■BLOODEST SAXOPHONE feat. BIG JAY McNEELY@渋谷CLUB QUATTRO(2015.11.16)
開場 18:30 / 開演 19:30
BIG JAY McNEELYオフィ
DISCOGRAPHY
ブラサキfacebook
【ブログ内関連記事】
スナック宇宙~Big Jay McNeely 来日前夜祭~
Big Jay McNeely with Bloodest Saxophone + 伊東ミキオ Japan Tour
BLOODEST SAXOPHONE feat. JEWEL BROWN@渋谷クアトロ2015.7.28
10分前ほどに入ったら、いつもの好きな場所は空いてなかったから、無難なPA横に陣取ったv
訓練のためにソラなしで臨んで、途中あまりにハードで迷ったが、結果、飲まずになんとかした
▼ブラサキ×伊東ミキオ(pf.)×シュガー・スペクター(SE)
まずは、甲田さん「前座です」と言ってブラサキだけで『Rhythm and Blues』他から4曲ほど演奏。
♪Caravan
♪Tondeluyo
♪Twilight Time
♪Long Vacation
▼御大BIG JAY登場!
前回と同様、後ろから現れたが、2本の松葉杖をついて、男性2人に抱きかかえられながら、ステージに上がり、座った状態で演奏が始まった。
真っ赤なジャケット、真っ赤なハットからして、もう相当攻めてる。
この夜の出来事をひと言で表すなら、「リピート地獄」ww
音が生み出す“狂気”の限界を体験した。
観客は、外国人、男性も多く、年齢層も幅広かったが、
繊細な身体の日本人の、月曜の仕事帰りのリーマンには耐え難いと思われる、タフ過ぎるステージ
88歳(私の父より年上か?)でこのパワーはモンスター。
日本式(水木サン的)に言えば妖怪だ。
「来年は来れないかもしれないから」なんて、しんみりした事も言っていたけれども、
いやいやなんの、不死身な気がした。
でも、私は、それ以上に、私はブラサキのタフさを讃えたい
「おじいちゃん、もうカンベンしてあげて!」と頼みたいぐらい、前回よりリピート数がさらに増えて、
超高速スピードで弾き続けるギター、ベース、ピアノ、叩き続けるドラム、吹き続きけるホーンズ。
こうなると男と男、バンドマンvsバンドマンの命懸けの戦いだ
【セトリは分かる範囲で大体な感じ。間違ってたらスミマセン】
♪I Can't Stop Loving You
♪Pretty Girls(?
♪発売予定の新譜に入る曲かな。意外や意外、とってもロマンティックなスローナンバー
J「ブギウギを聴きたくないか!?」
♪Get On Up and Boogie(?
♪Everybody Needs Somebody(?
♪ダンス天国 のナーナナナナーってフレーズはまた何度も繰り返してたなw
観客もループ地獄に巻き込んで、なんでもかんでもコール&レスポンスにしてて、最後はグダグダになっちゃった
♪What a Wonderful World
これは泣いた。追悼として聴いた。サッチモの名曲が沁みた。
「子どもが泣いてるのが聞こえる 彼らはどんどん育っていき
私が知らないことまで いろんなことを学ぶのだろう
嗚呼、この世界はなんて素晴らしいんだろう」
♪Party Time(?
♪There Is Something On Your Mind
途中、何度も「ハッ、ハッ、ハッ」など溢れんばかりの感情を入れながら熱唱w
♪good woman makes you feel so goodて感じの歌詞のブルース
ロッケンローもイイけど、ブルース大好きな私にとっては、ジュウェル同様、
日本でホンモノのブルースが聴けるのがなにより嬉しい
とくにギター修二さんとの絡みは絶妙だった
♪Big Fat Mama
♪Insect Ball
♪THE GOOF
♪Cherry Pie(?
「ドゥビドゥビドゥ~」てコーラスが気に入ったv JAYのスケベな歌い方はちょっと苦手だが
♪3D
こっからがループ地獄のスタート。
リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ・・・
一体何回演った 途中から頭がクラクラして、おじいちゃん、もういいからって止めたくなった。
JAYがこれまで共演したバンドの中でもブラサキとの共演は一番ホットなんじゃないかな
♪Deacon's Hop
♪Let The Good Times Roll
後半には、なにやらJAYにサプライズ的な曲だったのか、ちょっと驚いた表情で吹いてた場面もあった。
♪Rock'n'Roll And Boogie Woogie All Night Long(?
♪3D(AGAIN!!!
こっからが本当の地獄だった。。。
リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ・・・
*
JAYは、観客に呼びかける時、必ず「Children!!」という。
88歳にしてみれば、他は皆子どもか、孫みたいなものだな。
会場には、ほんとにお孫さん(可愛い10代中頃の女の子)も観に来ていた。
MCの内容は、「キレイな姉ちゃんが欲しいだろ?」みたいな下ネタ系が9割だったような?
