■大人の新感線『ラスト・フラワーズ』@赤坂ACTシアター(2014年7月30日(水)〜8月25日(月))
原作:松尾スズキ 演出:いのうえひでのり
出演:古田新太、阿部サダヲ、小池栄子、橋本じゅん、宮藤官九郎、高田聖子、皆川猿時、粟根まこと、村杉蝉之介、
河野まさと、荒川良々、山本カナコ、平岩紙、保坂エマ、星野源、村木仁、松尾スズキ ほか
音楽:東京スカパラダイスオーケストラ
途中、勘違い&居眠りで乗り換え駅を乗り過ごして焦ったけど、開場時間には間に合った(ふぅ〜
ACTシアターは初。
キレイだし、トイレは多いし、軽食も売ってるし、イスで食べれるのもいいv
真ん中通路から2段上の端っこが取れたのは奇跡
非常出口に近いし、ステージにも近い!
部長の作品は、シニカルな笑いの後に、絶望的な終わり方があることが多いのが心配だったけど、
新感線風味?が加わって明るいショー、派手な殺陣シーンが多かった。
でも、こんなに北を刺激して大丈夫でしょうか?
劇団新感線メンバは、新太さん以外分からないから、大人と小池さん以外はそうなのかな?くらいな見方で
ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』以来か。
蒼井優ちゃんが意外な面を見せていて、意外すぎて当日は分からなかったw
横に長いステージをコロコロ場面転換して、中央下はズズズイと前に出たり、後ろに引いたり。
中央から上は、巨大スクリーンを使ってるから、背景の転換も容易だし、アニメを使ったり、
場面に応じて血しぶきが飛んだり、タイミングもピッタリ。
いつもの大人芝居より大勢がいろんな役を幾つも演っているため目まぐるしい
今回の音楽がスカパラってゆうのも楽しみで、生バンドの演奏か!?なんて無謀な期待もしたけど録音です(そりゃそっかw
アルバム曲も所々入ってて、それぞれのシーンを盛り上げていた
それにしても、これは、ハードな芝居だなあ
1日2公演なんて日にゃ、全員ボロボロになりはしないか心配になります/汗×5000
ストーリーも複雑極まりない。
・世界征服を目論む北っぽい国の独裁者。美女のショーやら、テンコーさんらしき人物も・・・
・ラストフラワーズと名乗る謎の悪の組織の壮大な計画
・それを追う有能な公安秘密組織(1人は普段、大家族物語のドキュメンタリー番組のファットダディ!爆
過激なSMシーンあり、ヤクザの抗争あり、人脳を食べる天才双子の野望あり、ラブストーリーありのてんこ盛り
H.G,ウェルズの『モロー博士の島』を思わせる動物と人間をかけ合わせたキメラたち、
UFOが出てきた時は、テンションがマックスに上がったけど、、、
くまやブタのぬいぐるみ(手を入れて動かせるタイプ)などもキャラクター&動物好きにはたまらない
あと、最近観た映画とネアンデルタール人がリンクしたんだけど、イメージが真逆だったな?
▼story(ネタバレ注意。とはいっても実はよく説明できません/謝
佐伯三蔵=古田新太
nanana(横山奈々子)=小池栄子
つげ分析官/ペク教授/ヒュンダイ=村杉蝉之介
村西五郎=荒川良々
勝場軍一郎/勝場軍二郎=阿部サダヲ
ジョンオク将軍/ビッグ=皆川猿時
勝場典明/シン・ジョンホン=橋本じゅん
ミンス/佐伯みよ子=高田聖子
早川速男=宮藤官九郎
砂漠ひかる=平岩紙
犬塚ひろし=星野源
サルバドル=粟根まこと
ミャン=河野まさと
三木田テンホー=山本カナコ
女官スジョン=保坂エマ
ドンナム=村木仁
セレスティーノ/オンドルスタン将校=松尾スズキ
フランスで、日本人殺し屋を殺したのも日本人という事件が起きる。最期の言葉は「ラストフラワーズ」。
それを追う公安秘密組織のアジトがバレて爆破される。
爆破したのは、天才双子の兄・軍二郎。弟・軍一郎はなぜかヤクザ者でライバルの組としょっちゅうケンカをしている。
専属歌手・奈々子もライバルのシンにとられて気に食わない。
(『ふくすけ』@シアターコクーン でも、アベちゃんは奇形の役だったね
北の独裁者・ジョンオク将軍は、世界征服の機会を窺いながら、首相任命式典の準備に忙しい。
不治の病のミュージシャン早川速男。コンビを組んでいた妻も同じ病気で亡くなっている。
速男の指が2本しかなくピースしかできないのは、爆発事件のせい。
ストリートミュージシャン・砂漠ひかるは、唯一お金を入れてくれた速男を尊敬して、伝記を書こうと追いかけている。
些細な失敗でクラブのボーイをクビになった男・犬塚ひろしは、「SEX and the CITY金融」の借金取立人にされてしまうが、
ひかるを好きになって追いかける。
速男から預かったギターで練習した曲は、ジョンオク将軍が昔、大感動して、国でベストセラーにした(国歌とそれ1曲しかない
式典にまぎれこむひかるらと、キメラら、後継者を狙うシンと母親、ミッションのメンバー。
式典の象徴となる王冠には、「全世界ネアンデルタール人化計画」のスイッチが仕込まれていた、、、
nanana「居場所が欲しかった」
3回もアンコールがあって、最後はスタンディングオベーション。テープまで飛んだしね
【笑ったポイント一部抜粋】
どんな小さなネタも見逃したくなくて、散々キョロキョロしてしまった
やっぱり一番笑ったのは「泳げたいやきくん」。笑い死ぬかと思った!
