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大河ドラマ『花燃ゆ』 第12回「戻れないふたり」

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大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか


第12回「戻れないふたり」あらすじ(ネタバレあり
久坂玄瑞とスレ違いやケンカばかりで悩む文に母は「ゆっくり夫婦(めおと)になりんさい」と励ます。
(「ありがとうあんした」って言葉もいいね

 

婚礼では久しぶりに寅次郎と伊之助も再会する。
伊之助「文に隠し事はできんからな」

盛り上がった宴会の席で高杉は「文は不美人じゃといっておったのにのう」と言って場は固まる。

文「実家に帰らせて頂きます」w

久坂は家を引き払い、新居が見つかるまで杉家に世話になる。
家族の愛に縁がなかったため、「おかえりなさい」など普通の対応にも「どうも慣れんの」と素っ気ない。

これまで椋梨美鶴のもとで開かれていた「お香の会」は、周布政之助の妻が取り仕切ることになり、
寿は「自分の夫のせいで」と謝るが、伊之助はまったく気にかけていないことに激怒する。
(現代のママ友付き合いにも通じるかも

伊之助「お前はいつも自分のことしか考えとらん」
寿「あなたは、私や子どものことなど考えず、まるで1人で生きているよう」
(この2人は行き違ってばかりだねぇ。なんだか現代夫婦にも通じるような


久坂は急に城に呼ばれ、江戸への遊学が決まったと寅次郎らに報告する。
江戸にいる入江九一と吉田稔麿は、メリケンとの条文を寅次郎に送ったため、また議論が熱くなる。

寅「ゆけ、久坂

伊之助「じっくり学んでこい」
久坂「今はのうのうと学んでいる時ではありません。ハリスを殺しても、また次のハリスが来るだけ。
   国を挙げて攘夷を決行する時が来たんです!」

伊之助「まるで寅次郎と話しているようだ」
久坂「命を落とそうと構わん。この国を守れるなら。志を遂げられるなら」

伊之助「文には伝えたか?」


久坂「オレは一人のほうが気がねのう遠くに行ける。お前はお前に似合う相手を見つけてくれ」
文「本心ですか? 勝手に行けば!

寅「武士として行く、その意味が文には分かるか? 久坂は学びに行くんじゃない。事を成しに行くんじゃ、その命を賭けて」
文「分からんです。どげんしてあげたらいいか」
寅「文の志は何じゃ?」

久坂が持って行く兄の形見の刀についているお守りの中を見ると、
2人が出逢った神社での「大吉」のおみくじが入っていた。


文は塾生に頼んで、ある計画を立て、久坂と議論したいと言い出す。

文「このまま夫婦でいるべきかどうか。私はあなたのような人が一人でいられると思いません。
  志を遂げる前につまらん事で命を落とします。
  素直に言うたらええんです。楽しい時は笑えばええんです。助けて欲しい時は、助けてくれと」

久坂「自惚れるな」

文「自惚れます。お兄様の刀と一緒にみくじをお守りに持っていくなんて。
  心配なんです。真っ直ぐな人だから。江戸に行っても一杯コケるかもしれんから。
  私が萩で思うて差し上げます。そげな女子(おなご)がここにいたら、あなたはどこにいても一人やないでしょ。
  イヤとゆうても志を立ててしまいました。一生の志です。
  私は、あなたと共に生きて参ります」

久坂「やっぱりお前はオレの大吉じゃ」
文「心底寂しゅうて。手紙を書いてつかあさい。命を大事にして、必ずウチに帰ってきて

2人の会話を塾生は皆聞いていて、部屋になだれこみ、江戸に行くお祝いを催す。

同時期、梅太郎に跡取りが生まれた。

寅次郎「僕は何を遂げる? 来る時が来たのじゃ!」

井伊直弼は大老になる。


********************

今回の大河も女性が主人公だからってことと、時代が少し進んでいるからってのもあるかもしれないけど、
実際は、ここまで妻や子どものことに気を遣っていたかは信じがたいものがあるなあ。
ちょっと恋愛結婚みたいに描かれているのもドラマにメリハリをもたせるためでは???
歴史上、女性は記録に名前があればラッキーくらいなものじゃないのかな。

 

 

 



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