■『世界で一番美しい森への旅』(エクスナレッジ)
自然もスゴイが、写真も美しい!
写真提供には「アフロ」とある。ココかなあ・・・?
巨木ファンにはたまらない。ていうかさすが外国、サイズが威圧的なほど
写真からでもエネルギーがあふれ出ているよう。
「森林がものすごいスピードで失われている」というニュースをあちこちで聞いていたから、
まだこれほどの美しさを保つ自然が残っていることに感動した。
でも、そんな自然を観るための吊り橋みたいなのがあちこちにたくさん架けられてるんだなあ/驚
自然が美しい場所というのは、ヒトがいない場所のことなんだ。
【内容抜粋メモ】
●ワイポウア森林保護区(ニュージーランド)
樹齢3000年~4000年と言われる巨木。ニュージーランドの先住民が「森の父」と呼ぶ。
この森は現在、世界でもっとも古い森の1つと言われる。
●セコイア・キングスキャニオン国立公園(アメリカ)
世界最大の樹。高さ115m、体積1487m3のジャイアント・セコイアとレッドウッド。
●イエローナイフ(カナダ)
ここは「オーロラベルト」の直下にあるため、世界でもっともオーロラの出現率が高い地域の1つ。
「永久凍土」の上でも育つ針葉樹たちが森を形成している。
●ダヌムバレー自然保護区域(マレーシア)
ボルネオは世界有数の熱帯雨林を擁する島。
もっともよく生物の姿を見られる場所は、ビル10階ほどの高さの林冠だ。
地上27mの木々の間に渡した「キャノピー・ウォークウェイ」(こんなところにまでヒトの道作っちゃって・・・
乙事主さま!
●熊野古道(日本)
熊野古道といえばスギやヒノキが思い浮かぶが、元来の自然林はシイ、クスノキなどの照葉樹林。
森は1000万年以上の歴史を持つ/驚
古くは『日本書紀』にも、イザナミノミコトが葬られた霊地として登場する熊野。
熊野の神々が座って語らったと言われる円座石や、那智大社の参道、名もなき庚申塚や地蔵尊がある。
今じゃボートが走っちゃってるか・・・
日本にも、こんな場所があるなんて!
●カナディアンロッキー山脈自然公園群(カナダ)
どこにいても可愛いジリスさん/ビッグホーン・シープ
●ラインハルトの森(ドイツ)
メルヘン街道の「いばら姫ルート」が通る森。ここはグリム童話の森だ。
いばら姫は「眠れる森の美女」のことで、その物語りの舞台といわれる城がこの森にある。
●トルトゥゲーロ国立公園(コスタリカ)
ラグーン(潟湖)に向かって木々が枝を垂れている。
トルトゥゲーロとは「ウミガメの土地」という意味。
アオウミガメや、オオガメが、毎年、ここの砂浜へ卵を産みに上陸する。
湿地帯の食物連鎖の頂点はワニなんだね/驚
●ヴャウォヴィエジャの森(ポーランド/ベラルーシ)
ヨーロッパ最大の針葉樹の森。
かつて、亜寒帯と温帯にまたがるヨーロッパの平地を広く覆っていた原生林は、今はほとんど残っていない。
この森は、最後の生き残りだ。
森の王はヨーロッパで最大の陸上動物、ヨーロッパパイソン。
●アツィナナナの雨林(マダガスカル)
6000万年もの昔に他の大陸から分かれたマダガスカル島では、
地球上で他のどこにもいない動植物がユニークな進化の道を歩いてきた。
この森に住む生きものの8割以上はここでしか見られない固有種。
●カジランガ国立公園(インド)
6~9月のモンスーンが豪雨をもたらし、川が広大な「氾濫原」をつくる。
水が引いた後は、5mもの丈のエレファント・グラスが生い茂る。
インドサイの楽園として名高いこの地は、アジア屈指の大型動物の生息地。
そしてすべての動物の上に君臨するのはベンガルトラ。
ヒトがゾウの背に乗って歩く理由は、そこにもある。
●エバーグレーズ国立公園(アメリカ)
大小さまざまの島を形づくっているのは、陸地ではなく、植物の群生「ハンモック」。
●バオバブ街道(マダガスカル)
二十数本のバオバブが並ぶ「バオバブ街道」。
ここは、ほとんど雨の降らない乾季が半年以上も続く。
『星の王子さま』のバオバブとは別種。
この地の人々にとって、果実は食料、樹皮は薬、種は油、と多くの恵みを与えてくれる大事な木。
●白神山地(日本)
世界最大級のブナの原生林。
かつては日本やヨーロッパの冷温帯ならどこでも見られたブナの林は、今、ほとんど全て失われてしまった。
ここは、世界で最大の「最後に残ったブナの原生林」。
