■少年探偵シリーズ16『魔人ゴング』 (ポプラ社)
江戸川乱歩/作 伊勢田邦貴/画 1970年初版 1993年第29版 618円
※notes and movies(1998.4~)からの転記。
※「作家別」カテゴリーに追加しました。
私が小学校の図書館で初めて借りて読んだ1冊。
表紙の絵が印象にキョーレツに残っている。
今読めばそーでもないけど、当時は文章が難解で、触るのさえ怖かった。
再読してみたら、ストーリーは、怪人二十面相が懲りもせず、また明智に挑戦。
新人助手・花崎マユミと、弟・俊一を誘拐。
街や池に巨大な悪魔の絵を映し出すトリックで世間を震撼させるが、
マユミさんに化けた小林くんと分かり、鉄ブイ(?)に閉じ込めて死ぬ思いをさせる。
俊一くんも人形と交換され(チンピラ隊のおかげ)、
再び再挑戦して、多摩で老人に変装して対決。
そこでも替え玉!
逆に閉じ込められ、水を入れられ、やっと救われ、人質をとり戻すが
それはマネキンと、今回の彼はことごとくヤラレっぱなし。
トリックも、煙をスクリーンに映写したのと、
ゴム風船をふくらませただけで、ちょっと浅すぎ。
最初から、犯人が怪人二十面相ってバレバレなのよね。
いつも明智の快活な謎解き対決ぶりが読者を爽快にするけど、
二十面相も可哀想になってくる
陸海空と、手を変え品を変えてくる、彼の奇想天外なアイデアも作品の大きな魅力なんだよね。
次のトリックを楽しみにしてるよ!
江戸川乱歩/作 伊勢田邦貴/画 1970年初版 1993年第29版 618円
※notes and movies(1998.4~)からの転記。
※「作家別」カテゴリーに追加しました。
私が小学校の図書館で初めて借りて読んだ1冊。
表紙の絵が印象にキョーレツに残っている。
今読めばそーでもないけど、当時は文章が難解で、触るのさえ怖かった。
再読してみたら、ストーリーは、怪人二十面相が懲りもせず、また明智に挑戦。
新人助手・花崎マユミと、弟・俊一を誘拐。
街や池に巨大な悪魔の絵を映し出すトリックで世間を震撼させるが、
マユミさんに化けた小林くんと分かり、鉄ブイ(?)に閉じ込めて死ぬ思いをさせる。
俊一くんも人形と交換され(チンピラ隊のおかげ)、
再び再挑戦して、多摩で老人に変装して対決。
そこでも替え玉!
逆に閉じ込められ、水を入れられ、やっと救われ、人質をとり戻すが
それはマネキンと、今回の彼はことごとくヤラレっぱなし。
トリックも、煙をスクリーンに映写したのと、
ゴム風船をふくらませただけで、ちょっと浅すぎ。
最初から、犯人が怪人二十面相ってバレバレなのよね。
いつも明智の快活な謎解き対決ぶりが読者を爽快にするけど、
二十面相も可哀想になってくる
陸海空と、手を変え品を変えてくる、彼の奇想天外なアイデアも作品の大きな魅力なんだよね。
次のトリックを楽しみにしてるよ!