■『本屋さんのすべてがわかる本3 見てみよう! 本屋さんの仕事』(ミネルヴァ書房)
稲葉茂勝/文
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『世界の本屋さん』(ミネルヴァ書房)
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本屋さんのすべてがわかる本2『調べよう! 日本の本屋さん』(ミネルヴァ書房)
シリーズ第3巻目。
表紙の写真を見て、すぐにぶくろのジュンクだって分かったImage may be NSFW.
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中身のほうにも、ジュンクの表側&裏側がたくさん紹介されているとともに、
長野の平安堂Image may be NSFW.
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ほか、地方も紹介されていて嬉しくなる。
改めて、書店員さんたち、それに関わる人たち(取次や出版社)の苦労が垣間見れるとともに、
店内にはさまざまな工夫、目を止めてもらうための仕掛けがあることが分かる1冊。
システマチックな大きな書店は便利だけど、思わぬ出会いがある小さな書店、古本屋さんも楽しいImage may be NSFW.
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【内容抜粋メモ】
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本の種類
日本の本は、大きく分けると「雑誌」「書籍」の2種類。
外国では、雑誌は書店ではなく、スーパーやドラッグストアなどで販売されている。
「ムック(mook)」magazine+bookで雑誌と書籍の中間。アメリカで誕生。日本では1972年に第1号が出版。
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「コミック」
コミック誌に掲載された作品を単行本化したもの。立ち読みできないよう「シュリンク(透明フィルム)」がかけられている。
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ためし読み(こんなのもあるんだぁ!驚
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書棚の工夫
書棚は、ジャンル、著者、出版社などによって分類されている。
[ジャンル別]
読者対象によって、女性誌、男性誌、音楽Image may be NSFW.
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、カルチャー、スポーツImage may be NSFW.
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、文芸、児童書Image may be NSFW.
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別などに並べられる。
書籍は、「一般書」「実用書」「学習参考書・辞典」、サイズの小さい「文庫」「新書」別、
雑誌は、最新号のみが目立つ所に置かれることが多い。
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「回転塔」
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「ディスプレイ」(見せ方)の工夫は、売れ行きに大きく影響する
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「平積み」:「平台」(低い台)は目立つので、新刊書、話題の本が置かれる。
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「面出し」「面陳」:表紙を見せて陳列する。
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「たな差し」:背表紙を見せる。色やデザインに工夫している。
「棚づくり」:並べ方、見せ方に工夫するのも店員の大切な仕事。
「ポップ」(point of purchase):本の内容をひと言で書いたりする紙。
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『白い犬とワルツを』は、2001年、津田沼にある昭和堂の副店長が手創りして本のそばに置いたのがキッカケで、
出版して3年目にも関わらずベストセラーになった。
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町田市の久美堂本店では、地元中学校の生徒が、自分の好きな小説をポップで紹介するフェアを開催。
国語教師が「生徒が読書する動機をつけたい」と店に相談した。この活動は全国的にも増えている。
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「ほんのまくらフェア」:「まくら」とは本の出だしの文章のこと
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児童書コーナーには、子どもたちが靴を脱いで読めるスペースもある/各フロアに椅子を置いている
「すわり読み」用の椅子を用意したのは、日本ではジュンク堂書店が初めてと言われる。
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「サイン会」「トークショー」などで人を集める
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書店員さんが、子どもたちに読み聞かせを定期的に行っている店もある
「特設コーナー」:1人の作家や、1つのテーマで本を集める。
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ベストセラー:特定期間内によく売れた本。
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ロングセラー:何年も売れ続けている本。
これらは、「奥付」の発行日が古かったり、「第○刷」の数が多いことを見れば分かる。
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書店員さんの仕事
売るだけではなく、「棚づくり」「ポップづくり」「イベント企画」「本さがし」などいろいろあって忙しいImage may be NSFW.
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とくに開店前は大いそがしImage may be NSFW.
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1.荷受け
配達された荷物を受け取り、個数を確認。大量の本が届くのは早朝。雑誌の発売日が重なる日はとくに大変。
2.荷開け作業は重労働
取次から来た本を早く店頭に並べるため、ダンボール箱から出す。
3.検品
入荷商品のタイトル、価格、冊数を点検。
4.仕分け
売り場別に分類する。
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「ひもかけ・シュリンクかけ」
雑誌本体に付録をくくりつける(最近は、本体より付録メインだから大変だなあ!
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有隣堂の文庫用ブックカバーは10色からえらべる
「ブックカバー」日本独自のサービス。大正時代がはじまりと言われる。会計が済んだことがひと目で分かる。
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本のルール
[本の裏表紙]
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日本図書コード
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「ISBN」(国際標準図書番号)
世界共通。番号で本が見分けられるシステム。
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日本独自の「Cコード」
Cにつづく4桁の数字。分類記号。本の住所みたいなもので、店内のどこに置くかが分かる。
例:C8321
1桁目:販売の対象(一般書、専門書 etc...
