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大丈夫?家族から見た“働き方”@あさイチ

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大丈夫?家族から見た“働き方”@あさイチ

専門家ゲスト:川人博さん(弁護士)、寺西笑子さん(全国過労死を考える会代表世話人)
ゲスト:石田ひかりさん、くわばたりえさん
リポーター:瀬田宙大アナウンサー


●「働き方改革」の現状

40代 卸売り会社 男性:「残業はやめましょう」という話になっている

20代 派遣会社 女性:夜9時半には電源が切れて(仕事が)できない

50代 金融業女性:
「夜6時までに帰ります」などという札をパソコンの上に立てるようになりました

事前に申請しないと、定時でパソコンが使えなくなる
 

月80時間以上残業した部署には警告としてのイエローカードが渡され
これが3枚たまるとレッドカードになり、部署全員のボーナスが下がる

 

ある商社では早朝出勤すると無料の朝食がもらえる
午後8時以降は残業禁止 やり残した仕事は朝に集中してやることを薦めている




Q:「働き方改革」についてどう思うか?

40代 医療周辺機器販売 男性:
制度が先に決まってしまい、社員の準備ができていない感じ 無理矢理回っているのかな・・・

40代 金融業女性:
人数は変わらないまま、仕事量も減らないまま「早く帰れ」と言われて、実際は残業しちゃってます

30代 主婦(夫は研究職):
(早く)帰るようになったが、仕事は大変そうになりました



●夫の働き方についてアンケート(約6000通)を実施したら、心配な声が続々と寄せられた









くわばたりえさん:
子どもができた時、早く帰ってきてほしいという話になって
夫は「子どもが出来たからって、早く帰ってる人は誰もいない
上司も帰らないうちに自分だけ帰れない」と言われてケンカになり
それ以降、帰宅時間について話すとケンカになるからしていない

瀬田アナ:
東京都心で聞くと、意外と好意的に捉えている人が多くて驚いた



アンケートでとくに目立った事例を取材


40代主夫ゆかりさん(仮名)は、ここ10年、夫(30代)の働き方について疑問を感じていた
「よその家庭では、旦那が休日家にいてうっとおしいと聞くと、すごい羨ましい (ウチは)夫がいたことがない」

小学生の長女、次女の4人暮らし
夫はメーカーに勤めて15年 消費者対応の責任者

ある日は午後10時過ぎに帰った 勤務13時間超え
帰宅してもすぐ会社から仕事の電話がくる
顧客との対応にはスピード対応がモットー 休日でも深夜でも関係ない

翌日は、自宅のパソコンでサービス残業

休日も連絡があれば仕事
休みがとれるのは月に2、3日 休みのない月もある

夫「休みたい気持ちはあるが、代わりがいない 諦めかけている (休日出勤は)当たり前みたいな感じになってる」

心配したゆかりさんは、夫の勤務実態を記録しようと考えた
スケジュール帳に夫の帰宅時間をつけることにした



「証拠を残しておかなければ、と思ったのが最初
 本人にちゃんと見せて、こんなに酷いということを自覚させたほうがいいと思うし
 毎日こなすことで精一杯なので
 9月なんか休みない これは“過労死レヴェル”です」

転勤して業務量が増えたのをキッカケに体に異変が出始めた
数年前は血圧が一時180を超えた

おととしからクレーム対応もすることになり、体に湿疹が出てきた

痒み止めのクスリを飲んで、なんとか症状をおさえている


ゆかりさん:
本人から「オレ辞めたい」と言わないと思う
一家の主として責任や自覚があるだろうし
私が言うしかないと思い「辞めていいよ」って

(訴えることは出来ないのかな 最初の条件と違うって

ゆかりさんは、夫と相談の上、転職斡旋会社に登録
条件は「同じ業種」「通勤に負担がないこと」、給料は手取りで25万円以上欲しい
これは今の生活を保つギリギリのライン


(兄のウチもローン抱えて、似たようなものなのかなあ・・・

条件に見合う転職先はなかなか見つからない

ゆかりさん:
常にギリギリの生活で、なんとか回している状況なので
例えば私が働いてどのぐらい稼げばいいのか
その分、子どもが学童に行って、習い事はどうするの?とか
家を買って、子どもがいる今では難しいと思う


くわばたりえさん:
残業が140Hだってことを、会社が一番分かっていると思う
それを仕方ないと終わらせてしまっているのか?

瀬田アナ:
会社では「働き方改革」は進めているが、社員全員にゆきわたっていない



●労働についての意識と実態
上位は会社側の都合、下位はそれぞれの都合もある




ヤナギー:
改革という看板はあるけど、中身が伴っていないことを象徴していると思う
僕らの時代はがむしゃらに働くのが普通だった
家族を犠牲にして、みたいなのもカッコいいと思っていた
でも、やった分はキチンと時間外手当が出たり、やり甲斐があったり、昇進につながったり
報酬があったが、今はない

(この1人1人の“働く意識”を変えないと、政策ではどうにもならない



<FAX>

「私の会社は水曜日に“ノー残業デー”を導入したが、業務量は変わらないので
 朝早く出勤するか、木曜日に夜遅くまで残業しています
 “ノー残業デー”をアピールしていても、実際は他にしわ寄せがいっている」

「大企業に聞いても意味がない 製造・販売の受発注の流れを見直さないかぎり中小下請けの仕事は減らないし、
 無報酬で働く実態が続くだけ
 “プレミアムフライデー”が続いている企業がどれほどあるのか、周囲に聞けばすぐに分かること」



●家族の限界 夫は長時間労働×ワンノペ育児
地方都市で暮らす広告会社正社員マイさん(36)の例

夜10:55 帰宅後、2人の子どもを寝かしつけ、夫の帰りを待つ
家事、育児はマイさんがすべて担っている
翌日の食事を夜作らないと、間に合わない

マイさん:
仕事をすることで、子どもや家のことを疎かにしたくない

夜11:10 夫(30代 スポーツイベントなどの企画運営)が帰宅 いつも終電近く
土日も働き、平日もその準備に追われる

夫:
家をあけた時の妻の顔で大体分かる
沈んでいると「今日もしんどかったんだな ごめんね」と

翌朝、いつものスケジュールを見せてもらった

6時 マイさんが誰より早く起きて朝食の準備
7時 子どもを起こし、朝食を食べさせる

8時過ぎ 夫が出勤
8:20 子どもを保育園に送り届けてから自分も出勤

午後6時 2人の子どもを学童と保育園に迎えに行き、いっしょに帰宅

6:15 すぐ子どもと入浴
6:35 夕食作り 子どもと食べる

7:55 子どもと遊ぶ時間も大切にしている
8:30 子どもの宿題をみる
9:30 子どもを寝かせる

11:15 翌日の食事の準備
12:30 就寝 睡眠時間はつねに5時間前後


マイさん:
主人にも不満が爆発するし、子どもにもイライラしてあたることもある
「今日も無事でよかった」と思って寝ることをずっと繰り返している
自分のことを考える時間もないから、なんとか日々を送っている


(昔の母親は、これ以上に頑張ってたんだよね 炊飯器もない頃は、火をおこすところから
 子どもが水を井戸から運んできたり、「勉強より、家のこと手伝え」と働いていた時代もあった
 いろいろ犠牲にして便利な生活になっても、どう生きたいのか、意識が変わらなければ何も変わらない気がする

 国や政治屋の改革を頼るより、自分から生き方、考え方を変えるほうが先じゃないのかな
 子どもの習い事は本当に必要なのか、都心で家を買うことが必要なのか、、、
 自分の考える“こうあらねばならない”から始まっているのかも 選択しているのは自分なのだから


瀬田アナ:
夫も申し訳なく思っていて、あれでも早く帰る努力をしている

くわばたりえさん:
例えば、夫が子どもの相手をしてくれれば、妻はその間に食事を作ったりできる
家事の分担ができてない 理想の帰宅時間は19時
ごめん、泣いちゃって だって、みんなでご飯食べて、お風呂入りたいんだもん



瀬田アナ:
旦那さんが言っていたのは、

「職場で成果を上げて評価される方法はなんでも分かるけれども
 家族の成功例、幸せを得るために何をしたらいいのか本当に分からない
 やりたいけど、やれない」

とすごく悩んで、夫婦間でも話し合いがうまくいかない


ヤナギー:
夫が19時に帰っても、収入がキチンともらえるなら、たぶん出来ると思う

(ヤナギー世代の「お金さえあれば幸せだろう?」て古い考え方が、若い世代を苦しめているような気もする



<FAX>

「公務員の夫がいます “残業はするな”“家族との時間をとろう”というなら基本給を上げてほしい
 正直、残業代で生活が成り立っているんです 仕事量は増える一方です」

(私の父も公務員だったけど、毎日17時くらいにキチンと帰っていたなあ
 豪華な接待もあったり、出張で欧米を周ったり で、今は年金もしっかりもらっていて
 でも、その年金が、若い世代がヒィヒィゆって働いているお金だということには気づいていないらしい

「古い体質の人が多くて、まったく変わらない」

この意見には、ヤナギーも顔を歪めて苦笑していた



●実践! 夫を早く帰す方法


ある妻のはたらきかけで、夫の帰宅時間がこれまで22~24時だったのが、21時前後になった例を取材

妻モエさん(保育士 32)、夫(不動産仲介会社社員 32)、娘(11ヶ月)

作戦その1:お店の閉店時間を利用
 

モエさん:
スマホでいろんなことを送りつける
21時で閉店するから「間に合うように帰ってきて」
ほんとはそんなに急じゃないけど、そう言えば帰ってくる

(男性は、具体的に言わないと何も分からない人類なのか?

Q:プレッシャーは感じない?

夫:
感じますね ただ、自分の中でも帰る口実ができる タイマーみたいな感じ

作戦その2:可愛い我が子をダシに

モエさん:
電話がかかってきたら、まず子どもに出させる
ちょっとでも、子どものために「早く帰ろうかな」と思ってくれれば



夫:
子どもが電話に出ると、喋っているのが分かるので
周りの人たちに「早く帰ってあげなよ」と言われる それは効果的だと思う

動画は引きが強いとっておきを送る


声だけ送る


Q:何が一番早く帰りたいと思う?

夫:
妻が素直に「疲れた」とかストレートに連絡がくるとき
普段は意地張って言わないので、言うのは本当に限界の時なので
そういう時はもう何も考えずに帰ります(限界になる前に帰れればいいのにね・・・




ヤナギー:
「帰ってきて」って言われて、帰れるのは、職場がいいからだと思うよ

瀬田アナ:
夫の勤めている会社が「ワークライフバランス」を大切にしている環境を作っているのが大前提にある(全然、不十分だよ

このことで夫が気づいたのは、仕事をある程度、効率化できて
帰る意識を自分の中で持てば、多少短縮できるところがある ただし、1年かかってやっと1時間
働き過ぎていないか?ということも含めて、自分の働き方を見直す1つのキッカケにはなった



●「働き方改革」が進んでいる業界

(ファミレスは、店を増やし過ぎて、今は客が減ったからじゃないの?



●“便利”の裏側で長時間働く人もいる
なかなか変えられない業界もある例を取材

コンビニ経営者・トオルさん(仮名・50代)
1日12時間勤務 3年以上休みなし(よく生きていけるなあ/驚

トオルさん:
精神的・肉体的にも、健全な時の自分がどうだったか分からなくなっている

原因は、「24時間営業」そのものにあるという

ある1ヶ月の「来客数」「売り上げ」の平均をまとめた表
 
深夜帯は5、6人 人件費を差し引くと赤字(なぜ止めない?



●やめられない24時間営業

24時間営業はコンビニの原則(いや、客少ないなら止めればいいじゃん 誰もそこまで求めてない

トオルさん:
気持ちは待機状態 何か起きたら、行くのは自分 24時間待機状態 でも限界です

(日本人て基本、受け身だよな


「サービスの複雑化」
 
(コンビニは、銀行・役所・宅急便、全部やってるもんね!

20年ほど前はなかったサービスが増え、店に立つ人がいても休めない
各種税金の支払い、公共料金も含めると、30種類以上の振込票を取り扱う それぞれ様式が違い複雑化している

 
(どれもこれも、いつもお世話になってます/感謝

その割に賃金が安いため、アルバイトが続かない
(客に説明したり、バイトに説明したり、二重三重だな・・・

トオルさん:
いろんな種類のサービス業務を、お客さまは「できて当たり前」というつもりで来るので辛い
我々も知らないサービスを、お客さんが先に持ってくることもある
それぐらい、お客さんがコンビニに期待している

(むしろ、定時で帰っちゃう公務員を減らして、コンビニに派遣して給料を上げてはどうか?

イノ:
同じコンビニが3軒くらい並んでて、夜中に全部開いてるもんね

(ほんとムダが多い謎・・・

瀬田アナ:
大手3社に聞いたところ、条例などで禁止されている地域は別だが、特別な理由がないかぎり24時間営業は止められないそうです

(金儲けが先か




Q:根本の問題は何?

川人さん:
今の日本は「お客さまは神さま」という考え方が行き過ぎている
消費者や取引先が過剰なサービスを求めすぎている慣行を根本から変えることがもっとも重要

業界間・業界内部で取り決めをするとか、
国民側にある程度の不便さは感受するような文化も求められるのでは

ヤナギー:
競争関係もあるから、こっちでダメなら、向こうに頼むということもあるのはどうしたらいい?

川人さん:
お客さんも大事だが、労働者も人間だから大事だという考え方を社会に定着させたい
「過労死防止法」ができて、取引慣行を変えようという閣議決定もされている

ヤナギー:
海外だと営業時間て法律で決めている、ドイツとか
日本では、そういう文化の導入は難しい?

川人さん:
たとえば、コンビニのフランチャイズ契約等について法律上の規制は充分可能 海外でも行っている
シニア労働の改善も必要



<FAX>

「マスコミがこういうのを特集すると、ますます若い人はサービス業に来なくなり負の連鎖です
 国で“働かない日”を設定するなど、強硬手段でもしないかぎり変わらない気がする」

「日本人は働き過ぎとか、その割に生産性が低いとか言われるが
 そもそも日本社会がサービスや製品の質を支払った費用以上に求めすぎなのが問題なのでは
 会社よりみんなの意識の問題では?」

「職人1人育てるのに3年かかります 年間300万円人件費が増えます
 3年経ち、一人前になって辞めてしまう人も多いです 結局、経営陣が残業することに」

「主人は管理職 いくら頑張っても、労働組合は守ってくれません 有給はおろか、代休もとれません
 女性の社会進出と言いますが、そのカバーをしている人がいることも忘れないでほしい」


川人さん:
「過労死法 第8条」に自営業についても対策しなければいけないと決まっている
経営者、事業主について政府はもっと取り組む必要がある

中間管理職の人が今とてもキツクなっている どこの企業も新人に配慮するようになった
一番の問題は、役員が中間管理職の労働時間を一切管理してない 記録もない
厚労省はキチンと把握するよう言っている

中小企業の取引先の配慮が必要 発注先が下請けにいかに配慮するか

昨年「下水道協会」が過労死が発生したことで、発注先に連名で申し入れをした
ムリな納期設定はしないでほしいとか、突然の変更はしないでほしいとか
全国的な動きも始まっている ぜひ業界団体としても取り組んでもらいたい



●過労死の遺族を取材

高橋幸美さんの一人娘はおととし自殺した

幸美さん:
自分の意思でない死を選ぶことが実際に起こり得ることを知らなかった
身近に感じていなかった 浅はかでした

大手広告会社の新入社員だったまつりさん(享年24)
月の残業が105時間に及び「過労が原因の労災」と認定された

国は会社の強制捜査をし、働き方について世に問いかけた

幸美さん:
会社に対して(家族が)何ができるのか
「今日休ませます」と電話することが本当にできるかどうか分からないけれども
亡くなるくらいだったら、しなければと・・・

娘を亡くして1年半後、幸美さんは、最悪の事態を招いてはいけないと強く訴えている

幸美さん:
キャリアがなくなったり、家族を養う収入がなくなるかもしれないけれども
死んでしまったら、本当に取り返しがつかないので


瀬田アナ:
自分にも何かできたのでは、と今でもとても後悔していらっしゃる
川人さんは高橋さんの代理人を務めた

川人さん:
まつりさんが亡くなったのは家族の責任ではない 企業の責任
企業という共同体で起きていることに、家族が介入するのは難しい
ぜひ経営者が改革に取り組んでほしいと改めて思う



●家族には何ができるのか?

2人の子どもを持つカオリさん 夫は6年前、37歳で亡くなった
大手自動車メーカーの下請け会社に整備士として勤務していた

亡くなる1ヶ月前の残業時間は85時間48分


カオリさん:
主人が亡くなる前は、過労死は他人事だと思っていて
「いや、そうじゃなかった」と亡くなってから初めて気がついた

最初に異変を感じたのは、亡くなる5年前
深夜、帰宅した夫は疲れ果て、テーブルにつっぷしていた

「どうしたの?」と聞くと「頭の中が無になった感じなんだ」と言った

もともと、深夜の帰宅が多かったが、グループリーダーを任されて長時間労働+精神的負担が増えていた

(両親はきっと息子がグループリーダーになったことを喜んでいたことだろう

カオリさん:
とても几帳面な人なので、責任感をもってこなす人でした
疲れたから休むというのは思い浮かばなかった

カオリさんは、夫のことが気になりつつ、子どもの世話に追われていた

その後も、夫は休みの日も無表情でボーっとしていることが続いた
カオリさんが精神科の受診をすすめ、「うつ」と診断された

夫は、処方されたクスリを飲んで、仕事を続けた

カオリさん:
クスリを飲んで治るなら大丈夫かなと、安易に考えていたところもある

2011年 東日本大震災発生 会社はさらに忙しくなった

毎日朝7時に出て、深夜帰り 睡眠時間は3~4時間
仕事のシフトが変わり、休日は木・金になった
コミュニケーションの機会がなく、夫は家でクルマの整備をしたりしていた



カオリさん:
休日が木・金になってから、今までと違うぐらい混乱していった
疲れ具合とか、様子が違うなと思った

休みが変わって3ヶ月後 家族とも会話しなくなったある日の朝
起きてこない夫を子どもに見に行かせると「起きない」という
寝室に見に行くと寝たまま亡くなっていた

死因は「心疾患」

6年後の今でもカオリさんは後悔し続けている

カオリさん:
自分に(過労死の)知識がもうちょっとあって、こういう働き方をしていてはダメだと分かって止めていれば
こんなことにはならなかったと思う

本人はもっと生きて、子どもたちの成長をいっしょに見守っていく予定だったので
「なんで止められなかったのかな」「主人の両親に対して申し訳ない」という思いばかりが巡っていました


瀬田アナ:
取材をするとみなさん「まさか、我が家に」とおっしゃる



●過労死を防ぐために

寺西さんも21年前に夫を過労死で失った

寺西さん:
夫は飲食店店長だった まさか自分の家族の身に起こるとは考えていなかった
家庭内のことは分かっても、職場のことは分からない

夫はこれまでも会社から出される無理難題に耐えてきたので、
今回も乗り切ってくれると考えていた

ヤナギー:
ご主人は愚痴ることはなかったですか?

寺西さん:
常に仕事に誇り、自信を持って取り組んでいたので、なんとか前向きに達成しようという考えだった


家族が気づける過労死のサイン


すべてがあてはまれば過労死ということではない
下の2項目は、精神科に行き、周りの助けが必要な状態と認識が必要

(友だちがこんな感じだから心配なんだよな・・・

寺西さん:
夫もささいないことで怒ったり、新聞を見ててもボーっとしていた 体に覇気がない状態だった


睡眠時間が5時間未満が1ヶ月以上続いているか気づいて欲しい
→疲れがとれなず「脳・心疾患」の危険性が高まる

寺西さん:
「過労死ライン」は、仕事によるストレスで寝付けない、夜中に目が覚める 睡眠の質も悪くなる

ヤナギー:
記者の仕事もそうですけど、睡眠時間が少ないとか、何日寝てないとか、
逆に「オレ仕事してる」という充足感、やりがいに感じているケースもある

(会社に必ずいるね 「有給こんなに捨てたよw」「昨日も徹夜だよ」というのが自慢そうな人

寺西さん:
人間は機械ではない 睡眠などのバランスが大切

川人さん:
過労死で倒れる直前の段階では、会社でも分かっていることが多い
その時にストップをかけないのが、日本の職場の現状
「あと1週間、1ヶ月の辛抱だ」と続いてしまう

イノ:
「休みたい」と言いやすい状況と、周りが「これはマズいかもしれない」と気づいてあげられる状況が必要



●「過労死110番」


電話:03-3813-6999
受付:平日 午前10時~午後5時(午前12時~午後1時除く)



<FAX> 2800通を超えた/驚

 



川人さん:
これはとんでもない違法行為 極めて悪質なケース
労働基準監督署、労働局、厚生労働省に言えば動くと思う
クビになったことが伝わっていないのでは?


ヤナギーの選んだ1枚



川人さん:
あまりにもいいことばかり謳っている所は疑ったほうがいいと思う
むしろ、ある程度、こういう問題が残っているが努力しているとか
アナウンスしている所のほうが信頼できる

HPで「病気で療養している人がいても、こうして改善している」とオープンにしているところもある
残業時間を公開しているところもある
できるだけ情報を公開している所は信頼できると思う

 

 


寺西さん:
労働時間の管理が正しくされてないのが大きな要因




【ブログ内関連記事】

時代は常に変化しているのに、いつまでも変わらない、変えようとしない人もいる
これだけ特集番組をやっても変わらないのは、1人1人のヒトの意識改革がもっとも難しいからではないだろうか

本音で話そう! 2017ニッポンの働き方@週刊ニュース深読み

続ける?やめる? “24時間型社会”ニッポン@週刊ニュース深読み

どう防ぐ?若者の過労自殺 "会社と社員"のつきあい方@週刊ニュース深読み

KAROUSHI(過労死)

どうなのヤナギー パート主婦迫られる選択@あさイチ

モーレツ社員はいらない!? "働き方改革"始動@週刊ニュース深読み

どうする?"マタハラ" あなたのホンネは?@週刊ニュース深読み



topics~いまから注意!熱中症!@あさイチ ほか

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いまから注意!熱中症!@あさイチ
関東の子どもが19人熱中症で病院に搬送された
校庭で運動会の準備のために歌の練習をしていて、わずか15分たらずの間の出来事だった
しかも、当日の気温は21.4℃




原因は「気温差」


熱中症に詳しい三宅さん:
 

「体が夏になっていいのか、冬のままでいいのか難しい
 子どもや高齢者は、汗をかく能力や、放熱する能力が充分でない」


<体内の熱の調節の仕組み>

暑い時は血管が膨張して、たくさんの汗とともに体内の熱を放出する
 

涼しい時は、逆に血管が縮小して、汗をかかず、体内の熱を守る



<今からできる対策>

じんわり汗をかく程度の半身浴、1駅歩くなどの運動をして「気温差」に体を慣らしておく


ゲストに朝ドラ「ひよっこ」出演中の佐藤仁美さんが出てた/驚



漫画『ガラスの仮面』初の本格的原画展「ガラスの仮面展」カラー原画など350点以上が松屋銀座に


開催期間:2017年8月23日(水)~9月4日(月)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
住所:東京都中央区銀座3丁目6-1
時間:10:00~20:00
※入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場。
入場料:
一般 1,000円(700円)、高校生 700円(500円)、中学生 500円(400円)、小学生 300円
※( )内は前売り料金
前売り:セブンイレブン、ローソン、ヤフーパスマーケットにて8月22日(火)まで発売。

友だちが教えてくれたイベント


●口内炎ってどうしてできるの?
数年前に何回か行った漢方薬のお店に、なぜか忘れたけど住所、氏名を書いたら
それから今でもずっと牡蠣エキスの宣伝チラシが送られてくる
もう行かないし、読まないし、紙資源がもったないから止めてほしいけど
電話でもして、また話すのも面倒だし・・・

でも、この記事はちょっと分かりやすかったから貼っておく
ちょっと前まで口内炎がやたら出来て悩んでいたのに、最近はなくなった
そっちのほうが謎 別段、生活や食生活も変えてないのに






●奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人@アートシーン
 

奈良さんが「あまり人には見せたくなかった」というほどの宝箱のような展示会だという
 

 

茂田井武の代表作は、宮沢賢治の『セロひきのゴーシュ』


没後80年 宮沢賢治・詩と絵の宇宙―雨ニモマケズの心@世田谷文学館
ここにも名前があるな この時は知らなかった

「宮沢賢治まとめ」カテゴリー参照
『セロひきのゴーシュ』のメモがない

 

 

茂田井武が若い頃ヨーロッパに渡り、描いたシリーズも展示
ヨーロッパで恋に落ちた茂田井武

 

 

 

奈良さんも同様、若い頃に渡欧した経験がある
「若い頃に外国に行くと、感性がより増幅される」

 

茂田井武は、子どもの姿もよく描いた

 



 

奈良:
子どもたちは、簡単に文化や民族などのいろんな壁を乗り越えてしまう
この時、茂田井武は、将来、子ども向けの絵本を描こうなんて思っていなかった
素晴らしい作品が描けたのは、渡欧の経験があったからではないか

茂田井武は、自身の子どもが描いた絵も大事にとっておいた

 

子どもの絵はどれも全部素晴らしいねえ





朝ドラ「ひよっこ」

1966年(昭和41年) 日本は人口1億人突破した


それをずっと維持しようとしてるのが、もうムリあるんじゃないか?
高度経済成長期のことは忘れて、ちょっと不便でも、1人1人の幸せを追求する世の中のほうがイイ

寮の漫画家志望の相方が戻ってきた
そんなにみね子とは関わりがないかもしれないってナレも可笑しいw




追。

新しく見るヨーグルトがあるとつい買ってしまう
今では、2個ずつ買ってもすぐに終わってしまうほど食べている

今回見つけたのはこちら→「Bifix」



いろんなフルーツ味があるのか
私はプレーンを買って、いろんなジャムや、レーズン、缶詰の果物など入れて
毎日飽きないようにしている



『なぞの転校生』眉村卓/著(角川文庫)

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■『なぞの転校生』眉村卓/著(角川文庫)
眉村卓/著 カバー/木村光佑(昭和50年初版 昭和58年28版)

「作家別」カテゴリーに追加しました。

[カバー裏のあらすじ]

中学二年生の広一君のクラスに転校してきた美しい少年。
スポーツ万能、成績抜群、あっという間にクラスの人気を独占してしまった。
だが時折見せる彼の謎の部分―雨やジェット機の爆音への度はずれた恐怖。
停電の時に手にしていた超能力のペンライト。
そして突然悲痛な声で世界の終末を予言する……。
クラス一同の深まる疑惑と不安の中で広一君が握った少年の秘密とは…?
SF界の鬼才、眉村卓が描くジュニア小説の傑作。


再度、amazonで1冊1円(関東への配送料 ¥257)で買った第2弾は14冊(1冊だけ4円だった
前回も今回ももっとも多かったのは「もったいない本舗」さんの在庫
一体、眉村さんの角川文庫を何冊持っているのかフシギになるほど

以前調べてなくても、時間を置いて調べると入荷していることや
値段も見るたびに若干変わることも分かった 古書売買の仕組みっていろいろフシギ

そして今回届いたほとんどは、どれも新刊のように状態がよくて驚いた
もしや、新しいのが届いたのでは?と奥付を見ると、昭和50年代の版数を重ねたものだと分かる

私の好きな木村光佑さんのカバーデザインも、次第に変わって、いろいろ試みている

こうして1人の作家さんの文庫本を長年にわたって
同じ規格、同じデナイナーで出版しているのは、作家さんと出版社の深い関係性も伺える

ラックに1段に並べていたのを、数が増えた分、前後に2段にしてみた
ズラっと並ぶ、まちまちに経年劣化で変色した文庫本は、
それぞれの歴史を感じさせて、とても感慨深い




今作は、タイトルは有名だし、ドラマ化されていることも最近知ったのに、まだ読んでいなかったんだな/驚

学園もののSFシリーズ
次元をわたりあるいている人々を
平凡ながら、勇気と知恵、行動力のある少年が助けて、ひいては日本中も納得させてしまうなんて
当時、同じ年齢の子どもたちが読んだら、きっと元気や夢を持ったことだろう

まだまだハンパな科学力を批判され、それでも平気でいる私たちへの痛烈な比喩もあることも見逃してはならないし
その中でも、自分たちの力で変えていけるんだ、と訴える眉村さんの信念も伝わった気がした

解説が手塚治虫さんでビックリ/驚×5000


▼あらすじ(ネタバレ注意


「なぞの転校生」

クラス委員の岩田広一がクラス対抗試合に行こうとして家から出ると、
昨日まで空き部屋だった部屋に急に引っ越してきた人がいて驚く
中からギリシア彫刻のような整った顔立ちの少年が出てきた

2人は偶然、一緒のエレベーターに乗ったが、一時的な停電に少年はパニックになり
見慣れないライトをドアに向けて焼き切ろうとしている その顔は憎悪に醜く歪んでいた


翌日、昨日の少年が転校生として広一のクラスに来てまた驚く 山沢典夫という
進学率のいい阿南中学校の大谷先生は厳しいが、典夫はノートをとらないばかりか、教科書も開いていない
太陽について聞かれると、先生も驚くほどの知識を話し出した


隣りの席の香川みどりは、卓球の学校代表選手で、広一との仲の良さが噂になっている
みどりは典夫も卓球に誘うと、もの凄い球を打ち返してきたが、卓球をやったのは今日が初めてだという

典夫はすっかりクラスの人気者となったが、心を開かないのは変わらなかった

秋の運動会のことで打ち合わせに1人だけ参加しないことで広一と口論になる
その理由が

「もうじき雨になる 僕は傘を持ってきていないんだ
 あの雨の中には原水爆実験による放射能が含まれている 僕は怖い 致命的なんだ

 みんな、なんて馬鹿なんだ
 この世界で一番怖いのは、科学のいきすぎによる人類の自滅じゃないか
 我々にとれば、文明世界より原始世界のほうがよっぽどましだ」

クラスメートとモメてから、典夫は3日も登校しなかった


大谷先生は、広一と典夫を訪ねる
部屋から20人ほどの家族連れが一斉に出てきて、彼らは一様にギリシア彫刻のような顔立ちをしている
典夫は広一らを拒絶して部屋を閉ざしてしまう

「山沢くんはひょっとすると・・・どこか別の世界から来たんじゃないでしょうか」

「まさかねえ」大谷先生は笑い出した


クラス対抗意識の高い阿南中学の運動会は、クラスごとに応援用のアーチ作りに力を入れている
典夫のデザインが素晴らしいとみんなが褒めた後、ほかにもほとんど似たデザインがあることに気づいて皆驚く
典夫は「偶然だ!」と言い、みどりがかばった

典夫の活躍は抜群だったが、広一の両親は、同じアーチを作ったクラスにも同様にずば抜けた生徒がいることをフシギがる
「それがいずれも転校生だそうだ」

かけっこでは、その天才少年少女たちがいずれもアンカーで、人並み外れた速さで走っていた
だが、その上空にジェット機が飛んできた時、彼らは一斉に校内に逃げてしまった

その後、札付きの3年生のグループが典夫に文句をつけているのを見かける広一
「転校生のくせに、気に食わなかったんだ!

