■ショートフィルム『Miss Fortune~あなたの背後で、幸福は微笑んでいるかもしれない。~』(27min)@GYAO!
監督・脚本:水落豊
キャスト:濱田岳、佐藤二朗 ほか ※期間限定・完全無料
♪The Photographer/Ryo Hamamoto
二朗さんのつぶやきを見て、観てみた。GYAO!を覗くのも久しぶり。
たった27分の中に、泣いたり、笑ったり。
「喫茶ルオー」って聞き覚えがあると思ったら、昭和喫茶巡りの時に行ってた。
そっか、私の好きな画家、ジョルジュ・ルオーのことだったか(今更
【ブログ内関連記事】
わだつみのこえ記念館×喫茶ルオー
モローとルオー@パナソニック汐留ミュージアム
鉄道歴史展示室×「ルオーと風景」
▼story(ネタバレ注意
冴えない青年は、幼い頃、踏切事故で両親、妹を亡くして、今は一人暮らしをしながら、「喫茶ルオー」でバイトをはじめる。
初日の朝、100円玉を見つけて「ラッキー」と拾おうとしたら、階段から転げ落ちる。
それから、なぜか人の後ろに背後霊が見えはじめる。
帰り道、今度は500円玉を拾おうとして、フンを踏んづけてしまう。
病院に行くと「薬物とかは?」「やってません」「じゃ、一応精密検査をしましょうか」
その医師の後ろにはオカマの二朗さん/爆爆爆
「見えてるんでしょ? 私はあの医者の守護霊。“guardian spirit”(ここだけ流暢な発音なのが笑う!)とか、
いろいろ言われていて、まあ、詳しいことは“コンプライアンス”上言えないないんだけど。
守護霊が見えますなんてゆったらダメよ。てか、あなたも人が悪いわね、教えてあげればいいのに」
青年は自分の守護霊は見えない。
家に帰って、何気ないフリをして振り返ると、可愛い女の子が立っていた。「かわいい・・・」
青年「名前は?」
女の子「サダコ」
青年「そうゆうの流行ってるんすか?」w
女の子「写真、好きなんですよね。続ければいいのに・・・
後ろに回ってもいですか? 正面だと居心地悪くて」
青年「いつからいたんですか?」
女の子「ずっと前から」
青年「じゃあ、24時間態勢?!」
女の子「それが仕事ですから」
青年「じゃあ、言わせてもらいますけど、俺、これまで全然守られてる気がしないんですけど?!
踏切事故の時もずっと側にいたんじゃないんですか?
僕だけ助けなくても。僕だけ死ねばよかったんだ。なにが守護霊だよ」
振り向くと、女の子は消えている。
翌朝起きて「なんだ夢かあ・・・」「夢じゃないわよ」て、また二朗さん/爆(なにげに服変わってるしww
「私の任務は終わったから、ちょっと寄り道してみたんだけど。あんた、彼女になんかヒドイこと言ったらしいじゃない」
「どうして分かったんですか?」
「鎌かけたのよ、カマだけに」(この後もけっこう繰り返す/爆
「あんなスゴイ守護霊追い出すなんて。あのコが起こした災いは、かなりの高等技術なのよ。
あんたは相当の災いをストックしてきたワケだから、これからは幸福の雨霰・・・の予定だったけど、
上の下くらいになっちゃったわね」
「僕の家族を奪ってまでの幸せって何なんですか?
