■『オーシャンズ』(2010)
監督:ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾ
日本語版ナビゲーター:宮沢りえ
主題歌:♪Sailing my life/平原綾香&藤澤ノリマサ
「海って、なに?」
こういった大規模な自然ドキュメンタリー映画は大体観ているが、
今作も、この一瞬一瞬の素晴らしい映像を撮るために
一体どれほどの膨大な時間、人、資金をかけたのか、想像を絶する見事な映像詩の連続。
吹き替え大キライな私も、こうゆう動物ドキュメンタリーに関してだけは、
字幕を読んでいる間に、動物たちの一瞬のステキな表情などを見逃したくなくて、吹き替えに甘んじている
でも、ちょっとだけ字幕も観てみたら、フランス製作だけあって、
ナレーションも詩のようで、それに対応する日本語訳も味わい深い。
しかも、本編のほうはナレーションが絶対的に少ない。なるほど、そうだったか・・・
本当は、それぞれの名前などの説明は要らないのかも。
ただただ静寂で、美しい海底の中で生きるものらの姿を撮った珠玉の映像を堪能すれば
おのずと言いたいことは伝わってくる。
宮沢りえさんのナレーションも癒されるけど、だいぶ補足していることが分かった。
とすると、日本語版のナレーションは誰が書いたのか。ずいぶんと大胆な補足だ。
静かだと、それぞれの生物が動く音、声もよく聞こえる。あれは本物だよね?
言葉のない世界は美しい。
字幕verのほうも、ついつい見入ってしまった(2時間見直す元気はないけど
“ロボット(アニマトロニクス)を実際の魚であるかのように撮影した再現映像も収録されている。”(ウィキ参照
そーなんだ/驚 まったく分からなかった。
でも、作品のラストに「生物が傷つくシーンは人為的に作っています」ってメッセージが出ていたな。
みんな、水族館なんかで見るよりはるかに元気で、動きが俊敏
【内容抜粋メモ】
いきなりイグさんですか? カッコよすぎ!
フシギなクラゲの群れ。
無数のハセイルカ+イワシの大群。
そこにロケット弾みたいに突進する鳥(カモメ?
オニイトマキエイは世界最大のエイで体長5m!(最大はマンタじゃないんだ
ザトウクジラの歌声は何度聴いてもロマンティック
How beautiful creature!!!
あのやさしい眼! 子どもでも体長は6m!
「生き物たちは自然のルールに従って、その時、その時を生きてきました」
そう。この星に生きているのはヒトだけじゃないんだ。
ホオジロザメのジャンプ食いはお見事!
シャチはいつも悪者っぽく描かれてしまうね
シロナガスクジラ。巨きすぎて、映りきらない/驚
航海の発達とともに、ヒトは新しい島にたどり着き、新しい生物を記録していった。。
ヒトデが動いているところ初めて見たかも
「夜の生物の世界」(昼のお魚さんたちはなにをしてるんだろう?寝てるの?
カニとエビの戦い!カニのポーズはキマッてたのにひっくり返ってた
ウミウシが海表に上がる頃が夜明けのサイン。
ウミガメさんは可愛いなあ グンカンドリがどんどん子ガメをさらっていっちゃう
「それぞれの時を生きた、ひとつの結果です」
岩ソックリのオコゼ/驚 みんな天才ハンター!
サメなどの大型の捕食者は、同時に小さい生物たちの保護者でもある。
エラや口の中まで入っていって寄生虫のお掃除をしてくれる小魚や、隠れ蓑にして一緒に泳いだり。
カニの大群の大移動には恐怖を感じた。みな横歩きでよく道に迷わないね
嵐の後、流される樹と一緒に長い旅に出てしまったトカゲさん・・・
こうして万一の確率でほかの島にたどり着けて繁殖できる生物もいるんだ。
イルカの高速回転ジャンプって水族館でなくても自由にやってるんだな/驚
こうゆう自然の生態を利用して芸を見せてるってスタッフのお姉さんも話してたもんね。
コブダイの雄同士の縄張り争いは全然“激しく”ない
口を大きく開けたほうが勝ちなのか?
アラスカに来たザトウクジラの群れ。いつ見ても豪快なバブルネット・フィーディング!
定置網に絡まって死んでしまう大勢の生物たち。イルカやカメさんまで!
