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Channel: メランコリア
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川島小鳥+谷川俊太郎「おやすみ神たち」展@GALLERY MoMo(両国)

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「おやすみ神たち」展@GALLERY MoMo(東京・両国)(10/11~11/3)
“本の世界を体感できる展示となっております。ぜひご来場ください。”

[イベントのご案内]
10月11日(土)17:30~18:00 ※入場無料 予約不要
川島小鳥+谷川俊太郎 ミニトークショー

[オープニングレセプション]
2014年10月11日(土) :18:00~20:00
営業時間:11:00~19:00 月曜・火曜休み
※通常の休廊日と異なります。ご注意下さい。

川島小鳥さんオフィ
谷川俊太郎.com


奈落の底まで続いているんじゃないかってほど地下にある大江戸線 そして揺れが激しい。
なぜ、こんな乗り物を造ったんだ。酷いじゃないか
あと1駅がもたなくて、降りて、またソラナックス2錠投入(その前に、偏頭痛でロキソニン半錠飲んだ上に

歩道橋を渡って、すぐのところに、ほのかに明るい場所があって、人々が外にも溢れている。
両国と言えば「江戸東京博物館」のイメージだったけど、こんな可愛いギャラリーがあったのか/驚

 

写真展なのに写真撮影OK 詩をメモしてる人もいた

壁に写真と詩を飾るだけじゃなくて、ちょっと囲った空間では、大きなスクリーンに写真集の作品が映し出され、
足元には、詩が埋め込まれて?いる(その上のプチプチがなんとも言えない



天井から吊るされた布にも詩が書かれ、カーテン?、ガラス窓にも書かれている。

 

 



面白かったのは、谷川さんが、まさにPCで詩を書いてる様子が映し出される画面。
途中、変換ミスをして訂正したりしつつも、こんなにもスラスラと言葉が紡ぎだされるものかと改めて驚く。

 

物販には、今回の新書『おやすみ神たち』の他にも、思わず顔がほころぶ写真集『未来ちゃん』、『BABY BABY』ほか
もう次回作の『明星』を告知するチラシ、谷川さんの著書などが並ぶ。

今回、『おやすみ神たち』を購入した方のみ数量限定おまけなんてのもある。
表と裏に写真と詩が入ったキーホルダー?で、明るい雰囲気が元気をもらえそう。

お客さんは、どちらかというと若い方が多かったな。
最近は、なんでもツイッターやHP等で告知するからかも。

トークショーでは、入って右側の壁に谷川さん、小鳥さん、司会を務めてた女性の方の3人がイスに座って話すため、
ギャラリーいっぱいに入ったお客さんは、壁側に立つ方以外は、みんな床に座ったりして超満員


▼壁に落書き
 

で、最初に何をしたかというと、谷川さん×小鳥さんが、新書から言葉をランダムに選んでいきなり壁に書き出した/驚
水色のペンが薄くて、インクが足りない感じだったため、白い壁だったけど、ちょっとかすれがちになりながらも、どんどん書いていく。

司会「とくに決めてないですけど、あと4分くらいで・・・」と言うと、
「あと4分」と、すかさず壁に書き足す谷川さんのユーモアがステキ

 


▼川島小鳥+谷川俊太郎 ミニトークショー
 

(内容は別記します)

「質問コーナー」もあって、いきなりだから、先生を前にして、私も含めてみんな萎縮してしまい、
結局、質問したのは男性2人、女性1人だけ。そのうち1人は、編集者?の関係者だったみたいw
製本された社長さんもいらっしゃってて紹介されていた。


さすがにトークショーの後は、本の売れ行きがすごい!
制作に遅れが生じたのと、手の込んだ手創り感覚満載な造本なため、大量かつスピーディに増刷できないから
今回のイベントに持ってこれたのは数が限られている、と言われたら、みんなお財布のヒモがゆるんじゃうよね
(といっている私は、買いたいのは山々だったけど、今月、来月分と出費がかさんだからガマン/謝


この後は、「オープニングレセプション」があって、立食パーティみたいなことが催されるようだったけど、
トークも押したし、準備が整うにも時間がかかりそうだったから、途中で出た。

 


今日はひさびさタマシヒが揺れた。行って本当によかった
会場、集まった人々のほっこり感も印象的だった。イベント自体カジュアルだったし。

谷川さんも、私の中では「永遠に生きててほしいリスト」の1人。
82歳だなんて到底思えない、お喋りのテンポ、ユーモア、過激さ、深い愛情

「谷川さんにとってコトバとはなんですか」て質問に「飯の種」なんて答えに笑ってしまった
それほど長い間、言葉に関わってきたからの言葉だろうし、“コトバ”自体に対する持論もフツーと違っていることがなんとなく分かった。


私は世界中のすべてが詩人で、画家で、音楽家なんだと思う。
特別な才能を持った一部のヒトが、生活費を稼ぐためにする、特別な「芸術」なんかじゃなくて、
みんな、どんどん書いて、写真を撮って、どんどん公表すればいい。
ニンゲンの活動にお金が介在しない、創造的な世界。
それが本当に、平和で、自由で、平等で、豊かな理想郷だと思うんだ。



追。
昔、共同出版で出した詩集を「作家さんに送ることが出来ますよ」と言われて谷川さんに送ったことがある
200%覚えていらっしゃらないだろうけれども(本人の手に触れたかどうかも怪しい

『コカコーラ・レッスン』『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』『空に小鳥がいなくなった日』
『二十億光年の孤独』などなど、私の難しい時期を支えてくれたコトバを、また改めて読んでみたくなった。


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