■NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』
出演:岡田准一、中谷美紀、竹中直人、寺尾聡、田中哲司、鶴見辰吾、松坂桃李、濱田岳、速水もこみち、高橋一生、塚本高史 ほか
●第33回「傷だらけの魂」(ネタバレあり
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秀吉は、名を豊臣とし、戦いを禁ずる「天下惣無事」を掲げ、派手を尽くした大坂城で、石田三成を重宝していた。
諸国ではいまだ徳川、北条、島津がくすぶっていて、屈する様子はない。
官兵衛は恩賞を辞退したとはいえ、他の武将らは冠位を与えられたことを危惧する九郎右衛門。
「官兵衛の言う通り、徳川とは戦わん。不服と申すか?
政に関しては、お主(石田)ほどの男はおらん。じゃが、いざ戦においては官兵衛の右に出る者はおらん。
あいつは、常に先を見る。その様は気味が悪いくらいじゃ」
おねは、秀吉が茶々に執心なことに苦言する。
「何よりも大事なのは跡継ぎ。一人に執心は禁物です」
「関白にまで上り詰めたこのわしには、もはやこの手に入らぬものなどない。
じゃが、茶々だけは・・・このわしに見向きもせぬ。逃げれば逃げるほど追いかけたくなるというものじゃ」
茶々は道薫とすれ違い、有岡城の話を聞きたいと言い出す。
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「その名(村重)は、とうに捨てておりまする」
※御伽衆(おとぎしゅう)とは、戦国時代から江戸時代初期にかけて大名家に存在した職掌(ウィキ参照
官兵衛は右近の建てた南蛮寺を訪れた際、だしが歌っていた曲♪インパラディズムに心打たれる。
右近「苦しい時ほど隣人を大切に想うのでございます。デウスの御教えにございます」
官兵衛のもとに新しく家族で入った使用人がいた。
道薫と引き合わせ、その妻はだしの次女、子ども・又兵衛はだしと村重の子だというが、
道薫は「それがしに子などおらぬ」と立ち去る。
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官兵衛、千利休も加えて、茶々に謀反のひと通りを語る道薫。
「私にはもはや人の心はありませぬ。私は乱世が生んだ化け物でございます」
「父、母を殺されながら、なに故、仇のもとで生き長らえておられるのです。
あなたさま(茶々)も、私と同じ化け物でございます。ここには化け物しかおらぬ!」
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刀をあげる秀吉に首を差し出す道薫。官兵衛は笑って「この男は死にたいのでございます」とその場を救う。
茶々「生き恥をさらし生き続けることこそ、この男が受けねばならぬ報い」
再び右近を訪ねる官兵衛。
「道薫には生きてもらいたかった」
「あなたは、あの方の魂を救おうとなさったのです。
生きてこそ、あの渇ききった心に潤いを取り戻す日が来る。
あなたはどうですか? なに故ここへ参られるのか。あなたの心は何を求めているのですか?
門はいつでも開いております」
大坂から追い出されることとなった道薫。
「所払いでございます。大坂に二度と近づいてはならぬと。死ぬことは許されませなんだ」
官兵衛は、再び又兵衛と引き合わせ、父の嘆く様を描いた絵を見せると、号泣する。
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出発の日、道薫は官兵衛に「官兵衛、わしはもう一度生きてみせる」と宣言し、
又兵衛には「道を究めるがよい」と筆を渡す。「では!」
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道薫は、その翌年堺にて死去(なんとっ!? せっかく生きると決めたのに。運命とはフシギすぎる/涙
※岩佐又兵衛(ウィキ参照
官兵衛は右近の寺で洗礼を受けキリシタンとなり、「シメオン」と名をもらう。
秀吉から九州攻めを言い渡され、また戦の準備が始まる。
「それがしは領地が欲しくて働いているわけではございませぬ。殿下の下、天下が鎮まることのみを望んでおりまする」
「無欲な男ほど怖いものはないの」
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これで哲さんの出演シーンは終わり???寂×5000
親子再会のシーンは、何度観ても泣ける![]()
※荒木村重(ウィキ参照
出演:岡田准一、中谷美紀、竹中直人、寺尾聡、田中哲司、鶴見辰吾、松坂桃李、濱田岳、速水もこみち、高橋一生、塚本高史 ほか
●第33回「傷だらけの魂」(ネタバレあり
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秀吉は、名を豊臣とし、戦いを禁ずる「天下惣無事」を掲げ、派手を尽くした大坂城で、石田三成を重宝していた。
諸国ではいまだ徳川、北条、島津がくすぶっていて、屈する様子はない。
官兵衛は恩賞を辞退したとはいえ、他の武将らは冠位を与えられたことを危惧する九郎右衛門。
「官兵衛の言う通り、徳川とは戦わん。不服と申すか?