「緑のダム」と呼ばれるこの森は、降った雨を吸収して川をつくり、美しい滝をうみだす。
山麓には無数の池や湖が点在し、「青池」と呼ばれる池は瑠璃色に輝く。
●オーストラリアのゴンドワナ多雨林群(オーストラリア)
この地が太古の大陸ゴンドワナの一部だった頃から、地球最古の森。
地上16mに張り巡らされた「ツリー・トップ・ウォーク」を歩いて見れる。
「ナイト・ツアー」に参加すれば、夜行性のポッサムの本来の暮らしぶりを見ることもできる。
●キラーニー国立公園(アイルランド)
アカシカは、1万年前の氷河期からこの森で暮らしているという/こんなところにもピクトさん
●パンタナール自然保護区域(ブラジル)
雨期には一帯がほぼ完全に水没して、乾季には地面がカラカラに干上がり野火が起こる。
子どもが乗っても沈まないほど大きいオオオニバスが水面に浮かぶ。
ネズミ科で最大のカピバラにとってワニは脅威ではないが、水中に逃げても泳ぎが得意なジャガーからは逃げ切れないため、
潜水して敵の視界から姿を消そうと試みる(ジャガーってそんなに泳げるんだ/驚
●モンテベルデ雲霧林保護区(コスタリカ)
古代アステカの人々に神の使いと崇められた聖なる鳥ケツァールが暮らす森。
霧は、ランなどの地面に根を持たない「着生植物」や苔にはこれ以上ない恵み。
いつかこんな景色を天上から観てみたい/それまではツリー・ウォークか・・・(パニ障にはムリだけど
●ヌークシオ国立公園(フィンランド)
「森と湖の国」と称されるフィンランドの自然を象徴するような森。43もの湖、沼、森がある。
フィンランドで撮影された映画『めがね食堂』でキノコを摘みに来たのもここ。
ここでは、自生しているベリーやキノコを摘むことが許されている。
●コラップ国立公園(カメルーン)
「アフリカ最古の森」と呼ばれる。「生物多様性」をそのまま絵にしたような森。
潅木やツル植物も含めれば、植物の種類は1100以上だという。
チンパンジーをはじめに、アフリカにいる霊長類の1/4にあたる種が見られるといわれる。
カラバー・ポトなど、名前を聞いたことすらないような動物も多い。
●バイエルンの森国立公園(ドイツ)
チェコの「ボヘミアの森」とつながって、中欧最大の森。巨大ドーム型の遊歩道がある。
ヒトはあくまで訪問者。この森に生きられるのは、長く厳しい冬の寒さに適応した者だけだ。
自然もスゴイが、写真も美しい!
写真提供には「アフロ」とある。ココかなあ・・・?
巨木ファンにはたまらない。ていうかさすが外国、サイズが威圧的なほど
写真からでもエネルギーがあふれ出ているよう。
「森林がものすごいスピードで失われている」というニュースをあちこちで聞いていたから、
まだこれほどの美しさを保つ自然が残っていることに感動した。
でも、そんな自然を観るための吊り橋みたいなのがあちこちにたくさん架けられてるんだなあ/驚
自然が美しい場所というのは、ヒトがいない場所のことなんだ。
【内容抜粋メモ】
●ワイポウア森林保護区(ニュージーランド)
樹齢3000年~4000年と言われる巨木。ニュージーランドの先住民が「森の父」と呼ぶ。
この森は現在、世界でもっとも古い森の1つと言われる。
●セコイア・キングスキャニオン国立公園(アメリカ)
世界最大の樹。高さ115m、体積1487m3のジャイアント・セコイアとレッドウッド。
●イエローナイフ(カナダ)
ここは「オーロラベルト」の直下にあるため、世界でもっともオーロラの出現率が高い地域の1つ。
「永久凍土」の上でも育つ針葉樹たちが森を形成している。
●ダヌムバレー自然保護区域(マレーシア)
ボルネオは世界有数の熱帯雨林を擁する島。
もっともよく生物の姿を見られる場所は、ビル10階ほどの高さの林冠だ。
地上27mの木々の間に渡した「キャノピー・ウォークウェイ」(こんなところにまでヒトの道作っちゃって・・・
乙事主さま!
●熊野古道(日本)
熊野古道といえばスギやヒノキが思い浮かぶが、元来の自然林はシイ、クスノキなどの照葉樹林。
森は1000万年以上の歴史を持つ/驚
古くは『日本書紀』にも、イザナミノミコトが葬られた霊地として登場する熊野。
熊野の神々が座って語らったと言われる円座石や、那智大社の参道、名もなき庚申塚や地蔵尊がある。
今じゃボートが走っちゃってるか・・・
日本にも、こんな場所があるなんて!
