青春を送る青年役を見事に演じている。
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当時25歳だもんねえ!(役としては23歳) パンチ入ってる髪型が残念な感じだけど、それもまた素朴感を出してる
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荒々しくて、ストレートで、それでいて繊細な優しさもある和田満夫役で、さらにポイントアップ
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ご飯
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その他の俳優さんも若くて、今じゃベテランの藤田弓子さん、蟹江敬三さんらも、「ええっ!?」てビックリw
やけに「団地族と百姓(“農家”って言ってないんだよね)」「都会と田舎者」の比較が
まるで古い身分違いみたいにゆってるのが気になった。
▼story(ネタバレ注意
ビニルハウスで自然栽培のトマトを作っている和田満夫。
父は愛人(チイ)を作って家を出て、近くのアパートで暮らし、すべて担保にした金でチイはスナックをやっている。
兄は東京で所帯を持っているが、「300万円貸してくれ」と再三頼みにくる。
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農業で汗を流した後、若者が遊ぶところと言えば、ぼったくりの怪しいバーや、スナックぐらい。
幼なじみの中森広次とともに通うスナックのママ・カエデは、「離婚して2年目。子どもを養うのは大変よ」と愚痴り、
エネルギーを持て余しているミツオを誘って、ビニルハウスで関係を持つ。
その後、カエデの夫だという男がハウスに石を投げに来る。
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「離婚したてだっていうのが、あいつのやり方なんだ。二度と会うな」
そんなミツオに母が見合い話をもってきて「女の顔を見るだけならな」と行くことに。
相手の花森あや子にミツオはいきなり「百姓仕事を手伝って欲しい」と頼む。
「2人でドライブに行っといで」と言われて席を外し、
ミツオ「お互い、慣れないことは止めませんか? いいコぶっちゃってよう、肩コリコリさあ!」w
出会ったその日に「ホテル行こう! 結婚するからさー。オレ、結婚してーんだ」とモーテルに連れ込む/驚
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ミツオは母に「ブサイクな女だけど、ナヨナヨしてないから使いものになんべ」(酷い言い方だなあ
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母「昔から女は角のない牛だってよく言ったもんだよね」
アヤコは、トマト栽培を手伝いに来るが、母と姑の不仲を見て、「私、自信なくしちゃったわ」と距離を置く。
ムシャクシャしたミツオは、またカエデの元に行き、ビニルハウスに2人でいるところをコウジに見つかり大ゲンカとなる。
カエデはコウジとも付き合っていたことを知る。
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農協からトマトの値段を大幅に値下げされカッときたミツオに、
母「百姓は土に触って働いてりゃいいんだから」と言われて納得する。
アヤコから「友だちに顔見せてよ」と電話があり、いそいそと出かけようとすると、
コウジが100万円という大金をおろして、カエデと駆け落ちしたというしらせをもらい、
方々を探してアヤコとの約束を守れなくなる。
コウジらはその後、捜索願が出るし、ハウスには害虫が発生して、トマトは全滅(あのケムリは農薬?
「中古車センターを作りたいからビニルハウスの土地を売ってくれ」と業者も来る始末。
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結婚式に、ミツオは身重のアヤコを心配して「(婚礼衣装は)暑いな。具合悪くなったらすぐ言ってくれよ」とここでも優しいんだよね
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そこにコウジからただならぬ電話が来る
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「あん時、お前が来て、俺を殴ってあの女を連れていかなかったら、オレがお前だったかもしれねえしな」
「違うがな。オレは本気だったさ。お前は遊びだんべな。
あいつだって、オレのこと惚れてたんさ。ほんとだよ。お前とは遊びなんだ」
式に戻り、友人らから歌えとせがまれて歌ったのは、なぜか♪わたしの青い鳥
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