典夫がポケットから例のライトを取り出すのを見て、広一は慌てて間に入って止める
「生意気な!」 広一はボコボコにされてしまうが、後にクラスメートから典夫をかばったと好印象を与えることになった

しかし、広一は、追い詰められた時の典夫の、まるで世の中のすべてに絶望したかのような表情が忘れられなかった


大谷先生が救護室で話すには、大阪市内の十数校で同じような転校生のために、いろんな事件が起きていて
しかも、みな同じに転居してきて、本籍を調べるとすべて千代田区にあるという


教室で大谷先生が「山沢くん、岩田くんにお礼を言ったの?」と聞くと

「そんな必要はないと思います 僕はパラライザーという神経麻痺銃を持っているから、あんな連中なんでもないんだ
 みんなは僕のことを笑うが、なぜおかしいんだ? あんな激しい音を聞いて平気なほうがおかしいんじゃないのか?(まったく同感

 原子爆弾、水爆、ニュートロン爆弾、ミサイル、、、いつ頭上に落ちるか分からない世界でよく平気でいられますね
 このD-15世界も、遅かれ早かれ核戦争は起こるんだ ここなら起こらずに済むと思ったのに・・・

 核戦争の恐ろしさを知っている者がいるか? 倒れる何百万の人々、迫ってくる死の灰
 血だ! 焼けただれた裸だ! 助けてくれ!」

典夫は先生にうながされて早退した

「あいつ、本物の核戦争を見たんだ・・・」


その日の夜 両親は夕刊を見せた 「大阪に出現した天才少年少女」と書いてある
広一「僕、隣りに行ってみるよ 連絡もあるし」

ドアを叩いて「できるなら、一度ゆっくり話したいんだ」
2DKの団地の部屋に入れてもらうと、何人かの大人が座って話していた
外から見えない場所には、複雑な金属製の見慣れぬ道具が並んでいた

典夫の父
「私たちはある集団なのだ 秘密結社とかスパイじゃなく、ごく平和な目的なんだよ
 このD-15世界でとけあって暮らしていくつもりだったが、私たちは不適応者に見えるかね?」

「とんでもない ただ、普通の人間なら、もう少しのんびりしています
 みなさん優秀すぎるんです それにすごく神経が細い」

「1つの世界で安全に暮らすには、何事にもずばぬけているのが一番じゃないだろうか?
 でも、もっとみんなと馴染むようにしなきゃならないようだ
 このことは誰に話してくれてもいい それくらいはするべきだった」


翌日、典夫が欠席して、広一が責められる
そこに広一の母がきて、典夫の家が酷い騒ぎで典夫は広一にだけ会いたがっているという
一緒に行きたがるみどりに「君は山沢が好きなんだな」 彼女はうなずいた

男が酷い火傷を負って病院に連れていかれたという 広一が部屋に入ると

典夫
「信じられるのは君だけだ 僕らを人間らしく扱って、特別な目で見なかったのは
 留守番をしていたら、知らない男がドアを開けて入り、写真を撮りまくったから
 僕はレーザーで撃ってやったんだ 目盛りは最低にしたから警告程度だ それを・・・」

「わかった 僕に任せるんだ」

広一は外に出て「怪我をした人の知り合いはいますか?」 誰もいない
レーザーのことは伏せて、事情を話し、目撃者に問い、典夫のせいじゃないと言い張った
警察官が来て、部屋を開けると、典夫の両親がいた (さっきまで家に入った人はいないのに・・・)


典夫「僕らはもうこの世界にはいられない でも、君のことはけして忘れない」

典夫の父「今夜、団地の屋上へ来てくれ 夜9時だ その時、話す」



翌日、国語の先生が入ってきて、全クラスの天才少年少女たちが一斉に消えたという
新聞には、大阪市内の天才少年少女も消えたと書かれていた
典夫らを守るため、大谷先生も屋上に同行することに決めた

しかし、団地にはすでに大勢のテレビや新聞の取材陣らが殺到していた
部屋を開けたら、中には何ひとつなかったという

屋上から無事に送り出すには、彼らに帰ってもらう必要があると考えた広一は、言える範囲で取材に答えた
無意識に過去形で喋っているのに気づいて、不意に悲しくなった
広一が解放されたのは8時前だった

クラスの誰かが話してしまうのでは、と心配したが、みどりがみんなに言わないよう説得してくれていた

蛍光を帯びた球状の物質が降りてきて、典夫が出てきた

「行きたくないんだが、でも、もうここともお別れだ」

典夫の父
「私たちは別の次元へ行かねばなりません 私たちは“次元ジプシー”と呼ばれる一族なんです
 宇宙は限りなく重なり、交錯して同時に存在している そこをこの移動機で別の世界に移ります
 これは残念ながらタイムマシンではない どうも時間は第5の軸らしく、別次元に移る機械しか作れなかった

 私たちの世界は高度に進んだ戦争のために壊滅したため、別の世界へ飛んだ
 しかし、無限に歴史があっても、結局どこも全面戦争を始めて、そのたびに逃げ回っているのです
 平和で安心して住める世界を探して もう戸籍は次の世界に作ってあります」

典夫「僕、今度の世界より、ここのほうがいいんだがなあ」

広一は、このままこの人たちを去らせてはいけないという考えにせきたてられた

「別世界に行って、ここより住みやすい保証はあるのですか?
 そうやって、次々と移って、どこか理想の世界を見つけるんですか?
 理想の世界なんて本当にあるんでしょうか? 住む人の心持ち次第でどうにもなるんじゃないでしょうか?」

典夫の父
「君の言うことは分かる いい勉強になった しかし、もうすべての手続きは終わっている
 もうみんな、あっちのあっちの人間になっているんだ」

典夫
「もうたくさんだ! やっと友人ができたというのに、何年も何年も・・・
 このレーザーを持っていてくれ また、ここに戻ってきたら、仲間に入れてくれるだろうね?
 いつか戻ってくる そう考えて一生を送るよ さようなら」



多くの学者や文化人がこの事件を論じた
一部は肯定し、これまでの常識がどれだけ偏っていたか論証しようとしたが
他の大多数は、あり得ないという見地から、広一らがウソを言っているか、幻覚だと決めつけた

広一の父「どうせマスコミなんて気が短いんだ そのうち忘れてしまうよ」

その通り、1ヶ月も経つと、ほとんど噂されないようになった
しかし、直接、関係した中には忘れられない者もいた みどりもだ
今では成績も落ち、かつての精彩がまったくなくなっている


補習の1日目、みどりと広一が教室に入ると、教壇の下にボロボロの服を着た典夫がいた

「僕はまた戻れたんだな・・・」

大谷先生も来て、救護室に運ぶよう指示した

典夫
「僕らはD-26世界へ行った 次元ジプシーは僕らだけじゃなかったんだ
 何万人もいて、人間狩りを始めた 戦争の代わりに闘争本能を満足させていたんだ!
 僕らは散り散りになり、撃たれ、捕えられ・・・ やっぱり、ここへ帰ってきたのは僕だけだったのか」

学校中は典夫の話でもちきりになった
職員会議でも、戸籍のことなど問題はあったが、典夫を守るために府立病院に入院させた

広一の隣りの部屋には、もう別の家族が引っ越している 「あいつ、どこに住むつもりだろう」


そこに屋上から音がして、典夫の父らがやはりボロボロになって戻ってきた

典夫の父
「私たちは、もう自分たちだけの生活に閉じこもるつもりはありません
 私たちは随分多くの世界を見てきました 動物たちと共存共栄してる人たち(いいなあ
 しかし、どの社会もゆっくり、あるいは急速に、科学の時代に入ってゆく

 私たちは逃げ回るのではなく、勇気をもって未来に立ち向かい、自身の未来を作り上げること
 最終戦争の恐怖に怯えるより、なんとか起こらないよう力を合わせることだったんですね

 この岩田くんのように これがあるかぎり、この世界は大丈夫です
 与えられた問題に手をとりあってやりぬくこと 私たちはここに永住したいと思います」

広一の父は、とりあえず彼らを会社の寮に泊まるよう手配した

典夫「さようなら また、あした」

明日 それは誰にでもあるのだ 素晴らしい明日を作るのは、僕たち自身でなければならないのだ!

彼らは世論の同情を集め、日本国民として、受け入れられた


典夫
「僕は、来学年から東京に住むことになりました
 僕たちは、この世界で仕事を見つけて全国に散りました
 父もこの世界の役に立ちたいと、東京で技師の仕事が見つかったんです」

3人は校舎を振り返ると、桜がもうちらほら咲き始めていた




「侵された都市」

ローカル空港の飛行機で羽田に向かっている新聞記者・古川彦二
客は少なく、あと30分で着くという時、機体がすうっと沈んだ
エアポケットかと思ったがまたずうんと沈みこんだ

「あと10分で着陸いたします・・・」というアナウンスで一応落ち着いたが
外を見ると、ここは僕の知っている東京湾じゃない
恐ろしく広い空港で、はるか向こうにあるのは、どう考えてもロケットに違いない

後ろにいた中年紳士はスチュワーデスに「どうなってるんだ!」と怒鳴る

操縦士が現れ、
「機長の有田です 私たちは突然悪気流にあい、今の空港に着いていました
 いくら呼んでもコントロールタワーからの応答がありません」

反射的に「僕が調べますよ」と言うと「僕も行きます」と副操縦士・桜井節も言った
外に出るととてつもない寒さ 今は7月で、離陸した時は汗だくだったのに


大きな建物は、近づくにつれ、窓が割られ、錆びたり、剥げ落ちたりしている廃墟だと分かった
何かの爆発で吹き飛ばされているようだ

眼下に広がるのは、ぎっしりとビルの建ち並ぶ大都市で
それらの間の縫っているのはハイウェイだろうか
まるで未来の超大都市のようだが、生き物の気配はまったく感じられない

東京タワーを見つけて、ここがまぎれもなく東京だと知り唖然とする2人


見慣れぬ飛行体が、ドームのほうから飛んできて、突然、頭の中が燃え上がるのを感じた
そして、自分が円盤を尊敬しきっているのを知った
円盤の言う通りにすれば、何もかも素晴らしくなると考え始めていたのだった

(ワタシタチノトコロヘ キナサイ)

乗客たちも円盤のドアに歩いていき、乗り込んだ
だが、先を争った僕と桜井は、くずれかけた階段とともに下へ落ち
円盤はもう去ってしまい、意識が遠のいた


「2人ともコントロール線を浴びたらしいわね」

女の声がして、気づくと幾人かに取り囲まれ、地下に連れられ、針のようなものを刺された

目が覚めると、普通の白衣ではない生地を着た人々に囲まれている

「説明しなさい なぜあんなところにいた? あの航空機はどうしたの?
 あなたは人間だし、私たちの仕事に協力する義務があります」

事情を話すと、いかにも頭のよさそうな男クニオが言った
「タイムポケットだ この男たちは1960年代から来たのだ」

女性の第二行動隊責任者イワセ「ここは1999年よ」

クニオ
「君が見たのは、バーナード星系に住む宇宙人の円盤だ
 あれは、人間の脳に働きかけて奴隷にするコントロール線を出している
 地球の人々は、ほとんどがバーナードの奴隷になっているんだ」

初老の男が言った
「君の仲間といっしょに映画を観てほしい 宇宙人らを攻撃する前には必ずそうするんだ
 わしは医者でね こうした闘志のかきたて方には賛成しかねるが わしはリーダーじゃない」


室内には100人近くがイスに座り、スクリーンを見つめている

「これが、つい7ヶ月前の東京です」

何百というビル、天候制御、原子力発電所、食料合成工場群・・・
そこに何十という黒い点が現れた
奴隷にされた人々は、窓を割り、壁をめちゃめちゃに壊している

「偶然、地下深くで仕事をしていた者以外は、みんな奴隷にされたのです!」

流れている音楽はもう耐えられないほど低い不気味な音になっている
「殺せ! 殺せ!」部屋の人々は声を合わせて叫んでいる

巨大ドームから、怪物が出てきた 大きな飛び出した目、べろんとした大きな口
僕は吐きそうだったが、バーナード人に強い憎しみを感じていた
(映像と音で操作してるんだな プロパガンダ映画といっしょだ

「我々は今夜、一番近くにあるバーナード人居住区を襲撃する!」

医師
「やつらの居住区は、東京、横浜などのほか、世界各地に散らばっている
 世界各地には、我々と同じような団体はあるだろうが、連絡手段がないんだ」


2人は会議室で、なぜこの時代に来たか説明される
透明な壁の向こうは工場があり、先のとがった帽子のようなものなどがズラリと並んでいる

クニオ
「いっさいの責任は我々にある 我々はバーナード人に対抗できるような技術を研究していた
 やつらのやっているのは重力コントロール方式なんだ 地球の引力をさえぎれば
 飛行機は他の天体の引力によって浮かぶことができる

 だが、スイッチの操作を誤って、重力を反対側にかけてしまった結果
 実験物の上空に過去の空間ができた

 タイムポケットは、君らの時代にもあったかもしれない 戦闘機が突然消えたり
 人がいなくなる事件の何割かはそれだ 君たちは帰れるかもしれない」

だが、円盤に捕えられたスチュワーデスらを見殺しにすることはできない

「僕はこれからの攻撃に参加するぞ 仲間を助け出してやる 僕はあの映画を観たんだ」

桜井も同意見だった


2人は工場で造られていたヘルメットを渡される

「これはコントロール線を完全にさえぎることはできない
 2分も浴びると頭がやられる 少しでも気づいたら、すぐ岩陰などに飛び込み
 ボタンを押せば、強力な麻酔薬で失神し、あとは救助され治療を受けられる」

指揮をとるのはイワセ この時代の人々は、一番能力のある者を選び、男女などにこだわらないらしい


近づくとドームの大きさは異様だった
新しい反重力船が攻めかかるまで待ち、一斉に攻撃する計画

不格好だが、堂々とした飛行機が3台だけ、まっすぐにドームに突っ込んでいく
僕は大声をあげながら、奴隷にされている人々を麻酔銃で撃ちまくった
1人でも多く眠らせ、あとで助け出し、治療をほどこすのだ


うず巻き状の廊下のような所に来ると、20人以上の宇宙人がかたまって立っていた
(バーナード人の家族か?)

彼らにも麻酔弾が効き、床に倒れた

「大勝利だ! 円盤は慌てて別の居住地へ逃げていったぞ!」

ドーム内の人間は、何十万人という数だった
地下運動の人々は、みんな眠らせ、順番に治療を始めた

コントロール線も手に入れ、バーナード人にも有効だと分かった



「我々は、必ず地球を取り戻してみせるよ」

僕は、イワセ、クニオ、医師らが好きになっていたが、僕には自分の世界でやらなければならない仕事がたくさんある
「ねえ、バーナード人にかぎらず、宇宙人が地球を襲うという予言をした人はいなかったんだろうか?」

医師「知らんな だからこそ、簡単に侵略された」

桜井「なぜあんなことを聞いた?」

30年後の未来といえば、僕たちは恐らくまだ生きている

桜井
「分かるぞ 過去に戻ったら、今度の事件を公表するつもりなんだな
 30年後の災厄を予言し、被害を最小限に食い止めようというんだな?」

飛行機は再び沈む感覚になり、もとの羽田空港に戻っていた




【手塚治虫解説 内容抜粋メモ】

最近は、主観の世界、内的宇宙を追求したテーマが、「ニューウェーヴSF」として若いマニアの関心を集め
日本陥没のようなパニックや、政治事件などがベストセラーになり、
SF分野は、純文学と大衆文学の中に広く滲み込みつつある

「企業SF」というジャンルの作品もいつくかあるが、その嚆矢は眉村氏だといって差し支えない

もの書きは、自由人で、企業内部の実態などは書けても
人間の喜怒哀楽、人情機微に触れるのは経験者でないと難しい
漫画家ではサトウサンペイ氏や、作家の源氏鶏太氏など

眉村氏は、一時「サラリーマンSF作家」と評されていたことがある
数年間会社員だったことが経歴をユニークにしている
風変わりに見えるのは表向きで、元来リベラリストで、ロマンチストなのだ

「インサイダー文学」をさかんに吹聴し、このムードも次第に薄れ
本来のスタンダードSFを書くようになったのは、
やはりインサイダーからアウトサイダーに転換しつつある彼の姿勢の表れかもしれない


『なぞの転校生』の広一はむしろ狂言回しで、典夫という謎めいた美少年が
スーパーマンぶりを発揮するのは、学園ものとしてよくあるパターンだ

典夫と同じ仲間が大勢登場するあたりは、SFマニアなら『ダンウィッチの怪』
(『呪われた村』として映画化された)と勘ぐる人も多かろう


眉村氏はテレビっ子のためにセリフをうんと増やし、会話劇に近い手法をとっているが
彼がテレビ漫画のシナリオもかなり手がけていることの影響だろう
眉村氏自身、漫画を描いていた時期もあるのだ(驚

学生時代、当時有名な新人養成雑誌『漫画少年』に、本名の村上卓児で投稿しつづけていた
僕もそれを拝見し、手紙のやりとりをした間柄だったが
こいつは大物になるかもという期待を裏切り、雑誌の廃刊と同時に姿を消してしまった

10年後、SF作家として登場した時、よもやかつての少年とは想像もしなかったわけである


同じ関西出身のSF作家の小松左京もかつて漫画を2、3冊描いた
筒井康隆氏は、今も道楽に立派な漫画を描いている

この御三家がいずれも同時期に『SFマガジン』にプロデビューしたことはフシギである




「ムットーニ・パラダイス」2017年4月29日(土・祝)~6月25日(日)@アートシーン

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「ムットーニ・パラダイス」2017年4月29日(土・祝)~6月25日(日)@アートシーン
 

開館時間:10:00~18:00(ただし展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで)
休館日:毎週月曜日

【ブログ内関連記事】
ムットーニ(武藤政彦氏)のからくり劇場

この時、一度だけ観て、とても心惹かれた作品たち
また観たいと思いつつ、なかなか身近になくて、すっかり忘れかけていた
以前と同じ世田谷文学館で観られるのかあ! ちと遠い・・・


ムットーニ 武藤政彦さん(自動からくり人形作家)



『摩天楼』(語りもムットーニさんが演る



ムットーニさん:
たとえば、1940年代のNY
第二次世界大戦の戦火を逃れた、多くのヨーロッパの人々が、あの亡命船に乗り、この国に渡ってきた
生まれも育ちもまったく違う人々が、この街で出逢い、新たな人生を誓う
NYはまた、亡命者たちの出逢いの街でもありました
もしかして彼らも、そんなカップルであったのかもしれません




もとは油絵を描いていたが、平面での表現に行き詰まりを感じ、人形を制作するようになる
さらに光、動きを加え、他に類を見ないアートが生まれた

人形制作、構成、演出、音響、ライティング、すべて1人で手がける
小さな箱の中で、壮大な総合芸術が繰り広げられる


『題のない歌』(萩原朔太郎の詩をモチーフにした作品





インタビュー:

人形自身がね、物語や、彼ら自身の独特の時間を持っているんですよ
つまり彼らだけの時間、光があるんです

でも、彼らはセリフをけして言わない 沈黙劇ですね
実は、観る人によって、どのようにでも捉えることができる
やはり観る人の数だけ、物語がそこにある












オフィ


6月16日復活「LIFE!」が見たくなるSP

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HPをリニューアル

イメージヴィジュアルは、イラストレーターの窪之内英策氏が担当



三津谷さんの部屋は、性格が出てて、整然としてるなあ 後ろの高そうな皿は何だろう?w
“NHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクター”って
より輝かしい肩書きに変わってる/爆 昇進して、定年も延長したそう

そんな三津谷さんが、6月16日に復活する「LIFE!」特別編を分かりやすく紹介する
メイキング、過去の名場面集など合わせた33分


<着ぐるみキャラクター名場面集>


「イカ大王」
 

すべてはここから始まったといっても過言ではないね 衝撃的でした
3年連続「紅白歌合戦」にも出場って、見切れてただけだけどw



「ハレデオ」

わずか3回で出番は終わるが・・・

「ノソノソ」
 

リサイクル! しかし、これも2回で終了(後ろ破けちゃってるしw
スタッフは、これを「ハレデオの呪い」と呼んでいる

「オモえもん」


着ぐるみも、源くんが演れば大当たりですv
「性格の重さが女子の大人気となった」(いやいや、ひたすら源くん人気ですってば

「ザリガニ」

ウッチャンがロケ中に助けた 続編を望む声があるとかないとか


新作では菅田将暉くんがコント初挑戦 その収録に密着


総重量3.5kgの着ぐるみは暑いため、スタジオ内は涼しくしてくれている

 

まずはドライリハーサル
完全体となってカメラリハーサルへ 2時間半もやってるの?! スゴイなあ!

本番
プレビュー(収録映像の確認)ではすごいいい笑顔



終わった感想

菅田:
楽しかった ずっと出たい出たいって言わせてもらっていて
コレ(衣装)にも慣れて またすぐ着たいですもん
愛着がわいてきて 馴染んできたんで
この「悲しみの丘」は、なんとも言えない哀愁があります
あと、みんなの動きが可愛いです




三津谷:
こちらの興味深いコント ぜひ、『ダーウィンが来た!』と合わせてご覧頂きたい
(別の番組の宣伝と抱き合わせるところがやり手w


三津谷:
新作では、コント初挑戦の女優2人(斉藤由貴さん、葵わかなさん)も出演します

VTRまで十(とう)秒前!



<過去のコメディエンヌたちの名場面集>

綾瀬はるか(コレ好きだな


「あなたの声は歌舞いてない」
「歌舞いてない?」

「うそ太郎」にも3年ぶりに出演


鈴木京香
 

土屋太鳳
 
本番にも入ってきちゃうマネージャーw

樹木希林

宇宙人総理SPに総理の母親役で登場


葵わかなちゃんは、次期朝ドラヒロインなのか



斉藤由貴
セリフ合わせ(コントもドラマなどと同じで、いろんな工程を経て、丁寧に作ってるんだなあ
 

撮り終えて

斉藤:

やっぱりこういうコントができる人って、基本的には芝居が上手でないと
こういうものもできないんだなあということをすごい感じました(そうそう
コントとかって楽しめる自分を発見したのでよかったです


「LIFE!」の新しいセット架空の街「LIFE TOWN」
(不定期放送にはもたいない凝りよう/驚

 

素材は再生可能なダンボール 部屋の窓から見える景色がLIFEの文字になっている
(“エコ”は素晴らしいが、ほんとは少子化でNHKの予算も減っているのでは?w

ウッチャンとの合成対話

喋り方がどこか「まっすぐ彦介」になってる


「LIFE!」×オーケストラのコラボ


65名のフルオーケストラをウッチャンが実際に指揮する 曲は♪運命
5分間一定のテンポを保つのは素人には相当難しい

 

指揮指導:
テンポは変えず、1番始めに(音を)出す人のところに視線を送りましょうか

本番の収録はNHKホール
客席は3000人のエキストラで埋まる予定

 

ウ:譜面読めないから 全部記憶でやってます

収録当日 客席は超満員


ウ:今年度一発目のオープニングコントですので頑張ってきます



なぜか1人だけ三津谷さんの部屋に呼ばれたムロのツヨシ氏



三津谷:
最近、なかなかご活躍のようですね(三津谷さんがムロさんを褒めた!
ドラマ、映画、CMと引っ張りだこ
ただ・・・調子に乗らないで下さい 足元すくわれますよ(呪いのよう/爆

 

ムロ:目が怖いですね 今日、僕は怒られるために・・・?

三津谷:
あ、久しぶりにあなたとお会いしたものだから、すっげーイラついてしまいました(言葉も乱れちゃってるw
聞いたところによると、インターネットのほうでもコント動画を配信しているとか

ムロ:
僕を中心に、といったら言い過ぎかもしれませんが、シソンヌと3人で作っております

三津谷:
では、これから試写しましょう 心配です 試写しましょう
たとえネット配信でも、あなたの恥部が出てしまったら大変です NHKなんで
ムロは9割恥部で出来てるんですよ! 残りは水です(ザ・クロマニヨンズの♪歩くチブ みたいなw

ムロ:僕、よくNHK出れてますね

三津谷:そして、ほんの少しの涙です


2回分のダイジェストが流れた


試写後


ムロ:いかがでしたでしょうか?

三津谷:恥部が出てしまいました・・・

ムロ:NHKのプロの方とやってます

三津谷:同好会じゃないんですね?

ムロ:大学のサークルでもありません!

三津谷:
あなたが中心ということで、とてもはしゃいでいるそうですね(三津谷さんの目がキラリ
そんなに本編はイヤですかっ やりにくいですか? じゃあ、サークル活動してればいい
帰りなさい 活動してきなさい 恥部を出さないように

なるほど プロで作ってたんですね(やっと納得した様子


あれ? 特番には源くん、あさ美ちゃん、杏奈ちゃん、羊さんは出ないの?



三津谷:
私、100歳まで「LIFE!」に人生を捧げる所存にございます NHKなんで




topics~グレース・ヴァンダーウォール来日 ほか

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●グレース・ヴァンダーウォール来日
以前、ブログにも書いた13歳の天才シンガーソングライター

topics~♪I don't know my name ほか

 



インタビュー:
Q:以前から歌手になりたかった?
G:いいえ 父からウクレレをもらってからです

 

その頃の気持ちを歌ったのが、あの♪I don't know my name


歌詞:
やっと自分のことが分かったの

私が何もしようとしていないって言うけれど


グレースの大好きな桜のモチーフのウクレレストラップをもらって大喜び
翌日のイベントでも着けていた

 
(これってインストアライヴ? 観たかったな 混んだろうけど

ちなみに右腕の青いギプスは、骨折したって大丈夫か? 弾くほうの利き手なのに


こないだコンテストで注目されたと思ったら、もうCDデビューやら、来日やらのハードスケジュールか
彼女が大人のショービス界の金儲け主義に飲み込まれず、
この歌詞のように、やりたいことを自由に表現できる道を歩んでいけますように/祈×5000


●ひふみん、63年間のプロ棋士人生に終止符
 

 

 
この日も大好きなうな重を注文

約10時間の勝負は・・・


ひふみんはすぐに席を立ち去ったが、相手の若い棋士が、半ば呆然としたまま座っていたのが印象的だった

ツイッター:
天職である将棋に将棋を懸け、全身全霊を傾け打ち込むことができましたのは
皆様お1人お1人のお蔭に他なりません
幸せな棋士人生をありがとうございました

どれほどの記録も、時代は変化し、若い世代に受け継がれていくのは同じ
これからは、そのお茶目な人柄、好奇心を発揮して、まだまだご活躍する姿を見せてくださいませ

プレミアムトーク 加藤一二三さん@あさイチ


●原田知世デビュー35周年 ♪時をかける少女 セリフカバー

変わらない清純さ アレンジされて、歌声も力が抜けていて癒される


●ソフトチーズが安くなるかも?@ZIP!

チーズ好きには朗報ですv


●母を尊敬する子ども 父を初めて逆転
 


<街の声>

母親尊敬派 小学4年生女子
「パパは仕事でいないけど、ママはいっぱい家の中にいるから話しかけやすい」

母親尊敬派 小学5年生男子「勉強を教えるのが上手い」

母親尊敬派 小学5年生女子「料理が上手い」

母親尊敬派 小学4年生女子
「お父さんは、お母さんにいつも怒られている 野球とかずっと見てるから」

母親尊敬派 小学5年生男子
「“早くしなさい!”みたいに怒られる 本当はもっと遊びたい」

父親尊敬派 小学4年生女子「習い事の練習とかに付き合ってくれる」

父親尊敬派 小学4年生男子「いろんな物を買ってくれる」

長い時間いっしょにいてくれる父親ほど尊敬されていることが分かった
大事なのは普段のコミュニケーションだね

両方尊敬している 中学1年生女子
「お母さんは仕事もしていて、夜遅くまで働いて、お父さんは料理を作ってくれる」

時代の変化と、子どもの観察眼が分かるコメント
夫婦の家事分担が上手くいっていると、子どもへの影響もいいってことだ





朝ドラ「ひよっこ」
今あったら行ってみたくなるような純喫茶「白猫」で、ついに省吾の娘・由香に会うみね子

 


「LIFE!~人生に捧げるコント~」(2017.6.16OA)

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6月16日復活「LIFE!」が見たくなるSP

『LIFE~人生に捧げるコント』まとめ に追加しました

「6月16日のシンフォニー」
見ているほうが緊張するフルオーケストラとコラボしたオープニングコント

 

指揮しながら、家に帰ると離婚届が置いてあり、誰もいなくなっていた自宅のことを思い出す

1997年の同じ6月16日に結婚
結婚記念日には、とてつもない豪華な料理で、娘と夫を待つ(炭水化物いっぱい!

 

 

しかし、仕事で家庭を顧みない夫 そんな状況にもすっかり慣れた母と子
夫は若い女の子にちやほやされて飲んでいる ついに妻と離婚

演奏当日、トイレに置き忘れたスマホの待ち受けに
シンバル奏者と再婚した元妻・娘の幸せそうな写真を見てしまう

 

つい興奮して台から離れて、シンバル奏者のもとへ行き、スマホを見せると動揺
スマホを投げつけ、演奏に戻るが力尽き、台上で倒れる 観客は割れんばかりの拍手
渾身の演技でした・・・コントとは思えない

 


<ダンボールで造った街を利用したOP映像>


「悲しみの丘」(前編)


 

オットセイの世界では、オスは強いほうが有利
戦いに勝ったオスだけがハーレムを築く その割合はわずか2割
敗れたオスたちは、離れた丘の上で生涯を過ごす(もうナレだけで悲しい

南極圏のとある島
歩き疲れた若いオスのブラット(菅田将暉) ボスとの戦いで右腕が折れていることに気づく
そこに「大漁 大漁」とウォルター(田中)が来て、とんでもなく驚き、謝る

 

ハミル?:
近頃、この辺で戦いに敗れたオスオットセイが賊を働いていると聞きました その手は?