2桁目:発行形態(単行本、文庫、絵本 etc...
3、4桁目:内容(哲学、歴史 etc...)「日本十進分類法(NDC)」をベースにしている。
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「価格コード」
2004年に「内税」表示が義務付けられたが、本・雑誌は「外税」でも良い。例:¥2500E
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「日本図書コード」
「ISBN」+「Cコード」+「価格コード」
「日本図書コード」をバーコード化したものを「書籍JANコード」と呼ぶ。
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「雑誌コード」
号数、発行月が表示されている。例:雑誌 03779-12
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「日本十進分類法(NDC)」
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本の種類を10に分け、それぞれをさらに10に分ける仕組み。
書店では「Cコード」が使われるが、100分類までしかないので、足りない場合に利用する。
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店頭に並びきらない本は?
日本で、1年間に新しく出版される書籍は約7~8万点、雑誌は3千~4千点と言われる。
売り場面積には限度があるので、店頭に置かれる期間が短くなり、売れないとすぐに返品される。
(出しすぎじゃない?Image may be NSFW.
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だから付録競争や、小さな書店は経営が苦しいんだ
書店員さんは、書棚の状況を毎日見て、「棚づくり」を繰り返し、返品したり、発注したりしている。「補充」
出版社から「品切れ、重版未定なので注文をお受けできません」と言われたら、在庫がないということ。
「重版」:「初版」と同じ版で刷り直すこと。
「在庫」
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日本の大型書店では、100万冊を超える本がある店が多い。
それらは、「書棚下の引き出し」「バックヤード」に保管(ストック)されている。
「バックヤード」
書店の隅にある部屋。在庫チェック、発注、ポップ書きなどをしている。
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「バックヤード」でイベントを企画しているところ
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紀伊国屋書店新宿本店の倉庫
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雑誌:週刊誌は発売日から45日、月刊誌は60日以内なら返品可能。
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書籍:新刊書は105日以内なら返品可能。
期限が過ぎると在庫処分が必要(返品本、処分された本たちはどこに行くの???
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レジカウンター
「スリップ」
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片面が「売上カード」、もう片面は「注文カード」。両面に商品情報が印刷されている。大正時代に登場した。
「注文カード」は、「書店印」の空白に店のハンコ「番線印」を押して、注文冊数を記入Image may be NSFW.
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取次が出版社に届ける。「補充」
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「POSレジ」を導入しているレジカウンター
「スリップ」の代わりに「POSレジ」を導入している書店が増えた。
バーコードで読み取り、売れ行き、客層、時間帯等がデータ化され、在庫も効率よく管理できる。
「取り寄せ」
レジ奥の書棚には、取り置きされた本が置かれている。
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書店員さんの応援団
出版社、取次から営業担当者が来て、互いの情報を交換している。
・在庫状況
・新刊書情報
・他社の売れ筋、話題本の情報収集
・複数の出版社の商品をセットにして「フェア企画」を提案 など
[写真提供]
増田書店
オリオン書房ノルテ店
平安堂長野店・飯田店
ブックハウス神保町 など
編集 こどもくらぶ
校正 くすのき舎
稲葉茂勝/文
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シリーズ第3巻目。
表紙の写真を見て、すぐにぶくろのジュンクだって分かったImage may be NSFW.
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中身のほうにも、ジュンクの表側&裏側がたくさん紹介されているとともに、
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改めて、書店員さんたち、それに関わる人たち(取次や出版社)の苦労が垣間見れるとともに、
店内にはさまざまな工夫、目を止めてもらうための仕掛けがあることが分かる1冊。
システマチックな大きな書店は便利だけど、思わぬ出会いがある小さな書店、古本屋さんも楽しいImage may be NSFW.
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【内容抜粋メモ】
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日本の本は、大きく分けると「雑誌」「書籍」の2種類。
外国では、雑誌は書店ではなく、スーパーやドラッグストアなどで販売されている。
「ムック(mook)」magazine+bookで雑誌と書籍の中間。アメリカで誕生。日本では1972年に第1号が出版。
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「コミック」
コミック誌に掲載された作品を単行本化したもの。立ち読みできないよう「シュリンク(透明フィルム)」がかけられている。
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ためし読み(こんなのもあるんだぁ!驚
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書棚は、ジャンル、著者、出版社などによって分類されている。
[ジャンル別]
読者対象によって、女性誌、男性誌、音楽Image may be NSFW.
