■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
なんだか話が『宮廷女官チャングムの誓い』みたいになってきた
●第29回「女たちの園」あらすじ(ネタバレあり
奥の一日は朝の挨拶から始まる。
長州の繁栄のためにも早く世継ぎをと急かす都美姫、それに対抗する銀姫。
椋梨は政界に戻り、幕府に誠意を示すために、山口から萩への城替えを都美姫に提案する。
しかし、江戸出身の2人の姫の抱える道具や、女中は、萩の城には多すぎるため、リストラが必要。
園山は、毬と美和にその辛い役目を与える。
銀姫は、自分の女中は1人たりとも減らさないという条件付で承諾する。
1冊の本になるほどの人数の女中たち
衣装係り、病人の看病係り、料理係り、掃除からすべての下働きまで、細かく役割分担がある。
毬「働きの悪い者から切りましょう」
女中らは、新参者の美和に猛反対する。
日出「そのうちすぐに諦めるでしょう」と言いつつ、勤続50年のベテラン御蔵番・国島を紹介する。
国島は「許しません!」と言った後に倒れ、看病してくれた美和に礼を言う。
美和「自らいとまごいを言う者などおりません。どうかお力をお貸し下さい」と頼むが断られる。
毬「一番下から切りましょう」
日出「美和自身が真っ先に奥を出るなら、皆も聞くでしょう」
椋梨は「幕府に謝るしかない」と言い、周布は「幕府と戦う」案を出す。
椋梨「どの藩も味方しないのに、どうやって戦う?!」
伊之助は周布の案に同意を示す。
井上聞多は、命を狙われるが、懐に入れた鏡で一命を取り留める。
椋梨は、周布を訪ねる。
周布「徳川の世が続くとまだ本気で信じているのか?」
椋梨「生き残るためである。これは餞と思ってもらいたい」と自決を迫る。
伊之助「耳を貸してはなりませぬ。周布様は、若者らをイギリスに密航させてくれた方」と止めるが、周布は、責任をとって切腹する。
周布の後ろ盾がなくなったこと、椋梨の天下になれば、風当たりが強くなるだろうと言う寿。
寿「くじけてはなりませぬよ」
もう一度、国島に頼む美和。
毬は呉服問屋から奥に来て、出世が目的だと明かす。
美和「私も出世しとうございます。我らは、なぜ、何のために、この命を生きているのか、いつかお殿様に聞きたい」
国島「それぞれ思いは違えど、生涯を奥で暮らす覚悟は変わりないな?」
国島は道具を見せてくれる。
「これらは使われることはまずない。だが、時を経て、これらは姿が変わる。これらもまた生きているのだ。
最近妙に、これらが皆の手の中でぬくもっている夢を見る」
毬と美和は、道具類をチェックし、都美姫にお願いを申し出る。
道具を売ったお金を女中に渡して故郷に帰ってもらうのはどうかという案。
国島からの許しも得ていると言うとどよめく。
美和「真を尽くせば、必ず人の心は動きます。お家の繁栄は至誠の先にあります」
美和の話に感銘を受けた都美姫は、その案を許す。
銀姫「萩に行くのが嫌な者もおります。その者から下がらせましょう。十分に手当てして」
都美姫も自分の女中にそうすると約束する。
京では辰路が久坂の子どもを産む。
辰路「久坂殿の奥方が懐かしい。会うたこともないのに・・・」
実権を握った椋梨は、西郷から毛利家に謝罪として3人の家老の首を差し出すこと、
動乱を起こした桂、高杉らに処分を下すことを言い渡す。
椋梨「承りました」
高杉はその日から姿を消した。
椋梨は、若くて美しい側室を萩に連れて行くという。
今回のリストラは、毛利元就の世継ぎを産ませるためだと知って愕然とする銀姫。
美和「女中の宿下がりはこのためだったのですか!?」
都美姫「世継ぎを産み育て、毛利家を守らねばならぬ。心せよ!」
美和は知らなかったとはいえ、銀姫に頭を下げるが「許さぬ!」
周布は酒癖が悪かったのか
でも、西洋文化を学ばせるために若者をイギリスに密航させ、
それが後の「長州ファイヴ」と呼ばれ、日本の近代化に貢献することとなる。