ブラット:
ハーレムのボスと戦って、3度目の挑戦だったんですけどボコボコにヤラれてしまって

ハミル:
オットセイの幸せとは何ですか?

ブラット:
もちろん戦って、ハーレムを勝ち取って、子孫を残すこと



ハミル:
それが幸せというなら、なぜあなたはそんなに苦しんでいるのですか?
その答えは丘にあります

ブラット:
まさか「悲しみの丘」? 戦いに負けたオットセイが傷を舐めあって暮らす
超ダセー丘があるって聞いたことあるんですよ

ハミル:
自分の意思で争うことを止めたオスたちが集まるのです

ウォルター:
ハーレムへの執着を捨て、真の自由を手に入れる

ハミル:
我々はこう呼んでいます 「自由が丘」とww

ウォルター:
なんていい響きだ 上品で、アクセスもよさそうだ

ハミル:
あなたを、「悲しみの丘」・・・じゃなくて、「自由が丘」に受け入れます

3人:

オウ! オウ! オウ! オウ! オウ! 


 

久々のゲスさん! ゲスさんも中刷り広告を参考にしたりするんだw
ここからスクープ取ってちゃダメじゃない?

週刊サファイア記者(名前不詳)と偶然会う


ゲス:
あんたもネタ拾いに来たんでしょ? 電車のズリ中はネタの宝庫だかんね!
これをコピペしたら、たんまりお金儲かるんだから、いい~~~~~~仕事だなっ!



記者:
これは各社が独自の取材で拾ってきたネタなんですから、ダメでしょう

ゲス:
ネタちょうだい ん? ん? ん?

最近、離婚した夫婦のネタを教えると、かたくなに断るゲス「ノン、ノン、ノン」

ゲス:
ゲスはこれからもガンガン、ゲスいネタぶちこんでいくからねっ!
太ったあんた、いつものバーで待ってるよ

記者:
いつものバーって1回も飲んだことないでしょ
頑張れよ ゲスニックマガジン



<スタジオトーク:菅田将暉さん>

 

菅田:
肉体労働でしたw あんなちゃんとした着ぐるみとは思わなかった もっとやりましょ?

ムロさんと知り合ったのは配信ドラマ 相変わらず人間関係広いねえ

菅田:
その時も衝撃を受けて 本番中もセリフ噛んだりするじゃないですか
大抵、すみません もう1回やらせてくださいって言うのに
ムロさんは、オレのせいにしたんですよ “おい、菅田どうした?”

ムロ:
そんなこと覚えてませんよ 仲良くなりたかったんだよ

ウ:
こいつ、人の懐に入ってくるのよ そういう手なの
だからオレはある程度の距離をとってるの ムロ鍋行ったって聞いたけど

ムロ:
ムロ鍋じゃないけど、ムロしゃぶは食べてるんですよ


<菅田将暉を知るための3つの質問>

 

Q:菅田将暉の人生は今何点?(いつも質問同じだな

菅田:24点 24歳だから

ウ:24なの? 超~~~若いね/驚 オレが「いいとも」出だした頃だよ

ムロ:すげー24歳 オレの24歳の話出来ないもん

菅田:
仮に結婚して、子どもとかっていう生活がなんとなく50点からなのかなって気がして

ウ:ちゃんと理論持ってる (ムロさんに)“オレ、80点”じゃねーよ!



「十年越し」


カウンターには、内側に開くドアがあり、出ようとするたびにつかえる店員サクラ

「明らかな設計ミスだけど、今じゃ全然気になんない」と華麗に1回転して見せる店長
「10年かかるから新人の君は真似しちゃダメ」と得意げ

店長が別の作業をしてる間にドアの不具合を直してしまって焦るサクラ
重い箱を持たされて戸惑い、こっそり不具合を元に戻す

 


「ムロ待ち」

(やったあ! 今度はいつものセットじゃなくNHK前だ

小金原聡子:

ご無沙汰してます ムロさんをずっと見守ってきた女 ううん、育ててきた女、小金原です

ムロ:育ててないっ!

小金原:
『ムロ本』の出版、おめでとうございます!(握手会行ったかな?


握手会、東京は2000人もいらっしゃったみたいで(!
私もちょっと行ったんですけど、なんか人がいすぎて腹が立って帰ってきちゃいました(ww

全部にわかなんです、あの人たち! 『LIFE!』『ヨシヒコ』『大河』を観たにわかなんです
私は『あるひとりの青年』の頃からのファンなんです



今日は『LIFE!』の収録ですよね
ムロさんの今期の新しいテーマ、抱負みたいなのってあるんですか?

ムロ:やっぱり変化を感じてもらえるような・・・

小金原:違うんです 変化なんか見たいんじゃないんです リベンジです!w 

ムロ:取り返さなきゃいけないものありましたっけ?


小金原:何残せたんですか、逆に! 取り返さなきゃダメですよ!
(意外とこういうことゆってくれるファン大事?ww

昨シーズンは失ってばかりでした!
リベンジコールをヘリコプターがしてます、今!(頭上にヘリが飛んできたw


私にも後押しさせてください 見て欲しいんです、私の後押しをっ!


ムロー! ムロー! リーベンジ!
見てなさいNHK ムロが天下をとるっ!(エコーかかってる





<スタジオトーク:斉藤由貴さん>
 

ウ&ムロ:初対面なんですよね

斉藤:違うと思います(あれ?w)なにかの番組、ラジオとかでご一緒してると思います

ウ:斉藤さんもフワっとしてますね


「イメージをぶつけトーク」

「斉藤由貴さんは、実在しなさそう」 by 内村

ウ:私は、テレビに出てる人は、会うまでは信じませんから それまで架空だと思っていた

斉藤:
私に対してではなく、全般に関してですよね
私はけっこう見てますよ 子どもが3人いて、内村さんの番組好きなんです

ウ:『イッテQ!』ですね
斉藤:言ってもいいんですね
ムロ:『イッテQ!』の裏側で大河やってる人もここにいるので


「斉藤由貴さんは、怒ったら怖そう」 by ムロ

ムロ:怒ったら最後 無言で・・・

斉藤:
無言じゃないです スケバンママ “っざけんな!”ってなります
こないだも、娘を駅まで送る前にひどいこと言われて、ボイコットしました
布団かぶってふて寝してたら、そうっとパパが送っていきました



「めおとタクシー」


塚地くんが乗ると

夫婦:メーター挟んで息ピッタリ めおとタクシーでございます(ウッチャン、目がイっちゃってる

 

独身は採用されない 離婚したら即解雇という社長の作ったルールがある
離婚しても乗り続けてたアンドウさんの話をする夫

夫:あれじゃ“仮面めおとタクシー”だなんつってw

妻:
それ何回言うの? 1回ウケたからって何べんも、何べんも しつこいのよね
私、奥さんのほうからいろいろ話聞いてるから、笑えないの

すごい冷たい空気が漂う フォローしようとする塚地も無視して夫婦ゲンカになる
夫の運転に口を挟み、怒ってムリして割り込む夫

塚地:ここで降ります

降りる時も口上をゆって笑顔で送る(なんか眉村さん的ホラー感を感じた



「悲しみの丘」(後編)

ウォルターはモラレス(ムロ)がイカスープを出すと「飯が昨日と同じじゃないか」と怒る
(えっと・・・モラレスさんはメス? このメイク写真、インスタにのせてなかったっけ?
 こういうオバチャン、どこかにいそうw

 

ブラット:いつからここに?
モラレス:僕はもう4年になるかな
ウォルター:私は10年だ ハミルさまがここを開いてすぐ

ブラット:ここに来たキッカケは?
急に無言になり、話をはぐらかすウォルター

ブラット:
「悲しみの丘」ってあるじゃないですか オレ、そういうのマジ勘弁て感じなんすよ
モテない者同士、傷を舐めあって生きてく 超ダサくないすか?
みなさんはメスに全然、興味ないんですか?

ウォルター:ここで修行して捨て去ったということだ
モラレス:争うのってキツいし、辛いじゃん

ブラット:
それって「悲しみの丘」と同じ発想じゃないですか?
まさか・・・ハレム未経験者じゃないですよね?
ヤバイ、ヤバイ、ここ「悲しみの丘」なんすか?

ハミル:未経験とは言ってません!


ブラット:ハレムってどんな感じなんですか?

ハミル:いい匂いがして、フワフワして・・・あ、南十字星

ブラットがよそ見した隙に、坂から海へ落とされる

ハミル:今夜は星がキレイですねえ
(長老というか、司教みたいな感じだけど、やっぱりホラーな展開

最後は鳴いて締める



<スタジオトーク:菅田将暉さん2>

Q:菅田将暉が許せないことは?

菅田:
八つ当たり けっこうウチのおやじがそうで
(だから、ムロさんがとちったのを他人の責任にしたことをゆったのか

ムロ:お父さん、コレ見て悲しいだろうな

菅田:僕は怒るのが苦手で イライラすると自分に言っちゃう

ムロ:
なにかためこんでたら、オレに言えよ いや、彼はオレのこと先輩だなんて思ってませんから


Q:菅田将暉は人からよく○○って言われる

菅田:小学校の時から言われてるんですよ

ムロ:
答え見る前に言わせてもらうと、4年間の知り合いなんですけど、典型的な人みしり
慣れる前と、慣れた後の喋る量とスピードがまったく違う ギャップがすごい

菅田:
“仲良くなりたい人にはガツガツいけ”ってムロさんから教えてもらってちょっと変わりました

ウッチャンの菅田の印象は、人に対して真面目 誠実
(それぞれ、人に対しての評価を聞くと、普段、自分が心がけていることや、気にかけていることが覗けるから興味深い

答えは「眠そう」(全然違うじゃんw

もうトークが終わりで驚く

菅田:すごいアットホームですね もっといたいなって久々に・・・

ウ:スケジュール空いたら、ほんとに来てね!



「敵ではない」
(お、コレであの映画『バットマン』のジョーカー(ジャック・ニコルソン)みたいなメイクをしてたのか、ムロさん!

捕らわれている葵ちゃん

デビル:安心しろ 敵ではない 私の名はデビル・シェーカー 見た目は敵みたいだが、敵ではなーーい


葵:額に「悪」て書いてあるし、見た目もなんだか敵っぽいし

デビル:この爪で縄を切ってやる 毒の爪 でも、敵ではなーーい さあ早く 助かりたくないのか?
 

葵:助かりたいけど、あなた敵じゃん!

塚地:

君、大丈夫? 私のハンドルネームは夢の住人 もう1週間ぐらい歯を磨いてないが、敵ではない
3日ほど風呂に入ってない 今、そっちに行く

葵:来ないでください 近づかないで!

ウ:

私は怪しいプロデューサー 20代前半くらいの女子が大好きだが、敵ではない
正直、ここから助けることであわよくばと考えているが、敵ではない

デビル(爪なくなってる):僕の名前はエンジェルマスター


葵:ウソ 額の文字消して、爪切ってるだけじゃん

男:何をしてる? 私は、敵ではあるが、1つもマイナス面のない男だ
 

敵に立ち向かう“敵ではない”男たちはみなヤラれる

男:上からの命令だ お前を別の場所に移す
葵:はい!

「敵ではないのにぃ~」


ウ:なんだよ、トリプルブッキングかよ


OPコントの指揮者が目を覚ますと、まだ歓声が鳴り響いている


お、別の曲も練習したの? 今度はシンバルも参加して、指揮者にも笑顔が戻り、走り回って、客席まで降りる!
集まったエキストラの人たちも、まさか自分らまで映っちゃうとは思ってなかったのでは?w

 



次は8月か またすぐだな


A-Studio エレファントカシマシ(6月16日放送)

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金曜23時~の30分番組
司会:笑福亭鶴瓶、emma
エレカシメンバー:宮本浩次 (ボーカル・ギター)、石森敏行 (ギター)、高緑成治 (ベース)、冨永義之 (ドラムス)

セットにマリリンや、B.マーリー、ジョニー・ロットンの絵があったりして凝ってる



鶴:今日のゲストは、調べたら、調べるほど面白いよね

まだ扉から出てきたばかりだから、みやじくんの髪は乱れていませんw
 


鶴:こんな風に4人揃ってトークに出るってそんなにないでしょ
み:そうですね
冨:久しぶりで、忘れちゃいました

みやじくんが人形のように動かないから


鶴:大丈夫ですか? ちょっと瞳孔開いてる感じやから ってww



●エレカシ30周年 その姿を振り返る

 

 

 

 

 

 

 


鶴:みやじから、皆さんを紹介してください

(もうすでにみやじくんの1つ1つの表情が面白すぎて、話に身が入らないww

 

 


鶴:同級生って珍しいよね

成:もう当たり前だと思ってるんで

鶴:成ちゃん、声張って下さい(爆



<2012年9月 宮本が左耳に急性感音難聴を発症し手術>

鶴:耳はもう治った?

み:2週間くらいですけど、病院で治してもらいました

鶴:ボーカルがそないなってもうたら、みんな心配したでしょ?

石:・・・はい

(今日は、鶴瓶さんがどれだけ他のメンバーから声を聞けるかが勝負だな
 みやじくん的には、完全にアルバムのプロモに来てるだろうし


鶴:
声出して下さい 黒のジャケットで、そんな静かになったら、なんか弔問に来てるみたい
今回、初めて、エレカシをどっぷり聴いた

デビュー30周年記念 キャリア史上初のオールタイムベストアルバム『THE FIGHTING MAN』




み:選曲は相談しないですよ 面倒臭いんで、もう

鶴:面倒臭いって 仲間ちゃうの?

み:ご覧の通りというか、会話が弾む感じじゃないので

鶴:全然弾まないやん! 大好きやわ なのに、このメンバーで武田とか行ってたでしょ?

み:・・・タケダですか?



み:あ~ けっこう前ですよw

鶴:裏へ回って、窓から入ってたやろ?

 



み:それはおたらとか入ってるからじゃないすか?

鶴:1年のうち200日くらい来てたって


ほんと、鶴瓶さん自らの取材が要だよね、この番組
 

鶴:え、何笑うてんの?

み:これはおたらと、たけちんが・・・


鶴:これ、おたらの思い出回ってんのか?!(ww


赤羽


鶴:でも、ええとこやね 赤羽って ペー&パーさんの街ですよね



鶴:太ってたのって誰?→石ちゃん

み:なんか、悩んでて、お酒をこーやって飲んでて ラッパ飲みしてて、なんか怖かった

鶴:
たけちんが言うてたけど、今まで一番モテたのは富やって 2番が石ちゃん



み:
オレ3番? それは、たけちんが褒めてくれてますね 3番じゃないと思う 7番くらい
まるでモテないってことはなかったけど

鶴:片付けしたら、ぎょうさんラブレター出てきたって

み:とっといたの?w

富:中学の時

鶴:今とっとてたら変態やろ!

顔隠してカワイイ


中学3年生(みやじくん、イノッチ似じゃない?


み:変な顔して写ってますね

鶴:
みやぞんみたいやぞ で、全体が薄すぎるわ これしかないの?
団地で祭りありましたよね? ♪星の砂 をやりました?

み:どうでしたっけ? やりました?

鶴:
おたらがそれを見に行って、こんなん敵わんわと あれ、いくつの時作った?

み:15ぐらいの時ですね

鶴:あんな曲よう作ったね(黙ってるみやじに)言うてること分かります?(ww



み:私ですか? ちょうど新聞読んだりとか、背伸びしたい時期ですよね


山崎さん


鶴:
山崎さんから資料を頂いた このバンドはスゴイと絶賛してたわけ
最初にエレカシを知った時というか
もの凄いロックやと 過激やし 後にこの家にテープを持って行ってるのね?

み:行きました 何度も


鶴:
作ったのに全然見せないで 山崎さんが「見せてくれ」と言うたら
テープを取り合うようにして聴いたって 聴いて欲しいのになんですぐ出さんの?
なんか、おばちゃんのレシート取り合うみたい(面白すぎる/爆



み:あーそうでしたか そういう事を覚えているんですね、この人もね



<デビューしたが、全く売れず、契約解除>

み:21の時にデビューしたんですね 7年後ぐらい 

(契約を切られた時、成治さんは妻子もいた 石ちゃんも結婚してたと今知ったのか

み:切られた時に? とのけぞる


鶴:
何が言いたいかというと、この2人は切られた時でもなんにも不安はなかったんやて
その頃に♪悲しみの果てに とか作りかけてたんでしょ?

み:けっこう気合い入ってるなとは思いました


emma:今までケンカとかなかったんですか?(バンドだと必ず聞かれるね

み:
ケンカっていうか、シリアスなところはあった 大人ですからね、もう
契約が切れたりすると、それぞれ悩むじゃないですか ケンカとは違う


岡田さん


誰か紹介されるたびに笑うみやじくんに


鶴:何笑ってるの?

み:鶴瓶さんに会ったとかなんにもゆってなかった


鶴:そういう番組やんか それバラされたら、この番組潰れてまうがな

み:
彼のウチにも契約が切れる頃、毎日、下北沢のライヴ行ってた頃に毎晩行って
24時間いるんですよ 奥さん怒って実家に帰っちゃったんです

鶴:当たり前や

み:
当時はアシスタントもやってて、「みやじくんの写真を撮りたい」ってゆって
随分モデルになって あっちこっち、埼玉県の寒い田んぼの脇とかに立たせて ブランコに座ったりして



鶴:エレカシを撮るんじゃなくて、みやじを撮るの?

み:そん時はそうでしたね

鶴:
今はエレカシを撮ってくれてるの?
そんだけ才能あるのに、人に負けたくないとか、悔しいとか

また他人事のように聞いてから、自分を指してる/爆
 

鶴:
羨むんでなく、自分はもっと売れたいと でも、寝るところを見せないと言ってた
ある時、ふと見たら、悔し涙が落ちてたって、詩人みたいに言うてたで



<30th ANNIVERSARY TOUR 2017 “THE FIGHTING MAN”4.8~12.9 初の47都道府県ツアー>

鶴:今ツアー中でしょ? またお客さんが若くなってるんでしょ?

み:
幅が広くなった 鹿児島かどこかで80前後の方とかも踊ってて すごく良くて
(長く)やってるってこういうことなのかってちょっと思って

手拍子が出てきたとかいうことがあって
僕らいろいろなスタイルでコンサートやってきてて

渋公1stホールコンサート 1988


鶴:全員が手拍子もせんと座ってんのよ

み:
あまちゃんの頃に(ビックリした 朝ドラの『あまちゃん』に出てたっけ?って思った
お目当てのバンドが後にいて、女の子たちが集まってて、
こう、僕らにも手拍子してくれてて いや、いいよって最初は思ってて



それがだんだん極端になって「手拍子しなくていいよ!」てなって
今でも、こう・・・・なんつうんだろうなあ・・・・
短気というか、神経質なんですよね 気難しいっていうか
ようやく分かった



鶴:神経質じゃないよ 人に対して優しいねん

み:
ものは言いようで、ありがとうございます
優しいって言われちゃうと恥ずかしくなっちゃうんですけど

鶴:
優しいよ で、他の人たちは喋らへんやん そこがまたええやん(もう“他の人たち”になっちゃったw
振り返ることって大事でしょ?

み:
コンサートのやり方とかもね、ホールで今やってて
信じられないことに、ホールで人が入るってことは、想像してなかった
ほんとにビックリするんです

歌を丁寧に伝えていこうってやったら、ちゃんと丁寧に伝わってて
30周年になったから見に行こうって来てくれる人たちがいて
たしかに長く演るって、こういうことなんですね



<宮本は小学3年生の時に“NHK東京児童合唱団”に入った>

「みんなのうた」エレカシが30周年記念に楽曲提供  ♪風と共に ほか

B面の♪ゴクロウサン て何だろ???


スタジオにも流れた

 



鶴:
もともと「みんなのうた」で有名になったっておたらも言うてたで
ええな、コレ それで、また「みんなのうた」歌うの

み:
実は、僕はけっ    こう嬉しいんですね
バンドと違うから、個人的なことで恐縮なんですけど(メンバに“恐縮”って
どうしたらいいんですかね まぁ・・・何がなんだか分かんない

鶴:(爆笑)嬉しいでええやんか

み:そっかぁ



<全てを失い そして、生まれた曲>

 

鶴:
契約を切られても、下北のシェルターで新しい曲を作って演ってる時
みやじは常にほんとに正直に曲を書いてるんです

売れなかったからとかじゃなく、人に愛されたいという気持ちがほんとに心に湧き上がって
それが曲に生まれた それがみんなの心に伝わった曲

♪悲しみの果て








♪風と共に を歌うかと思いきや、原点に戻って、こうして改めて歌うのを聴くと、さらに泣ける

それに、本当に歌が上手い 丁寧に歌って、最後に深々と一礼し、
「どうもありがとう どうもありがとうございます」とちょっと笑顔も見えた
こんなかっけーロックミュージシャンがいるだろうか?



これで終わりかと思ったら、もう1曲 どちらも、いつもライヴ友さんが歌ってくれる曲

♪今宵の月のように







「エビバデーーー」も出たv



鶴:どうやった今日は?



み:
まず番組の温かいトーンに驚いたのと、グッとこみ上げる瞬間もあったりして
非常に心が洗われる時間だったですね

それはひとえに鶴瓶さんの人間力だな いやあ、いいもの見せていただきました/感謝




『奇妙な妻』 眉村卓/著(角川文庫)

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■『奇妙な妻』眉村卓/著(角川文庫)
眉村卓/著 カバー/木村光佑(昭和53年初版 昭和61年16版)

「作家別」カテゴリーに追加しました。


[カバー裏のあらすじ]

<大変だ、会社が倒産した。結婚したばかりなのにどうしよう・・・>
だが妻は、一部始終を知っても何故か平然としている。
それどころか、一日働いて一か月分の給料をくれることろを知っていると言いだした。
<そんな寝言みたいな話があるものか>そう思いながらも、夫は教えられた場所にやってきたが、
そこには傾いた木造の建物があるだけだ。彼は腹立ちまぎれに玄関のドアを開けた。
が、その時から彼の悪夢は始まった。何と三十世紀の戦争に駆り出されたのだ!
奇想天外・奇々怪々のSFショート・ショート全21篇を収録。


ショート・ショートのほうが短くて読みやすいかと言えば、そうでもない
どっぷりその世界に浸りたいと思っても、1話完結で、
また次のまったく別の世界に入るまで、頭を切り替えるのが大変だ

それぞれが独特で、もちろんどれも手を抜いていない眉村さんの作品群たちだと
1話1話の余韻をしばらく引きずっていたい気持ちになるからなおさら

たった2、3ページの中に起承転結して、1つの世界観を作り上げてしまう
ほんとうに天才



▼あらすじ(ネタバレ注意


「奇妙な妻」

宏平は、いつものように会社に行くと、倒産して、社長も専務も逃げた後
同僚はもう次の仕事を見つけたという

先月、結婚したばかりの宏平は、妻・美那子にどう言おうか迷いつつ告げると
「いいお仕事見つけておいたの」と笑った

前から少し変わったところがあったが、そこに惹かれたのも事実だ
出会ったのは1年前で、電車で足を踏まれて、お詫びに食事をおごってくれたが
身寄りも資産もなく、この店の支払いをしたらなけなしだと言う

「特許出願書類なの 私の発明よ」

会うたび、清新な驚きがあり、気づいたら結婚していた
それからは「いいアイデアが浮かばないのよ」と言うばかり

翌日、美那子に言われたビルに行くと傾いた木造で、騙されたと思いつつ面接を受ける宏平
「仕事内容は引き受けると分かってからでないと喋れない」と言われる
「法律に触れることではない この仕事に必要なのは“やる気”だ」

みんな怪しんで出て行き、気づくと宏平だけが残っていた
奇妙な乗り物に乗り、補助頭脳だという環を手首にはめる
部屋が震え、気づくと、環が外れていた

爆発音がして、ナメクジのような生物が数億ひしめきあって流れ出て来る大混乱の世界
1人の女が来て、何か言うが環がないと通じない

空飛ぶ円盤? ここは未来で、宇宙人の襲撃を受けている
女は器用に環を直し、2人は言葉が通じ合うようになる

防衛軍隊長は
「君らは、地球を守るために集められた ここは30世紀だ 君たちはいろんな時代から集められた
 この世界の医療技術は完璧で、大抵の怪我は治る たのむ、やってくれ」

女の顔を改めて見て、あまりに妻に似ていて驚く
「妻って何?」
「そんな制度も、もうなくなっているのか・・・」

「あなたのお話、もっとしてよ」女はしつこく聞いた

「これから私がどうしたらいいか分かったの 私、あなたの、その妻というのになるのよ
 その妻っていうのは、私のことよ 私が過去に行って、あなたと結婚するんだわ」

戦闘を続けて10日目 隊長はみんなを集め、
「ご苦労だった わが部隊は解散する 補給は次々続けられる 我々は地球を取り返すだろう 手当は出身世界で渡すはずだ」


なんだか、ひどく疲れていた
「君が眠ってから1時間も経っていない」

もらった封筒を見ると、10万円も入っていた

「どう、うまくいったでしょ? で、どうだったの?」
「ただ、台でひと眠りしただけだ」

妻はひどく失望した顔つきだった
「ひょっとしたら、1000年後の世界でも行ったんじゃない?」

あまりの奇想天外さに宏平は吹きだした
「私とあなたは、そこで初めて会ったのかもしれないわ」
ゲラゲラ笑って「そういうことにしておこうか

笑いながら美那子の目に涙が出ている気がした
手を見ると、いつも銀色の奇妙な腕輪がはまっていて、風呂に入る時さえ外したことがない

「君ってわりあい物もちがいいんだな」
「もちろんよ、これを取ったら、私は20世紀人じゃなくなるもの」



「ピーや」(タイトルや内容が内田百聞の『ノラや』を思い出す

「あなた、随分変わったわね 事故に遭ったって聞いたけど、それからなのね」

「ピーや」男が呼ぶと、猫が膝に跳び乗る

猫は随分長い間、男と暮らしてきた
猫は上品で、傲岸だったが、男にとっては生活の全部だった

ある夕方、男はクルマにはねられて死んだ
身元も分からず、警察は署の死体置き場に運んだ

男が帰って来ず、猫は不安になった
こんな事が前にもあった気がする

猫は男の腕のことを考えた いつも自分を撫でるあの手
やがて五体そろった男のシルエットが浮かびあがる
「ピーや」

しばらくして、男は街で1人の警官と出会った
たしか、前に交通事故で死んだはずの男 死体は翌朝になくなっていたのだ
「署まで来てもらおうか」

猫は待っていた 近所の子どもに空気銃で撃たれて、血を垂らして部屋まで戻るのがやっとだった
男のことを考え続けて、やっと現れて抱き上げ、それで満足し、意識は薄れてゆく
「ピーや」

取調べをしていた警官は絶叫した
男の頭や腕が消え、たちまち崩れて一塊の埃となり、窓から散り散りに飛んでいったのだ



「人類が大変」

僕は、安旅館に入り、安原利夫に関する資料をかき集めたものをもう一度読んだ
間違いない こいつも殺さなければならない

安心して稼げるところはパチンコ屋しかなかった
なぜ、こんな風に生きなければならないのか

なぜ、人類のため、ミュータントを消さねばならないのか
みんなは現生人類を越える恐るべき新人間がもう生まれているのを知らないのか

今ほど地球上に放射能が充満している時はない
ミュータントが生まれる確率も比較にならぬほど高いのだ
ヒトラーも東条英機もみなミュータントで、普通の人間の顔をして人類を滅ぼそうとしている

知能指数140の僕は、この使命のために会社をやめた まだ4人しか殺していない
頭には、何十種類もの殺し方がストックされていて、臨機応変に使い分けることができる

馬鹿どもには人殺しに見える だから証拠は消さねばならぬ
僕は人間を殺すことはできない

自宅前で殺すのはやめて、安原の学校で実行するほかないと決めた
トイレでクビを締めあげる ニッコリと殺すのだ

東京行きの新幹線に乗り、四畳半の部屋に帰る時間が唯一安らかだ
僕は一流大学を出て、幹部候補だったが、なかなか昇進しなかった
僕より劣った奴ばかり登用されてゆくのだ

それで分かった 会社は自ら潰れようとしている 会社の幹部がそうしているのだ
分析の結果、専務がミュータントだと分かったが、最初に殺すようなへまはしない
「実定法」の効力を知っているからだ

横に中年男が座った
「おたく、パチンコのプロですか? 私は、上手い人を見ると辛抱できずについて行くんです」

気が変なのだろうか 僕は無視して弁当を食べ始めた

「おたくのやったことはやっぱり人殺しですよ 5人も殺したじゃありませんか
 私は刑事で、おたくを連れて行かなくちゃなりません」

人殺しとミュータント殺しは違う しかし、六法しか知らない低脳に何が分かる?
男はねちねちと喋った

「まるでミュータントみたいでしょ?
 本物のミュータントは、社会で華々しく活躍したりしないかもしれませんよ
 あなたの殺したのはただのホモサピエンスかもしれませんよ」

「お前がミュータントだとばらしてやる!」
「誰も信じやしませんよ じゃ、戻りましょう せっかくだからパチンコのコツを教えてほしいんですよ」




「さむい」

サロンに改装した集会所にいるのは10名ほどの男女で、僕は気分が悪いのを隠して男の話を聞いていた

「うちの赤ん坊は、背中を撫でると、すぐ眠る癖があった
 それが快感になり、続けているうちに、異常な喜びを覚えるようになって ヒ、ヒ、ヒ!
 娘は婚期を逃して老いさらばえて、私は時間を逆行させて、また今の25歳に戻ったというわけで」

