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全仏2015 4回戦 錦織圭×ガバシュビリ(生中継)

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■「すぽると!」
 

 

 
「5セットマッチだと勝機はある」


●試合前の練習
 

ガバシュビリと同じコートで練習。
ガバシュビリは、そんな錦織の様子を観察していたそうな。


■全仏2015 4回戦 錦織圭×ガバシュビリ(生中継)
 

 
錦織は髪を切ってリフレッシュ! 汗かきなのか、ヘアバンドも役立ってたっぽい

3回戦は不戦勝で3日の休みがあった圭くん。
対するガバシュビリは、前大会で優勝して中1日で初戦を向かえ、両者ともストレート勝ちでの対戦。
「フォアの一発を警戒しなきゃならないクレーコーター」とのこと。ノーシードなんだね/驚

対戦成績は、錦織の3勝1敗。
「グランドスラムは、まぐれで3回勝つことはあり得ない」(竹内)
「グランドスラムで優勝するためには、7人の強豪選手を倒さなければなりません」(アナ)



なんといっても、今回は自身初と同時に、佐藤次郎さん以来、82年ぶりのベスト8を狙う錦織。
「テニス史上、佐藤次郎さんと言えば、伝説ですからね」(竹内)

その他にも、今回の大会はたくさんの選手の夢がかかっている。
ジョコビッチはグランドスラムで全仏だけがとれていない。
ナダルは全仏で9回優勝経験があり、10連勝がかかっている。

雨を含んだコートは球足が重くなり、踏んだところが盛り上がってイレギュラーバウンドしやすくなる。
「待機中、更衣室で一人きりになることもあるから、テニスはタフなスポーツですね」(竹内)

風も強く、体感的には大会中もっとも寒かったのでは?
途中も何度も雨が降ったり止んだりで、選手のコンディション調整も難しい。
「ショーコートでは、風は渦を巻くように吹く。でも、錦織は全米でも経験済みだから大丈夫だと思います」(竹内)

「KEIの試合は多彩なため、フランスでもとても人気があります。
 サーヴが入った時の得点率が80%台は、選手内で3位」(アナ)


【1st set】
1game 錦織のフォアハンドウィナーから始まった!
「短いゲームならKEIが有利だが、2セット以降なら僕のもの」(ガバシュビリ)

2game 2回戦と逆にガバシュビリは「ロシアンフラット」と呼ばれるサーヴのため、錦織は打ちやすい。
「錦織は“ベスト8では、もう喜べない”と言っていました。リターンの上手さは世界で3本指に入ると言われています」(アナ)

3game 長いラリー戦にも追いつく錦織。「KEIを弾き飛ばすには先攻めしかない」(ガバシュビリ)

4game バックハンドのダウンザラインが見事!
水分を含んで球足が遅くなっているとは見えない速さ! ハードコートの試合を観ているみたい。

5game 優しいタッチも自在!
6game また雨!
7game サービスゲームは全然不安がない錦織。激しい雨も気にしていないくらい集中している。

 

8game 出たエアケイ! サーヴィスエースで6-3で錦織がとったv

主審とコート整備のスタッフがコートのコンディションをチェック中、錦織はトイレタイム(1人2回まで5分間)。
チェックが長引いて、スタンドからブーイング。そして、小粒の雨の中、そのまま試合は再開。

 


【2nd set】
1game ガバシュビリは、サーヴィスの調子が落ちて錦織に叩かれるのを警戒し、わざと遅くしたり、
    タイミングを外したり、コースを散らしたりして工夫する。

2game それが功を奏して、ちょっとタイミングがズレてきた錦織。
「ナダルは重さを感じるが、KEIはナイフのようなキレを感じる」(竹内)

 
相手のボディにボールが当たって謝るシーンも

デュース戦が続くせめぎ合い。スゲーラリーの応戦!!
錦織のサーヴは200km/hに。チャンの特訓の成果で、昨年より10km/hほど上げた/驚

3game 「テニスは体をぶつけ合う競技ではないが、体から出てくるエネルギーはひしひしと感じますから」(竹内)
粘り負けたガバシュビリは、思わずラケットをコートに投げつけた。5分以上のデュース戦に大拍手!