政に関しては、お主(石田)ほどの男はおらん。じゃが、いざ戦においては官兵衛の右に出る者はおらん。
あいつは、常に先を見る。その様は気味が悪いくらいじゃ」
おねは、秀吉が茶々に執心なことに苦言する。
「何よりも大事なのは跡継ぎ。一人に執心は禁物です」
「関白にまで上り詰めたこのわしには、もはやこの手に入らぬものなどない。
じゃが、茶々だけは・・・このわしに見向きもせぬ。逃げれば逃げるほど追いかけたくなるというものじゃ」
茶々は道薫とすれ違い、有岡城の話を聞きたいと言い出す。
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「その名(村重)は、とうに捨てておりまする」
※御伽衆(おとぎしゅう)とは、戦国時代から江戸時代初期にかけて大名家に存在した職掌(ウィキ参照
官兵衛は右近の建てた南蛮寺を訪れた際、だしが歌っていた曲♪インパラディズムに心打たれる。
右近「苦しい時ほど隣人を大切に想うのでございます。デウスの御教えにございます」
官兵衛のもとに新しく家族で入った使用人がいた。
道薫と引き合わせ、その妻はだしの次女、子ども・又兵衛はだしと村重の子だというが、
道薫は「それがしに子などおらぬ」と立ち去る。
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官兵衛、千利休も加えて、茶々に謀反のひと通りを語る道薫。
「私にはもはや人の心はありませぬ。私は乱世が生んだ化け物でございます」
「父、母を殺されながら、なに故、仇のもとで生き長らえておられるのです。
あなたさま(茶々)も、私と同じ化け物でございます。ここには化け物しかおらぬ!」
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刀をあげる秀吉に首を差し出す道薫。官兵衛は笑って「この男は死にたいのでございます」とその場を救う。
茶々「生き恥をさらし生き続けることこそ、この男が受けねばならぬ報い」
再び右近を訪ねる官兵衛。
「道薫には生きてもらいたかった」
「あなたは、あの方の魂を救おうとなさったのです。
生きてこそ、あの渇ききった心に潤いを取り戻す日が来る。
あなたはどうですか? なに故ここへ参られるのか。あなたの心は何を求めているのですか?
門はいつでも開いております」
大坂から追い出されることとなった道薫。
「所払いでございます。大坂に二度と近づいてはならぬと。死ぬことは許されませなんだ」
官兵衛は、再び又兵衛と引き合わせ、父の嘆く様を描いた絵を見せると、号泣する。
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出発の日、道薫は官兵衛に「官兵衛、わしはもう一度生きてみせる」と宣言し、
又兵衛には「道を究めるがよい」と筆を渡す。「では!」
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道薫は、その翌年堺にて死去(なんとっ!? せっかく生きると決めたのに。運命とはフシギすぎる/涙
※岩佐又兵衛(ウィキ参照
官兵衛は右近の寺で洗礼を受けキリシタンとなり、「シメオン」と名をもらう。
秀吉から九州攻めを言い渡され、また戦の準備が始まる。
「それがしは領地が欲しくて働いているわけではございませぬ。殿下の下、天下が鎮まることのみを望んでおりまする」
「無欲な男ほど怖いものはないの」
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これで哲さんの出演シーンは終わり???寂×5000
親子再会のシーンは、何度観ても泣ける
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※荒木村重(ウィキ参照