「内宇宙逆行ね」

「8718個のめざまし時計の針を戻すわけだから・・・お帰りですか?」

これ以上とどまるのはムリだった


山に近い団地の部屋に戻ると、例によって火の気がない
団地に楽団の華々しい音が聞こえてきた
団地の人々は寒さに身をすくめ、注視しているだけだった

僕「終わりなのかな」
妻「終わりなんだわ このまま春がやって来るのよ」

雪が降ってきた
妻は冷蔵庫を開けて、真っ白なベールを出した

今夜は、何人殺すことになるのかなあ
雪がやわらかいから、殺さないで帰ってくるかもしれない
すると、妻は一晩中すすり泣くだろう

いくら優しい雪女でも、1人も殺さないとイライラして悲しくなるのだ
そのため、僕は死体を壁に吊っておいてやらなければならない



「針」

ロビーで客を待っている もう15、6分過ぎている
左の首すじに小さな鋭い痛みが走った

針だった 細い、3cmあるかないかぐらいの なぜだ?
周囲を見ても、みんな急ぎ足で歩いている

午後になり、映画館に入る
「あ、痛」 幻覚ではない 今度は背中だ 「誰だ」
「ケケケ」 老婆だった 笑って、針を彼に突っ込んでくる 「やめろ」
(なんだか漫画『エコエコアザラク』に出てきそう/怖

会社に戻り、階段をのぼる 踊り場にさしかかり、2人の女の子が逆行してくる
どうも見たことのある女の子だ
1人がもう1人の女の子の袖を引き、うなづいた

女の子は短い筒をくわえて、銀色の針が彼に向かってかすめた
彼は女の子にとびつき、折り重なってひっくり返った

「なぜだ? なぜ僕を」
「やられたほうは覚えているけど、やったほうは、いつでも忘れているんだわ」

「何のことだ?」
「あんた、電車の中でイタズラしたでしょ? 4年前の9月29日の朝」
彼は常習だった

「気違い!」

「だから言ったでしょ やったほうは忘れているけど、やられたほうは決して忘れやしない
 だから仕返しするのよ ざまあ見ろだ イヒヒ
 みんなやってるわよ 電車で足踏まれたり、道で突き当たられたり」

彼はターミナルの人々の肩を見た 上衣に3本、針が刺さっている
そいつはちらりとこっちを見た あいつ、競争会社のセールスマンだ

今になって気がついた あちこち、ひゅうひゅうと針が飛び交い
みんなの肩や胸、髪に突き刺さっている
顔に刺さっても血は出ないのだ

そればかりか、ポケットから筒を出して、獲物も探している
あの時のあいつ、いないかな

「なんだそうか」

「だんな 針買いませんか とてもよく飛ぶんですがね」

すり寄ってくる男があった
彼は男を見る もう背中でも撫でてやりたいくらい愛しいのだ



「セールスマン」

朝起きるとひどく頭が痛い 前もこんなことがあった気がする

妻「今日はセールスマン・トーナメントがあるんでしょ?」
僕「僕の体よりトーナメントのほうが気になるか?」
妻「やめて」頬をひきつらせた 笑っているつもりなのだ

営業所長は「うちの商品の宣伝にもなるし、勝たんでもええんや」と送り出す


「皆様に夢をお届けするのが私の喜ばしい役目でございます
 この機械は脳刺激による幻覚持続装置“エンゼルドリーム”です」

相手は薬品会社のセールスマンで、制限時間いっぱいまで黙っていて
小さなネズミを出し、何度も叩いた
ネズミはひっくり返った後、はじめよりもっと元気に動きはじめた

僕「スイッチを入れて、見たい夢のフィルムを入れればOK」

相手
「わが社の“オリンポス”は、連続服用することで体質を変えられます
 不死身に近い肉体を作るのです 副作用がごくわずかなのが認められ、発売することになりました
 効き目が著しいので、あまり活動しない夜は、睡眠中に暴れまわることがあります
 そんな時は、ご家族にモルヒネを打ってもらうか、棒で叩いてもらえば結構です」



「テレビを見てたけど、あんたが負けたのは当たり前だわ
 あんた、ちっとも相手の話を聞いてないんだもの 寝たの?」

彼は突然はね起き、歯をむき出しにして吠えた
ベッドを持ち上げ、ぐるぐると走った

妻「はじまったわね」

妻は慣れた動作で、バットで一撃 彼はひっくり返った

朝起きるとひどく頭が痛かった 漠然とした鈍痛なのだ




「サルがいる」

今日こそ村に行かねばならない 山道を往復5時間かかるが仕方ない
村まで行けば、発電機用の油、食料も手に入るだろう

粗末な小屋で自家発電が止まり、保守点検する計器類も大半は止まった
外に出ると、サルの数がまた増えている気がする

こんな羽目になったのは自分のせいだった
役所で山奥の観測所に誰か行かせねばならず、僕が買って出たのだ

それまでの都会の生活に気持ちがすり減り、さらにうるさいのはマスコミ
習慣的に見るテレビ、新聞などのおかげで、必要以上に物事を大げさに考えてしまう
一度でもいいからそんなくだらぬものから解放されてみたかった

そんな時、観測所の計器がたびたびサルのイタズラで故障していることが分かり
防護装置のものにかえる3、4ヶ月、小屋に住んで番をすることになった

最初の1週間か10日は思う存分休養したが
持ってきた本にも飽きるとたちまち退屈になってきた

半月ほどごとに役所から食料や燃料の補給がある

「いい加減やせ我慢をやめて降伏したと言えよ」
「馬鹿いえ ここはスモッグもない 考える時間がいやほどある 羨ましいだろう?」
「1、2日ならね 3日ともなれば、僕なら気が違うところだ」

僕は何度かテレビのスイッチを入れようとしてやめた こうなれば意地だ
世の中で何が起きているのか判らないのはやはり辛く、一番近くの村に時々出かけていた


3日前、3機のジェット機が飛んでいった 戦闘機だ 演習だろうか?
初めてテレビをつけようとしたが、サルにアンテナをやられてつかない
ラジオも電池がいかれていた

何かあったのかもしれない 役所からも何の連絡もない
村に行く途中、ジャングルのように樹が急に伸びていることに気づいた

畑に人が働いているのを見て、やっとほっとし「おーい!」と声をかけた
振り返ると、全身がすくんだ 人間ではない サルだった
着物も着ているがサルの顔なのだ

「オマ・・・エ・・・、ニン、ゲ・・・・ン」

そいつは奇妙な発音で言った
僕は恐怖の声をあげ、ナイフを振り回し、小屋まで夢中で走った

こんなことになったのは、この辺りだけか?
それとも、日本中、世界中か?

ひょっとして、こないだの戦闘機は、演習ではなく、本物の出動命令だったのかもしれない
全面核戦争が起こって、、、

「ア・・・ケ・・・ロ」外からサルが呼ばわっていた

新聞かテレビか、何でもいいから僕以外の情報源が痛切に欲しかった




「犬」

遅刻しそうで乗り込んだ電車に異様なニオイを感じて、何気なく横を見ると犬がいた
コリーだが、ネクタイをぶらさげ、ジンベみたいなものを着て、シートにもたれ新聞を読んでいる(可愛い
周りのみんなは当たり前の顔で揺られている

ドアが開き、犬は不意に目をあげ、四つん這いでドアに走り、ドアが閉まった
ホームでは、通勤者にまじって、あの犬が短い後肢でひょいひょい歩いているのが見えた(可愛い

会社に行き、10年勤めているベテランのハイミスに
「また遅刻じゃないの どういうつもり?」
「犬がね、地下鉄に乗っていたんだ 新聞まで読んでやがったんだ」
「それで? それがどうしたの? 犬だって地下鉄に乗るわよ 当たり前じゃない」

そこに犬が受付にやって来た
ハイミスが課長のところへ案内する

「ワン、ワンワン!」犬が吠え、課長も応答した
誰一人、不審げな表情を浮かべてはいない

「あんた、本当にどうかしたんじゃない? 昔からじゃないの
 あんた・・・犬語が喋れないの? 呆れたわ 近頃は大学を出ても、ろくに犬語も話せないのね」

僕は昨日までと違う世界にいるのか?
でも・・・僕は考え直した それならそれで仕方ない 順応するほかないのだ

「ね、どこか、犬語を教えてくれる、いいとこ、知らない?」

(思わず笑ってしまったw いいなあ、わんこと一緒に働ける世界



「隣りの子」

結婚してまもなく公団住宅の抽選に当たったはいいが、家賃が高く、妻の良子と3年も共稼ぎをしていた

「お隣り、引っ越してきたみたいよ」

部屋から30歳くらいの生真面目そうな男が出てきた
「はじめまして 私たち、今度こちらへ移ってきました斎藤でございます」

奥さんも出てきて、おかしなものも一緒だった
1mぐらいの、あちこちハンダづけのある丸い胴に、金属製の頭部 ロボットだった

「和夫、ごあいさつは?」
「コンニチハ」

テープにふきこまれたあどけない子どもの声だった


日曜日 僕は団地の屋上で木刀を素振りして汗を流していると
斎藤氏が例のロボットを抱いて来た

「分かるでしょう? あれは、生きているんです
 おかしいという人もたくさんいますよ

 はじめの子は幼稚園の通園バスにダンプカーがぶつかって死んだんです
 家内はもう子どもを産めない体ですし 魂が乗り移ったのは、初七日の夜でした

 あれは私が和夫のために作ったんです 和夫のお気に入りで だから魂が乗り移ったんです」


それから1ヶ月ほど経ち、団地の人々は斎藤夫妻の事情を知ると好意的に無関心を装っていたが
斎藤氏に、団地の住人ではない3人の青年がつかみかからんばかりの勢いでわめいていた

「子どもにボールが当たったら危ないから止めてくれと言ってるんだ」
「なにが子どもだ! そんなものオモチャじゃねえか」

1人がロボットを蹴飛ばし、踏みつけた
奥さんが悲痛な声をあげた「和夫が・・・死んじゃいました」

斎藤氏は、青年の髪をつかみ地面に叩きつけた
僕は後ろから羽交い絞めにした「誰か手伝ってくれ!」

警察が来た時、夫妻はロボットをかき抱いて号泣していた

もう夫妻は団地を引っ越した
別れの挨拶に来た時、妻が「和夫ちゃん、どうにもならないんですか?」と聞くと
「身体は直したが、魂が戻ってこないんです 今度こそ本当にいなくなったんです」

ロボットには、なぜか、かつての生気が感じられないのだった




「世界は生きているの?」

僕が宇宙人たちをかくまってやってからどのくらいの日が経ったのかはっきりしていない
膝ぐらいの背丈しかなく、食べ物を少し分けて、ベッドの下に置いてやる

窓の外は生命の歓喜を歌うものばかりだ
樹も、石も、壁も、土も生きている 僕と同じように

その時、宇宙人の一人が半裸のまま駆けて来るのが見えた
外へ遊びになんか行くからだ

僕は手を伸ばして引っ張り上げようとし、身を乗り出した瞬間落ちた
無数の雨があたり、眠くなってきた


「やっと死んでくれたわ」若い女は医師に言った
「狂ってからもう2年よ やっと保険が貰えるわ」女は未練気もなく病室を出た

医師は、ベッドの下から臭う腐った飯の塊を見て、考えていた
この男にも生活があったんだろうか
どうせ現実逃避の馬鹿げた世界だったろうが・・・




「くり返し」

私は古寺の裏の林道を散歩していた
向こうから憂鬱な表情の青年がやって来た

「やあ、会いましたね いや、いつもと同じです」

私に石に腰掛けるよううながし、自分も座った

「驚かれるのももっともでしょうね 私にとってはもう何回目か分かりませんが
 あと40年後にはタイムマシンに乗るんです
 その時、馬鹿なことに、タブーとされている過去の自分との会見を夢見たんです
 自分がもっとも愉しかった頃、つまり今です
 そして、過去の自分に吸収されてしまった

 僕は両者の意識を抱いたまま、歳をとり、またタイムマシンに乗る
 そしてここに戻り、青年になり、同じ生涯を何十回も送る羽目になったんです

 地獄です 自分は1技師のまま、同じワイフのまま、何度もやり直すのはたまりません
 自殺さえできない」

「とすると、私はもう何十回もあなたに会っているわけですね」

気がつくと青年は道を去るところだった



「ふくれてくる」

飾りたてるほど狭く見える喫茶店 男はコーヒーをすすっていた
もう行かなくちゃ、もう1分だけと身についたなまけ癖で目を周りにやる

が跳ねて、男の手の平に飛び込んだ
気づくと、手に溶け込んでしまった 幻覚か?

会社に戻ると「いつまで油を売っとるんや」と社長がどなる
手の平を見ると、緑色に盛り上がってきて、はっと拳を握る
そんなものを、ことに社長に見られてはいけないのだ

「台風がこんなに早う来るんやったら、そない予報しくさったらええのに
 君、外行って、車を見つけて来てんか」

男は泣きそう だらんと手の平も開き、ふくれてきた
みるみる縮んで、蛙になって、後足で立ち、前足で窓を開け
河に飛び込み、見えなくなった

「窓しめんかい」社長が呟いた
「しょうがない わしが車、探しに行くわ」

(なんだか、だんだん小噺みたいになってるw




「やめたくなった」

昨晩は遅くまで麻雀をして、眠かった
出張の手続きを済ませると、専務に呼ばれる

「みんな、疲れているんだろう? もうイヤになってもいいころだよ
 そろそろやめたくなっているんじゃないかな きみ、そう思わないかね?」

「はあ・・・」


出張とはいえ、ローカル線で山奥の鉱山へ行くのだ
電車にもたれると、向かいの男が声をかけた

「たまりませんなあ もうほんとうにイヤになりましたよ そうでしょう?」
「ええ、そうですね」 不得要領にうなずいてやる 僕に関係ないじゃないか

眠りこみ、悪夢を見た
向かいの中年男の口が耳まで裂けたり戻ったりするのだ

「あなたも疲れているんですよ
 やっぱり、もうそろそろおしまいだと、全員合意したほうがいいのでしょう」

まだ、やってやがる どういうつもりだ


旅館に着くと女将が

「鉱山長さん、さっき山へ行かれましたよ 落盤があったとか
 誰も下敷きにはならなかったそうですが 大きな岩が落ちたという話でした
 都会の人に夜の山道はムリだから、明日早く迎えにあがるとのことでした
 もうイヤになりますわ みんなそうらしいけど・・・」


翌朝、鉱山長とともに山道を歩く
「5日ほどは採掘はムリです これで本社から文句を言われるだろうし・・・
 アア、もうやめたくなってきますな」

まただ 僕もつられて「実際だよ 疲れたし、イヤになったし・・・やめたくなりますな」

その時、鉱山長の口が裂けた オレンジ色の化け物はあの中年男と同じだった
ふいにみんなの顔がもとに戻った 錯覚にきまっている


帰りの電車 僕はもうあんな目に遭うのが怖いので一等車に乗ったが
みんな背伸びをして、あくびをし、口が耳まで裂けていた

僕はよろめき洗面室の鏡に行った
何かがある ぼくも仲間なのだ なのに・・・ちっとも口は裂けない
一生懸命口を引っ張ってみても化け物にはならなかった




「蝶」

課長の郷里のコネで採用された青年は、堅物で、仕事も要領が悪く、評判が悪い

「ああ固くちゃ、こっちの息が詰まるぜ」
「目がキレイで、体のごつい低脳」

頼まれた書類を工場に届けた帰り道、
青年(土が、ないなあ)(ほんと、同感
と考えていると、黄色い蝶がまとわりつく
(お前も、土、ほしいのか?)

蝶は社内にまで青年を追いかけて舞っている
(ほっとけ、ほっとけ)
みんなは、コンクリートにかこまれて生きる、まぎれのない都会人だった

青年は蝶を連れたまま、アパートに帰る
夢の中で、青年は蝶になった


翌日、珍しく青年は遅刻して入ってきた
かすかに微笑を浮かべ、着ているものも、いつもの野暮ったい背広ではなく
最高級生地の服で、優雅に会釈して座る
仕事もエキスパートぶりだ

(まるで別人じゃないか どうしたんだ?)

電話に出た社員は沈黙し、青年を見た 課長が代わり
「彼はここにいる アパートでポックリ病で亡くなったなんて、いい加減な話はやめてくれませんか!」

だしぬけに青年の全身は縮み、背中に羽根が生え、黄色い鮮やかな蝶となってあっという間に飛び去って行った




「できすぎた子」

この事務所は、シナリオライター氏本など、さまざまな連中のたまり場で、
戸倉という経営コンサルタントが資金を集めておこした

そこに経理や庶務などなにもかもやってくれている若林弓子がいる
SF作家の村上は彼女の採用試験の時にはいなかった

村上がSF作家と聞いて、なぜか弓子の視線を感じ、周りから気があるのではと冷やかされる
村上は、彼女がなにもかも完璧で、なんだか絶妙の演技をしているように思えてきた

「できすぎているくらいだ オレにはなにか動物学者が対象を冷静に観察しているみたいな気がする」


事務所の1周年記念パーティーでも弓子は1滴も酒を口にしていない
なにかアルコールを飲むと具合の悪いことでもあるのだろうか?

「今度書こうとしている話、聞いてもらいたいんだが」と向けると弓子は食いついてきた
近くのバーに連れていき、よくある話をでっち上げ、その間にけっこう飲ませることに成功した

「もっと怖い話、教えたげましょうか その子はね、普通の人間より長生きするの
 何百年も生きていて、ちっとも年をとらない
 幕末の伐り合いも、黒船も、昨日のことみたいだわ・・・

 でも、だんだんやりにくい世の中になっていく SFなんてものが出て来たお蔭で
 私は、またどこかへ消えなきゃならないんだもの でも、その前にあんたを・・・」

弓子は僕を引きずるように夜道へ出て、ブレーキの軋みとともにヘッドライトを認めた




「むかで」

男はひょろっとした出入り商人に
「こないだ納めてもろたんな、使いものにならんで 買い付け担当のわいが、そういうとるんや
 こないだの値段から2割引いて、あと5台ほど入れてもらおう」

「それでは、私ら、首を吊ることになります」

男の足元にムカデが落ちて、フロアをよぎっていく
どこから落ちたのかな?

部下にねちねち絡んでいる時もざわざわ、むずむずして、もう出てしまいそう

部長「なんだか、君の服から出て来たみたいだったぞ」
「まさか」

バーで青年に「君に営業に回ってもらうことになったんや 北海道に新しくできる出張所」
「僕が母と2人暮らしで、母が商売をしていることは課長もご存知じゃありませんか」

今度は、背中からムカデが出てきて、悲鳴が増幅

青年は笑い出した
「あんた、ムカデを生んでるんだ! あんたは毒を撒き散らして生きている ムカデづくりなんだ!」
「お前なんかに判るか!」

オレは生きてゆくために誰かを食わなきゃならないのだ 誰だってそうじゃないか
どんなに嫌がられ、嫌われようと、やり続けなければならない なぜオレだけがこんな目に遭わなきゃならない

ムカデをしたたらせながら男は、夜の闇に走った
クルマにぶつかり、男の体はばらばらになり、みんなムカデになり消失 一切のムカデはどこかへ行ってしまった

すべてのクルマ、人間が、また前のように動きはじめた




「酔えば戦場」

敗残サラリーマンの典型のような清水氏と一緒に飲みに行くことになった
時々、包帯を巻いて現れたりするから、酒乱という噂まである

だが、その晩、僕はパチンコですってんてんになって
すでに少し酔っている清水氏に声をかけられ「行きましょう」と誘われた
もう12時を回り、終電も終わり、清水氏に送ってもらうか、家に転がりこむしかない

小さなスナックに入ると、26、7の女が
「あら、清水さん そんなにお酔いになったの初めて見たわ」
「昔はひどく飲んだものですよ・・・戦争に行ってね」

わびしく♪枯れすすき を歌いだし、空気を変えるために、調子のいい軍歌を歌うと
「そんなにお手軽に軍歌をやらないでくれ!
 軍歌を聞くと思い出してしまう・・・敵だ! あぶない、伏せろ!」

誰かに突き飛ばされて、僕は地面に転がった 爆発音がして、機関銃が響く
看護婦姿をしたスナックの女が真っ青になって立っていて、あっという間に撃たれ、地に転がった
僕の右肩も鋭い痛みが貫いた 清水氏は足を引きずっている

気を失い、面を上げると、そこはさっきのスナックだった
「今の夢?」向かいの女が言う

清水氏を見ると、大腿部から血が流れている
「大したことはない 家へ帰って、医者に見てもらえば・・・」

玄関に出た奥さんは、わけも聞かず、医者を呼んだ
医者「また、やったんだね?」

奥さん
「どういうわけか、復員してからよくこんなことが起こるんです
 深酔いして、記憶がよみがえるたびに、戦場に引き戻されて、周りの人も一緒に・・・
 でもなぜ怪我をするのは主人だけなんでしょうか 戦争に行った人はたくさんいるのに・・・」




「風が吹きます」

野川栄助は
「初めての土地なのに、たしかにここへ来たことがある、と思うことがあるだろう?
 あれに近いんだ この団地にそんなものを感じるんだ」

妊娠8ヶ月の妻ユキは「また、そのこと?」と全然本気にしない

大阪の団地に夫婦で入居して10日ほどになる
それまで住んでいたアパートは、ご多分にもれず、子どもお断りの条件で(そんな条件があったの?!驚
子どもができてから、必死で転居先を探していた矢先、公団住宅の抽選を射止めたのだ


仕事の都合で、月に1回は、東京支社に出張がある 今回も1週間
車内のビュッフェに行くと、乗務員に引きずられるように17ぐらいの少年と少女が入ってきた

少年「無賃乗車だからって人権侵害じゃねえか!

少女「デッキでセックスやったら、どうしていけないのさ!

少女の顔にどこか見覚えがあるが、どうしても思い出せなかった


仕事が終わり、青山のスナックに入ると、ミッチャンという女の子が来た
彼女もそうなのだ 東京に来るたび、2、3回は顔を合わせるのだが
もっと別の所で会っている気がして仕方ない

「なんだかミッチャンと大阪の団地で会っているような気がしてね」
「私、近いうちに、大阪へ引っ越すかもしれないんですよ

その後も、その感覚は続いた
栄助は、一刻も早く、陽のあるうちに団地に戻りたかった
あの感覚の成否をたしかめたかったのである

2階のドアが開き、奥さんが出てきた
「野川さん、でしょ? 5階の名札を見て、まさかと思っていたんだけど・・・ちっとも、変わってらっしゃらない
 忘れたの? ミッチャンですわ 同じ団地の、同じ棟で10年ぶりに会うなんて」

「10年だって? やめてくれ!」

階段をよろめきのぼると、3階からおかみさんが降りてきた
「あら? 野川さんでしょ? 名札を見てそうじゃないかな、なんて考えたけど、やっぱりそうだったなんて」
新宿の飲み屋にいた子で、数日前よりずっと老けた顔だった

彼はわめきながら夢中で階段をのぼった 知らないうちに10年が過ぎたとでもいうのか?
ひょっとしたらユキも老けているのではないか?

「お帰りなさい

ユキはちっとも変わっていなかった しかし
突然、彼は分かった ユキの顔つきにある面影は、紛れもなく、あの少女だった
少年と無賃乗車し、デッキでセックスをしていたらしい少女のなれの果てなのであった




「交替の季節」

利克は、いつも青色で刷られていた書類が茶色なのに気づいた
向かいの女子社員に言うと「そうかしら でも、そんなことどうだっていいじゃない 変な人ねえ」

黄昏れた団地へ帰る
団地というものは年毎に重量感を増して、なにかの助けがないと窒息してしまう
その何かがテレビ、ビール、妻だった

妻の淳子に「今日、プロレスないのかな」と聞くと「明日でしょ」「そうかな まあいいや」

淳子はテレビを見て、俺はタバコを吸い、明日も会社に行く
それでいのではないか わざわざ破壊しようと試みる必要などないのだ
他の何百万人という人間と同じでよかったのではないか

その後も、伝票の色が違っていたりしたが、寝不足は錯覚を招くものだ

真昼 いつものベンチには誰もいない
そこに小柄な男が来て、風呂敷包みから、シンバルを鳴らすサルの玩具のもっと大きなものを出して
利克はあやうく失笑するところだった

サルは狂ったようにシンバルを叩いたが、誰もまったく関係がないように談笑して過ぎていく
これは、いつもあることなのか? 彼はぞっとした

課長「昨日はどうかしたかね なんだか腹が痛いとかで更衣室にいたそうじゃないか」
利克「昨日、ですね?」 彼はまる1日失念していたのだ

翌日、取引先から電話があり
「注文もしてないのに納品してもらっちゃ困るじゃないか
「あの・・・7月10日で注文書を頂いてますが」

「そうそう、たしか5万円引いてもらったんだった
「値引きしましたか?」汗が肩から胸へとすべった
「今ごろそんな風に言われちゃどうもならんな ま、いい たしかに受け取りましたから」


どこかズレはじめている
が、月給はもらい、仕事があり、淳子は夕食を作る
現代の人間は、多かれ少なかれ、他人との接触を非人間化することで独立性を保っているのだ

朝から課長が書類を片付けている 課長がこんな風に仕事をこなすのを一度も見たことがない
「キカイ」 女子社員がつぶやき、くすりと笑った

課長「石川くん、君は今朝、インクを飲んだね どんな味だった」
利克「美味しかったです

ガタンと女子社員が倒れた
「いま言ったの本当?」
「別に・・・言わないよ」

「どうしたのかしら」 彼女は立ち上がって、今度は叫んだ「空が青いわ! 助けて・・・」
社内の誰も顔を上げなかった
つまらぬことをする前に、仕事を片付けなければならない


家に帰ると淳子が「いつもの用事があるので トラックの運転行ってきます
ああ思い出した 妻はトラックの運転を毎晩やっていたのだ

ラッシュの地下鉄で、みんなの顔は同じような諦めた表情だ
誰かが不意に叫んだ「ここで降りる」
ぞろぞろと乗客はみんな降りて、走りはじめた

団地に帰り着き、淳子と無表情な顔の男が言う
「あなたは存在を止める」
「僕は存在を止める」

トラックにはシートがかけられ、中にいる人々が見えないようになっている


報告:
ワレワレガトッタ記憶剥奪ニヨル混乱策ハ期待ニソエル見込ミ
カレラハ、自己防衛ノ本能トシテ、経験ノナイコトヲ、アタカモ体験シタカノヨウニ感ジル能力ガアル

ワレワレは不用ニナッタ原住民ヲ捨て、ソノ分ダケ入リ込マネバナラナイ
カレラハ日常生活ガ破壊サレヌカギリ、カナリノ異変ニモ鈍感デアル
日常生活ヘノ執着のオカゲトイッテモ過言デハナイ



「仕事ください」

私はわめいた
「オレはやりたいことが沢山ある それなのに、酒を飲んで、おまけに泣き出したりして・・・」

不意にこの間読んだ本のことが脳裏をかすめた
必死の場合、本気で念じれば、人間は何だって出来るのだ それだけ潜在力を持っているのだ

「オレの奴隷 早く来て、俺を助けろ!」
「お呼びになったので参りました」 月明かりに青白い痩せた男の顔が浮かんでいる

「何でもご用をお申し付け下さい」
「よし オレを家まで連れてゆけ 不法建築のおんぼろアパートだ」


ノドが乾いて目が覚めると、あいつが居る!
「何がご用があれば言って下さい」
「出てゆけ! 二度と来るな」

「そんな無理をおっしゃっては困ります 私はあなたが生みだした奴隷です
 あなたから離れるわけにはいきません」

通勤で玄関から出ても、奴隷は立っている
「あなた、少しどうかしてやしないか? ゆうべ助けてくれたのは礼を言うよ だからどこかへ行ってくれ」
「それは無理です」 薄笑いが男のこけた頬に浮かんだ

バスに乗ると、運転手に「25円です ないんですか?」と言われ、男は降り、歩いてついてくる
(馬鹿な!)←出ました


会社にもきて、「仕事、ありませんか」と泣き出しそうな声だった
「僕のアパートの掃除をして、夕食の仕度をして待っているんだ」

「いつまで待つのですか」
「いつまででもだ」
「仕事が終わったら、また来ます」

2時間もしないうちに化け物はまた来た
「仕事、ください」

このままではダメだ 会社における立場も生活も・・・
「外へ出て話そう」

「オレには生活がある オレはお前に出てきてくれと頼みはしなかった 亡霊なのか?」
「あなたは望んだ 期待が生み出した それが私です」

「お前のようなものじゃない! 消えるんだ!」
「私自身の存在は、私にはどうすることもできません あなたが念ずればいいことです」

「それじゃオレにそんな思念を抱かせたのは酒か? 会社か? 毎日の生活か?
 何でもいい、そいつをみんなぶっ潰してもらおうじゃないか! やれないのか?」

次の瞬間、目の前で何かが爆発した 身体の感覚も何も残っていなかった・・・

「これで、私のつとめも終わりました
 ひとは、誰でも思念による構成力を持っています
 存在を信じ、本気で作り出そうとすれば、必ず作り出せるのです
 それが、1人ひとりの世界となって認知されるものでございます
 望んだものが出てくるのに気がつかないだけでございます では、さようなら」

灯りも実体もない空洞の中に、私はいつまでもさまよい続けていた


「酔い潰れて凍死したんだな」警官がつぶやいた
サラリーマン風の男の死体の周りを、痩せた野良犬がうろついて追っても去らなかった

「その人、この犬に時々、餌をやってましたよ どちらも寂しかったんでしょうね」




「信じていたい」

僕は、婚約者の美津子とホームで別れて、岡山県にある地味なメーカーの関西工業に行くのだ
就職活動につまづき、なんとか採用してくれたのが関西工業だったが
新人は岡山で2、3年勉強するのが条件だった

両親が早く死に、兄貴の家に居候して、なんとか学校を出たのだ
少々不満があっても、辛抱して、定収入を得るのが先決だ

工場に着くと、滅入った気持ちは消えた
ここには明らかに、現実に存在するもののみが持つ、たしかな重みがあった

忙しい毎日が始まり、昼は仕事、夜は毎晩ぶっつづけにぐでんぐでんに酔わされた
1週間がまたたく間に過ぎ、美津子と約束した日曜日が来た

駅に急ぐと、美津子がやって来た
「ど、どうして?
「あなたが電話で、この町でデートしようというから来たのに ウソだったの?!」

僕はなんとか誤魔化して怒りをしずめ、デートは楽しいものになった


仕事中、美津子から長距離電話がきた
「昨日は大阪に帰ると言っていたのにどうしたの? 私、1日中家で待っていたのよ!
 そっちにすっかりお馴染みになって、もう大阪のことなんか、忘れてしまったのね!