狂ったようにタンバリンを叩く紙ちゃんも惚れます
新太さんの短すぎる制服とか、大家族っぷりとか。
「なんだよ、この急に小津安二郎みたいな演出はっ!」て/爆
「SEX and the CITY金融」の女性社員はパンケーキにしか興味がない。
売れない漫画家でもあるつげ分析官。ベレーは手塚治虫さんぽいけど、名前はつげ義春さんぽい。
カラダが弱い軍一郎が振り向くとすごい喀血!「ごめん!そんなに悪かったなんて気づかなかったんだ!」
良々がまっすぐ彦介みたいに壁を突き抜けて現れたのも笑った!
nananaとシンのシリアスなシーン中にも関わらず、カヲルさんがバイトくんの顔やらにイタズラし続けてるのも気になって、泣けるセリフが全然入ってきませんw
SMシーンは厳しかったけど、nananaの場合は「飛び散る水しぶきが冷たい!」てw
「わかりやすい人物紹介や状況説明をありがとう!」とか、
新太さんらが客席まで来たりとか、客に絡むシーンも何度かありますv
で。
部長はというと、痙攣を通り越して、創作ダンス並みな動きになる奇病で、まるでMPの「スィリーウォーク」状態/爆
でも、実際にある病気と知ってビックリ→「ハンチントン病」
『キレイ』が12月公演かあ!
大人芝居の中で感動した上位を占める作品だけど、3回観るってどうなるんだろう???
出演者が変わって、脚本にもなにか変化があるんだろうか?
その他の気になったチラシ。
原作:松尾スズキ 演出:いのうえひでのり
出演:古田新太、阿部サダヲ、小池栄子、橋本じゅん、宮藤官九郎、高田聖子、皆川猿時、粟根まこと、村杉蝉之介、
河野まさと、荒川良々、山本カナコ、平岩紙、保坂エマ、星野源、村木仁、松尾スズキ ほか
音楽:東京スカパラダイスオーケストラ
途中、勘違い&居眠りで乗り換え駅を乗り過ごして焦ったけど、開場時間には間に合った(ふぅ〜
ACTシアターは初。
キレイだし、トイレは多いし、軽食も売ってるし、イスで食べれるのもいいv
真ん中通路から2段上の端っこが取れたのは奇跡
非常出口に近いし、ステージにも近い!
部長の作品は、シニカルな笑いの後に、絶望的な終わり方があることが多いのが心配だったけど、
新感線風味?が加わって明るいショー、派手な殺陣シーンが多かった。
でも、こんなに北を刺激して大丈夫でしょうか?
劇団新感線メンバは、新太さん以外分からないから、大人と小池さん以外はそうなのかな?くらいな見方で
ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』以来か。
蒼井優ちゃんが意外な面を見せていて、意外すぎて当日は分からなかったw
横に長いステージをコロコロ場面転換して、中央下はズズズイと前に出たり、後ろに引いたり。
中央から上は、巨大スクリーンを使ってるから、背景の転換も容易だし、アニメを使ったり、
場面に応じて血しぶきが飛んだり、タイミングもピッタリ。
いつもの大人芝居より大勢がいろんな役を幾つも演っているため目まぐるしい
今回の音楽がスカパラってゆうのも楽しみで、生バンドの演奏か!?なんて無謀な期待もしたけど録音です(そりゃそっかw
アルバム曲も所々入ってて、それぞれのシーンを盛り上げていた
それにしても、これは、ハードな芝居だなあ
1日2公演なんて日にゃ、全員ボロボロになりはしないか心配になります/汗×5000
ストーリーも複雑極まりない。
・世界征服を目論む北っぽい国の独裁者。美女のショーやら、テンコーさんらしき人物も・・・
・ラストフラワーズと名乗る謎の悪の組織の壮大な計画
・それを追う有能な公安秘密組織(1人は普段、大家族物語のドキュメンタリー番組のファットダディ!爆
過激なSMシーンあり、ヤクザの抗争あり、人脳を食べる天才双子の野望あり、ラブストーリーありのてんこ盛り
H.G,ウェルズの『モロー博士の島』を思わせる動物と人間をかけ合わせたキメラたち、
UFOが出てきた時は、テンションがマックスに上がったけど、、、
くまやブタのぬいぐるみ(手を入れて動かせるタイプ)などもキャラクター&動物好きにはたまらない
あと、最近観た映画とネアンデルタール人がリンクしたんだけど、イメージが真逆だったな?
