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『太陽のかがく』(旬報社)

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『太陽のかがく』(旬報社)
渡部潤一/監修 えびなみつる/絵と文 中西昭雄/写真

急に科学に興味をもって、図書館で夏休みの自由研究みたいな本をたくさん借りてきた。楽しい!
いちいち壮大な話ばかりで驚きの連続。こんなに身近に神秘があるんだなあ。
リアルなイラスト、豊富で貴重な天体写真が満載。横長の形が太陽のスケールの大きさをうまく表現している


【内容抜粋メモ】

太陽の表面温度は6000度。黒点は4000度

天の川には1000億個以上のも自分で光と熱を出す星がある。

46億年前、太陽と太陽系の天体が生まれた(そっかみんな兄弟なのか

プロミネンス



太陽の直径は地球の109倍。



太陽では何かが燃えているわけではない/驚 核融合反応で光や熱が生まれている。
中心部は1500万度。2000億気圧。
水素の原子4個が合体して1個のヘリウム原子に変わる時に大きなエネルギーが出ることを「核融合反応」という。



太陽では6億トン/秒の水素がヘリウムに変わっている。あと50億年は輝き続けるといわれている。

太陽が宇宙に放出するエネルギーのうち22億/1が地球に届く。

太陽から地球までは1億5000万km。秒速でも8分19秒かかる。

「皆既日食」で周囲に見えるのは「コロナ」



月の軌道は楕円形をしていて、見かけの大きさは10%以上変化している/驚
月の400倍大きな太陽は、地球から400倍遠くにある。
だから太陽と月の見かけの大きさは同じ。

月が小さく見える時に太陽と重なると「金環日食」、
月が大きく見える時に太陽を隠すと「皆既日食」となる。

コペルニクスは、太陽が中心だと考えた。


水星が太陽の表面を横切るところ


金星が太陽の表面を横切るところ
金星の直径は地球とほぼ同じ。


太陽からは「太陽風」と呼ばれるエネルギーも出ている。
これが大気にぶつかって見えるのが「オーロラ」

 
「グリーンフラッシュ」太陽が水平線に沈む最後の瞬間緑色に見える。
沈む太陽は厚い大気を通って届くから、弱められ、歪められて、光の中の緑色の成分だけが届く現象。

「日没帯食」部分日食のまま山に沈むこと。

「ダイヤモンド富士」富士山山頂に沈む夕日。
太陽の沈む位置は毎日少しずつ変化する/驚

太陽の自転周期は25.38日(太陽も回ってるのかぁ


えびなさんの他の作品には、谷川俊太郎さんが文を書いた『ほしにむすばれて』もある。


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