電話は切られた どういうことか考えても分かるわけもなかった


その夜、工場の歓迎会があり、散々飲まされたが酔えなかった
美津子はまるで日曜にH町に来た記憶さえないようだったではないか

僕はすすめられるままに酒を飲み、美津子に電話をすると
「こちらは局ですが 、番号のないところへかかりましたので」
何度かけても録音された声が聞こえるばかり

酔いつぶれ、どうやらはじめの料亭に戻っていた
前に寝込んでいる男に手をついたが、目を覚ます気配もない
覗きこむと「まさか」 そいつは僕そっくりだった
幻覚だ 酔って夢を見ているに違いない


美津子からの連絡は途絶え、速達は住所不明で戻ってきた
何も言わず引っ越すはずはない 事故でもあったのでは

次の休日 美津子の家に行くと、母親が出てきて

「ああ、4年ほど前に一度おいでになりましたね?
 美津子はおととし結婚して、子どもも生まれましてね なにか?」

何がはじまっているのだ? 本社へ行けば何か分かるかもしれない
総務課長は「うちは、岡山県に工場はありません 君は不採用だったはずだ」

いったん外に出て、やはり戻ってみると、関西工業がなくなっていた
「先月倒産して、ここを引き払いましたよ」
後ろを見て、2人とも卒倒するところだった そいつは僕に瓜二つだったのだ


喫茶店で、名刺を出し合った 相手は生命保険の勧誘員だという
不気味がるウエイトレスに「双子の弟なんだ」と誤魔化す

「僕たちは、無数の世界を転々と移っているらしいね」

「あんなにたしかに見えた現実、頼りになりそうな実体という奴が、
 こんなにあてにならないとは・・・夢にも思わなかった」

「まったくだ だが、どうにもなりはしないよ 成り行きに任せるだけさ
 何も信じず、風のまにまに漂うだけの話さ」

「いらっしゃいませ」とウエイトレスが言い、キャッと悲鳴をあげた

そこには新しい僕と、左右の腕には、美津子が2人すがりついていた





【武蔵野次郎解説 内容抜粋メモ】

ショートショートという呼称は定着した観があるが、すっかり有名になったのはSF界からなのは非常に興味深い
先駆的開拓者の星新一をはじめ、眉村卓もその一人だ

戦前「コント」と呼ばれる掌編が書かれ、川端康成の「掌の小説」などの名作もあるが
ショートショートはやはり戦後に隆盛になった文学形式で、SFに優れたものが多い
(コントってお笑いじゃないのか?

小松左京、筒井康隆、眉村卓の3作家の作調、持ち味は独特で、他の追随を許さぬものがある

本書について著者みずからの解説の中でもあるように、サラリーマン体験が活かされてる

高校時代は俳句部に入り、年間2、3000句作ったという
小説を始めたのは大学に入ってからというが、学生時代からの文学修行が、後年の素地になっていることは疑えない

「小説のコンポジション作り」の重要さは創作上まず第一に必要だが、それについては
「小説のコンポジション作りのはしりというか、基礎作りのはしりになっていると思います」『SFマガジン』

本書に収められているのは、昭和35~45年の10年間にわたって書かれた

SF同人誌『宇宙塵』(ステキな命名w)に参加し、1961年の『SFマガジン』第1回コンテストに佳作第二席に入選している
入選者は小松左京氏だった

ショートショートは、意外性(プロット構成上)が何より必要と思われる





読むうちに、これまでサラリーマンの不条理にばかり目がいっていたけれども
これはどんな殺人ミステリーよりも怖いホラーじゃないかという気がしてきた

日常が少しずつズレて、あるいは突然違った世界に変わる
誰も気づかない あるいは気にもとめない

現代の風刺というより、現代社会そもので
私たちが鈍感、無関心になっていることにゾッとした

こんな強い警告が昭和50年代からあったのにも関わらず
世の中はほとんど変わらない

それだけ今の「日常生活」を守りたいという「執念」によって
変わらずに成立しているのではないだろうか




追。

新刊案内に楳図さんの『漂流教室』がある 小説化もされたのか?



古書からは、いろんな当時のチラシや、しおりが挟んだまま出てくる
今回、ガムの包み紙まで出てきてビックリw
いろんなものを挟む人がいるんだなあ 気持ちは分からないでもない

昔ながらのロッテのグリーンガムで「デイトのおともに。」なんて書いてあると、なんだかほっこりした




大河ドラマ「おんな城主 直虎」第21回~25回

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大河ドラマ「おんな城主 直虎」第21回~25回

第1回~5回
第6回~10回
第11回~15回
第16回~20回


第21回「ぬしの名は」
気賀のCGがブラタモリ風


中村与太夫(気賀の町衆リーダー)に綿布の商いについて教えてもらう

「よっ! 中村屋 サイゼリヤ!」てグル魂のネタを思い出しましたw

浜名湖から船でたくさん品を運べる 異国さえも相手にしている
これからは外国との売買も増えると方久

ぶつかってきた少年に財布をすられる直虎

直虎:その銭は井伊の民の汗のにじんだ銭じゃ!

後ろから大男に気絶させられる
中村屋がすぐ探すと約束 方久らはいったん井伊に戻る

直虎は縛られている 井伊の領主と言っても信じない 賊の頭は龍雲丸
アジトが知られ、殺したほうがいいと仲間に言われる



奥山は直虎が連れ去られたことを伝えて大騒ぎになる
銭入れとともに文が中村屋に届いた

領主と引き換えに銭100貫を持ってこいと言われる
「銭のやりとりの時に悪党を捕らえればよい」と但馬 和尚に頼むことにする

夜、縄をほどいて子どもに刀を向ける直虎
龍雲丸:親のないカギにございます やっておくんなせい

まともに働けと諭すと

龍雲丸:
領主なんて大どろぼうじゃねえか
百姓から金をとってるが、なぜあそこは井伊のものなんだ?
あんたの先祖にやたらケンカが強いか、調子のいい奴がいて、
こっからここまでオレらの土地だってぶんどったって話じゃねえか(その通り
武家なんて、何代も続いた大泥棒だ

直虎:お主、どこかイカれておるのでは?

龍雲丸:オレからすれば、あんたらのほうがイカれてる

言われた場所にくる中野ら
直虎は眠らされている 狙いは馬だった

そこに矢を射る傑山(ヒーローみたい


「賊の顔も場所もわからないから処分しない」という直虎

取れ高が上がって喜ぶ百姓を見ても、ドロボウという言葉が耳に残る直虎

直虎:高瀬は武家をドロボウと思うたことはないか?

高瀬:おらたちの作った食べ物が、おらたちの口には入らない 奪われていると思っていない者はない

母:
武家も同じ どんどん戦をするのは、土地をもらわなければ功を立てた者に与える土地がなくなるから
どんどん奪うしかないのですよ

直虎:この世は奪い合うことでしかたちゆかぬということですか?


方久:材木をやりませんか? 戦場が多く、盗まれるということは、売れるということです

直虎:人手が・・・ぶつけてみるか一か八か

直虎から龍雲丸宛てに文が届き、寺で会う

直虎:
幼き頃、われは蕪を盗んだことがある 寺の食事に耐えられず
追い詰められれば人は盗む 武家に生まれようが、百姓も
わしもそなたも卑しく、等しい 1人の人として
それは幸いなことなのか? それで良いのか?

人は卑しい それは生きる力の裏返し だが幸いではない
ならば卑しさをむき出しにしない世にすることではないのか?

奪い合わなければ生きられない世に一矢報いたいならば
奪い合わずとも生きられる世を作り出せばいいではないか

井伊は材木を扱うつもりじゃ その木を伐る役目を請け負う気はないか?
分け前はわしが7分、お主が3分
われはドロボウと言われぬことをするしかない 詰まるところは己のためじゃ

請け負う龍雲丸




本坂通の往来が増え、気賀は栄えた
関所ができると、中村屋は代々与太夫を名乗っておさめた

 

 



第22回「虎と龍」

中野:あれは打ち首になるはずの男では?!

方久:荒くれ者を手名づけ、家来とする話もございます

中野は納得したが但馬を説得できるかが問題
和尚に言われ直接交渉する直虎

但馬:まずはその者たちを見てからです


真面目に働いている賊 前は、船乗り、金山にいた者もいる

但馬:近藤の目につかないほうがよい 何かあればいつでも引き渡せるのを忘れるな

高瀬も連れて、山に食料を運ぶ直虎
木の伐り方を教えながら手をとる龍雲丸 逃げ出す直虎
「煩悩め 滅したと思っておったが!」



読み書きできるのは龍雲丸のみで、侍の家の子だったと知る

直虎:
武家の子が何故あのように もしや、亀のように追われ、戻れず・・・
あの者は亀の代わりに井伊を守るために

直親に抱きしめられたことを思い出すが、すけこまされたことも思い出すw

酒を飲んで上機嫌な龍雲丸「細っこかったなあ」


駿府では、近藤の耳にも材木の話が入る

賊らは村にも入り、村人は怖がる

和尚:もとを正せば赤子じゃ

百姓の女房たちが来て、夜、賊がバクチを開いて、夫らが種籾も売ってしまうほどハマっているという苦情
バクチは控えてもらいたいと直虎が頼み、龍雲丸が止める

その後も酒が盗まれたとか、娘が襲われそうになったとか言われ
「なんでもかんでもオレらのせいにする前に、そいつらを調べたらどうだ?」

中野:百姓と賊ならお主らからが当然

龍雲丸:そもそもこんな話を持ってくるなって話ですよ そちらで話し合ってみては

方久:遊べる場がないからです 盛り場を作ってみては? 情報も入りましょうし
(沖縄基地問題みたいじゃないか?



但馬:
あと1ヶ月なら、井伊の者に技を盗めさせ、よそ者に頼まずとも済む
百姓にやらせれば小遣い稼ぎにもなる

直虎:
それでは、これ限りになってしまう
われは役目を通じ、助け合う仲になりたいと思ったのじゃ 使い捨ては本意ではない

盗みをした仲間を罰して殴っている龍雲丸を見る直虎


イノシシを恐れる奥山を見てひらめく直虎
皆にシシ鍋をふるまいたいと言う(ムロ鍋じゃダメ?

直虎:
遠くから見ているから恐れが生まれ、思い違いが生まれる 互いに近づけば、それもとける

母:同じ敵に向かう時、皆手を組むものです

中野、賊、百姓らがイノシシ狩りをする
賊は狩りにも詳しい 百姓は叩いて殺すが、穴に落とせばいい
イノシシの穴に百姓が落ちて、イノシシはかからなかったと笑い合う

酒の場で、百姓仲間が酒ドロボウと分かる
襲われたという娘も、お守りを落としたのを見た青年が渡そうとしただけだった

龍雲丸:尼小僧はフシギなお方だ 人をとりこんでしまう
 

和尚:井伊のご初代様はそもそも拾われ子でな それが仲間を集めた土地なのじゃ

龍雲丸:次、イノシシ獲ってきますんで お役目続けてよろしいですかね
直虎:よろしゅう頼む

席を外し、一人考える但馬「下らぬぞ但馬」(やきもち?

酒で酔う直虎
「どうせそなたは子でもあるのであろう! そなた井伊に残れ 我のものになれ!」


近藤が怒って但馬のところに来たという知らせが入る


森林が7割近くを占める浜松市 中でもスギやヒノキの人工林が知られている
 
(やはりスギか・・・こんなにもっさり何に使うの?

山岳信仰の聖地・秋葉神社では古くから植樹をしていた
砦や城の建築、戦乱後の復興のため、大量のスギが切り出された
乱伐を憂いたのが植林のはじまりと言われる
刀づくりの燃料としても木材は貴重な資源なのか

 


柳楽優弥くん、これまで観た中で一番いい役じゃないかなあ
大河に現代のラブコメみたいな要素があるのも見どころか



第23回「盗賊は二度仏を盗む」(なんだか映画のタイトルみたい

後藤:菩提寺の本尊が盗まれた 賊を手名づけ囲うておると聞いたが?
但馬:すぐに賊を引き渡すよう手配しましょう



近藤と会う直虎

直虎:働いているのはあの時の賊ではないし、朝から晩まで働いて盗みなどあり得ぬ!

奥山:それがしが頼んだことです!

但馬は引き渡すよううながす それともかくまいますか?と迫る

直虎:分かった引き渡そう

奥山に先回りし、頭たちを逃がせと命じる

後藤のほうが早かったが、賊は逃げた後


数日が経った

方久:隠れる場所はそこここにあるのでしょう

和尚:
後藤の菩提寺に寄進せよ もう手打ちにしたほうがよい
ご本尊を送りうやむやにの 頭を下げるのも当主としての役目


和尚と謝罪に行く直虎

和尚:ご本尊が留守とは僧らも心許ないでしょうな 行はいかにして?
僧:厨子に参っていりまする

和尚はご本尊があったところを見たいという 扉を開けると、元に戻ってる(2サスのトリックか?!


後藤:これは本尊ではない と慌てて誤魔化すが、仏師を見ると同じ

和尚:
ご本尊、御自ら、戻ってこられたのですな 仏の御心
もうここらでおさめよ すべてお見通しじゃぞということでは? お経をあげる和尚と直虎



実は、和尚のところに頭が来た(にゃんこ懐いてるw
龍雲丸:盗まれたのはどこにありますかね?
和尚:恐らくはそのままにしておるのだろうの

今回の策は龍雲丸が考えた 本尊をしまう僧を見て、龍雲丸は元へ戻した

(昔の神隠し的な話の中には、ヒトの仕業が数割ほど混ざっているんじゃないかと常々思う


龍雲丸:
井伊に戻らねば銭も受け取れぬし、オレたちは絶対やってねえと言ってくれたそうじゃないですか
じゃ、それを見せつけねえと 尼小僧さまがウソついたことになっちまいまさあ

嬉しくて泣く直虎


直虎:伐り出しが終われば、何か別の用事をと考えている
中野:井伊で召し抱えるのは? あの者たちを井伊を守る家来衆にしたいと思いまする

方久:あの者らがおれば銭も寄ってきそうですしな


直虎:但馬はどう言うかの
奥山:あの日、女人が来て賊は逃げられた 人相を聞くとなつではないかと 但馬殿は引き渡すフリをして逃がしたのでは?


風邪で咳が止まらない但馬のもとに直虎が来て、賊らと家来にという話があると伝える

但馬:お好きなように 私は口を出せぬ立場

直虎:守ってくれたのはお主ではないか 政次の考えに従う 誰より井伊のことを考えておるのは明らかじゃ

但馬:反対はしない ただし、あの者らのために井伊を使わぬよう


役目が終わったら気賀に戻るつもりの龍雲丸

直虎:
そなた、井伊に仕える気はないか? みなまとめてじゃ もとは武家の息子であったのだろ?
考えてみてはくれぬか?

帰り道「あれは来ぬな」と決め付ける直虎

悩む龍雲丸(幼い頃、家族を殺されたか?

仲間:お家が再興できるかもしれませぬぜ


龍雲丸:みなは喜ぶか?

翌朝、みんなに話す
仲間:悪い所じゃねえよな
龍雲丸:じゃ、決まりだ!

龍雲丸が住む所を聞いてきたのを聞いて喜ぶ直虎ら


報酬を与える日のためにオシャレをする直虎に驚く母ら

空の雲に龍を見る龍雲丸と直虎ら


銭を渡し、
直虎:奉公の返事は?
龍雲丸:断りまさあ! オレは武家務めは出来ない
理由は「空に雲があったからですわ」



宇利城は近藤の居城と言われる
 

富賀寺は近藤氏の菩提寺
 

今川が勢力争うに巻き込まれるとともに近藤氏も巻き込まれていく



こうして観ていると、この人生も、縁のある者同士が、
それぞれ役を変えて、学んでいるのかもしれないなあと改めて思った
あと、マキタさんいい芝居してるなあ



第24回「さよならだけが人生か?」

奥山:もう少し詳しく話してくれぬか?
龍雲丸:やはり柄じゃねえと思うんでさあ じゃ


すっかり気落ちする直虎 井戸で但馬と会う

直虎:
みな、あの者たちのように生きられれば良いであろうの
あの者たちは何にも頼らず生きていけるからであろう
1人1人の身の内に生きる術を持っていれば、好きなように生きていけるのではないかのう


直虎は、百姓に読み書きに加え、薬草の知識、護身術、銭の扱い方も伝え、子どもにも手習いを始める

(学んで、自立するのがいいよね

方久:金が欲しいという気持ちじゃ!
 
(この人は根からの商人のようだけどw これもまた生きる道のひとつか

その噂は広まり、人は井伊にどんどん集まっていった


1567年 氏真から頼みごとがあると但馬を呼ぶ

「塩留」
武田には海がないため、今川は仕返しに塩の商いを止めた

方久:
塩の商人は売るに売れず、するとこれまで締め出されていた者らが塩を流し始めた
これは銭の犬たちの下克上にございます! 実に身のすく話ですなあ!
私はもう井伊の家臣です お家に迷惑をかけるようなことは・・・○×(聞こえない/爆


(金の話をする方久の目の色は異常w

直虎:駿府がそれほど乱れているなら、やはり材木は気賀を通したほうがよいな

但馬は直虎に氏真から縁談話でサクラを要求されたと話す(誰だっけ? 新野左馬助さんの三女か


但馬:要するに、国衆の人質を集め直しているということです

瀬名を思い出す直虎 相手は庵原という今川の重臣 いざという時動きがとれない

但馬:武家の婚儀はさようなもの 利用するか利用されるか


久々阿部ちゃん登場 織田さんもついに登場

織田:
縁組で迷っていると聞いての あの禿げダヌキと結ぼうとしておらぬか?
与の言う通りにしておれば、駿府はそのうちそなたの手に落ちる
だが、こざかしいことをすれば、岡崎は誰かの手に落ちる

 





岡崎・惣持寺
息子・竹千代に久々会う家康 竹千代に武田から姫をもらおうとしたら織田にすぐバレてしまったと話す

家康:結局、今川が織田に代わっただけじゃ 今思えば、今川はのどかであった

瀬名:
瀬名も殿が駿河の城に入るのを見とうございます 鬼や禿げダヌキではなく
可愛らしい豆ダヌキが入ることこそが不幸中の幸い



家康:そうやって皆、己の野心のためにわしを使いっ走りにするのじゃ

瀬名:長生きすれば、鬼や禿げダヌキも殿より先におらぬようになりまする

すぐ屋敷を出る家康

瀬名:井伊のことはどうかお忘れございませぬよう


新野の屋敷
サクラに婚儀の話をする直虎
(10代そこらで、利権のために、顔も知らない男、知らない土地に、いきなり“嫁げ”って、自由もないもんだ・・・

藤原の血の名門だというと、桔梗は喜ぶが、あやめは複雑

直虎:母は井伊に嫁いで恨みはなかったですか?

千賀:
さまざま大仰なことを考えた気もしますが、殿が優しいお方で
せめて相手の方が頼もしき人ならよいですね

和尚に相談する


直虎:
相手を見て、あんまり頼りなければ、嫁がせた後、理由を見つけて下がらせる手もある


直接見に行くと庵原さんは絵に描いたようないい青年風


おとわの幼い頃の話をする

「今、直虎を知らぬ方は駿府にはおられませぬよ
 女だてらに家督を継ぎ、一風変わった策で井伊を治めていらっしゃる面白きお方
 そして、あれを捨ておけば恐ろしいことになるかもしれぬと
 どうか、井伊さまには、泥舟を逃げ出すことではなく、固い船にすることも考えていただけませんでしょうか?」

直虎:
言うは易いが人は弱いもの 戦となり己の命も危ういとなった時
忠義を貫き通す自信があるとわれには言い切れぬ 庵原殿は自信がおありか?

庵原:
ございます 忠義を貫くことこそ生き延びる道であるから
忠義を貫く者こそ、敵にすら惜しいと思われるのではございませんでしょうか?


直虎:取るに足らぬ者と思われていたほうが、井伊はよほど動きやすいではないですか

和尚:・・・もう、とわはおらんのじゃのう つまらんのう


サクラが直虎に会う

直虎:
実に真っ直ぐな気骨のある若者であった あの方を夫にもつのは良いことと思うが
辛抱できなくなったらいつでも文をよこせ

たけが里に帰ったと聞き驚く直虎

千賀:
たけは里へ下がりました 勘違いも多くなり、いとまを頂きたいと
後ろ髪を引かれるゆえ、殿には会わずに行くと

直虎は馬で追う(あの老体で歩いて帰るの?驚驚驚

直虎:
許さぬぞ! 井伊の館でよぼよぼになり死ねばよい
たけはわれが看取ると決めておったのじゃ!

たけ:
いま一度お会いできて嬉しゅうございます
最後に1つくらい私の言うことを聞いてくださいませよ/涙




直虎:
われは果報者じゃ 井伊のためにその身を捧げてくれる者に囲まれておる
桔梗の縁談も見つけてくれぬか 北条じゃ 今川の唯一の味方
怪しまれることもないし、動きを知りたい

但馬:なかなかよろしきお考えかと




たけの幽霊が現れたと思ったら、姪でウメ(そっくりすぎ!てか2役/爆



同じ頃、徳川の嫡男・竹千代のもとへ、織田から徳姫が輿入れ
瀬名も岡崎城に移った

 
(これまた美少女/驚

桔梗の北条への縁談も決まる

方久:材木の売り先が決まったと中村さまから連絡がありました!



静岡で生まれた築山殿はかつて瀬名姫と呼ばれていた 土地名と同じ
 

瀬名氏の菩提寺「光鏡院」
駿府から三河に移り住んだ瀬名は築山殿と呼ばれるようになった

 






第25回「材木を抱いて飛べ」

方久:
材木が欲しいというのはナリカワ屋という者
急ぎのことゆえ・・・(また声出さないw)値も弾むと

武田は嫡男を捨て、同盟を破棄
四男・カツノリに、織田から姫を迎えた

今川は塩留めを行ったが闇の売り買いが続く
気賀の商売が盛んだと知る氏真


 

材木に井伊の焼きごてを押す案を思いついた直虎 材木は次々と運び出された

龍雲丸は流れ者を集めて、よろず受けをしていると中村屋から聞く
中村屋:今や気賀のまとめ役になっています

但馬:今川は気賀に城を建てるそうです

氏真は但馬に「いよいよその時が来た」と笑う

綿布の染物を見る直虎 方久に「気賀に今川の手が入る」と話す

但馬が関口を連れて来る

関口:井伊に三河と内通した者あり 駿府に申し開きに参れというゲチである
ナリカワ屋を調べたら、三河と通じていて、材木が流れていた



直虎:
井伊を政次に渡してしまいたいのが本音
急いては悔しいではないか このような姑息な手に 道は必ずある
(ほんと、すっかり変わった まさに当主の顔

一人、夜まで碁を打っている直虎と但馬(碁は戦略の手段でもあるからねえ

ついに但馬を抱き寄せるなつ


なつ:関口さまがいて、身動きがとれないなら私が・・・
但馬:どこに間者がいるか分からぬ 殿は落ち着いておられた 案じない
(きっと、なつの気持ちに気づいてはいるんだな

直虎:
今川は申し開きなど聞き入れるわけがない 我の訴えだけでは敵わぬ
あふれかえるほどの忠義を見せ付けるため

ナルカワ屋へ行き、材木を買い戻す→行くともぬけのから
それがダメなら、気賀で材木を買い集め、井伊の焼印を入れる→それも足りない

奥山はとうとう龍雲丸に材木を取り戻して欲しいと頼む
奥山:直虎さまの首が飛んでしまうかもしれませぬ!


駿河国境
「時を稼がねば」と、なにやら薬草を飲む直虎 熱を出しているところに但馬が来る
クスリを飲んだと但馬に明かす

但馬:なんという無茶を・・・
直虎:もしうまくいかなかった時は井伊を頼む

但馬:オレの手は冷たかろ?
直虎:政次は昔から誰よりも冷たい

 

材木を運ぶ船に乗り込む龍雲丸の一群

龍雲丸:太守さまの使いで参った これより駿府へ向かう! 待ってろよ 尼小僧!


体調が戻り、申し開きに行く直虎 必死に熱弁する

氏真:20年ぶりかのう 直親のことを例に出す

直虎:
悔しゅうございます 弓を引こうなど一度もございませぬ 大方さまに誓ったこと
真に忠義なる者を失うこととなりますまいか!

材木が今川に向かっていると知らせが入る 龍雲丸が間に合った

直虎:
三河より1本残らず取り戻すよう家臣に命じましてございます これが井伊の忠義にございます!
(氏真とは器が違うからねえ


静岡は交通の要所として栄えた 海では塩づくりも盛んだった
甲斐など海に接しない内陸にとって欠かせない物資だった

 



後に「塩の道」と呼ばれた




プレミアムトーク 神木隆之介さん@あさイチ

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“2歳で芸能界入り、6歳でドラマデビュー、現在23歳の演技派俳優、神木隆之介さん。
 去年公開のメガヒット映画「君の名は。」で主人公の声を担当。

 今月来月と前・後編が連続で公開される映画「3月のライオン」では、
 孤独感を秘めた天才棋士を繊細に演じるなど、話題作への出演が続いています。

 高校時代は“モテたくてしょうがないフツーの男子”だったという神木さん。
「性格のかわいい人間でありなさい」など、神木さんを育てたお母さんの言葉、“神木家の家訓”も紹介。”

 

あれ? 有働さんがいない 雨宮アナがピンチヒッターです
あ、アメリカに取材に行ってた時か



神木くんの天才少年ぷりな噂は、かねてから聞いていたけれども
実はそんなに知らないんだよね

 

 

2000年の大河にも出てる 当時6歳
2005年『義経』の時は11歳
2012年『平清盛』の時は18歳

それから、なんといっても大ヒットした映画『君の名は。』の声優と、映画『3月のライオン』の話



 

写真集も出した



趣味は写真、音楽もよく聴くので、今はイヤフォン探しにハマってる

常々、神木くんも、源くんや、ゆづくんと同じ
爽やかさ、不動の人気と才能、丁寧で素直な空気感を持ってると感じていたけど、
こんなところでもリンクした イノッチ早速食いついてますw



視聴者に聞きたいこと:実家でこたつを使っていたけれども、今も使っているか?



芸歴21年 子役の頃のことも断片的に覚えている


高校生の時の最大のテーマは「モテたい!」(コレ、「ZIP!」でもゆってたなw
クラス中にゆってた 人望は獲得できたつもり
少女マンガみたくモテたかった 「来たよ! 来たよ!」みたいな

教科書はマンガ


「女子は何をカッコいいと思うんだろう?」を研究したかったけど、まんまとストーリーにハマってしまった
今の役作りにも役に立ってる

ちなみに雨宮アナの考えるモテる男子:勉強が出来て、スポーツが出来て、面白いの3点セット


巨大エンピツ


クラスのみんなが無表情で授業を受けているのを見て、楽しくしたかった
卒業して、集まった時とかに
「高校ん時つまんなかったけど、神木って奴いたよね」て思い出話のネタにしてもらいたかった

後で怒られるのは自分だけで済むように、誰にも言わず1人でやる 端っこで地味にやってた
授業中に巨大エンピツを使って、それを見ちゃっても、静かにしてなきゃいけないコの行き場のなさを面白ろがってた


高校卒業して俳優業を本格化


芝居が大好きで、大学進学にも悩んだ
母がきっかけで始めたが、「私はもう強制しない」と言われた

もともと体が弱くて、母が「生きてる証として映像に残したかった」というのがきっかけ/驚
「辞めるのはいつでもできるよ」と節目、節目で言われてきた


<神木家の家訓>

「これをテーマに生きろ」と小さい頃から母に言われてきた(この通りだね

1.の理由
外見とかじゃなく、お茶目だったり、ありがとう・ごめんなさいって言える人はステキ、可愛らしいと思う

2.の理由
大人になるほど難しいかも 自分の意見を持ちつつ、人それぞれの考え方もある
批判、ダメ出し、違う意見でも、こういう考え方もあるんだ
こう見えてる人もいるんだといったん受け入れる
参考にして、主張するところはする 今後生かすかは自分次第

3.の理由
経験を積んでも、後輩にも頭を下げられる先輩がステキだと思う 謙虚でいたい


映画『3月のライオン』
共演者も豪華だな

原作が大好き 将棋が分からなくても、人間ドラマが描かれていて面白い
前編・後編に分かれてるのか/驚

雨宮:役作りで意識したことは?
祖父から将棋を教えてもらっていたけれども、プロ棋士に一から教えてもらった

イノ:プロの孤独さとかが俳優と重なる部分を学んだ

雨宮:親がいないという境遇の違いはどう演じた?
精一杯想像した 歩き方や背中とか姿勢とか難しかった

共演者と将棋したり、現場はほんわかしていた



<神木くんの3つのLOVE

1.音が好き
パソコンのキーボード叩く音とか 高さ、強さによって違う
砂利の駐車場にクルマが入る音とか 心地よい不規則音

苦手な音は、髪とかガラスがキュッて鳴る音
店でヘッドフォンを試して、これは重低音が効いてるんだとか、2時間くらい聴いてる



2.ホワイトチョコレート
甘いのが大好き 頑張った時のご褒美感覚 ホワイトチョコレートは容赦なく甘いからw

3.ノート
紙が好き(同感) 白紙のノートが家にあって、薄さ、ツルツルとか考えて
どんな絵、字体で書いたらどうなるだろうと用途を想像する 実際には書かない
今ハマってる質感は、触り心地がいいもの インクがのりやすいノートとかも出ている
(これには、イノッチはついていけなかったw



<FAX>

長野の方「ウチは掘り炬燵です GWくらいにしまいます」

Q:今共演してみたい俳優は?
染谷将太くん よきライバル 2人でガッツリお芝居できたらいいなと思う

この写真はメイク てか別人/爆


「砂利音が好き」という人からFAXが来た 「嬉しいっす!」

Q:10歳の反抗期の子どもを持つママから、どうしたらいいか?
自分も反抗期あった 首根っこつかんで「ダメ」と母から言われた
後々、甘えられる存在なんだなと気づいた 思いきりぶつかったほうがいいと思う
コミュニケーションが大事

朝は弱い神木くんは、起きるまでが大変 立ってからどうにか目を覚まそう、という感じ

Q:気持ちが落ち込んだ時はどうしてる?
落ち込むこともある 思いきり落ち込む 家でじっとして、
気持ちに合った曲を聴いて、だんだん楽しい曲に変えていくと切り替わる 落ち込むことも大事

Q:自分の好きなところ、嫌いなところ
意外と何も考えてない あ、そうなんだ、みたいな
深く考えず受け入れられるような気がする
欠点はたくさんある 忘れっぽいところとか



特選エンタはまだ中谷アナがいた頃か 「ドキュメンタリー映画特集」

■『ウィーナー』政治家のスキャンダルドキュメンタリー


ハンサムで弁が立ち、理想の夫婦と呼ばれていたが
ブリーフ1枚の写真をSNSにアップした セクスティングという性癖があった

辞職して、2年後、政治復帰を試み NY市長に立候補 市民からは意外に支持される
スピーチでも対抗馬にはブーイングが起きるほど

 

 

妻も献身的に支えたが、ふたたびスキャンダル発覚
(だから、性癖はそう簡単には変えられない部類なんだよね なぜ選ぶ???