そんな不幸と引き換えに幸せになんてなりたくないんですけど。
僕はそんなものに頼りたくないんで」
「“禍福は糾える縄の如し”
守護霊は、基本、その人に関係する人がなるの。
でも、本人に正体がバレたら、一発退場。強制送還。でも、この場合例外よね。
あのコが守護霊になったのは、あんたのご家族が亡くなった後よ。見覚えないの?」
「禍福は糾える縄の如し」
災いと幸福は表裏一体で、まるでより合わせた縄のようにかわるがわるやって来るものだ。
不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりする。
成功も失敗も縄のように表裏をなして、めまぐるしく変化するものだということのたとえ。
(つまり人生、“いい事”も、“わるい事”も五分五分だってことだな
ルオーの店主が青年にお客が来たという。
カメラマンで、壁に飾られた青年の写真を観て、なかなか筋がいいからアシスタントに欲しいそう。
「これからは、しっかり前を向いて、時々後ろを向いて生きていこうと思う」
監督・脚本:水落豊
キャスト:濱田岳、佐藤二朗 ほか ※期間限定・完全無料
♪The Photographer/Ryo Hamamoto
二朗さんのつぶやきを見て、観てみた。GYAO!を覗くのも久しぶり。
たった27分の中に、泣いたり、笑ったり。
「喫茶ルオー」って聞き覚えがあると思ったら、昭和喫茶巡りの時に行ってた。
そっか、私の好きな画家、ジョルジュ・ルオーのことだったか(今更
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モローとルオー@パナソニック汐留ミュージアム
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▼story(ネタバレ注意
冴えない青年は、幼い頃、踏切事故で両親、妹を亡くして、今は一人暮らしをしながら、「喫茶ルオー」でバイトをはじめる。
初日の朝、100円玉を見つけて「ラッキー」と拾おうとしたら、階段から転げ落ちる。
それから、なぜか人の後ろに背後霊が見えはじめる。
帰り道、今度は500円玉を拾おうとして、フンを踏んづけてしまう。
病院に行くと「薬物とかは?」「やってません」「じゃ、一応精密検査をしましょうか」
その医師の後ろにはオカマの二朗さん/爆爆爆
「見えてるんでしょ? 私はあの医者の守護霊。“guardian spirit”(ここだけ流暢な発音なのが笑う!)とか、
いろいろ言われていて、まあ、詳しいことは“コンプライアンス”上言えないないんだけど。
守護霊が見えますなんてゆったらダメよ。てか、あなたも人が悪いわね、教えてあげればいいのに」
青年は自分の守護霊は見えない。
家に帰って、何気ないフリをして振り返ると、可愛い女の子が立っていた。「かわいい・・・」
青年「名前は?」
女の子「サダコ」
青年「そうゆうの流行ってるんすか?」w
女の子「写真、好きなんですよね。続ければいいのに・・・
後ろに回ってもいですか? 正面だと居心地悪くて」
青年「いつからいたんですか?」
女の子「ずっと前から」
青年「じゃあ、24時間態勢?!」
女の子「それが仕事ですから」
青年「じゃあ、言わせてもらいますけど、俺、これまで全然守られてる気がしないんですけど?!
踏切事故の時もずっと側にいたんじゃないんですか?
僕だけ助けなくても。僕だけ死ねばよかったんだ。なにが守護霊だよ」
振り向くと、女の子は消えている。
翌朝起きて「なんだ夢かあ・・・」「夢じゃないわよ」て、また二朗さん/爆(なにげに服変わってるしww
「私の任務は終わったから、ちょっと寄り道してみたんだけど。あんた、彼女になんかヒドイこと言ったらしいじゃない」
「どうして分かったんですか?」
「鎌かけたのよ、カマだけに」(この後もけっこう繰り返す/爆
「あんなスゴイ守護霊追い出すなんて。あのコが起こした災いは、かなりの高等技術なのよ。
あんたは相当の災いをストックしてきたワケだから、これからは幸福の雨霰・・・の予定だったけど、
上の下くらいになっちゃったわね」
「僕の家族を奪ってまでの幸せって何なんですか?
そんな不幸と引き換えに幸せになんてなりたくないんですけど。
僕はそんなものに頼りたくないんで」
「“禍福は糾える縄の如し”
守護霊は、基本、その人に関係する人がなるの。
でも、本人に正体がバレたら、一発退場。強制送還。でも、この場合例外よね。
あのコが守護霊になったのは、あんたのご家族が亡くなった後よ。見覚えないの?」
「禍福は糾える縄の如し」
災いと幸福は表裏一体で、まるでより合わせた縄のようにかわるがわるやって来るものだ。
不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりする。
成功も失敗も縄のように表裏をなして、めまぐるしく変化するものだということのたとえ。
(つまり人生、“いい事”も、“わるい事”も五分五分だってことだな
ルオーの店主が青年にお客が来たという。
カメラマンで、壁に飾られた青年の写真を観て、なかなか筋がいいからアシスタントに欲しいそう。
「これからは、しっかり前を向いて、時々後ろを向いて生きていこうと思う」