▼story(ネタバレ注意。とはいっても実はよく説明できません/謝
佐伯三蔵=古田新太
nanana(横山奈々子)=小池栄子
つげ分析官/ペク教授/ヒュンダイ=村杉蝉之介
村西五郎=荒川良々
勝場軍一郎/勝場軍二郎=阿部サダヲ
ジョンオク将軍/ビッグ=皆川猿時
勝場典明/シン・ジョンホン=橋本じゅん
ミンス/佐伯みよ子=高田聖子
早川速男=宮藤官九郎
砂漠ひかる=平岩紙
犬塚ひろし=星野源
サルバドル=粟根まこと
ミャン=河野まさと
三木田テンホー=山本カナコ
女官スジョン=保坂エマ
ドンナム=村木仁
セレスティーノ/オンドルスタン将校=松尾スズキ
フランスで、日本人殺し屋を殺したのも日本人という事件が起きる。最期の言葉は「ラストフラワーズ」。
それを追う公安秘密組織のアジトがバレて爆破される。
爆破したのは、天才双子の兄・軍二郎。弟・軍一郎はなぜかヤクザ者でライバルの組としょっちゅうケンカをしている。
専属歌手・奈々子もライバルのシンにとられて気に食わない。
(『ふくすけ』@シアターコクーン でも、アベちゃんは奇形の役だったね
北の独裁者・ジョンオク将軍は、世界征服の機会を窺いながら、首相任命式典の準備に忙しい。
不治の病のミュージシャン早川速男。コンビを組んでいた妻も同じ病気で亡くなっている。
速男の指が2本しかなくピースしかできないのは、爆発事件のせい。
ストリートミュージシャン・砂漠ひかるは、唯一お金を入れてくれた速男を尊敬して、伝記を書こうと追いかけている。
些細な失敗でクラブのボーイをクビになった男・犬塚ひろしは、「SEX and the CITY金融」の借金取立人にされてしまうが、
ひかるを好きになって追いかける。
速男から預かったギターで練習した曲は、ジョンオク将軍が昔、大感動して、国でベストセラーにした(国歌とそれ1曲しかない
式典にまぎれこむひかるらと、キメラら、後継者を狙うシンと母親、ミッションのメンバー。
式典の象徴となる王冠には、「全世界ネアンデルタール人化計画」のスイッチが仕込まれていた、、、
nanana「居場所が欲しかった」
3回もアンコールがあって、最後はスタンディングオベーション。テープまで飛んだしね
【笑ったポイント一部抜粋】
どんな小さなネタも見逃したくなくて、散々キョロキョロしてしまった
やっぱり一番笑ったのは「泳げたいやきくん」。笑い死ぬかと思った!
狂ったようにタンバリンを叩く紙ちゃんも惚れます
新太さんの短すぎる制服とか、大家族っぷりとか。
「なんだよ、この急に小津安二郎みたいな演出はっ!」て/爆
「SEX and the CITY金融」の女性社員はパンケーキにしか興味がない。
売れない漫画家でもあるつげ分析官。ベレーは手塚治虫さんぽいけど、名前はつげ義春さんぽい。
カラダが弱い軍一郎が振り向くとすごい喀血!「ごめん!そんなに悪かったなんて気づかなかったんだ!」
良々がまっすぐ彦介みたいに壁を突き抜けて現れたのも笑った!
nananaとシンのシリアスなシーン中にも関わらず、カヲルさんがバイトくんの顔やらにイタズラし続けてるのも気になって、泣けるセリフが全然入ってきませんw
SMシーンは厳しかったけど、nananaの場合は「飛び散る水しぶきが冷たい!」てw
「わかりやすい人物紹介や状況説明をありがとう!」とか、
新太さんらが客席まで来たりとか、客に絡むシーンも何度かありますv
で。
部長はというと、痙攣を通り越して、創作ダンス並みな動きになる奇病で、まるでMPの「スィリーウォーク」状態/爆
でも、実際にある病気と知ってビックリ→「ハンチントン病」
『キレイ』が12月公演かあ!
大人芝居の中で感動した上位を占める作品だけど、3回観るってどうなるんだろう???
出演者が変わって、脚本にもなにか変化があるんだろうか?
その他の気になったチラシ。