中谷:
監督の1人が彼のスタッフで仲が良かった
挽回のサクセスストーリーを撮るつもりだった
彼も妻も「撮らないで」とはほとんど言わなかった
この後、選挙があるんですけど、その後も彼やっちゃってます
今は妻と別居しているが、離婚したかは判らない


■『MERU』 難攻不落の山に挑戦するクライマーの話
 

ヒマラヤの「シャークスフィン(サメのヒレ)」と呼ばれる絶壁!
誰も登ったことがないルートに挑戦

 

テントの横を雪崩が過ぎた
頂上まで150m 寒さで手の感覚はない



結局諦めるが、数年後に再度アタックした そこに至るまでの経緯も見どころ
ジミーがカメラマン兼監督 奥さんも監督している
この山で命を落とした人もいて、監督は、登山家を支える家族を描きたいという想いもあった


<FAX>

Q:どんな女性が好み?
素直な方 ありがとうと言える人



topics~手話が使える、猫大好きなゴリラのココ動画 ほか

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Koko the Gorilla Cries Over the Loss of a Kitten
以前本で読んだ、手話を覚えて、ヒトとコミュニケーションがとれるようになり
猫が大好きになったゴリラ、ココの動画がたくさんゆうちゅうぶにあることを知り
夢中で見てしまった 感動、驚き、涙がいっぱい

『ココ~ゴリラと子ネコの物語』(東京 あかね書房)


元・三木道三さん 引退の真相を語る「寝たきりだった」


このあっけらかんとした真正直さの裏には、こんな事情があったのか
Mステに出た時も「一発屋やから」「裏方がやりたい」とかゆってたな
今でも新宿ロフトの超盛り上がったレゲエイベントの感動を思い出す
新しい道でのご活躍祈ってます


●新宿TSUTAYA店舗閉店のお知らせ
“日頃、新宿TSUTAYAをご利用頂きまして誠にありがとうございます。
 新宿ツタヤビル建替工事に伴い、6月18日(日)をもちましてCDレンタルを休業させて頂くことになりました。
 DVDレンタルにつきましては、引き続き、新宿TSUTAYA歌舞伎町DVDレンタル館で営業致します。
 CDレンタルをご利用の際は、日本一の取り扱い数を誇るSHIBUYA TSUTAYAのご利用をおススメ致します。”

狭い店舗だったけれども、ビデオの時代は、かなりレアな在庫が揃っていて
以前は、ずっと通ってたけれども、時代の流れってやつか

パソなどへのデータ配信、自宅への直接配達などで、わざわざ店舗に足を運ばなくなって
雨でも期日までに返しに行く手間も面倒臭いしね でもちょっと寂しい


aiwa復活


“30代以上の人には、お馴染みのオーディオ機器のブランド「aiwa(アイワ)」が9年ぶりに帰ってくる。
 aiwaは、ソニーのグループ企業だったアイワ株式会社のブランド。
 日本初の「ラジカセ」を作ったほか、ヘッドホンステレオ、ミニコンポなどを幅広く展開していた。
 海外との価格競争が激化し、デジタル対応が遅れたことで2002年にソニーに買収されて会社は消滅。
 2008年には、aiwaブランドの製品も生産終了した。”

インスタでこの記事を見つけて、懐かしいと思った
カセットデッキ全盛の頃、安くて性能がよく、デザインも可愛かったから、よくaiwa製品を買っていた記憶がある
今、またCDラジカセが店頭に並ぶようになった
テープをすっかりデータ化して、ほぼ処分してしまったから、今は必要ないけれども


ヒアリ(火蟻) リンク先に画像があるので、虫の苦手な方はご注意ください
専門家でも在来種と見分けがつかないほどよく似ている
名前の通り、刺されると焼けどのようになり、痛みが強く、死に至ることもある

もう、話を聞いただけで、全身に湿疹が出そう・・・

専門家の方がまず怪しい感じ←失礼
 

専門家:
国際玄関港だから何でも入ってくる
荷物から降りてきたら、中はコンクリートしかなく食べるものがない
コンテナ置き場の中で見つかったということは、その外側にいるか、いないかが肝心
同じアリなので、住みか、エサの取り合いで、日本産のアリはいられなくなる

近くの学校では、屋外では裸足ではなく、靴を履かせるよう指導しているそう


「これからの季節はとくに注意が必要」

専門家:
ほかの昆虫と一緒で、夏場になると気温が高くなり、動きが速くなる
エサを一生懸命集めようとして、行動範囲が広くなる
アリのいそうな所では注意してほしい

 


蚊だけでも充分恐ろしい極致なのに、いろんな最強の虫がたくさん出てきて
自然に触れたくても、外に出るのも怖いじゃないか

まあ、アリはこちらから近づいて危害を加えないかぎり、あまり噛む感じはしないけれども
彼らも一生懸命生きて、身を守ろうとしているだけなんだけどね


●沖縄戦から72年「慰霊の日」
 







「エレカシ47都道府県ツアー」
ダメもとでオフィ先行に挑戦したエレカシ全滅・・・何気にショック さすがです

なるほど、こんなに先行があったのね 気づくの遅すぎ
17/2/1(水)12:00~17/2/13(月)23:59 プレイガイド最速先行
17/2/25(土)12:00~17/3/6(月)23:59 抽選先行
17/3/14(火)21:00~17/3/29(水)18:00 ファミリーマート先行
17/9/2(土)10:00~17/11/15(水)18:00 一般発売

一般でとれる気がしません




朝ドラ「ひよっこ」

「娘・由香が変わってしまったのは自分のせいだ」と話す省吾


戦後、復員したら、店もなにもかも焼けてしまい、1から鈴子とやり直した
結婚し、由香が産まれ、妻は無理がたたってあっという間に亡くなってしまった
その頃から由香は、省吾と鈴子を避け、今のような関係になってしまったという

コックの井川も、戦争で家族を亡くして、路頭に迷っているところを今の店に救われた
仲の良い?柏木親子も、ヤスハルは養子だと聞いて驚くみね子

鈴子:
たしかに国は豊かになって、お偉いさんが「もはや戦後ではない」なんてゆったけど
私の中では全然終わってない
まだ借金を払ってる気分

(「もはや戦後ではない」て言葉は、市民から言い始めたんじゃないのか




高橋さんは大河で知って、最近気になる俳優さん

こちらは大河ほかで大活躍の高橋一生さんとハマケンの2ショット


高橋一生と浜野謙太がCMで共演 謎の黒い料理にお互い遠慮 キリン「旅する氷結」新CM「世界と出会おう(カラマリ)篇」

氷結® ICEBOX「 あたらしくいこう 2017」 高橋一生×浜野謙太篇 ウェブムービー
スカパラ×ハマケン×高橋一生さんのブルースハープって/驚 とんでもなくカッチョいい!!






東野圭吾×阿部寛 『新参者・加賀恭一郎 ~眠りの森』(2014年版)

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■東野圭吾×阿部寛 新春ドラマスペシャル『新参者・加賀恭一郎 ~眠りの森』(2014年版)
原作:東野圭吾

出演:
警視庁捜査一課加賀恭一郎:阿部寛
富井優司(主任):松尾貴史
真野剛(管理官):名高達男
高柳バレエ団浅岡未緒:石原さとみ
高柳亜希子:音月桂
斎藤葉瑠子:木南晴夏
森井靖子:大谷英子
紺野健彦:宮尾俊太郎(Kバレエカンパニー)
柳生講介:益子倭(Kバレエカンパニー)
梶田康成:平岳大
中野妙子:堀内敬子
高柳静子:草村礼子
石神井北警察署太田大作(強行犯係・刑事):柄本明
佐野誠(強行犯係・刑事):竹財輝之助
新井要事(強行犯係係長):小須田康人
その他加賀隆正:山﨑努
青木一弘:加藤虎ノ介
青木純子:弘中麻紀
風間利之:内田朝陽
ウエイトレス:トリンドル玲奈
宮本清美:映美くらら
山田(加賀の見合い相手):仲間由紀恵


「ドラマのマイベスト」内の「東野圭吾さん作品まとめ」に追加しました。



▼あらすじ(ネタバレ注意
バレエを観に来て思いきり寝てる加賀恭一郎と、注意する山田(加賀の見合い相手)

(『TRICK』が始まるのかと思ったw しかも山田って/爆

美しい黒鳥が出てきて急に目が冴える


見合いはその場で断られる(由紀恵ちゃんは、結局このシーンだけの友情出演なのねw


アキコ(プリマ):
ヒトはウソをつく ウソは魔法の呪文だ ウソは真実の影(腕の傷跡を見る


『白鳥の湖』で、アキコはオデット役、ミオは黒鳥役
「音と全然ズレてる! 音がとれないダンサーは最低だ!」とミオを厳しく怒る演出家・梶田康成



「ハルコが人を殺した」と電話が入る

高柳バレエ団に行くと所轄刑事・太田とかちあう


第一発見者は梶田 ハルコが見知らぬ男と倒れていた
正当防衛かどうか調べが始まり、被害者の写真を見せるが誰も知らないという

代表者・静子:バレエ団にとって財産はダンサーです
(こないだ観た『永遠の仔』に出ていた女優さんだ!


ハルコの事情聴取
事務所にいると背後から強盗に襲われて思わず殴って、自分も気絶したと供述

ハルコは免許取り立てで運転した際、右膝じん帯を怪我してブランクが3ヶ月あり、復帰したいと思っている

誰に聞いても「アキコさんは産まれながらの主役なんです」と言う


『眠りの森の美女』の主役もアキコ


ミオもアキコに憧れてバレエ団に入ったと話す

王子役はエース・紺野 柳生は期待の若手で青い鳥役



アキコ:
私たちはウソをついているんです ウソは魔法の呪文
自分に魔法をかけ、舞台という大きなウソをつくんです
ハルコちゃんを早く帰してください
ダンサーにとって踊れないのは死ぬことと同じなんです

ハルコは留置所でも練習を欠かさない
指紋はハルコのもののみ
殴ったのは1回 2回殴ると正当防衛にならない可能性が出て来る


ミオの部屋を調べにくる太田 彼も正当防衛説を疑っている
ハルコとミオはルームメイトだった

柳生とハルコは付き合っていた
柳生にアリバイを聞く 付き合いは認め、家にいたと話す

柳生:ダンサーの恋愛は難しいんですよ


普段は地味なのに踊ると変貌するミオ
アキコ:今までとは何かが違う 恋でもしたのかも

アキコに恋愛のことを聞くとはぐらかす

アキコ:
禁じてるわけじゃないけど、梶田先生は妊娠、子育てなどは弊害だと思ってるので


事件の日、喫茶店に被害者が来て、朝から夕方までバレエ団の入り口を見張っていたと証言する店員
太田をコーヒーに誘って、クリームソーダを頼む加賀

(分かるけどねw

太田:
一課の刑事に所轄の刑事がどれだけ気を遣うか分かってんのか?!
オレは今月いっぱいで定年 一課の刑事嫌いなんだよ

加賀:分かってます


遺体にすがる恋人 被害者の名前は風間だと分かる
美大を出た後、画家を目指していた 2年前はNYにいた

風間の部屋にはバレエのチケットとパンフレットがある
バレエに興味がないのに『白鳥の湖』を観ていた


バレエ団に聞くと、誰も風間を知らないという

リハを見に行く加賀
配役を決めてるのは梶田
ヤスコは最近、本番でミスが多くて役をおろされた

講師:
“梶田規格”っていう無理なダイエットをしたせいよ
個性や内面なんて関係ない 梶田にとってアキコは完璧な人形なんです


ヤスコにも事情を聞く 風間を知っている様子


ミオは子どもの頃から暗くイジメられていた
そんな時、ハルコがバレエに誘ってくれた
ミオ:私に魔法をかけてくれたんです


バレエ団には、2年に一度NY研修があり、毎回2人だけが行く


アキコを訪ねてバーに聞く

アキコ:私はカラッポの人形だから完璧に踊れたのかも、今までは
加賀:剣道の無心の一撃みたいなものですか?

腕の傷のワケを聞くと

アキコ:
戒めなんです 趣味で料理をしていた時に切ってしまって
バレエ以外の余計なことをするなっていう戒め

アキコは4年前に1年間NYに行ったことがある
風間も1年間行っていたと話す加賀


柳生がハルコをかばったという線も考える


加賀と太田はコンビを組まされる


風間の恋人に話を聞くと、尊敬してる大学の先輩を頼って風間もNYに行っていた時期があるという
「日本を離れて追い詰めたら、オレにもいい絵が描けるのかな」と言っていた
加賀:“オレにも”?


風間の先輩・青木の姉を訪ねると「弟は病死しました 3日前にNYで」


太田にもオタクの息子がいると話す
太田:オレは息子のことも、あんたのこともこれっぽっちもわかんないよ!


ゲネプロでもピリピリした空気


梶田が急に倒れる 弁当につくしょうゆの容器の中に毒物を入れ
上着に仕掛けて、イスに座った時に刺さった
梶田は死亡 殺人事件として捜査が始まる


2時間後には本番

アキコ:
今夜は予定通り上演します 私たちはどんなに大切な人が死んでも観客が待っているんです

開演時間を遅らせ、実況検分する条件を出す加賀

太田:あのバレエ団、みんなグルになってなんか隠してる


梶田の死因は、急性ニコチン中毒

ミオが倒れ、病院で「貧血だといわれました」と言う
アキコ:次まで1週間だから気をつけて


ヤスコはサンドイッチをバクバク食べる
講師:急に食べると体がビックリしちゃうわよ



雨で帰る途中、ミオはまた倒れ、加賀がクルマで送る
車中でも具合が悪くなり、途中で降りる

加賀:
あなたが怖いのは魔法が解けて、現実に戻ることでしょう
あなたの黒鳥には迫力があった あなたの何が生み出しているのか

ミオ:
黒鳥は男性を誘惑する役だから 私なりに研究したんです


凶器はサンドアートについてくる注射器 砂の落ちる速さを変える道具

(雑貨屋さんで観て感動したけど、そんな物騒なものをつけちゃダメでしょ


父から留守電があり、つっけんどんに返事をかえす加賀
太田に誘われて飲みに行く

太田:
あんた、オヤジとうまくいってないのか?
家に帰らず、女房はひと言も喋らない
この仕事にはよくあることだよ

加賀:
警察官は結婚したほうがいいと言われて見合いしましたが断られました

太田:
オレも結婚すれば安定して仕事ができるって言われて・・・
オレたちもバレリーナと同じだな

加賀:
そうやって家庭をダメにした刑事を1人知っていますよ(父のこと?


一度も休んだことがないヤスコが無断で稽古を休んでいて、連絡もつかないと慌てる講師ら

自宅に行くとサンドアートの同じ針で自殺している
部屋にはNYの写真がある

太田:梶田殺して、自殺か?


死因は同じニコチン中毒
風間の事件とは無関係と決め付ける監理官

ヤスコの隣りの部屋の男性は、男とケンカしていた声を聞いた
NY警察からは、風間の部屋にはアジア人がよく来てたという曖昧な情報だけ

加賀:私がNYに行けば何か分かるかもしれません


税金の無駄遣いだと言われ

太田:
私、所轄40年 捜査とは足を棒にして見て、聞くことです
この加賀刑事は、いろんなところまで行って、聞かなくてもいいことまで聞きます!(皮肉?w

太田の熱弁で、海外ロケ!


画廊、バレエ関連いろいろ聞いて回る加賀
梶田は2年前ではなく、3年前に刑事と一緒に来た ヤスコとアキコのため

風間は怒鳴っていたのではなく、頭を下げていたこと、
梶田の死後、ヤスコの部屋から夜、女性の声もしていたと分かる


NYの当時の刑事にも聞く 日本人の男が刺された
「刺したのは娼婦だ」と男が言って、2人のダンサーの容疑は晴れた
刺されたのは青木(風間の尊敬する先輩

おばちゃんにも事情聴取
「青木には恋人がいた 彼女は来ず、ベッドで死んでいた 恋人の名前はヤスコ」

遺品の中にバレリーナの絵がある 風間もこの絵を観たと断定



1人で練習するアキコを訪ね、帰国直前に、青木が刺殺された話をする
ダンサーの恋愛に厳しい梶田は、2人を連れて帰国した 犯人は見つからなかった

太田:
風間は青木にヤスコを会わせたかったのでは?
あのバレエ一味は何かを守っている 一番守りたいのはアキコ

加賀:彼女は逃げも隠れもしません プリマですから


稽古中にまた貧血で倒れたミオ

イチゴをもって自宅を訪ねる加賀
ミオ:少しだけ一緒にいてくれませんか?

処方箋を見つける加賀


なにか話してくれと言われ、黒鳥の話をする

加賀:
私は、剣道の全日本で優勝している 連戦連勝
だが、最後の試合相手の殺気がすごごくて1本とられて負傷までした
彼はもう病気で亡くなりました 大会前に余命を宣告されていたそうです
「最後にもう一度加賀と戦う」と言っていた
同じような殺気をあなたの黒鳥からも感じたんです

ミオ:『眠りの森の美女』ぜひ観に来てくださいね


外はまた雨 
ミオが倒れた日も雨で、ひらめく



加賀は父に電話する 「聞きたいことがあります」



本番当日 アキコの楽屋に行く加賀


加賀:
最後に魔法がとける瞬間を観に来ました
あなたたちから目を離しませんよ

絵を見せると動揺する

加賀:
青木は恋人を描いた ヤスコではなくアキコさんだったんです
ターンする方向が左回り それは大変珍しい

アキコ:青木さんの恋人は私です

帰国が迫り、「バレエならNYでもできるだろ? 君がいなきゃ絵が描けなくなる!」と追い詰められて、
もみあって腕に傷ができた その後、もみあって刺してしまった

アキコは逃げて、梶田に助けを求め、梶田は警察に青木の恋人はヤスコだとウソをついた
梶田から「もし聞かれたらヤスコだと言ってください」と言われて
青木も恋人はヤスコだと言ってアキコをかばった

風間はヤスコを訪ね、「青木を訪ねてください!」と頼んだ
ヤスコ:恋人はアキコさんです どうして私だと思ったんですか?
ヤスコもすべてを知った


事件当日、事務所にいたのはアキコ 風間が来て、
「死ぬ前にもう一度会ってください! あなたは彼を捨てて、バレエを選んだ」



ミオが呼びに来る 「アキコさん出番です」

アキコ:
あと2時間だけ待ってください
今夜だけは踊らせてください 魔法がとけたらすべてお話します
私はずっと舞台の上にいます プリマですから

ミオ:私の『眠りの森の美女』ちゃんと観てくださいね


客席で観劇する加賀と太田

 

加賀:
最高の舞台を見せるとミオと約束したんでしょう
彼女はこの謎を解く最後のピースだったんです

ミオはヤスコの部屋を訪ねた
ヤスコは梶田が好きだったと話す
梶田はアキコさんを守るために、ヤスコをスキャンダルの主役にした

ヤスコ:私は永遠にプリマになれない! 人生がすべて否定されたのよ
(梶田殺しはヤスコ

ミオ:
自首しないでください 『眠りの森の美女』が終わるまでは この舞台が最後だから

ミオは、雨が降ると耳鳴りがする病気 いつか完全に聞こえなくなるかもしれない
ハルコの運転事故がきっかけ これまでずっと曲のテンポを体に覚えさせていた(驚



事件当日、風間を殴ったのはミオ ハルコも見た
アキコになにかあれば最後の舞台がなくなると、ミオはアキコに事情を話す

ハルコ:
私がやったことにする 犯人は強盗で、正当防衛にする
私はミオちゃんの一番大切なものを奪ってしまったんです
私はバレエ人生を奪ってしまった!

アキコ:
中止にはさせない 今から私たちは魔法がかかるの ウソをつき通すの
私はプリマとして最高の演技をする あなたも最高のフロリダ姫を見せなさい



観客の拍手はまったく聞こえていないミオ
アンコールの舞台挨拶にミオがいない

屋上から飛び降りようとするミオを止める加賀

ミオ:魔法とけちゃいました

加賀:
魔法は解けません あなたの踊りは永遠の記憶に残る
あなたは記憶の中で踊り続けるんだ

ミオ:今、私になにか話しかけてますか? 私に何か話しかけて!

 




アキコが警察に来る
加賀:ミオちゃんのフロリダ姫も、あなたのオーロラ姫も最高でした
アキコ:よかった ありがとうございました


また父に電話
加賀:あなたから教えてもらった情報が役に立ちました
父:他に用がないなら切る 話すのは捜査のことばかりだな お前もオレも


太田:
前に息子の話したろ 昨夜、飲みに行った
パソコンで作ったゲームが賞とってさ 話すことも何もないから寿司をつまんだ
親子なんてそんなもんだ あんたのオヤジさんには散々無駄足踏まされたよ

加賀:長い間、お疲れさまでした


加賀にはもう次の事件の電話がくる

(まだまだ続くのかな、このシリーズ




あさイチプレミアムトーク加山雄三さんのVTRゲストに武藤昭平さん登場

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プレミアムトーク 加山雄三さん@あさイチ
VTRゲスト:「THE King ALL STARS」のメンバー 古市コータローさん(ギター)、武藤昭平さん(ドラム)、山本健太さん(キーボード)

加山さんも好きだけれども、ゲストで武藤さんが出るとのことで期待大v

<番組で紹介した曲>

♪君といつまでも 作詞:岩谷時子 作曲:弾厚作
♪恋は紅(あか)いバラ 作詞:岩谷時子 作曲:弾厚作
♪海 その愛 作詞:岩谷時子 作曲:弾厚作


冒頭からアコギで♪君といつまでも を1フレーズ歌って登場

朝ドラでも、トランジスタラジオから流れたと人から聞いて知った
そのシーンを見て、「嬉しい 音楽はあっという間に時間を超える」




若大将シリーズ

昔の映像は恥ずかしいのかとにかくイヤがってたな




●1966年の「第17回 紅白歌合戦」に初出場した時の貴重な映像が残っていた
司会者が紹介して出てきたのは、なんと渥美清さん!
鼻をかいてモノマネしてたら、ステージから追い出されちゃって/爆
アナ「では、本物に登場していただきましょう」



 

この時、「最初にセリフから入るのがおかしい」と抗議したそう 当時29歳


●「加山雄三80歳! 若大将 一夜限りのスペシャルライヴ 君といる時が一番しあわせなんだ」@スカパー!


 

おお! Boseくん(スチャダラパー)がお祝いしてる!



若いミュージシャンがいろんな曲をカバー
♪お嫁においで 2015 feat. PUNPEE





●自らのバンドも結成「THE KING ALL STARS」
武藤さん、けっこう映ってたv フェスにも出たのか/驚



 

 

 




<VTRゲスト>
古市コータローさん(ギター)、武藤昭平さん(ドラム)、山本健太さん(キーボード)


古市:
現場で会うと必ず「ヨッ!」て来てくれる


山本:
僕は32歳ですけど、僕よりバイタリティーがあって、いつも見るたびに落ち込みます


<ギターテクニックについて>

武藤:
年を増して、このバンドで慣れてきたら、全然切れ味が違って


山本:
楽屋とか、移動中の車でも練習されてるんですよね

古市:
ライヴが終わって「お疲れ」て来て、何を話すのかと思ったら

「“タレに凝ったからよ”ってw」

武藤:
一緒に焼肉に行った時、一番肉を食べますね

(『若大将のゆうゆう散歩』でもそうだったねw

山本:
僕はあんまり食べないんで、ひたすら羨ましいです


<晴れ男伝説について>

古市:
今にも降りそうなんですよ、寒いし
でも「オレが出たら晴れるんだから!」てゆって
ほんとにエンディングのほうで、日がさしてきて
必ず帰り際に

可愛いですよ

武藤:
でも一度、その晴れ男伝説が崩れた時があって 横浜の開港祭で
本番ですごいどしゃ降りになって、電気楽器がいっぱいあるから
水に濡れたら感電の恐れもあるし、鳴らなくなるから

でも、加山さんが見せたプロ意識が
「そうは言っても、お客さん集まっているんだから


加山さんがアコギを持って、何の曲を演り出すか分からないけどステージに出ていって



加山さん:
一度、お客さんがゲートから出されちゃって それでもまだいてくれるから
オレだけでも出て何か演るよって出て、ドラムも出てくれて

40分くらいかな、やったら、「そんなの観たことない」って
後でツイッターで「感動しました」て反響がたくさんあって嬉しかったです

野外のフェスとかは自然で条件がいろいろ変わる
なんらかのコミュニケーションが持てればいいという思いがいつもある

自然は変わりますから それは船で学んだ 自然から学んだのかな

今度はももクロとコラボして大阪行くって/驚

♪サライ は、著作権料が全部、寄付に回るので、カラオケでもなんでも歌ってください


幼き日の加山さん
 

父・上原謙さんが16ミリフィルムで撮った映像も残っている
母・小桜葉子さんも女優さんなのか
祖母の影響も大きかった

 

 


加山さん:
父のアップダウンを見ていたから、自分はこの世界は絶対イヤだと思っていた
でも、下積みもなく、いきなり映画や歌がヒットして怖かったですよ

もともとロックが好きだったが、スローバラードがヒットしたから
当時のプロデューサーに「ロックを演りたい」てゆったら
「英語なんてダメ、ダメ 日本語、日本語」とか言われた


今は、孫ほど年齢差のあるメンバーと、ゲームにハマってるって話は
全然分からなかったけど、ハマりっぷりが可笑しかったww

“弾厚作”という別名を使ったのは、作曲家は名前を変えてもいいと聞いて、
おばあちゃんにつけてもらった
加山雄三という芸名も、「光進丸」って船の名前もそう

加山:
10万円もとられたけど、その効果はありましたよw
父はクラシック一点張り、母は歌謡曲一点張りで、オレはミックスしたみたいな



●妻が買ってくれた中古のピアノ
 

1970年に会社が倒産して 23億円もの借金を作って、何もかも失った/驚
でも、それじゃいけないと妻が中古のピアノを買ってくれた
それで作った曲がヒットして返済にあてることができた

人間、思うと現実化すると信じている

まだ若かったから「絶対に立ち直ってみせる!」と思ってた
他人のせいにせず、俺が悪いんだからと、土下座して謝って蹴られたこともある

それも今では感謝している
オレにまだ生きる資格があるってことを教えてもらったから

高校時代は坊さんになりたかった
人間って何だろう?とか、いつも疑問に思っていた

仏教に「十界」っていうのがあって、少しずつ上がっていくことが人生
どん底を経験するために、オレは命を与えられたんだと思っている

(仏教話は、武藤さんと語り合えるのでは?



●たくさんのメモ~「人生の三冠王」
加山さんの書いたメモの一部を紹介


砂糖の種類から、ツボ、宇宙の理論まで/驚
アインシュタインまで出てきて、こないだ行った宇宙ミュージアムとリンクした

 

 

 

 

加山さん:
アインシュタインさんは、宇宙は停止していると言ったけれども
宇宙は膨張しつづけていると分かった この記号(黄色い○で囲んだ)が、論理が間違っていることを示している

有働:なぜ、こんなにいろんなことを詳細にメモされてるんですか?

仲が良かったユニー ホールディングス名誉会長・西川俊男さんの言葉で「人生の三冠王」っていうのがある

1.何事にも「関心」を持つこと
2.「感動」する心を失ってはいけない
3.「感謝」ありがとうと言われてイヤな気持ちになる人はいない

この言葉はいいなあと思って、今では自分の言葉のように思っている



●音楽は生涯の親友

加山:
音楽は、国も、言葉も、時代も超える
これで商売しようとか考えたことはないし、好きだから作る

「作ってください」と言われて作ったことはあまりない 作ったストックの中から選ぶ感じ
これまで535曲作った その中でリリースされたのは半分くらいだけど





映画「ボンジュール、アン」 ダイアン・レインさん生出演!


専門家ゲスト:青木さやかさん
ゲスト:ダイアン・レインさん(通訳:戸田奈津子さん)
リポーター:雨宮萌果アナウンサー

まさかダイアン・レインが来日中だなんて/驚×5000
好きな女優さんの1人 元気に活躍されていて嬉しいかぎり
しかも通訳は戸田奈っちゃん!! さり気なくいて、誰も触らなかったけど

映画『ボンジュール、アン』は7月7日から全国公開

 

 

英語が話せる加山さんが「僕は16歳から俳優をしている」と言ったら
「私は14歳からよ」って、言い負かされちゃったねww



映画に出てくる娘の画像は、実の娘/驚 監督と同じエレノアという名前


監督エレノア・コッポラも加山さんと同じ80歳!
しかも、今作が初監督作品 娘さんも監督・女優してるし、とんでもない芸術一家だな/驚



今作は、監督が実際体験したことが基になっているそう
恋愛術に長けたフランス人男とドライヴすることになった女性の話


イノ:娘さんは、お母さんと同じ、女優になりたいとか言いませんか?

D:
女優よりモデルとか、あなた方と同じジャーナリストになりたがっています
(イノッチは歌手だけどねw

D:ファーストデートに向いているかも みなさん、観てください


(相変わらずキレイだなあ 彼女の作品もたくさん探して観たっけ 全然変わってない!