●カナディアンロッキー山脈自然公園群(カナダ)
どこにいても可愛いジリスさん/ビッグホーン・シープ
●ラインハルトの森(ドイツ)
メルヘン街道の「いばら姫ルート」が通る森。ここはグリム童話の森だ。
いばら姫は「眠れる森の美女」のことで、その物語りの舞台といわれる城がこの森にある。
●トルトゥゲーロ国立公園(コスタリカ)
ラグーン(潟湖)に向かって木々が枝を垂れている。
トルトゥゲーロとは「ウミガメの土地」という意味。
アオウミガメや、オオガメが、毎年、ここの砂浜へ卵を産みに上陸する。
湿地帯の食物連鎖の頂点はワニなんだね/驚
●ヴャウォヴィエジャの森(ポーランド/ベラルーシ)
ヨーロッパ最大の針葉樹の森。
かつて、亜寒帯と温帯にまたがるヨーロッパの平地を広く覆っていた原生林は、今はほとんど残っていない。
この森は、最後の生き残りだ。
森の王はヨーロッパで最大の陸上動物、ヨーロッパパイソン。
●アツィナナナの雨林(マダガスカル)
6000万年もの昔に他の大陸から分かれたマダガスカル島では、
地球上で他のどこにもいない動植物がユニークな進化の道を歩いてきた。
この森に住む生きものの8割以上はここでしか見られない固有種。
●カジランガ国立公園(インド)
6~9月のモンスーンが豪雨をもたらし、川が広大な「氾濫原」をつくる。
水が引いた後は、5mもの丈のエレファント・グラスが生い茂る。
インドサイの楽園として名高いこの地は、アジア屈指の大型動物の生息地。
そしてすべての動物の上に君臨するのはベンガルトラ。
ヒトがゾウの背に乗って歩く理由は、そこにもある。
●エバーグレーズ国立公園(アメリカ)
大小さまざまの島を形づくっているのは、陸地ではなく、植物の群生「ハンモック」。
●バオバブ街道(マダガスカル)
二十数本のバオバブが並ぶ「バオバブ街道」。
ここは、ほとんど雨の降らない乾季が半年以上も続く。
『星の王子さま』のバオバブとは別種。
この地の人々にとって、果実は食料、樹皮は薬、種は油、と多くの恵みを与えてくれる大事な木。
●白神山地(日本)
世界最大級のブナの原生林。
かつては日本やヨーロッパの冷温帯ならどこでも見られたブナの林は、今、ほとんど全て失われてしまった。
ここは、世界で最大の「最後に残ったブナの原生林」。
「緑のダム」と呼ばれるこの森は、降った雨を吸収して川をつくり、美しい滝をうみだす。
山麓には無数の池や湖が点在し、「青池」と呼ばれる池は瑠璃色に輝く。
●オーストラリアのゴンドワナ多雨林群(オーストラリア)
この地が太古の大陸ゴンドワナの一部だった頃から、地球最古の森。
地上16mに張り巡らされた「ツリー・トップ・ウォーク」を歩いて見れる。
「ナイト・ツアー」に参加すれば、夜行性のポッサムの本来の暮らしぶりを見ることもできる。
●キラーニー国立公園(アイルランド)
アカシカは、1万年前の氷河期からこの森で暮らしているという/こんなところにもピクトさん
●パンタナール自然保護区域(ブラジル)
雨期には一帯がほぼ完全に水没して、乾季には地面がカラカラに干上がり野火が起こる。
子どもが乗っても沈まないほど大きいオオオニバスが水面に浮かぶ。
ネズミ科で最大のカピバラにとってワニは脅威ではないが、水中に逃げても泳ぎが得意なジャガーからは逃げ切れないため、
潜水して敵の視界から姿を消そうと試みる(ジャガーってそんなに泳げるんだ/驚
●モンテベルデ雲霧林保護区(コスタリカ)
古代アステカの人々に神の使いと崇められた聖なる鳥ケツァールが暮らす森。
霧は、ランなどの地面に根を持たない「着生植物」や苔にはこれ以上ない恵み。
いつかこんな景色を天上から観てみたい/それまではツリー・ウォークか・・・(パニ障にはムリだけど
●ヌークシオ国立公園(フィンランド)
「森と湖の国」と称されるフィンランドの自然を象徴するような森。43もの湖、沼、森がある。
フィンランドで撮影された映画『めがね食堂』でキノコを摘みに来たのもここ。
ここでは、自生しているベリーやキノコを摘むことが許されている。
●コラップ国立公園(カメルーン)
「アフリカ最古の森」と呼ばれる。「生物多様性」をそのまま絵にしたような森。
潅木やツル植物も含めれば、植物の種類は1100以上だという。
チンパンジーをはじめに、アフリカにいる霊長類の1/4にあたる種が見られるといわれる。
カラバー・ポトなど、名前を聞いたことすらないような動物も多い。
●バイエルンの森国立公園(ドイツ)
チェコの「ボヘミアの森」とつながって、中欧最大の森。巨大ドーム型の遊歩道がある。
ヒトはあくまで訪問者。この森に生きられるのは、長く厳しい冬の寒さに適応した者だけだ。