サメはヒレだけ切り取られて、まだ生きたままあっさりと海に捨てられた。。。
不自然なハクセイにされた生き物たち。
ヒトに発見されて、わずか数十年で姿を消した大勢の生物たち。
「私たちが無関心でいることが、生き物を絶滅に追いやっているとすれば、
野生生物を守るという意識がこれほど必要な時代はない」
外の宇宙より、もっと身近な海の宇宙により目を向けるべきなんだ。
「この“多様性”こそが、生き物の未来にとってもっとも大切だと分かってきた。
それは、数多くの異なる種類の生き物が共存する世界。
いつかヒトと生き物が和解し、調和して暮らすことは夢ではありません」
サメですらあんなに接近できる!
まず相手をよく知ることからはじめないと。
「沈没船は、弱い生き物たちのまたとない隠れ家となります」
津波のシーンは恐い。
あんなに上下に揺れる船によく長時間乗っていられるなあ
海から人工衛星までのものすごい引き映像はCG すごいリアル/驚
「世界中の人工衛星が様々な角度から私たちの星を観測しています」
(監視じゃないの?って思って、字幕のほうを後で見たら、やっぱり監視ってなってた
「汚染物質は、河を通じて海に流れ込みます。
そして、海の奥深くまで沈み込む海流によって、地球全体に広がってゆきます」
海のゴミ!!!
南極はまだマシ。
ホッキョクグマさんは氷が溶けたら生きてはいけない。
氷が溶けると大型船はたくさん通れるようになる。
「海のカナリア」と呼ばれるシロイルカさん。ジュゴンも可愛い
「私たちは、いつか本物の自然がなくなることを覚悟しなければならないのだろうか?
そうなった時、私たちの周りにあるのは、活気に満ちた野生の息遣いの代わりに、
それぞれの種のサンプルが動物園や、巨大な水槽の中で保存されている人口の世界。
そんなものは永遠に失われた多様性の淡い影でしかない」
あと何十年か経ってこの映画を観た時、「ああ、そういえば、こんなキレイな海があったね・・・」
なんてことにならないように、今の子どもたちにこそ観て欲しい。
大人じゃもうムリだ。
監督:ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾ
日本語版ナビゲーター:宮沢りえ
主題歌:♪Sailing my life/平原綾香&藤澤ノリマサ
「海って、なに?」
こういった大規模な自然ドキュメンタリー映画は大体観ているが、
今作も、この一瞬一瞬の素晴らしい映像を撮るために
一体どれほどの膨大な時間、人、資金をかけたのか、想像を絶する見事な映像詩の連続。
吹き替え大キライな私も、こうゆう動物ドキュメンタリーに関してだけは、
字幕を読んでいる間に、動物たちの一瞬のステキな表情などを見逃したくなくて、吹き替えに甘んじている
でも、ちょっとだけ字幕も観てみたら、フランス製作だけあって、
ナレーションも詩のようで、それに対応する日本語訳も味わい深い。
しかも、本編のほうはナレーションが絶対的に少ない。なるほど、そうだったか・・・
本当は、それぞれの名前などの説明は要らないのかも。
ただただ静寂で、美しい海底の中で生きるものらの姿を撮った珠玉の映像を堪能すれば
おのずと言いたいことは伝わってくる。
宮沢りえさんのナレーションも癒されるけど、だいぶ補足していることが分かった。
とすると、日本語版のナレーションは誰が書いたのか。ずいぶんと大胆な補足だ。
静かだと、それぞれの生物が動く音、声もよく聞こえる。あれは本物だよね?
言葉のない世界は美しい。
字幕verのほうも、ついつい見入ってしまった(2時間見直す元気はないけど
“ロボット(アニマトロニクス)を実際の魚であるかのように撮影した再現映像も収録されている。”(ウィキ参照
そーなんだ/驚 まったく分からなかった。
でも、作品のラストに「生物が傷つくシーンは人為的に作っています」ってメッセージが出ていたな。
みんな、水族館なんかで見るよりはるかに元気で、動きが俊敏
【内容抜粋メモ】
いきなりイグさんですか? カッコよすぎ!
フシギなクラゲの群れ。
無数のハセイルカ+イワシの大群。
そこにロケット弾みたいに突進する鳥(カモメ?