『二十四時間の侵入者』 眉村卓/著(角川文庫)

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■『二十四時間の侵入者』眉村卓/著(角川文庫)
眉村卓/著 カバー/木村光佑(昭和60年初版)

「作家別」カテゴリーに追加しました。


[カバー裏のあらすじ]

中学校のクラスメート、住野隆一と小沢未代子は、絵画部の写生会へと出かけた。
そのとき突然、どこからともなく気色の悪い少年が現れた。
少年は憎悪にゆがんだ顔立ちで、目を光らせ、まるで妖怪のようだった。

その日から通学途中を襲ったり、教室まで現れるのだった。
やがて、隆一のおじでSF作家の岡本義助もその奇怪な事件に巻き込まれていった……。

同じ頃、日本各地でも同じような被害が相次いで起っていた――。
一体、謎の少年の正体は何者なのか? どこから来るのだろうか?
傑作推理SF、「二十四時間の侵入者」「闇からきた少女」を収録。



これまで古書で買った中で、もっとも見た目が新しい
紙の色も真っ白で、書体までなんだか違って見えるほど
帯もあるし

これまでずっとシミのある、茶色く変色したページで馴染んできて
それが郷愁を誘っていたのだけれども、本書は初めて読むせいもあって
まるで新刊を読んでいる気分になる それでも初版は昭和60年

しがないサラリーマンものを読みつづけていると、学園ものが恋しくなる
毎回、登場人物は中学生の男女で、未来から謎の少年がやって来る・・・みたいな話なんだけど



▼あらすじ(ネタバレ注意

「二十四時間の侵入者」

中学の入学式が終わり、20日ほど経ち、住野隆一は、絵画部の写生会で学校に行った
クラスメートの小沢未代子も一緒で、裏門のところを描こうと誘われる

そこで15分ほど描いていると、突然、1人の少年が立っていた
整った顔立ちだが、憎しみの表情にゾッとしていると、ふっと消えた

ミヨコ「あの人、何もない所から急に現れたわ」


隆一の叔父(母の弟)でSF作家の岡本義助が突然やって来た
アパートが見つかるまでしばらく置いてくれという

紺原玲というペンネームで小説を書いていたら、会社に知られて、辞めてきた
怒る母に、父は「いいさ 人生至るところに青山ありだ」


月曜は雨 隆一は登校中に、また謎の少年に襲われ、急にいなくなった
近くにミヨコが倒れていた「あの子が襲いかかってきたのよ」
だが、話を聞くと、隆一を襲って泥に倒れた少年が、離れた所にいたサヨコを同時に押し倒したとは思えない
「泥どころか、全然濡れてなかったわ」

数学の授業を受けていると、そこにも少年が憎悪の顔で立っていたが、廊下に走り姿が消えた

隆一はミヨコに叔父を紹介し、事情を話そうとしていたところにも少年は現れた
今度は刃物のようなものを持っている しかも瓜二つのもう1人と一緒だった
彼は金属棒を持っている そこにクラスメートが下校してきた
すると少年たちは消え、みんなもそれを目撃した


叔父は、インクを買いに行くついでに、いろいろ調べて戻った
同じような事件があちこちでたくさん起きているという
どれも地方の小事件として片付けられていたが、同じ人相で、エスカレートしたから
知り合いの記者も調べているところだった


その夜半 学校で火事騒ぎが起きた
行くと、消防士や警察もいて、放火犯の少年たちがたてこもっているという
さらに人数が増えて、光る円筒のような武器を持って走り回り、警官たちにまでぶつかって来た

叔父
「ひょっとしたら、彼らは声を出す能力がないんじゃないのか?
 それに、どこかから指令を受けて、その通りにしか動けないんだ」

少年たちは消失してしまう


新聞が大きく事件を報道したせいで、隆一の母もやっと信じるようになった
自分の肉親より、新聞やテレビを信じる習慣があるのだろう(そうそう

叔父は取材を受け、記事にされていた
「彼らはこの世界の住人ではないかもしれない」

叔父はSF作家という職業上、現実問題に関しては常識的な態度をとろうとしているのを隆一はよく知っている


教室が大幅に変更され、授業は再開したが、また校庭に少年たちは現れた
今度は50人ずつほどの列を組んで、2500人ほどはいる

朝礼台には、昆虫に似た足がいくつかついている金属の箱がある
そこからチカチカとまたたいたと思うと、少年たちは一斉に散開し学校に攻め込んできた
棒から白い煙が噴出し、生徒も教師も倒れた

「あの連中、学校を占領するつもりなんだわ!」

「やっつけろ!」隆一は、気づかないうちに、これまでの怒りをぶつけて叫んでいた

少年たちは、四つん這いに走り、ふいに消えたり現れたりする

「教室に戻って、あいつらを防ぐんだ!」

クラスメートは団結してバリケードを組んだ
煙で倒れた教師は意識を失っているだけのようだ

「抵抗ハ、ヤメナサイ」

どこか金属的な声が、校内放送用スピーカーから流れた

「ワレワレノ作ッタ人間ヲ中にイレルノダ
 イマ、イウトオリニスレバ、悪イヨウニハシナイ
 マダ抵抗スレバ、直接送リコム」

教室には10人ほどの少年たちが出現した

大混乱の中、隆一は気づかないうちにミヨコの腕を引いて逃げていた
このことを他の人々に知らせなければ

少年たちは、隊列を組んで、学校の外に出るのが見えた
学校を拠点にして、大通りの男女、子どもまでを襲い、今度は街が大混乱となった

隆一らは警察署に行くが、そこも煙がもうもうと吐き出されている
路地裏に逃げ込むと、空から声がした

「オマエタチノ時代ハ終ワッタ イマカラ、ワレワレノ指令ドオリニ行動セネバナラナイ」

ミヨコは「私、家に帰るわ!」と言ったが、2人も煙で意識が遠のくのを感じた


気づくと屋内体育館に、叔父もその他の人々も捕らわれている
ミヨコ「ここは捕虜収容所らしいわ」

叔父
「あれは麻酔ガスの一種らしいな 元気になった人々は、どんどん外に連れていかれている
 奴らは、もっと大規模な計画を推し進めているんだ」

「人間ノ時代ハ終ワッタ コレカラハ、発達シタワレワレ機械ガコノ地球ノ主人ニナルノダ
 ワレワレノ世界ハ機械一族ノ手デ開発サレツクシテ、資源ガナクナリカケテイル
 シカシ、ココニハ、マダ残ッテイル オマエタチニハノウリョクガナイカラダ
 ダカラ、コチラノ次元のセカイヲ支配スルノダ」


叔父「あの少年たちは機械にコントロールされている 機械さえやっつければ」

そこまで言って、3人も捕まる
校庭には直径10mほどの円盤が着地し、朝礼台の機械は、人々を家畜の育ち具合をみるようにチェックしてから
隅に連れていくと、グループごとに消えてしまった

隆一の列もだんだん朝礼台に近づいていく
突然、叔父が「ランプの下の足をやるんだ! あれがアンテナに違いない!」

隆一は夢中でタックルし、機械の箱の足が1本切れると、ガチャン!という音とともに動かなくなった
少年たちはバタバタ倒れ、消えた人々は何もない空間から戻ってきた


隆一の意識が戻ると、ミエコは説明した
叔父は、他の地区に連絡をとり、奴らの弱点を教えて回った

ミヨコ「もう、夜が明けるのね まだ、4日目ね」

今度の事件が起きてからたった3日しかたっていない
常識は、こんなにもあっけなくひっくり返るものなのか


その後、学者らは、少年たちの体、円盤、機械の残骸を調べたが
地球上の科学とまるで違う原理で作られているらしく成果を上げていない

機械を作って支配する機械の高等生命体だという学者もいた
一度消えた人々も、その間は気絶していて何も覚えていない


ミヨコ「紺原玲氏、あれからすっかり売れっ子になったわね」

叔父は、新居を見つけて、明日は引越し ミヨコも手伝うと言う
世の中が何もかも変わっても、ミヨコだけはちっとも変わらないな、と隆一は思った




「闇からきた少女」

池上陽介は、親友の長原克雄に
「この団地は、昔、旧制高校だったけど、いろんな妙な話があったらしいぜ
 気をつけて帰れよ こんな晩は何か出るかもしれない」とからかった

明日は中学の入学式だが、遅くまで話していて、克雄は後悔しはじめた
その時、後ろから尾けてくる足音がして、「こんばんわ」と声をかけられた

知らない少女だ 長い黒い髪で、彫刻のように整った顔立ちの美少女

「私は大森由美子 この団地へ引っ越してきたの お友だちになってね 明日から同じ中学生よ」


同じクラスの陽介と克雄の隣りの席は、気の強い目黒和子という女生徒で
初日から教師に怒られ、ケンカ状態になってしまう

クラブの入部勧誘では、陽介は野球部、克雄は卓球部に決めていた
卓球部の受付希望者名に和子の名前があって驚き、ため息をつく克雄
結局、由美子の姿はどこにも見えなかった


自宅に帰り、母に八百屋への用事を頼まれた帰り、エレベーターは故障していて
階段で7階まで行こうとすると、数字のランプが点灯した
直ったのだろうか? 乗ると、そこには由美子がいた

「722号の住み心地、どう?」

なぜ知っているのか、由美子は訳を聞く前に行ってしまった


家に帰ると、社会人になった姉が
「深夜、長い髪の少女が歩いているという話よ 砂場に来たら、ふっと消えたんですって」


翌日の卓球部で、和子はものすごい活躍を見せた
「すごい新人の出現ね」

克雄の番が来て、2人は互角に戦い、克雄が勝った
「君たち2人ともなかなかやるじゃないか」

3年生
「来月は、鈴虫中学との親善試合がある 新人戦もあり、選手の選抜には
 実力だけでなく、練習の態度、真面目に出てくるかも評価して決めるつもりだ」

陽介も野球部で絞られているようだ

和子「どうやら私、あなたたちを誤解していたらしいわ」 その日から3人は和解する


克雄と同じ方向の帰り道の和子は「この団地、おばけが出るって本当なの?」と話していたちょうどその時、由美子が現れて、和子の顔は真っ青になった
克雄は2人を紹介する

妖怪なんてこの文明の時代に存在しているわけがないんだ
けれども、由美子の服は奇妙な生地で、この世のものとは思えない衣装だ

そこに姉・靖子も来て、やはり恐怖に動けなくなった
由美子「そのうち・・・間違いなく、あなたを私の所へ連れて行くわよ」
と言い残して、不意に見えなくなった


克雄は、由美子のことをみんなに最初から話した


和子「昨日のこと、パパとママに話したら、タイムトラベラーみたいだなっていうのよ」

廊下には、寂しげに、そしてどことなくうらめしげに克雄を見ている由美子がいた
そして、たちまち消えた


克雄と和子は親善試合の選手に選ばれた 試合は明日
克雄の姉が有名な選手だと知り、一緒に練習したいという和子

3人が帰り道で分かれてすぐ、由美子が現れ「来るのよ 私のところへ」
「長原!」陽介が叫んだが、周りの風景が揺れはじめ、消えた


気づくと、もとの団地にいる だが、どこか違う
木々が荒々しく、建物はひどく汚れている
建てられてまだ5年のはずなのに、まるで何十年以上も経ったようだ

砂場がなく、5mほどの高さのパラボラアンテナのようなものをつけた建物があった
それに、団地には人っ子ひとりいない

由美子の手を離して、逃げようとするとエレベーターがない
自分の家のドアを開けると、家の中はからっぽだった

「だれだね? 由美子か?」

由美子と同じような衣装をまとった青年がぎょっとして立っていた
武器のようなものを振り上げたので、克雄は逃げた

団地から外を見ると、団地は高い金網のような塀で仕切られて
その向こうは恐ろしく高いビル群が、チューブのようなものでつながっている
いわゆる未来の想像図のようだ

(いまだに、高層ビル+チューブの中を移動する乗り物の未来イメージが映画でも普通になってるけど
 ほんとうに科学が発達した未来なら、むしろ自然を大切にしていると思うなあ

1階のフロアに大型の撮影機に脚がついたような機械が現れ、こっちにやって来る
逃げようとして、棒の先が激しく震え、体がしびれて動けなくなった


由美子「大丈夫? 兄さんがあんなに早く監視機を呼ぶなんて・・・」


「僕は生活学者で、初期の団地の生活を調べるために、この特別保存地区で
 タイムマシンを使って研究している まさか妹がこんなイタズラをしてるとは知らなかった」

「イタズラじゃないわ!」

「過去の人たちは我々のように自由な生活を送ってはいないんだぞ!
 タイムマシンを使うにはいろんな規則があって、いったん未来を知った人間は
 過去へ戻って歴史を変えようとする恐れがあるため、君は二度と元の世界に戻るわけにはいかないんだよ」

克雄は外に逃げ出すと、団地の屋上だった

「僕はこれから、君と由美子を管理委員会へ、エアタクシーで連れて行かなければならない」

由美子は、兄のポケットから小さな箱を抜き出し、兄に向けた

「あの監視機は、1、2時間しびれさせるだけよ
 さあ、タイムマシンに戻りましょう 好きな時代、100年以上の過去しか行けないけど
 今度は行きっぱなしになるわ 2人きりでどんな時代へも行けるのよ ほかの時代へ行かない?」

克雄は、家族や友人を捨てられなかった

「私、はじめはイタズラのつもりだった 昔の人を脅かして遊ぼうと思ったの
 でも、そのうちにだんだん長原さんが・・・
 私、あなたの時代へ行きっぱなしになるのよ 一人ぼっちにしないでね
 あなたは、ここで過ごした時間だけいなかったことになるわ」


克雄らが元に戻ると、すぐに家族、友人らが駆けつけてきた
由美子の目は何とか言ってと訴えていた

克雄の家で事情を話す

母「あなたはもとの世界に戻れないわけ?」

由美子
「兄が管理委員を連れて来れば別ですけれど そうなれば、私と長原さんは連れて行かれ
 長原さんは一生こちらへ帰れないし、私も罰せられます」


陽介らが帰ろうとすると、砂場には由美子の兄と、同じ服を着た男たちがいるのを見た
もうつきとめたのだろうか?


翌朝 とにかく克雄と和子は試合に出ることにした
和子の様子が少し変だったが、なにか怒っているのだろうか?

試合では和子は見事な勝利をあげた
男子は、互角で同点のまま克雄の番がきた

ふと見ると、和子の後ろに、由美子の兄がいて、2人は話し合っている
それが気になって、克雄は連続で5ポイントも落としてしまう

(考えちゃいけない 今は試合に全力を注ぐんだ)

それから克雄は連続でポイントを取り続けていった
名選手が絶好調の時に感じるあの透明な感覚が全身にみなぎっていた(ゾーンに入ったってやつだねv

新人戦は男女ともに勝った

由美子の兄に呼ばれて、逃げようとした克雄は和子に呼び止められた
「もう安全なのよ」

和子は、靖子、母、由美子も呼んでいた


「僕は委員会に報告した 君は歴史を変えるほど詳しく知ったわけではないから
 条件付きでここに留まることを認めたんだ

 その条件は、君がこの世界で大切な人間で、君がいなくなれば困る人がたくさんいること
 だから僕は君の周りを調べた結果、君はこの世界で有用な人間だと分かった
 でも、由美子は戻らなければならない」

克雄「待ってください この人を連れて行かせないぞ!」
克雄は由美子を好きになっていた

「君の気持ちは分からないでもない だが、もし君が明治時代で一生暮らせる自信があるかね?
 テレビどころか、電燈がようやく一般家庭にゆき渡りはじめて、伝染病が流行した時代の
 ものの考え方になりきれるかね? 由美子も耐えられないだろう そうなってからでは遅いのだ
 自分ばかりか、周りの人まで不幸にしてしまう」

由美子
「私も、昨夜から今日にかけて感じ続けていたの
 この世界では1人を独占することはできないし・・・長原さんにはいいお友だちがいるわ」

「さよなら」と言って、兄妹の姿はみるみるかすんで、あとには茂みが残った


その後の生活で忘れていた由美子のことが、砂場を見て思い出された

陽介「彼女はもう二度と現れはしない それでいいじゃないか」

そう 由美子はもうこの世界には存在しない
克雄は1号棟に歩きはじめた





【武上純希解説 内容抜粋メモ】

(やけにハイテンションな解説で可笑しかった
 ウィキを見たら、『もやしもん』の脚本まで書いてる有名な方なのですね/驚→here

昔々、SFが「空想科学冒険小説」という肩書きで、月刊少年マンガ誌を華々しく飾っていたことを知っているかな?
いつかスマートな「サイエンス・フィクション」と呼ばれた

本書には、あの頃の元気いっぱいのSFの空気が充満していて嬉しくて仕方ないんだ
教科書じゃこんな経験できっこないもん
君は教科書で「ワクハラ体験」してるって!? それ病気 すぐドクターにみてもらったほうがいい!!

あの頃のほうが、SFを取り巻く状況はずっと厳しかった

良識ある一般市民は「SF」なんて妖しげな名称は知らなかった
都民の数%が「空想科学冒険小説」のことかな?と反応してくれるぐらいさ
「空想科学冒険小説」=子どものオモチャという構図

だから本書でも叔父が「会社勤めをしながら“奇妙な”小説を書いている」とくる
これはもう、パンダと同じく珍しい存在なんだ

あの頃の本屋は、SFの本を、SMの本と並べておいてあったんだ 信じられる、このセンス!?

本書を読むと映像が浮かぶ この圧倒的スピード感は・・・『ジョーズ』や『未知との遭遇』に共通する快感だ!!

そうさ、君らにこそ、もっともふさわしい元気なんだ!!




いざという時 あなたは?マンション火災@あさイチ

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いざという時 あなたは?マンション火災@あさイチ
専門家ゲスト:坂口隆夫さん(市民防災研究所 理事)
リポーター:遠藤亮アナウンサー

“先日ロンドンで起きた高層住宅火災をきっかけに、
 日本の共同住宅で火災が起こった場合の消火や避難の心構えについてお伝えしました。”


ロンドンの火災では7人の死亡者が出た

日本では、構造上の違いから、こうした高層住宅火災は起きにくいと言われるが



●「初期消火」の重要性

2年前に火災が発生した千代田区の高層住宅
 

朝8時半すぎに、25階建ての高層階から黒煙があがり、住人全員が外に避難した
2時間ほどで消火され、最小限の被害で済んだのは
住民による素早い「初期消火」のおかげだった


●火元の2つ下に住んでいるタカハシさんがとった行動

煙が見えたので、以前、参加した防火訓練の時に
「高層階は、消防隊が着くまで時間がかかる」と聞いたことを思い出した

タカハシさん:音がすごかった 爆発音がして

見に行くと、まだ身の安全を確保できると判断し、避難より消火することにした

1.消火器を持ち出し


2.消火栓からホースをのばして、他の住民と放水した
 

3.その後、消防隊が来たので任せた


「初期消火」が早かったため、他への延焼が防げて、表彰された
 

このマンションでは、年2回「防火訓練」をしている



●避難するか、消火するかの判断は?

専門家:火が天井に燃え移っていたら避難してください

ヤナギー:他人の家だと見えませんよね?

上記の例は、玄関のドアがたまたま開いていた
(無用心だな・・・ 原因は何だったんだろ?

専門家:
白い煙が出ているならまだ大丈夫
黒い煙は、可燃性ガスが出ているのでドアは開けないほうがイイ
消火器では消火できない状態なので、ドアを閉めて逃げる
煙が階段にまでいく可能性もある

映画『バックドラフト』になっちゃうよね

専門家:
3~10分ほどで爆発することもある
まずは、煙が出ていることを知らせる 寝ていたり、留守で、気づいていないかもしれない



●日本のマンション建築の構造は火災が起きにくい


50名以上住んでいるマンションは、年に1回防火訓練をしなければいけないと法で定めている
12階以上あれば「スプリンクラー」の設置が義務付けられている


「防火区画」
ロンドンのような「外断熱」は使わず、燃えにくい素材で造り、延焼しにくい構造
古い建物であっても大火災にはなりにくい

「防火扉」の設置は、昭和36年に法で定められた
(日本は昔から自然災害、火事の多い国だからね



●ベランダにある「隔板」「避難はしご」の使い方


ベランダづたいに逃げる場合、これらを使うが、普段から訓練が必要



●マンションの防災設備を体験できる施設 「すまラボ」(東京・豊洲)
 

実際のマンションのベランダの模型で体験できる(行ってみたいなあ
遠藤アナが予備知識なしに体験してみた
家にもあるとは知っているが使ったことはない


「避難はしご」
 

1.まず「チャイルドロック」を外す
子どもが誤って落ちないようフックがかかっているのを外す

 

2.開けるといろいろ説明が書いてあり、ハシゴをおろすにも説明を読まないとうまく出せなかった
 



「隔板」


足で蹴り破る必要がある 女性スタッフがやってみると5回目でやっと穴が開いた

 
「けっこう、思ったより力が要りました」

スタジオでもゲストが体験

専門家:
真ん中あたりを、思いきって、つま先でなくかかとで蹴る
自分が出られる大きさに周りも蹴って開ける
破れた部分が脚に当たっても痛くない作りになっている

「隔板」の前にモノを置かないこと

もし、蹴る力が弱い人は、フライパンなど固いモノで叩いて開けてもよい



「屋内消火栓」
 

大人なら誰でも使えるように設計されているが・・・
ホースを伸ばして、開く方向にねじっても、最初ちょっぴり水が出ただけ



消火栓本体の「バルブ」を回さないと水が出ない仕組み/驚


想像以上に水の勢いが強いため、思い通りにコントロールするのは難しい




●「防火訓練」への参加は大事
最初に紹介した千代田区のマンションでは、火事後、住人の間に危機感が強まり、
自治会長さんが住人に説明、実地訓練をしている
消火栓のホースがどこまで届くか+避難経路を確かめるなど、1時間ほど

 

 

自治会長さん:
火事を経験してから、みんなのつながりが強くなった
心持ちのある人が増えることが一番の防災だと思った



<FAX>



専門家:
賃貸の場合、責任者が管理会社や、オーナーだから、訓練がしたければ
住人がみんなで「やりたい」と申し入れるしかない

1人でできることもある 消火器はどこにあるか確認したり(ない気がする・・・
避難経路はどうなっているかなど

または、事前に日にちを決めておけば、消防署で訓練指導してもらえる(個人でも?!

ヤナギー:僕は、昔、ベランダに金属バットを置いていた




専門家:
玄関で履きかえてもいい
急いで逃げなければならない時は裸足でも蹴らなきゃならない
多少の怪我をしても、命が助かるのが第一

アナ:心配なら、「隔板」の前に靴を置いておくとか




専門家:
警報ベルが鳴ったり、放送があり、煙や炎が見られないなら
廊下から階段に行って、地上まで避難するのが一番

※火災も、地震も、絶対エレベーターは使わないこと! 停電になると止まるから

(文明の利器は肝心な時に役に立たないねえ
 エレベに閉じ込められるなんて考えただけで死にそう/怖×∞

ヤナギー:高層階にいる人たちは、屋上に行ったほうがいいのでは?

専門家:
原則的には地上へ逃げてください
最低でも、燃えている1つ下まで避難する

有働:高齢者、障害を持つ方などは、階段は辛いのでは?

専門家:住人同士で助け合ってください

ゲスト:濡れた布は口にあてたほうがいい?

専門家:ケムリがあれば 布かタオルを持って階段に行くとよい



追。
有働さん、また短く髪切って、さらに若く、キレイになってた



ディスクユニオン、BOOKOFF、TSUTAYAなどを遍路(2017.6.29)

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クリニック
いつものように、前回から今回までの様子を聞かれて、
いつものように、
「またヨガをやったほうがいいですよ 僕も本を読んだりして、興味があるけど、体が固いからw」
(これ、去年からもう5回くらいは聞いた)と言われ、
担当医が始めたら、私も再開してもいいよ、と心中思いながら処方箋をもらって、次の予約を入れるだけ

これで治療と言えるのか? ちょっと突っ込んだ話になると、
いかにも次の予約が詰まってるからみたいな体で早く終わらせようとするし


せっかく、出かけたから、たまっていた用事をわんさか入れて、いろいろ回ってきた


●ディスクユニオン
こないだのフリマで売れなかった本を4、5冊持っていって70円!
まあ、覚悟はしてましたが 処分されずに済んだだけいいとしよう

それよりも、査定が済んだら呼んでくれるものと思って
「20分ほどで済む」と言われても、なかなか呼ばれないなあと店内ウロつくこと・・・
もう1時間ほど経ってる
すでに脚がすっかり棒で激疲れです・・・そして70円

でも、ひさびさ来て、あらゆる中古CD、レアな本、
レコードジャケもアートギャラリーのようで目の保養になった
(戸川純ちゃんのもあって、うかつに買うところだった

たしかに私が持っていった種類とはちと違う路線の本だったな

中でも気になったのは、木の材質っぽい卓上レコードプレイヤー! 9000円台でイイなあ・・・
(あれ? ネットだと7,980円(税込) になってる
これがレコード漁りの始まり、また家が埋まってしまうから買いませんが





●BOOKOFF
マンガ本『動物のお医者さん』数冊(ハンパな)は1冊70円、ペットブログ本は5円で、計342円
肩がやっと軽くなっただけよしとしようではないか

ここも、マンガだけじゃなく、ゲームやら、あらゆるモノがひしめいていた


すっかりお腹が空いて、これまた久々「まぐろ市場」の「元祖ばくだん丼」を注文v
納豆、オクラ、半熟卵、イカ刺身、漬け物がほどよい加減で入っていて安定の美味しさ
久々、お米を食べて、後でもたれたけれども



●LABI
ずっとデジタルオーディオプレーヤーを買わなきゃと思っていて、脚が棒なのを押して、いろいろ説明してもらった
1、、、いや、マイナスからのスタートです ほんとキカイって分からない/汗×5000

<iPodかSONYのウォークマンか、淘汰されて、2つしかない>
いつの間にこんなことに(いや、相当前からだろう



店員:
iPodかSONYのウォークマン どちらも、ほぼ変わらない
iPodはパソコンに「iTunes」をダウンロードして、そこから入れる
ウォークマンは、SONYのソフトをダウンロードして、そこから入れる
あとは、好み(メーカーや、音など


<定価はそのまま変えられない→ポイントで還元>
または、保険の勧誘を聞いて→5000円分の家電を全員プレゼント(なんだそれは?
以前は5000ポイントをあげていたが、法が変わって出来なくなったため
(ポイントのほうがずっとイイのに、なぜ変えた???


<ヘッドフォンで視聴したらめっさいい音/驚×5000>
これはノイズキャンセル?と思ったら違うって

耳に当たる部分がスポンジ状でフカフカなのが、ちょうど防音になっていたのかな?
音楽を聴いている間は、他の音がほぼ聴こえなかった

店員さんいわく
「イヤフォンは消耗品 高いのを買っても、安いのを買っても、壊れる時は壊れるので
 私は、外で聴く時は、安いイヤフォンで聴いて、家で聴く時はスピーカーに飛ばします
 Wi-Fiも使えるので・・・」なんちゃらかんちゃら

きっと高いスピーカーをお持ちなのですね

私はSONYが苦手なので買うならiPodだな

店頭にある一番安いのは

「Apple iPod nano 16GB 第7世代 2015年モデル スペースグレイ MKN52J/A」
¥ 15,736

(ん? 定価は15,500だったぞ ネットと値段が違うじゃん

“第7世代”とかあるのね その横に第5世代があって、画面が大きい

店員:これは、第7世代に比べるとかなり劣ります(理由は忘れた

なんとなく、いじってみたけど、スマホにそっくりなことにまずビックリ
「写真」「ビデオ」「ラジオ」「ゲーム」などなど要らないものがたくさん付きすぎ

写真も撮れるのか!と驚いたら、「MKN52J/A」は画像を取り込んで見るだけ
隣りのもっと高いやつは撮れる 画像見るだけって必要???


Q:ラジオは予約録音できますか?
ラジオを聞くこと、聞きながら録音は可能だけれども、予約となるとICレコーダーの中でも2、3種類しかない

やっぱダメか・・・てか、こないだLABIで買ったICレコーダーはどうなんだ???
→調べたら、ラジオ機能はなかった 残念


<iPodケースも必要>(私は絶対落とす自信があるv


透明だから、本体の色が見える 固いのとぷにゅぷにゅタイプがあった
本体を買えば、ポイントでもらえるv


<スマホで聴ける>

なんだ、その手があるじゃん!(いまさら

家で必死に取説を探して調べたら、なにやら「microUSBケーブル」てやつが必要だそうだ
そんなの付属にあったろうか? 探してもないからまた「157」にヘルプ

質問するたびに「少々お待ちください」と誰かに聞きに行ってる間に
自分で調べて分かってしまうゆるさ

「au ONLINE shop」
私の機種は、検索でひっかかった1種類しか対応してなくて、「在庫なし」
各店舗に問い合わせて、自分で在庫を調べて、店舗で買うしかないそう 面倒ぅ・・・

「au WALLET Market」
初めて見たから、思わず登録してしまった(2017.6.30)
これまた検索画面が見つからず、ポチポチしてたら、カテゴリーから選ぶのね
そして、ケーブルは2種類しかなくて、対応してるか分からないから、ショップで買うしかないな

他にも「play Music」「LISMO」で聴くにはどうすればいいか、「microSDカード」に入れるとか
いろいろ聞きたかったけど、この担当者じゃ何も分からなそうだから
とりあえず、ケーブルを買おう

「auショップ」
近所のショップに在庫を確認してもらったら2000円と言われて、え、500円台じゃないの?
やっぱりmicroUSBケーブルもいろんな種類があるのね


でも、ふと考えたら、スマホで聴くには、相当長いイヤフォンじゃないと
普段着る服に胸ポケットなんてないし・・・だから、みんな分けてるのか
音楽聴いてる途中で電話とか、ワケ分かんないし

※別記にして「スマホ&PCトラブルまとめ」に追加する予定です


電気屋を出る時は、未来世界か異次元世界を見てきたヒトみたいになってました



●TSUTAYAで更新
ここに来るのも相当ぶりだけど、今度は、セルフレジになっていた/驚×5000
どうやって使うのか!? みんなフツーに使いこなしてたけど

更新料は250円 その代わり、新作も含め、CDかDVDが1本無料で借りられる
旧作を借りたら、1週間OK また来るのは面倒だから、ポスト返却(+100円)にしてきた

その作品を検索する機械もいつのまにやら、新たな端末に変わってて
どこもかしこも、いつの間に近未来化してたのやら

今のコたちの頭はデジタルなんじゃないだろうか?



