■『風と共に去りぬ』(1939)
原作:マーガレット・ミッチェル 監督:ヴィクター・フレミング
出演:ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲイブル、レスリー・ハワード、オリヴィア・デ・ハヴィランド ほか
▼trailer
ブログにないマイベストを、もう一度、ノートを見返して確かめてみたら、
今作だけ、辛うじて一番古い記録の中から見つけることができたv
今作を初めて観たのは、たぶん高校生の頃。
感想メモは、観た当日のものと思われ、あまりに興奮しすぎて支離滅裂だから、ちょっと訂正しました
(以下、その転記
今日、図書委員会の読書週間の締めくくりは、視聴覚室でのぶっちぎりビデオ一挙放映。
なんと素晴らしい、これが人のなせる極限の力。
2本分のテープの中に、スカーレット、バトラー、
そして、何百人もの人たちが生き生きと動いている。
物語の中でまさに生き続けている!
こんなものすごい映画がこれまであっただろうか。
観客はみんなスカーレットになり、愛し、愛され、苦難と冒険に満ち満ちた
まったく危険な橋をともに渡りきった。
人の深く、底知れぬ表情、感情、行動、狂気と正気が入り乱れ、
それでもなお立ち上がり、明日を見つめて歩き出す。
そして次は、私たち自身がスカーレット・オハラを演じ、バトラーを夢見るのである。
少女たちは夢から醒めても、なお、現実という夢を観続ける。
私は一生忘れない。
これで感動して、ポスターをどこからか入手して部屋にずっと貼っていたっけ。
なかなか主演女優が決められないまま撮影が始まり、
そのロケの様子を見に来ていたリーを見た製作者のセルズニックが
「スカーレット・オハラがここにいる!」と言って起用したというのは、有名な伝説。
リーの完璧な美しさ。
華やかな衣装で屋敷から出てくるシーンから、もう魔法のように惹きつけられる。
彼女が片方の眉を高くあげる表情を、実は、当時、練習してみたこともある/恥
私の好みとしては、バトラーよりもアシュレーで、
主演男優のクラーク・ゲーブルは、ちょっと濃すぎるけど、
今作を観たら、その魅力にハマること間違いなし。
“After all, tomorrow is another day.”
(とにかく、明日は別の日なのだから)
タラの大地を踏みしめて言う、ラストの名ゼリフは「明日は明日の風が吹く」という和訳で有名になった。
この後、私は原作を読み、さらに深い感動を味わって、しばらくの間、夢からさめなかった。
それから、名作ものにハマって、『嵐が丘』『若草物語』等々も読んだ。
昔は、毎年のように年末年始には、こういった長編の名作映画を流して、
深夜になるまで母とうっとり観たものだったけど、最近はなくなったねぇ・・・
原作:マーガレット・ミッチェル 監督:ヴィクター・フレミング
出演:ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲイブル、レスリー・ハワード、オリヴィア・デ・ハヴィランド ほか
▼trailer
ブログにないマイベストを、もう一度、ノートを見返して確かめてみたら、
今作だけ、辛うじて一番古い記録の中から見つけることができたv
今作を初めて観たのは、たぶん高校生の頃。
感想メモは、観た当日のものと思われ、あまりに興奮しすぎて支離滅裂だから、ちょっと訂正しました
(以下、その転記
今日、図書委員会の読書週間の締めくくりは、視聴覚室でのぶっちぎりビデオ一挙放映。
なんと素晴らしい、これが人のなせる極限の力。
2本分のテープの中に、スカーレット、バトラー、
そして、何百人もの人たちが生き生きと動いている。
物語の中でまさに生き続けている!
こんなものすごい映画がこれまであっただろうか。
観客はみんなスカーレットになり、愛し、愛され、苦難と冒険に満ち満ちた
まったく危険な橋をともに渡りきった。
人の深く、底知れぬ表情、感情、行動、狂気と正気が入り乱れ、
それでもなお立ち上がり、明日を見つめて歩き出す。
そして次は、私たち自身がスカーレット・オハラを演じ、バトラーを夢見るのである。
少女たちは夢から醒めても、なお、現実という夢を観続ける。
私は一生忘れない。
これで感動して、ポスターをどこからか入手して部屋にずっと貼っていたっけ。
なかなか主演女優が決められないまま撮影が始まり、
そのロケの様子を見に来ていたリーを見た製作者のセルズニックが
「スカーレット・オハラがここにいる!」と言って起用したというのは、有名な伝説。
リーの完璧な美しさ。
華やかな衣装で屋敷から出てくるシーンから、もう魔法のように惹きつけられる。
彼女が片方の眉を高くあげる表情を、実は、当時、練習してみたこともある/恥
私の好みとしては、バトラーよりもアシュレーで、
主演男優のクラーク・ゲーブルは、ちょっと濃すぎるけど、
今作を観たら、その魅力にハマること間違いなし。
“After all, tomorrow is another day.”
(とにかく、明日は別の日なのだから)
タラの大地を踏みしめて言う、ラストの名ゼリフは「明日は明日の風が吹く」という和訳で有名になった。
この後、私は原作を読み、さらに深い感動を味わって、しばらくの間、夢からさめなかった。
それから、名作ものにハマって、『嵐が丘』『若草物語』等々も読んだ。
昔は、毎年のように年末年始には、こういった長編の名作映画を流して、
深夜になるまで母とうっとり観たものだったけど、最近はなくなったねぇ・・・