オニイトマキエイは世界最大のエイで体長5m!(最大はマンタじゃないんだ
ザトウクジラの歌声は何度聴いてもロマンティック
How beautiful creature!!!
あのやさしい眼! 子どもでも体長は6m!
「生き物たちは自然のルールに従って、その時、その時を生きてきました」
そう。この星に生きているのはヒトだけじゃないんだ。
ホオジロザメのジャンプ食いはお見事!
シャチはいつも悪者っぽく描かれてしまうね
シロナガスクジラ。巨きすぎて、映りきらない/驚
航海の発達とともに、ヒトは新しい島にたどり着き、新しい生物を記録していった。。
ヒトデが動いているところ初めて見たかも
「夜の生物の世界」(昼のお魚さんたちはなにをしてるんだろう?寝てるの?
カニとエビの戦い!カニのポーズはキマッてたのにひっくり返ってた
ウミウシが海表に上がる頃が夜明けのサイン。
ウミガメさんは可愛いなあ グンカンドリがどんどん子ガメをさらっていっちゃう
「それぞれの時を生きた、ひとつの結果です」
岩ソックリのオコゼ/驚 みんな天才ハンター!
サメなどの大型の捕食者は、同時に小さい生物たちの保護者でもある。
エラや口の中まで入っていって寄生虫のお掃除をしてくれる小魚や、隠れ蓑にして一緒に泳いだり。
カニの大群の大移動には恐怖を感じた。みな横歩きでよく道に迷わないね
嵐の後、流される樹と一緒に長い旅に出てしまったトカゲさん・・・
こうして万一の確率でほかの島にたどり着けて繁殖できる生物もいるんだ。
イルカの高速回転ジャンプって水族館でなくても自由にやってるんだな/驚
こうゆう自然の生態を利用して芸を見せてるってスタッフのお姉さんも話してたもんね。
コブダイの雄同士の縄張り争いは全然“激しく”ない
口を大きく開けたほうが勝ちなのか?
アラスカに来たザトウクジラの群れ。いつ見ても豪快なバブルネット・フィーディング!
定置網に絡まって死んでしまう大勢の生物たち。イルカやカメさんまで!
サメはヒレだけ切り取られて、まだ生きたままあっさりと海に捨てられた。。。
不自然なハクセイにされた生き物たち。
ヒトに発見されて、わずか数十年で姿を消した大勢の生物たち。
「私たちが無関心でいることが、生き物を絶滅に追いやっているとすれば、
野生生物を守るという意識がこれほど必要な時代はない」
外の宇宙より、もっと身近な海の宇宙により目を向けるべきなんだ。
「この“多様性”こそが、生き物の未来にとってもっとも大切だと分かってきた。
それは、数多くの異なる種類の生き物が共存する世界。
いつかヒトと生き物が和解し、調和して暮らすことは夢ではありません」
サメですらあんなに接近できる!
まず相手をよく知ることからはじめないと。
「沈没船は、弱い生き物たちのまたとない隠れ家となります」
津波のシーンは恐い。
あんなに上下に揺れる船によく長時間乗っていられるなあ
海から人工衛星までのものすごい引き映像はCG すごいリアル/驚
「世界中の人工衛星が様々な角度から私たちの星を観測しています」
(監視じゃないの?って思って、字幕のほうを後で見たら、やっぱり監視ってなってた
「汚染物質は、河を通じて海に流れ込みます。
そして、海の奥深くまで沈み込む海流によって、地球全体に広がってゆきます」
海のゴミ!!!
南極はまだマシ。
ホッキョクグマさんは氷が溶けたら生きてはいけない。
氷が溶けると大型船はたくさん通れるようになる。
「海のカナリア」と呼ばれるシロイルカさん。ジュゴンも可愛い
「私たちは、いつか本物の自然がなくなることを覚悟しなければならないのだろうか?
そうなった時、私たちの周りにあるのは、活気に満ちた野生の息遣いの代わりに、
それぞれの種のサンプルが動物園や、巨大な水槽の中で保存されている人口の世界。
そんなものは永遠に失われた多様性の淡い影でしかない」
あと何十年か経ってこの映画を観た時、「ああ、そういえば、こんなキレイな海があったね・・・」
なんてことにならないように、今の子どもたちにこそ観て欲しい。
大人じゃもうムリだ。