■稼ぐ力に注目!! 景気のカギは中小企業@週刊ニュース深読み
これまでは中小企業が大企業を後押ししていた
円安などは大企業をうるおしたが、中小企業との格差を生んだ
中小企業の定義は意外に広い
「工務店」材料を海外に依存している分、一番厳しい。
「写真店」いろいろなところで現像サービスを始めたため閉店が相次いでいる。
「IT」も中小に含まれる。年に6万社増えているが、廃業数に追いついていない
中小企業が苦しい理由
・中小企業経営者の4割が70歳を超える高齢者
・大企業は、人員削減、給料引き下げで新しく設備投資できるが、中小企業は切る人材がないため、競争できない。
・大企業は「現地で作って、現地で売る」方向になっている。
・「借金猶予」は有効な措置ではない。中小企業が日本経済を支えてきていたのが、今は足を引っ張っている。
今が「経営を変化させるタイミング」
・失業者が増える失保の負担が増加+生保受給者の増加
・「連鎖倒産」1社が倒産すると、関連会社も倒産してしまう。
経営の支援と起業
【具体策例その1@富士市】
紡績工場に部品を納めていた伊藤さん。その工場が海外移転等で売り上げが減り、経営が困難に
あらゆるプロに相談、アドバイス、提案を受けて、主婦向けの商品にして売り上げアップ
小規模企業は334万社
ポイントは経営者の相談にのること
・経営者は意外と一人で抱え込んで、従業員にも、配偶者にも言えないでいる。一緒に考えることがもっとも重要。
相談窓口は全国にあることが知られていないのが問題。「商工会議所」「よろず支援拠点」(コーディネーターが無料で相談に乗る
・税金など経営の知識が少ない。「経営計画」がどんぶり勘定のケースが多いので、教えると伸びる可能性がある。
経営やデザイナーなどのプロと雑談することからはじめる。
・起業するというと、親が反対する気風が強い日本。チャレンジが大切。
・起業のリスクも高いため失敗者も多い。長期的な支援して準備させること。
・失敗しても大丈夫なシステムをつくること。例:金融業はすでに変わり始めている
【具体策例その2@台東区】
台東区はものづくりが盛んだったが、斜陽が続いている状況。
廃校を利用
製作・展示も廃校内でできるし、仲間同士で情報交換も可能
つながりが大切
廃業=人生の失敗者のイメージが強い日本
日本の高い技術力+納期を守るなどの特性は有利。
だがこれまで提案したり、海外との取引をしたことのない中小ばかりだった。
「日本特有の風土はなかなか変えるのは難しいが、哲学を変える。
起業の8割が“自己実現のため”。継続的支援が大事」
これまでは中小企業が大企業を後押ししていた
円安などは大企業をうるおしたが、中小企業との格差を生んだ
中小企業の定義は意外に広い
「工務店」材料を海外に依存している分、一番厳しい。
「写真店」いろいろなところで現像サービスを始めたため閉店が相次いでいる。
「IT」も中小に含まれる。年に6万社増えているが、廃業数に追いついていない
中小企業が苦しい理由
・中小企業経営者の4割が70歳を超える高齢者
・大企業は、人員削減、給料引き下げで新しく設備投資できるが、中小企業は切る人材がないため、競争できない。
・大企業は「現地で作って、現地で売る」方向になっている。
・「借金猶予」は有効な措置ではない。中小企業が日本経済を支えてきていたのが、今は足を引っ張っている。
今が「経営を変化させるタイミング」
・失業者が増える失保の負担が増加+生保受給者の増加
・「連鎖倒産」1社が倒産すると、関連会社も倒産してしまう。
経営の支援と起業
【具体策例その1@富士市】
紡績工場に部品を納めていた伊藤さん。その工場が海外移転等で売り上げが減り、経営が困難に
あらゆるプロに相談、アドバイス、提案を受けて、主婦向けの商品にして売り上げアップ
小規模企業は334万社
ポイントは経営者の相談にのること
・経営者は意外と一人で抱え込んで、従業員にも、配偶者にも言えないでいる。一緒に考えることがもっとも重要。
相談窓口は全国にあることが知られていないのが問題。「商工会議所」「よろず支援拠点」(コーディネーターが無料で相談に乗る
・税金など経営の知識が少ない。「経営計画」がどんぶり勘定のケースが多いので、教えると伸びる可能性がある。
経営やデザイナーなどのプロと雑談することからはじめる。
・起業するというと、親が反対する気風が強い日本。チャレンジが大切。
・起業のリスクも高いため失敗者も多い。長期的な支援して準備させること。
・失敗しても大丈夫なシステムをつくること。例:金融業はすでに変わり始めている
【具体策例その2@台東区】
台東区はものづくりが盛んだったが、斜陽が続いている状況。
廃校を利用
製作・展示も廃校内でできるし、仲間同士で情報交換も可能
つながりが大切
廃業=人生の失敗者のイメージが強い日本
日本の高い技術力+納期を守るなどの特性は有利。
だがこれまで提案したり、海外との取引をしたことのない中小ばかりだった。
「日本特有の風土はなかなか変えるのは難しいが、哲学を変える。
起業の8割が“自己実現のため”。継続的支援が大事」