4game 錦織のサーヴの確率は70%に上がった。コースも散らしてカンタンにキープ。観ていて気持ちがイイゲーム。

5game 「BIG4との差は、ここぞという時の集中力だと思う」(錦織)
ここでもガバシュビリは、ダブルフォルト(5本目)でブレイクされ4-1に。太陽もさしてきた

6game ここでドロップショット出た! そしてコート外からのコーナーイン
「今日だけでスーパーショット集が作れそうですね」(竹内)

 

7game 間違えてベンチに座ってしまい苦笑した錦織。

「彼はよくある。考えてない。試合を“感じて”いるんですよね。
 感じて、表現できる、そこが100年に1人の選手なんでしょう」(竹内)

「子どもの頃からそうでしたか?」
「小学校の頃からゲーム上手かった。ピカイチ」(竹内)

「観客席では息を飲んでいる感じで、KEIのプレーに引き込まれています」(コートサイド)
「フランスの子どもたちも“ケイ”“ニシ”と言って寄ってくるんですよね」(アナ)
「スピードだけじゃない、面白味のある試合をするから」(竹内)

8game ネットプレーも魅せる! 錦織もダブルフォルト3本目。
「重くなったコートでのニューボールはまた難しい」(竹内)

9game ブレイクして5-4。
10game ファーストサーヴのポイントが続き、サーヴィスエースで6-4で錦織がとったv 完全に錦織のペース。

「女子の試合を観ているようですね。女子はサーヴィスよりリターンに依存している。
 レシーヴからポイントをとる確率が多い。まるで男子の世界に1人だけリターンの優れた選手が混ざっている感じがします」(竹内)

「“錦織が新しいテニスを作っている”と言われていますが」(アナ)
「コナーズらの素晴らしいレシーヴに匹敵する。アルセウ・デュオスという選手がいましたが、彼のタイミングが錦織と同じ。
 リターンから前へ出るのはウィンブルドンなど。クレーで出来る選手はなかなかいない」(竹内)

「“革命”と呼ぶ人もいます。 アジアでは“HISTORY MAKING SAMURAI”と紹介されています」(アナ)

「KEIは私の選手時代に似たところがある。体格は小さいがすばしこい。
 身長が200cmなくても、サーヴィスが220km/hなくても、勝つことはできる」(チャン)


【3rd set】
4game サーヴィスエースで3-1。
5game リターンエースも出た!



「ホッとすると、相手は開き直るという相乗効果の危険性があるので、締めていったほうがイイ」(竹内)

7game 5-1ヤヴァイ!! 勝利が見えてきてドキドキしてきたーーーー!!
ラケットを替える錦織。ニューボールになり、エース級にリターンエースでお返し!
ドロップショットでマッチポイント。サーヴィスエースも出て、またデュース戦に入る。
2本のマッチポイントをしのいだガバシュビリ。5-2。
「玉手箱の世界。次に何が出るか分からない」(竹内)

8game KEIコールがあがって、3度目のマッチポイントをものにして6-2でストレート勝ち!祝×5000

 

 

 




【インタビュー】
「まずベスト8に入るのが目標でしたし、ここからよりタフな戦いになるので、また頑張ります」


「まだまだこれから」

Q:難しいコンディションだったが?
A:雨で待機もあったし、強い風、雨も降ったので、球もすごく重くて、いつもとちょっと違った環境だった。
  自分のプレーも変えながらやれたと思う。

Q:準々決勝に向けた抱負は?
A:まずはしっかり明日休んで調整して、次のベスト4に向けてしっかり準備したいと思います(冷静だなあ!


 

同時進行で「ツォンガ×トマーシュ・ベルディハ(第4シード)」戦が行われていて、そちらの模様もチラっと映った。
1982年のヤニック・ノア以来、優勝がないフランス。
「ツォンガは、ムリにでも回り込んでフォアで攻める選手です」(竹内)

「シード選手がどんどん消えているのも、錦織に風が吹いていると言われるゆえん」(アナ)

ツォンガとの対戦成績は、4-1で錦織。これはイケるか!! 頑張れKEI



錦織 3戦連続ストレート勝ちで8強!日本男子82年ぶりの快挙

錦織 準々決勝の相手は地元フランスの世界15位ツォンガ
第14シードで世界ランキング15位のウィルフリード・ツォンガ(30=フランス)

次の放送予定は6月2日。
テレビ欄見てもまだ時間が載ってないんだよね


追。

こんなにテーピングしてたんだ/驚



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