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少年探偵シリーズ14『黄金豹』(ポプラ社)

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■少年探偵シリーズ14『黄金豹』(ポプラ社)
江戸川乱歩/作 柳瀬茂/カバー絵・挿し絵 1964年初版 1993年第40刷 700円

※notes and movies(2001.8~ part5)からの転記。
「作家別」カテゴリーに追加しました。

久々再会したこのシリーズ。

今回はそんなに凝ったトリック、目新しい展開はなかった。
ありがちな怪人二十面相のやり口

特筆すべきは、明智事務所が、町の高級アパートに移転して、
奥さんが入院して長く、小林少年と2人暮らし状態ということ。


▼あらすじ(ネタバレ注意

銀座のはずれで発見された黄金豹と怪老人。

その後、宝石店や銀行を襲い、小林くんの友人・園田くんの父の豹コレクションから
宝石だらけの逸品を盗む予告をしたまではよかったが、
いかにも怪しい助造じいさんが犯人だと小林少年に見破られる。

再び宝石を狙って、寝台車に現れる。
次に狙われた宝石をもつ男が明智に協力を頼み、
忍び入った豹が金庫をあけたら、中にも豹が!

逃げた豹が入った猫屋敷には、猫娘と猫母がいる

落とし穴にハマった小林少年は、明智に救われ、今までのトリックをすべて話す。
人がかぶっていた+犬に皮をかぶせていた()+皮のみ。

ついでに男は怪人二十面相だと見破る。
警官に囲まれて、仲間ごと捕らえられるが、
まだ続編があるのは、その都度脱走してるってことか



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