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書籍は、「一般書」「実用書」「学習参考書・辞典」、サイズの小さい「文庫」「新書」別、
雑誌は、最新号のみが目立つ所に置かれることが多い。
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「回転塔」
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「棚づくり」:並べ方、見せ方に工夫するのも店員の大切な仕事。
「ポップ」(point of purchase):本の内容をひと言で書いたりする紙。
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『白い犬とワルツを』は、2001年、津田沼にある昭和堂の副店長が手創りして本のそばに置いたのがキッカケで、
出版して3年目にも関わらずベストセラーになった。
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町田市の久美堂本店では、地元中学校の生徒が、自分の好きな小説をポップで紹介するフェアを開催。
国語教師が「生徒が読書する動機をつけたい」と店に相談した。この活動は全国的にも増えている。
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「ほんのまくらフェア」:「まくら」とは本の出だしの文章のこと
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児童書コーナーには、子どもたちが靴を脱いで読めるスペースもある/各フロアに椅子を置いている
「すわり読み」用の椅子を用意したのは、日本ではジュンク堂書店が初めてと言われる。
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書店員さんが、子どもたちに読み聞かせを定期的に行っている店もある
「特設コーナー」:1人の作家や、1つのテーマで本を集める。
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これらは、「奥付」の発行日が古かったり、「第○刷」の数が多いことを見れば分かる。
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1.荷受け
配達された荷物を受け取り、個数を確認。大量の本が届くのは早朝。雑誌の発売日が重なる日はとくに大変。
2.荷開け作業は重労働
取次から来た本を早く店頭に並べるため、ダンボール箱から出す。
3.検品
入荷商品のタイトル、価格、冊数を点検。
4.仕分け
売り場別に分類する。
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「ひもかけ・シュリンクかけ」
雑誌本体に付録をくくりつける(最近は、本体より付録メインだから大変だなあ!
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有隣堂の文庫用ブックカバーは10色からえらべる
「ブックカバー」日本独自のサービス。大正時代がはじまりと言われる。会計が済んだことがひと目で分かる。
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[本の裏表紙]
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日本図書コード
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世界共通。番号で本が見分けられるシステム。
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Cにつづく4桁の数字。分類記号。本の住所みたいなもので、店内のどこに置くかが分かる。
例:C8321
1桁目:販売の対象(一般書、専門書 etc...
2桁目:発行形態(単行本、文庫、絵本 etc...
3、4桁目:内容(哲学、歴史 etc...)「日本十進分類法(NDC)」をベースにしている。
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2004年に「内税」表示が義務付けられたが、本・雑誌は「外税」でも良い。例:¥2500E
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「ISBN」+「Cコード」+「価格コード」
「日本図書コード」をバーコード化したものを「書籍JANコード」と呼ぶ。
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号数、発行月が表示されている。例:雑誌 03779-12
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本の種類を10に分け、それぞれをさらに10に分ける仕組み。
書店では「Cコード」が使われるが、100分類までしかないので、足りない場合に利用する。
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日本で、1年間に新しく出版される書籍は約7~8万点、雑誌は3千~4千点と言われる。
売り場面積には限度があるので、店頭に置かれる期間が短くなり、売れないとすぐに返品される。
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書店員さんは、書棚の状況を毎日見て、「棚づくり」を繰り返し、返品したり、発注したりしている。「補充」
出版社から「品切れ、重版未定なので注文をお受けできません」と言われたら、在庫がないということ。
「重版」:「初版」と同じ版で刷り直すこと。
「在庫」
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日本の大型書店では、100万冊を超える本がある店が多い。
それらは、「書棚下の引き出し」「バックヤード」に保管(ストック)されている。
「バックヤード」
書店の隅にある部屋。在庫チェック、発注、ポップ書きなどをしている。
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「バックヤード」でイベントを企画しているところ
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紀伊国屋書店新宿本店の倉庫
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期限が過ぎると在庫処分が必要(返品本、処分された本たちはどこに行くの???
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「スリップ」
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片面が「売上カード」、もう片面は「注文カード」。両面に商品情報が印刷されている。大正時代に登場した。
「注文カード」は、「書店印」の空白に店のハンコ「番線印」を押して、注文冊数を記入Image may be NSFW.
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「POSレジ」を導入しているレジカウンター
「スリップ」の代わりに「POSレジ」を導入している書店が増えた。
バーコードで読み取り、売れ行き、客層、時間帯等がデータ化され、在庫も効率よく管理できる。
「取り寄せ」
レジ奥の書棚には、取り置きされた本が置かれている。
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出版社、取次から営業担当者が来て、互いの情報を交換している。
・在庫状況
・新刊書情報
・他社の売れ筋、話題本の情報収集
・複数の出版社の商品をセットにして「フェア企画」を提案 など
[写真提供]
増田書店
オリオン書房ノルテ店
平安堂長野店・飯田店
ブックハウス神保町 など
編集 こどもくらぶ
校正 くすのき舎