●auショップで誕生日プレゼントをもらった

スマホ画面拭くやつ?



またCM推し フセンだそうな


そんなメールが来て、こないだのCM関連の金棒みたいなブランケットも要らないから
フリマにかさばりつつ持っていって、結局売れなかったのに
凝りもせず、もらいに行ったら、、、やっぱり要らないモノでした
これなら、ポイントか料金を安くしておくれ また、即行フリマ行きです 売れるか???



ふぅ・・・こりゃ相当歩いたぞ、と「デイリーステップ」を見たら
久々の9,831歩、294kcalの消費
気持ちがいいくらい、どちらも100%になった図って初めて見たかもv




梅雨に入っても、朝晩ちょこっと降るだけで、曇りより今日も晴れ!
Tシャツ1枚で汗かくほどだった

たくさん「久々」尽くしな1日でした~



追。
途中のガチャコーナーでこんなの発見



ステキです


無関係ですか?性暴力@あさイチ

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無関係ですか?性暴力@あさイチ

専門家ゲスト:小西聖子さん(武蔵野大教授、精神科医)、望月晶子さん(弁護士、性暴力被害者組織代表)


ゲスト:ジョン・カビラさん、宋美玄さん
リポーター:古野晶子アナウンサー

私も、20代の頃、バイト先の同僚が夜ひどく酔って家電にセクハラの電話をかけてきて
なぜ番号を知ってるのか聞くと「会社の名簿に住所、電話番号が載ってた」と聞いて驚いた
まだ、個人情報の保護とかない頃

「これから行くから」と言われて必死に断り、その後も眠れず

翌日、専務に相談し、早速、本人に注意してくれて、その場はおさまったが、あの時の恐怖は忘れられない

正社員の社長もセクハラおやじだったし、
混んだ電車や、街角で体を触られたりする、直接的なものから
「いい人いるの?」など、言ってる本人はなんの悪気もないけれども
言われた本人は嫌な気分になるセクハラの幅の広さを数えたらキリがない

気づくと、20代でも男物のセーターを着たり、ワイドパンツを履いたり、オシャレもしなくなっていた

男女ともに、自分のこととして考えてほしい根深い問題



●ロシアで開催された「かつてなく挑発的なファッションショー」
 

 

出てきたのは、普段着の女性ばかりで、観客の間にざわめきが起きる



 

派手で、挑発的な服装をしている女性が襲われやすいという
社会の思い込みに一石を投じようと企画された

 




●日本人女性の15人に1人が、異性から無理矢理に性交された経験がある
内閣府 平成27年 「男女間における暴力に関する調査」より
全国の20代以上の女性1800人を対象にしたデータ


<街の声>

男性:想像できなかった ビックリしました

女性:娘が2人いるから、驚きで、心配です



●「加害者の約75%は面識のある人物」(同調査)


なのに「被害者に隙や落ち度があったのでは?」「なぜ抵抗しなかった?」という批判に晒されがち


●声をあげる被害者も少しずつ増えてきた



●国会では、110年ぶりに性犯罪に関する刑法が改正されたが
被害者の置かれている状況は変わらない


有働:
もし自分が被害に遭ったら、他の事故と違って、公にしないだろう
それ自体が偏見なんだろうなと思う

イノ:
言えない社会
たとえば、話せば、相手が有名人だったりするとワイドショーとかで被害者の情報がドーンと出てしまう
被害者の心境が置いていかれてる気がする



●相談しなかった人たちは約7割

(法律がまったくアテにならないことが分かる

宋美玄さん(産婦人科医):
被害者の診察することもあるが、大半は誰にも相談しない方が多い


<FAX>

20代女性:
1年以上前、同級生から性暴力を受けた
店で飲んでいて、用事があり、相手の家に行き、後ろから押さえられ、性的いやがらせを受けた
なんとか逃げきり、強姦ではないが、その人は逮捕された
私にとって耐え難い毎日です


今回、「自分と同じ辛い体験をしてほしくない」と2人の女性が話してくれた
被害に遭った時だけでなく、その後もずっと辛い思いをしている
性暴力の影にある、私たちの誤解・偏見を考える


●体験談1:30代女性Tさん
9年前、会社の同僚からレイプ被害に遭った
今でも当時を思い出すとパニック状態になる

T:
被害に遭った人が、言える社会になって欲しい
周りも理解してくれて、泣き寝入りや、苦しむ人が減ればと思う

当時の状況:
体調が悪かった日、同僚が錠剤をすすめてきた
「何のクスリ?」と聞いたが、「飲んだら大丈夫だ」と言われた
まさか睡眠薬とは思わなかった

しばらくして「一緒に現場に行ってほしい」と言われてクルマに乗った
車内で昏睡 意識が戻ったら、相手は慌てて、私は抵抗もしたが
声が出てない、体は動かない、なんで?と思いながら
向こうが離れた時に、なんとか逃げた

映画『告発の行方』を思い出す
 「なぜ抵抗しなかった?」と裁判等で責められ、「何も考えられなかった ただただ怖くて・・・」というセリフが耳に残る

近くの人に助けを求め、加害者とともに警察で事情聴取を受けた
まず驚いたのは「睡眠薬と知っていたのでは?」と聞かれたこと(そんなバカな/驚

T:
「なぜクスリを受け取った?」「自ら分かってて飲んだのでは?」という感じ

さらにショックだったのは、いくら強く否定しても
「2人の間に同意があったのでは?」と繰り返し問われたこと
加害者は「同意の上」と主張していたため(なぜ加害者寄り?

T:
「同意なんじゃないの?」みたいに言われたのが一番イヤでした
私の中では「これはすっごく悪い夢の中で、すごい話をしているな」ぐらいな感じ
(睡眠薬の影響で)朦朧としていたので「早く目が覚めないかな」としか思っていなかった

(事情聴取のタイミングにも問題ありだ


事情聴取は10時間に及んだ
実家に帰りついたのは午前2時
警察から事情を聞いた母が動揺して待っていた

T:
まず母から「なんであんたが?」と言われたのは、ずっと覚えている
それはこっちが聞きたいと思いました

警察や母親に何度も問いただされているうちに、Tさんは自分を責める気持ちになっていった

T:
あってはならないことだし・・・恥ずかしいことをしてしまった
一番、親不孝なことをして申し訳ない気持ちでした

追い討ちをかけたのは、会社の社長の対応
事情を話し、「同僚が逮捕されるまで休ませてほしい」と電話したところ、解雇を言い渡された

T:
1週間経たないうちに、「これ以上来れないなら辞めてもらうしかない」と言われて
私を辞めさせる一方で、犯人のほうはずっと仕事に出ている それも納得がいかなかった

(犯人は自責の念はゼロ?

事件から2ヶ月後、男は抵抗できない状態の人を襲った罪である「準強姦」で逮捕された



その後も、事件を知った知人から心ない言葉を浴びせられた

T:
「逃げてたらよかったのに」「ほんとは望んでたんじゃないの?」みたいに
遠回しに言われたりして、外に出ることもなく、
出ても「周りがみんな知っているのでは?」と思って、下を向いてずっと歩いていた


専門家:
私たちから見たら、(こういう事例は)常に起きている出来事です

警察も変わった部分と、全然、昔のままの部分と差が激しい

被害直後、本人はすごく具合が悪いというのが表に見えてなくて
10時間以上、実況検分に付き合ったりするケースもある

イノ:加害者なら分かるけれども、被害者なんですか?

被害者が一番辛いのは、長時間拘束されて、人形を使ったりして、事件のことを細かく話して
再体験の辛さをされてしまう

イノ:必要だと思いますか?

詳細が分からないと、被害者・加害者の話の食い違い、事件化が難しい
けれども、やり方にもっと変える余地があるのではと思う



<FAX>

30代女性:
小学校からの友人を自殺で亡くしました
理由は、大学の時、同じサークルの男子学生数十人にお酒を飲まされ
挙句の果てレイプされ、その数日後、自殺しました

お葬式の時に「どうせ色目使っていたんだろう」「普段から服装も派手だったしね」
その言葉が悔しかったです 悪いのは加害者なのに
今では友人を救えなかった自分に後悔する日々です


イノ:その発想はどこにあるんだろう?

専門家:
たとえばこれが強盗事件なら、みんな「お金を盗った人が悪い」と思う
ところが、性犯罪になると、その簡単なことが分からなくなってしまう

(以前、財布をすられて交番に行った時、「盗まれたら、お金は返ってきませんが、一応、記録は残しておきます」てゆってたな


宋美玄さん:
私も母から「電車に乗る時は痴漢に気をつけなさい」とか
「夜は後ろを振り返りながら、さっさと帰りなさい」とか
自分に隙があると性犯罪に遭うぞということを刷り込まれてきた
そういう教育を受けると、自分(女性)に非があったのでは、と考えてしまうのでは


専門家:
社会全体にある偏見 みんな実態をよく分かっていない
想像しているのと実態がすごく違っているんです



●「レイプ神話」が被害者を傷つける


専門家:
実際は違う 警察の統計は一部でしかないが、0歳~60歳まで被害者がいる
(なのに、なぜそんなに理解が薄い警官が多いんだ?

「挑発的な服装」にも調査があり、加害者に聞くとそれが原因だという人は5%ほどしかいない
なにか選択があるとしたら、「抵抗しなさそう」「後で警察に言わなさそう」などのケースがある

日本の被害者も通学中の学生、バイト帰りでトレーナーだったり、
社員ならビジネススーツだし、イメージと実態は全然違う



<FAX>

60代男性:
被害に遭った時、激しく抵抗し、大声を出せば避けられるのではと思う

70代男性:
死ぬ気で抵抗すれば防げる 成功したのは女が途中で諦め、許すからだ

(そこが男と女の脳の仕組みの大きな違いだって話なんだ
 一度、女性に生まれ変わらないと分からないな・・・

20代女性:
本当に加害者が悪い場合と、やはり被害者に落ち度がある場合があると思う
女性として常に危機感を持つことが大切だと思う

(なぜ、女性が毎日ビクビクしながら過ごさなきゃいけないのか?
 みんな、自身で体験しないと分からないんだな

男性:
電柱や壁などに「痴漢に注意しましょう」と貼ってあることがありますが間違いだと思う
女性が注意しなければいけない印象を与える
本来は、「痴漢は止めましょう」とするべき(「痴漢は犯罪です」と書いてあるのはよくホームで見るね

70代男性:
男性の性衝動について、女性がもっと理解する必要があると思います
もちろん、暴力で欲求を満たそうとするのは卑劣極まりなく、厳罰に処せられるべきだと思うが、
男がオオカミの一面を持っているのは本当のことで、肝に銘じて言動することが求められる

(やっぱり「女性のせいだ」という、とんだ上から目線だな 普段からいろんな事にも同じ態度なのでは?
 厳罰、たとえ死刑になっても、心に負った傷は一生消えない事実を知り、肝に銘じて言動してほしい


宋美玄さん:
女性が注意しなければいけないのはおかしな話
いつも思うが、商業用のポルノビデオとかで、ファンタジーとして作っているわけだが
最終的に女性が受け入れたり、快感を覚えるというものが多数出回っていて、
実際、それを現実と誤解している男性も多いと思う

有働:
性教育を受ける前に、ネットやケータイで見れる時代じゃないですか

イノ:
こうすれば成功するんだって思ってしまう、その前の性教育が必要
大体、女子だけが別室に行って、男子は教室で待ってて、
僕が知るかぎり男子の性教育はあまりされてこなかった気がする


専門家:
性衝動で、衝動的に行われるレイプはそれほど多くない
性衝動を含め、食欲や、金銭欲はみんなコントロールできるものですから

カビラさん:
そもそもオオカミは一夫一婦性 同じパートナーと添い遂げる生き物です
男性みんな性衝動を抑えられないと決めつけるのはやめてほしい



●何をもって「同意」とするか?

(ネットクラブアンケートですらコレだもの コレを見ている大勢の偏見たるや、相当手ごわいぞ/驚×5000

専門家:これがあるからこそ、人に相談できない実情がある



●体験談2:30代Aさん
22歳の時、会社の上司から被害に遭ったが、15年以上誰にも話せなかった
外資系企業の営業職として就職 当時22歳 その時気にかけてくれたのは部長
社内でも「仕事がデキる」と評判があった

A:
誰からも尊敬、信頼されている、この人すごいとみんなから言われている人だったので
この人に教えてもらえたら、仕事ができるようになるかもと思った

ある日、Aさんは「仕事の話がしたい」と食事に誘われた
相手は20歳以上年上で、妻子もいる(!)ので、仕事のアドバイスがもらえると信じて疑わなかった

終電の時間が近づき、もう帰らなきゃと何度も言ったら
その度、「まだ仕事の話がある」と引き止められた

A:
社内ですごく力のある人だったので、逆らって帰ったら、何を言われるか分からないなと思った

終電を逃し、タクシーで帰ろうとしても引き止められた
「深夜に女性が1人で行動するのは危ない 何もしないからホテルに泊まろう」と言われ
驚いて断ったが「何もしないから」と繰り返した

A:
「行きたくない」と正直思いました
でも、これ以上イヤだと言って、相手を怒らせて、「じゃあ仕事を教えない」とか
社内で立ち位置が悪くなると困るなと思い、
会社で立場がある人だから変なことはしないだろうと思った

断りきれず、ホテルに入り、被害に遭った

A:
上司にも「ついてきたお前がバカだ」と言われて
「私がいけなかったんだ」と、死ぬまで誰にも言わずにフタをしておくしかないんだなと思いました
その後も「フラッシュバック」「悪夢」に悩まされつづけた

(こういう性癖は本当に治らない病気だから、他にも繰り返しているのでは?
 相手のせいになすりつけて、自責の念を起こさせて、誰にも言わせないための作戦 慣れてる感を感じる


イノ:パワハラの末にってことですよね


<FAX>

30代主婦:
20代の頃、性暴力に遭いそうになったことがあります
相手は派遣先の社員でした 食事に誘われれば断りにくく
仕事の1つと付き合ったら、帰りにホテルに引きずりこまれそうになりました

「食事に付き合った時点で、その気があるんでしょ」と言われました
「仕事に影響が出るよ」という脅しも受けたが、繁華街まで走りぬけました

その後、職場では無視され続け、相談もできず、契約更新せずに辞めました
ほんとに身近にあります

(辞めるのは、いつも女性になるんだな
 ワイドショーでも「一緒に食事に行った」だけでスクープにしてるものね


高校生の母:
ウチの娘は教師からの性的暴力を受けていました
進路指導の教師であるために、何も逆らえずに苦しんでいました

ある時、ちょっとしたことで私に話してくれて事件が発覚しました
事件が発覚し、判決が出ても、娘の心の被害は何も変わらずにいます

夜も眠れず、自分の体も見られない 家族も今も辛い日々を過ごしています
被害者の精神的な傷は一生消えません


今回のAさんのケースでは、日本の刑法では、罪に問える可能性は低いそう(なんてこった

専門家:
日本で「強姦罪」が成立するには、「暴行または脅迫」が必要
しかも、「被害者の反抗を著しく困難にする程度の激しい暴行または脅迫」が必要とされている
(どう立証すればいいのか?

ホテルに行った時点で「同意してたのでは?」と見られることが非常に多い
密室で、服がビリビリに破られたりする証拠が残るほどの抵抗ができないことが多い
襲われたら、凍りついてしまって、じっとしているしかない
とにかく命さえ守れればと思って、証拠が残ることは滅多にない


宋美玄さん:
本当はおかしいですよね たとえカップルであっても、
家に行った時点で「同意」と認めること自体間違ってると思う
警察や司法がそんな判断だということがとても嘆かわしい

専門家:
みなさんがそういう意識を持ってくれるといいが、まさに偏見が働いている
(さっきのFAXのおじさんもいるしねえ

有働:
偏見て女性にもあると思う なぜ変えられないんだろう

専門家:
女性はみんな「自分の身を守らなきゃダメ」という教育をされる
「泥酔しない」「夜道を歩かない」「知らない人についていっちゃダメ」など
教育したことから外れたからといって、被害者に落ち度があるとは履き違えてほしくない
ごっちゃになっている 分けて教育してほしい


<FAX>

「“交際中なら問題ないのでは?”というが、それは違うのでは」
(“デートレイプ”を知らないんだな 無知って恐ろしい・・・

「夫から無理矢理、性行為をされるのは性暴力と言えますか?」
(それは“DV”だ

20代女性:
同じサークルの人に性暴力を受けた

信頼している友だちに相談したら、その人が別の友人に話してしまい
結局、大学のサークル内全員が知ってしまう事態になりました

当時付き合っていたカレや、レイプした男性のカノジョからも責められ(!)
先輩からは暴力を振るわれ(?)、罵声を浴び、「私が悪い」とみんなから責められました

最初は拒めなかった自分に腹が立ちました 今も精神的にもしんどいです
友だちもカレもすべてなくしてしまいました

(なにか助けはないものか? グループセラピーとか


10代:
「交際中ならなんでもない」と思う人もいますが、そんなことありません
海外では中学・高校から「コンセント」ということを習ったりします
イヤだと言ったらイヤなんだとハッキリ言うことなどを教わります

(海外でもレイプ事件は多発してるけどね

有働:海外と比べるとどうなんですか?

専門家:
フランスだと、暴行・脅迫以外に「不意打ち」(被害者がビックリして抵抗できない)も処罰の対象となる
アメリカ、イギリスでは「同意のない性行為」は処罰の対象となる
なので、暴行・脅迫がなくても「私は同意していませんでした」ということで処罰の対象となる可能性が高い
どちらが立証するかにもよる

(それが認められないから、冒頭のショーに出ていたのでは?



●アメリカ 「性暴力撲滅」を訴える動画
3年前、アメリカ政府が発表した「性暴力撲滅」を訴える動画
 
「それは君から始めるんだ」(こういう動画があるってことが、実際、性暴力がたくさんある証だ

 
「それはレイプ 性暴力なんだ」


動画制作のきっかけは、大学のレイプ被害が社会問題になったこと
大学に通う女性の23%が被害に遭ったという衝撃的なデータが発表されたため(昔から世界中にあるのに、なぜ気づけない?



学生たちは、「大学側が悪評を恐れて、レイプ被害を隠そうとしている」と訴えた
被害者の多くは「自分にも落ち度がある」と非難され、泣き寝入りをしていた



「キャンパスレイプ」をなくそうという運動は、全米各地の大学に広まった

 

こうした動きを受けて、2014年 カルフォルニアなどの州法に
性行為の同意について定義する文章が加えられた

 
(なぜ、こんな至極当然のことを今さら決めているのかフシギだ どこが近代社会だ?


●互いに同意を残すアプリ


性行為の前に両者が同意しているかどうか記録に残すためのアプリ
OKの場合は避妊の方法などを確認後、同意した音声を録音する
音声はサーバーに保管され、訴訟になった場合は取り出せるシステム

 



(これも強要されたらどうするの?


宋美玄さん:
相手が同意しているかは、コミュニケーションを積み上げていれば分かることだと思う
「同意」を軽く捉えて、「(アプリなど)こういう風潮は困る」という視聴者もいるかと思うが
コミュニケーションをきっちりしてから行うことだという認識をもってほしい

イノ:
なぜああいうアプリが出てきたかってことですよね ないといろいろ大変だからできた
少なくとも、勇気を出して話した人に対しては、認めようよっていう社会にならないと
次、誰も手をあげなくなる



●110年ぶりに改正された刑法のポイント
 

(身を捨てて必死に声をあげても、110年経たないと法律は変わらないのか
 そもそも、見渡すかぎりおじさんばかりの会議じゃどうしようもないな


有働:告訴がなくても、というのはどういう意味?

専門家:
「告訴」とは、加害者を処罰してくださいという明確な意思表示

通常は警察に行き、「こういう被害に遭いました」と言うだけだと
今までは、それ以上進むことはなかった

(報告しに来ただけみたいな?

そこからさらに、「加害者を処罰してください」という意思表示が必要だったが
それには被害者にたくさんプレッシャーがかかる

たとえば、知人だと自分が告訴することで、上司を犯罪者にしていいのだろうか?という心理的ストップがかかることもあるし
加害者側から「告訴するな」と圧力をかけられることもあるために
事件化するまでハードルが高かったが、それを不要とすることによって
「被害に遭いました」と事実を話せば、その後の手続きが進むことになった

被害者にとってはまだまだ不十分
「暴行または脅迫を用いた場合」でないと、「強姦・わいせつ罪」にとえない


カビラ:これを変える動きはなぜない?

専門家:
ありました それがネックになっている 今回はそこまでいかなかった
これからやらなきゃいけない課題はまだたくさんある

最初のどうして警察はこんなこと聞くの?ってことも
それを聞かざるを得ない条文があるから
それをなくすには、法律を根底から変える必要がある

そういう法律にしてくれという運動をしてきたが、
「神話」の中で「被害者は抵抗するものだ」などの偏見がもともとあるので
「暴行・脅迫」がない=「いいってことだったんでしょ?」てことになってしまう

性暴力被害を知らない人たち、明治時代なんてそんな法律はなかった
今も知らない人たちがたくさんいて、法律を作る人たちにも実態を知ってもらう必要がある
この法律改正の議会成立の場面に私もいたんですけど、すごく痛感しました

(政治屋には期待できないから、コレを見ている人たち1人1人の意識がまず変わらないと


宋美玄さん:
法律もそうだし、教育も変わらないといけない
性教育では性行為そのものを教えてはいけないことになっているし

(教える大人に偏見があるからねえ




●被害に遭ったらどうしたらいいか 専門の支援センター


今、国は全国の都道府県に1ヶ所作ろうと動いている(少ない
将来的には、平成32年末までに開設する予定


宋美玄さん:
犯人の証拠(唾液など)いろいろ残るので、被害後、すぐシャワーを浴びたいと思うだろうけれども
そのままで、夜中でもワンストップセンターや警察、産婦人科に行っていただけると
我々もそういった研修が進められていて、患者さんへの対応の仕方も習っているので、
ぜひ相談していただきたい


●実際の活動を岡山に取材してきた
 



カウンセラーなど、被害者が必要とする支援を1ヶ所で提供できるようになっている
おかやまでは、県内の産婦人科と連携して、適切な処置が受けられるよう体制を作ってきた

相談を受けるのは、7人の女性相談員
被害者の心理状態を理解して対応できるよう専門的な研修を受けている





「ここに電話をかけてくる前、事件に遭った時から
“私が悪い”“お母さんに悪いことをした”というように自分を責めている
(どうして父親じゃないのだろう?

 周りも本人を責めるので、傷ついて電話をかけてこられるんです
 なので、“よくかけてくれたね”という思いがある」


イノ:警察にも電話してつなげてくれるかもしれないけれども、動転しているだろうし、どういうタイミングで?

有働:本人のその後の傷も含めて、どう対処したら一番いい?

専門家:
本人が最初に電話するってムリがある
性暴力被害者は、あとでとっても具合が悪くなるんですけど、
その理由の1つに「サポートがない」こと
サポートがないと、その後もずっと具合が悪くなる

身近な人が知っててほしい BFでも、家族でも、誰かが手伝って電話をかけるほうが多い
本人がかけるケースは少ない


宋美玄さん:
連携はあるので、最初にセンターを思いつかなくても、とりあえずは警察や病院に問い合わせてほしい
泣き寝入りではなく、電話1本してほしい




●被害者に言ってはならない言葉


イノ:家に帰って、お母さんの心ない言葉は何が原因なのか?

有働:もし相談を受けたら、どう言ったらいい?

専門家:
周りの方もすごいショックなので、つい「どうして!?」「とにかく忘れよう」
みたいなことを言われる方が実際多い
でも、忘れられないんです 大変なことだから

まず、共感する言葉をかけて、さらに相談することを教えてあげてほしい
誰かに助けてもらうことが大切


宋美玄さん:
私たちの研修では、まず患者さんに「あなたは悪くない」ということを言うと教えられます


【ブログ内関連記事】

ドラマ『永遠の仔』(2000 全12話 第1~5話)
ドラマ『永遠の仔』(2000 全12話 第6~最終話)


<FAX> 2500通を超え、8割が体験談



専門家:
数は少ないですが、男性からの被害の相談を受けることはある
男性が被害に遭うと、もっと偏見にあって、もっと孤立して、とても苦しんでいらっしゃる
数としては、男性から男性への被害が多い 子どもの場合も女性から男性の被害がある

(統計をとってほしいな 年齢や人数、これまでの被害者数の増減など



(こういう偏見をなくそうってテーマの特集なのでは?

専門家:
冤罪の問題は大切ですが、レイプされた女性が声をあげること自体、非常に大変なわけで
どれだけ冤罪の可能性があるのかということ
今の日本の警察は優秀ですし、事情聴取の中で冤罪ならば明らかになる
影で泣いている被害者がどれほど多いかを考えると、法律改正の余地などまだまだあると思います




宋美玄さん:
夫婦間は同意が曖昧になりがちで「妻だから耐えなければいけない」と思っている人が多い
それも「断っていいんだよ」と啓発している段階

専門家:
夫婦間でも「強姦罪」は成立します
ただ、なかなか「同意があるのでは」とみなされて難しい
たとえば、フランスでは、夫婦間のレイプのほうが重い処罰がある

イノ:お子さんがいたりすると、言いにくい状況ですよね

専門家:
DVが認識されてきて、少しずつ声をあげられるようになってきたが
相談先で私たちがちゃんと受け止めていくことが大切だと思う




有働:トラウマのようになっているというFAX・メールが多かったが

専門家:
これは治療できるので、ぜひ精神科に行ってほしいですが、
今の段階だと医師によって詳しい人とそうでない人の差がものすごく激しいので
ぜひ支援センターで相談して、詳しいところを教えてもらってください
都市部は24時間受け付けています

(これだけココロが病んでる人がたくさんいるのに、人は足りてないわ、知識は足りてないわ課題だらけだな
 まず、被害者を正しく受け入れられる場所、人を育てるところからか


ブルーライト軽減フィルターを解除

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なにかサイトを見ていた時、なにげに
「ブルーライト軽減フィルター」というのが出てきて
そいえば、目に悪いって聞いたな、と気軽にポチっと押したのが先週あたり(2017年6月下旬

それから、突然、画面が黄昏色になって、なんともテンションが下がる
そればかりか、写真やスクリーンショットを撮る時もその色だから困る/汗×5000

アプリならアンインストールしようと、「アプリ一覧」や「設定」の
ディスプレイやアプリを見たけれども、それらしきものは見当たらず

また「157」で聞いた

1.電源ボタンを長押し→「電源を切る」を長押し→「セーフモード」にする

2.再起動される アプリが問題ならば解消するはず(元の画面に戻った ということはやはりアプリだ

3.解消して、元に戻す場合は、電源を入れ直す



●googleからの配信ならば「Playストア」を確認

1.「設定」→「アプリ」でそれらしきアプリを見つけてアンインストールする

2.「Playストア」→左上三本線→「マイアプリ&ゲーム」でそれらしきアプリを見つけて、1.の操作でアンインストールする


1.で「スマホ最適化ツール」のマークに見覚えがあるなと思って
アンインストールしたら、元に戻ったっぽい よかった、よかった


私は、目が疲れるから、明るさを暗めに設定している
外の日差しの中で、画面が見えなくなるのが困るけど



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スマホで音楽を聴く

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基礎の基礎から勉強中です

外で音楽を聴きたいがために、こんな長い旅路になるとは・・・


●スマホに音楽データを入れるには「microUSBケーブル」が必要
必死に取説を探して調べたら、そう書いてあった そんなの付属にあったろうか?
探してもないからまた「157」にヘルプ
結局、付属してなかったので、購入することに


●「au ONLINE shop」
パソで検索したら1種類出てきて、オペレーターによると私の機種はそれしか対応してないそう

「microUSBケーブル01 シロ」
商品コード:0301HVA
販売価格:594 円(税込)
在庫なし

「在庫なし」の品は、各店舗に問い合わせて、自分で在庫を調べて、店舗で買うしかないそう 面倒ぅ・・・
※ポイントは使える


●「au WALLET Market」
初めて見たから、思わず流れで登録してしまった(2017.6.30)
今度は、検索画面が見つからず、ポチポチしてたら、カテゴリーから選ぶのね 面倒ぅ・・・×2
結局、ケーブルは2種類しかなくて、対応してるか分からないから、ショップで買うしかないな


●「auショップ」
近所のショップに在庫を確認してもらったら2000円と言われて
やっぱりmicroUSBケーブルもいろんな種類があるのね

「0301HVA」を探して、3店舗で「ない」と言われて挫折
取り寄せには1週間かかる+店頭で予約+店頭に取りに行く(店舗によってシステムが違う

店員「都内で最大の直営店“au SHINJUKU”店になければ、おそらく他にもないと思います」



「au SHINJUKU」に電話 やはりない
店員「量販店に似たケーブルが売っているかもしれません」

・・・え? そーなの?



LABIに「アンドロイドのスマホとパソをつなぐケーブルの在庫ありますか?」と聞いたら
ある 1000円前後 なら正規のコンセントつきのほうが安いな



●他のケーブルもある

「共通ACアダプタ03」
商品コード:0301PQA
販売価格:972 円(税込)
在庫あり(これなら全店舗にある

店員「コンセントの部分は要らないが、コードの部分が同じ」

じゃ、コンセントはなぜある??? 最初のがなかったら、高めだけど、コレを買うしかなさそうだ
たしかにネットで買って、自宅に届くのはラクだけど、
配送料 540円って出てきたから、やっぱショップに行って買おう 面倒ぅ・・・×3


●何で聴くか「play Music」?「LISMO」?
オペレーターは「どれでも大丈夫」とゆるいお答え

LISMOを探してもアプリがない・・・消したか?
ググったら、「2016年8月より“LISMOアプリ”は“Music Player”に名称が変わりました」(いつのまに!

でも、「Music Player」もない それらしき「Play Music」のことなのか?


●「microSDカード」に入れることも可能
試しにカードにうりちゃんのアルバムを1枚入れてみて
「Play Music」の中で探したら、聴けた!!

そんなら、もうコードも必要ないじゃん なぜ、それを先に教えてくれない???
音はイイから、あとは、イヤフォンとスマホの距離とか、使い勝手だな
音楽を聴いている時に、スマホに電話がかかってきたらどうするんだ???



まだまだ疑問は尽きないので、随時、追加するかも ううう・・・




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