私も全部は分からないし、JAYの若さの秘訣は人生(女性)を愛することかなw
前回JAYとのライヴが、ブラサキ初のライヴアルバムとして発売されるとの告知があって、
甲田さん「僕はライヴアルバムは聴いてて面白くないからあまり好きじゃないんですけど」
ブラサキは生演奏が真骨頂だものね。
LIVE IN JAPAN(発売予定日は2016年1月20日
今回のライヴ前には、いつもの静岡の山籠もりで5日かけてJAYと録った音源がいつかアルバムになればいいとも言ってた。
JAYはもう「アルバムはいつ発売するんだ?」みたいな気の早いことをゆってなかった?w
甲田さんは「オレはまったく彼のゆってること(英語)が分からないけど、なんとかなってます」てw
言葉のコミュニケーションは1割でも、魂は完全につながってる感じ。
「20年前のことを話してやれよ」みたいに言われて、
JAYが20年ほど前に来日した際、甲田さんも観に来ていて、盛り上がってカウンターから観客が落ちてきて、
ケンカになって止められたことを、前回の来日の際、覚えているか聞いてみたら、全然覚えていなかったそうw
あらゆる場所で、星の数ほど吹いてきたんだから当然か。
最前列にやたらにノリのイイ外国人がいて、「どこから来た」「イギリスだ」みたいな話になったようで、
「イギリスにも行ったことがある」そう。
一体、どれほどの国々を渡ったが知らないが、半分英語も通じない遠い異国の日本で、
文字通りブッ倒れそうになるほど晩年の炎を燃やし尽くしてくれるって嬉しいかぎりじゃないか
しかし、音楽を聴くのにこれほど体力&気力を出し尽くしたライヴは久々。
以前、スカパラライヴで、アドレナリンのせいで正気を失って、死にそうなほど踊って、
このまま死んで本望だと思った時のことを思い出す。
こんなライヴが世界中で聴けたなら、凄惨な争いなど起こりようもないのに。
朝、目が覚めて、素晴らしいエンターテインメントを観て、
夜、ふつうに家路に着くことが、どれほどの幸せか無意識でいる。
でも、こんな奇跡が、毎日、毎瞬、続いているのが“日常”なんだ。
追。
フライヤの中にサム・ムーアがブルーノート東京に来るって。彼は80歳。
ブラックアーティストは、一体何歳なんだか、もう時代が分からないくらい、
いつまでも変わらずに現役だからフシギ
開場 18:30 / 開演 19:30
BIG JAY McNEELYオフィ
DISCOGRAPHY
ブラサキfacebook
【ブログ内関連記事】
スナック宇宙~Big Jay McNeely 来日前夜祭~
Big Jay McNeely with Bloodest Saxophone + 伊東ミキオ Japan Tour
BLOODEST SAXOPHONE feat. JEWEL BROWN@渋谷クアトロ2015.7.28
10分前ほどに入ったら、いつもの好きな場所は空いてなかったから、無難なPA横に陣取ったv
訓練のためにソラなしで臨んで、途中あまりにハードで迷ったが、結果、飲まずになんとかした
▼ブラサキ×伊東ミキオ(pf.)×シュガー・スペクター(SE)
まずは、甲田さん「前座です」と言ってブラサキだけで『Rhythm and Blues』他から4曲ほど演奏。
♪Caravan
♪Tondeluyo
♪Twilight Time
♪Long Vacation
▼御大BIG JAY登場!
前回と同様、後ろから現れたが、2本の松葉杖をついて、男性2人に抱きかかえられながら、ステージに上がり、座った状態で演奏が始まった。
真っ赤なジャケット、真っ赤なハットからして、もう相当攻めてる。
この夜の出来事をひと言で表すなら、「リピート地獄」ww
音が生み出す“狂気”の限界を体験した。
観客は、外国人、男性も多く、年齢層も幅広かったが、
繊細な身体の日本人の、月曜の仕事帰りのリーマンには耐え難いと思われる、タフ過ぎるステージ
88歳(私の父より年上か?)でこのパワーはモンスター。
日本式(水木サン的)に言えば妖怪だ。
「来年は来れないかもしれないから」なんて、しんみりした事も言っていたけれども、
いやいやなんの、不死身な気がした。
でも、私は、それ以上に、私はブラサキのタフさを讃えたい
「おじいちゃん、もうカンベンしてあげて!」と頼みたいぐらい、前回よりリピート数がさらに増えて、
超高速スピードで弾き続けるギター、ベース、ピアノ、叩き続けるドラム、吹き続きけるホーンズ。
こうなると男と男、バンドマンvsバンドマンの命懸けの戦いだ
【セトリは分かる範囲で大体な感じ。間違ってたらスミマセン】
♪I Can't Stop Loving You
♪Pretty Girls(?
