■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第14回「さらば青春」あらすじ(ネタバレあり
「安政の大獄」が始まり、梅田雲浜は捕えられる。久坂も安否不明。
寅「事を成す時が来た」
入江九一、野村靖が戻り、幕府が弾圧を始めたと知らせる。
寅次郎は、藩に次々と大量の建白書を書き、伊之助も意見書を出す。
伊之助「思いは寅次郎と同じ。今の政では太刀打ち出来ません!」
その建白書も意見書も、すべて周布政之助の元で止められ、藩主には届いていなかった。
「我が藩の者が幕府に召し取られたのは一大事!」
周布は寅次郎に目を光らせておけと釘を刺す。
吉田稔麿が戻り、久坂が無事江戸に戻ったことをしらせる。梅田は死罪になるかもしれない。
桂小五郎「今お前たちが動けば、松陰先生にも及ぶ」
だが寅次郎は「まず、我々は間部詮勝を暗殺すべし。僕たちが動くしかない」と血判書を差し出し、
「無理強いはしません。死罪は免れませんから」と言うが、寅次郎を信じる弟子らは次々と指紋を押していく。
迷った吉田稔麿は「渡す役を私にさせて下さい。私が説得して参ります!」
家に戻ると、妹のふさ、母も心配して「お前が誇らしいですよ」と言われる。
杉百合之助「赤穂義士の話を幼い寅によう聞かせてあげた。彼らのように生きよと。忠義を尽くせと最初に教えたのはわしじゃった」と悔やむ。
文は、すみやふさから「最近、兄たちの様子がおかしい。なにか知ってる?」と聞かれる。
吉田稔麿は、伊之助と周布に血判書を渡す。
稔麿「松陰先生がいるから、今の私がいる。たとえそれが死につながろうと」
伊之助「君が尽くしたいのはお国ではなく寅次郎ではないのか? 本心ではないのでは?」
稔麿は周布から「お役を免じる。もうかばいきれん」と言われる。
文は稔麿と会って話す。
稔麿「これから、どう母や妹を養えばいいか。オレはずっと下っ端だった。
無茶です。先生のやり方では世の中を変えられません!」
文は決心して家族に話す。
「寅兄さんが塾生の皆様に呼びかけるのを聞いてしまいました。間部老中を暗殺すべしと」
寅「何も出来ない幕府など一度亡びればいいのです」
父「今のお前には父の言葉など届かない」と殴り「わしを殺してから行け。父を殺せ!」
梅太郎「いっそ、お前がおらんくなってほしいと兄に思わせるな」
寅「私には親にそむいても、主君に背いても、やらねばならんことがあるんです」
文「ここはどうゆう場所なんですか? 人殺しの算段をする場所ですか?
身分のへだてなく、それぞれの志を持つ。ここはそういう大事な学び家じゃないんですか?」
伊之助「どうして待てんかった? 自分の行いが弟子たちにどんな結果を及ぼすか分からんもんは先生と呼ばれるに値せん。
塾は閉鎖となります。若者らを扇動した罪で寅次郎を今一度、野山獄につなぎます」
寅「塾を潰されようと、獄につながれようと、ボクの志は絶たれることはない」
伊之助「お前を獄につなげよと進言したのは、このオレじゃ」
稔麿に別れを告げに来た寅次郎。
稔麿「先生の志はボクには大きすぎます。もう先生の教えを請うことはありません」
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第14回「さらば青春」あらすじ(ネタバレあり
「安政の大獄」が始まり、梅田雲浜は捕えられる。久坂も安否不明。
寅「事を成す時が来た」
入江九一、野村靖が戻り、幕府が弾圧を始めたと知らせる。
寅次郎は、藩に次々と大量の建白書を書き、伊之助も意見書を出す。
伊之助「思いは寅次郎と同じ。今の政では太刀打ち出来ません!」
その建白書も意見書も、すべて周布政之助の元で止められ、藩主には届いていなかった。
「我が藩の者が幕府に召し取られたのは一大事!」
周布は寅次郎に目を光らせておけと釘を刺す。
吉田稔麿が戻り、久坂が無事江戸に戻ったことをしらせる。梅田は死罪になるかもしれない。
桂小五郎「今お前たちが動けば、松陰先生にも及ぶ」
だが寅次郎は「まず、我々は間部詮勝を暗殺すべし。僕たちが動くしかない」と血判書を差し出し、
「無理強いはしません。死罪は免れませんから」と言うが、寅次郎を信じる弟子らは次々と指紋を押していく。
迷った吉田稔麿は「渡す役を私にさせて下さい。私が説得して参ります!」
家に戻ると、妹のふさ、母も心配して「お前が誇らしいですよ」と言われる。
杉百合之助「赤穂義士の話を幼い寅によう聞かせてあげた。彼らのように生きよと。忠義を尽くせと最初に教えたのはわしじゃった」と悔やむ。
文は、すみやふさから「最近、兄たちの様子がおかしい。なにか知ってる?」と聞かれる。
吉田稔麿は、伊之助と周布に血判書を渡す。
稔麿「松陰先生がいるから、今の私がいる。たとえそれが死につながろうと」
伊之助「君が尽くしたいのはお国ではなく寅次郎ではないのか? 本心ではないのでは?」
稔麿は周布から「お役を免じる。もうかばいきれん」と言われる。
文は稔麿と会って話す。
稔麿「これから、どう母や妹を養えばいいか。オレはずっと下っ端だった。
無茶です。先生のやり方では世の中を変えられません!」
文は決心して家族に話す。
「寅兄さんが塾生の皆様に呼びかけるのを聞いてしまいました。間部老中を暗殺すべしと」
寅「何も出来ない幕府など一度亡びればいいのです」
父「今のお前には父の言葉など届かない」と殴り「わしを殺してから行け。父を殺せ!」
梅太郎「いっそ、お前がおらんくなってほしいと兄に思わせるな」
寅「私には親にそむいても、主君に背いても、やらねばならんことがあるんです」
文「ここはどうゆう場所なんですか? 人殺しの算段をする場所ですか?
身分のへだてなく、それぞれの志を持つ。ここはそういう大事な学び家じゃないんですか?」
伊之助「どうして待てんかった? 自分の行いが弟子たちにどんな結果を及ぼすか分からんもんは先生と呼ばれるに値せん。
塾は閉鎖となります。若者らを扇動した罪で寅次郎を今一度、野山獄につなぎます」
寅「塾を潰されようと、獄につながれようと、ボクの志は絶たれることはない」
伊之助「お前を獄につなげよと進言したのは、このオレじゃ」
稔麿に別れを告げに来た寅次郎。
稔麿「先生の志はボクには大きすぎます。もう先生の教えを請うことはありません」