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
なんだか話が『宮廷女官チャングムの誓い』みたいになってきた
●第29回「女たちの園」あらすじ(ネタバレあり
奥の一日は朝の挨拶から始まる。
長州の繁栄のためにも早く世継ぎをと急かす都美姫、それに対抗する銀姫。
椋梨は政界に戻り、幕府に誠意を示すために、山口から萩への城替えを都美姫に提案する。
しかし、江戸出身の2人の姫の抱える道具や、女中は、萩の城には多すぎるため、リストラが必要。
園山は、毬と美和にその辛い役目を与える。
銀姫は、自分の女中は1人たりとも減らさないという条件付で承諾する。
1冊の本になるほどの人数の女中たち
衣装係り、病人の看病係り、料理係り、掃除からすべての下働きまで、細かく役割分担がある。
毬「働きの悪い者から切りましょう」
女中らは、新参者の美和に猛反対する。
日出「そのうちすぐに諦めるでしょう」と言いつつ、勤続50年のベテラン御蔵番・国島を紹介する。
国島は「許しません!」と言った後に倒れ、看病してくれた美和に礼を言う。
美和「自らいとまごいを言う者などおりません。どうかお力をお貸し下さい」と頼むが断られる。
毬「一番下から切りましょう」
日出「美和自身が真っ先に奥を出るなら、皆も聞くでしょう」
椋梨は「幕府に謝るしかない」と言い、周布は「幕府と戦う」案を出す。
椋梨「どの藩も味方しないのに、どうやって戦う?!」
伊之助は周布の案に同意を示す。
井上聞多は、命を狙われるが、懐に入れた鏡で一命を取り留める。
椋梨は、周布を訪ねる。
周布「徳川の世が続くとまだ本気で信じているのか?」
椋梨「生き残るためである。これは餞と思ってもらいたい」と自決を迫る。
伊之助「耳を貸してはなりませぬ。周布様は、若者らをイギリスに密航させてくれた方」と止めるが、周布は、責任をとって切腹する。
周布の後ろ盾がなくなったこと、椋梨の天下になれば、風当たりが強くなるだろうと言う寿。
寿「くじけてはなりませぬよ」
もう一度、国島に頼む美和。
毬は呉服問屋から奥に来て、出世が目的だと明かす。
美和「私も出世しとうございます。我らは、なぜ、何のために、この命を生きているのか、いつかお殿様に聞きたい」
国島「それぞれ思いは違えど、生涯を奥で暮らす覚悟は変わりないな?」
国島は道具を見せてくれる。
「これらは使われることはまずない。だが、時を経て、これらは姿が変わる。これらもまた生きているのだ。
最近妙に、これらが皆の手の中でぬくもっている夢を見る」
毬と美和は、道具類をチェックし、都美姫にお願いを申し出る。
道具を売ったお金を女中に渡して故郷に帰ってもらうのはどうかという案。
国島からの許しも得ていると言うとどよめく。
美和「真を尽くせば、必ず人の心は動きます。お家の繁栄は至誠の先にあります」
美和の話に感銘を受けた都美姫は、その案を許す。
銀姫「萩に行くのが嫌な者もおります。その者から下がらせましょう。十分に手当てして」
都美姫も自分の女中にそうすると約束する。
京では辰路が久坂の子どもを産む。
辰路「久坂殿の奥方が懐かしい。会うたこともないのに・・・」
実権を握った椋梨は、西郷から毛利家に謝罪として3人の家老の首を差し出すこと、
動乱を起こした桂、高杉らに処分を下すことを言い渡す。
椋梨「承りました」
高杉はその日から姿を消した。
椋梨は、若くて美しい側室を萩に連れて行くという。
今回のリストラは、毛利元就の世継ぎを産ませるためだと知って愕然とする銀姫。
美和「女中の宿下がりはこのためだったのですか!?」
都美姫「世継ぎを産み育て、毛利家を守らねばならぬ。心せよ!」
美和は知らなかったとはいえ、銀姫に頭を下げるが「許さぬ!」
周布は酒癖が悪かったのか
でも、西洋文化を学ばせるために若者をイギリスに密航させ、
それが後の「長州ファイヴ」と呼ばれ、日本の近代化に貢献することとなる。