♪発売予定の新譜に入る曲かな。意外や意外、とってもロマンティックなスローナンバー
J「ブギウギを聴きたくないか!?」
♪Get On Up and Boogie(?
♪Everybody Needs Somebody(?
♪ダンス天国 のナーナナナナーってフレーズはまた何度も繰り返してたなw
観客もループ地獄に巻き込んで、なんでもかんでもコール&レスポンスにしてて、最後はグダグダになっちゃった
♪What a Wonderful World
これは泣いた。追悼として聴いた。サッチモの名曲が沁みた。
「子どもが泣いてるのが聞こえる 彼らはどんどん育っていき
私が知らないことまで いろんなことを学ぶのだろう
嗚呼、この世界はなんて素晴らしいんだろう」
♪Party Time(?
♪There Is Something On Your Mind
途中、何度も「ハッ、ハッ、ハッ」など溢れんばかりの感情を入れながら熱唱w
♪good woman makes you feel so goodて感じの歌詞のブルース
ロッケンローもイイけど、ブルース大好きな私にとっては、ジュウェル同様、
日本でホンモノのブルースが聴けるのがなにより嬉しい
とくにギター修二さんとの絡みは絶妙だった
♪Big Fat Mama
♪Insect Ball
♪THE GOOF
♪Cherry Pie(?
「ドゥビドゥビドゥ~」てコーラスが気に入ったv JAYのスケベな歌い方はちょっと苦手だが
♪3D
こっからがループ地獄のスタート。
リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ・・・
一体何回演った 途中から頭がクラクラして、おじいちゃん、もういいからって止めたくなった。
JAYがこれまで共演したバンドの中でもブラサキとの共演は一番ホットなんじゃないかな
♪Deacon's Hop
♪Let The Good Times Roll
後半には、なにやらJAYにサプライズ的な曲だったのか、ちょっと驚いた表情で吹いてた場面もあった。
♪Rock'n'Roll And Boogie Woogie All Night Long(?
♪3D(AGAIN!!!
こっからが本当の地獄だった。。。
リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ、リピートに次ぐ・・・
*
JAYは、観客に呼びかける時、必ず「Children!!」という。
88歳にしてみれば、他は皆子どもか、孫みたいなものだな。
会場には、ほんとにお孫さん(可愛い10代中頃の女の子)も観に来ていた。
MCの内容は、「キレイな姉ちゃんが欲しいだろ?」みたいな下ネタ系が9割だったような?
私も全部は分からないし、JAYの若さの秘訣は人生(女性)を愛することかなw
前回JAYとのライヴが、ブラサキ初のライヴアルバムとして発売されるとの告知があって、
甲田さん「僕はライヴアルバムは聴いてて面白くないからあまり好きじゃないんですけど」
ブラサキは生演奏が真骨頂だものね。
LIVE IN JAPAN(発売予定日は2016年1月20日
今回のライヴ前には、いつもの静岡の山籠もりで5日かけてJAYと録った音源がいつかアルバムになればいいとも言ってた。
JAYはもう「アルバムはいつ発売するんだ?」みたいな気の早いことをゆってなかった?w
甲田さんは「オレはまったく彼のゆってること(英語)が分からないけど、なんとかなってます」てw
言葉のコミュニケーションは1割でも、魂は完全につながってる感じ。
「20年前のことを話してやれよ」みたいに言われて、
JAYが20年ほど前に来日した際、甲田さんも観に来ていて、盛り上がってカウンターから観客が落ちてきて、
ケンカになって止められたことを、前回の来日の際、覚えているか聞いてみたら、全然覚えていなかったそうw
あらゆる場所で、星の数ほど吹いてきたんだから当然か。
最前列にやたらにノリのイイ外国人がいて、「どこから来た」「イギリスだ」みたいな話になったようで、
「イギリスにも行ったことがある」そう。
一体、どれほどの国々を渡ったが知らないが、半分英語も通じない遠い異国の日本で、
文字通りブッ倒れそうになるほど晩年の炎を燃やし尽くしてくれるって嬉しいかぎりじゃないか
しかし、音楽を聴くのにこれほど体力&気力を出し尽くしたライヴは久々。
以前、スカパラライヴで、アドレナリンのせいで正気を失って、死にそうなほど踊って、
このまま死んで本望だと思った時のことを思い出す。
こんなライヴが世界中で聴けたなら、凄惨な争いなど起こりようもないのに。
朝、目が覚めて、素晴らしいエンターテインメントを観て、
夜、ふつうに家路に着くことが、どれほどの幸せか無意識でいる。
でも、こんな奇跡が、毎日、毎瞬、続いているのが“日常”なんだ。
追。
フライヤの中にサム・ムーアがブルーノート東京に来るって。彼は80歳。
ブラックアーティストは、一体何歳なんだか、もう時代が分からないくらい、
いつまでも変わらずに現役だからフシギ