■一軒10万円?超格安土地つき一戸建ての謎@所さん!大変ですよ
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東京から約2時間、土地付きで30万円
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[地元不動産業者]
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「ミニ別荘を持ってる方がいて、“売りたい”“処分したい”ということで」
[バブル期]
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別荘が次々と建てられた
[バブル崩壊後]
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管理会社が次々と倒産。
リフォームせずに100万円以内で売ると、首都圏から買い手が殺到した。
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[経済的な理由で]
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8年前に東京から移住
家を支えている柱はすべて木製の電信柱!
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「台風は怖い。南だからまともに風が来るでしょ。
お金なかったから、自分の貯金で買える家がないかなと思ってね」
若い頃は働きづめだったが、54歳で無職に。
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「年金が年間100万円ちょっと。月8万何千円か。生活費には全然足りないと分かった」
雑誌で今の物件を見て、これだと思った。
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今はなんとかやっていける生活。
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「パートナーと2人のほうがいと思うけどな。自分で作ったもの(料理)を、
他人が“美味しい”と言ってくれるのがいいですよね」
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[熟年離婚族]
66歳男性。離婚後、180万円で家を購入。埼玉から移住して一人暮らし。
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一戸建ては、動物が飼えるのが一番の利点だなv
庭では野菜を育てて生計に役立てている。家事は越してきてからマスターした。
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「家事全般がどれだけ大変かっていうのを知らなかった。
母ちゃんがいれば、片して洗っちゃうじゃん。
それが当たり前だっていう人生できたから」
子どもが孫を連れてきた時用に、3ヶ月かかって自分でつくった囲炉裏は使われないまま。
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「粗大ゴミと出て行け」って追い出されちゃって・・・」
(そこに至るまでに、いろいろあったのでは? それこそモラハラ的な・・・
意外と身近?“モラハラ” 夫が怖い・・・@あさイチ
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「考えさせられます・・・」
[今回の取材のまとめ]
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特徴:
高齢の男性ばかり
田舎暮らしに憧れたという人たちと、他に居場所がない人たち、いろんな複雑な理由がある。
バブル崩壊後、30年経っても残る負の遺産
ゲスト1:
バブル期につくられた別荘地の問題は全国で起きていて、負の遺産の処理というのがまだ終わっていない。
老朽化してくると買い手がつかなくなって、ずっと負のスパイラルに陥るんですね。
ぎりぎりの採算を度外視して、ここを乗り越えようとしているのが現状。
ゲスト2:
男性って秘密基地とか好きですよね。
子どもの頃から、自分が行って直そうとするのもそう。
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「共感し合えるということが分かっているんですよ」
ゲスト3:
「世界にはもっとビックリするような超格安な物件があります!」
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「財政難を抱えた行政が、町の開発も兼ねて、きれいにリフォームして、5年間住むことを条件に売り出した」
[終活]
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今回の取材で最安値。千葉から移住してきた
越して来たばかりの時は、階段は壊れ、屋根には動物が棲みついていた。
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「壁に断熱材が入っていない。夏は暑いし、冬は寒い」
(ウチもそうですが・・・てか、手抜き工事はこの頃もフツーにあったのね
「妻が平成20年に他界したので、もう本当に自暴自棄になって、もう何もいらないって」
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「何もできないんです」
この家は手を入れる所が無数にあった。以前、電気店を営んでいた男性は、
気づいたら、家の改造にのめりこんで、今年で6年目。
「私はねトンカントンカンやっていれば、時間たつのがものすごく早いんです」
「もう、今さらどこかに行こうとかは考えないですね。
以前、妻と一緒に車でここを通った時“僕は絶対こんな所に住まないよ”って笑っていたのが、住んじゃったんですよw
ここしか私の住むところはないんじゃないかなと思っています。
自分の終の棲家には、こんなボロ家こそがふさわしい」
(なぜ、男性は後ろ向きに考えるんだろう。それこそ、わんこでも飼えばいいのに。
自然に囲まれて、いい別荘じゃん。
[母と死別して移住]
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飲食店を営みながら、長年母の介護をして、看取った後に引っ越した
「親が死んで、まぁホッとしたというか。これでやっと人の知らない所へ行って生活できるなぁと。
母は“猫かわいがり”というのかな、私が船乗りになりたいって言ったら“海なんか危なくてダメ”
とか、
運転手になりたいって言ったら“危険だからダメ”
だとかさ」
(選択する権利は自分にあるのだけど、最初からコントロールされて育つと、自立できなくなっちゃうんだね
「残りの人生は、自分の好きに生きようと決めた。こういう生活を希望していたんだよね。
母と同居していた時に出来なかったことを楽しむ毎日です」
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「納骨、遺品の処分を業者に依頼して、全部あとのことは頼んであるから」
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(これも1つの人生のあり方。納得して楽しいならいいと思う
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「ゆっくり思い出すわけでしょ、いいと思うなぁ。
みんな同じシャツとか上着を着るっていうのはどうなの? チームみたいに。一体感出るじゃない!」
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*
最近、ツイッタで「Abandoned Pictures」ていうのを見つけてフォローした。
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かつて繁栄していた人工物が、時を経て、ゆったりと自然に還ってゆく姿は美しく見える。
そもそも、そんな人工物は要らなくて、邪魔者なんだけど、
それですら、自然は悠久の時間をかけて土に還そうとする力と慈愛がある。
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よく地球温暖化、公害などによって「地球が滅びる」て言い方を聞くけど、
地球はいつまでも在り続ける。滅びるのは、そこに生きる人間を含めた生物だ。
この美しい自然を本当に守りたいのなら、人工物は減らして、
ヒトの生きる場所も減らせば、一番てっとり早いと思うんだ。
*
私には、寂しがり屋さんたちの気持ちがよく分からないのかもしれないけど、
「孤独死」って言葉にも誤解があると思うな。
1人で暮らしたい人はむしろ増えているし、1人で死ぬ=可哀相っていうのは、その人の主観。
空き家が増えている問題もあることだし、ボコボコと似たような住宅を、隙間いっぱいに建て続けるより、
こうしてリフォームして住んだり、福祉施設として使ったり、いろいろアイデアはあると思うんだけど。
特定空き家ってなに?@あさイチ
『どうする“住まいの貧困”』@週刊ニュース深読み
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東京から約2時間、土地付きで30万円
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[地元不動産業者]
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「ミニ別荘を持ってる方がいて、“売りたい”“処分したい”ということで」
[バブル期]
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別荘が次々と建てられた
[バブル崩壊後]
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管理会社が次々と倒産。
リフォームせずに100万円以内で売ると、首都圏から買い手が殺到した。
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[経済的な理由で]
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8年前に東京から移住
家を支えている柱はすべて木製の電信柱!
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「台風は怖い。南だからまともに風が来るでしょ。
お金なかったから、自分の貯金で買える家がないかなと思ってね」
若い頃は働きづめだったが、54歳で無職に。
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「年金が年間100万円ちょっと。月8万何千円か。生活費には全然足りないと分かった」
雑誌で今の物件を見て、これだと思った。
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今はなんとかやっていける生活。
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「パートナーと2人のほうがいと思うけどな。自分で作ったもの(料理)を、
他人が“美味しい”と言ってくれるのがいいですよね」
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[熟年離婚族]
66歳男性。離婚後、180万円で家を購入。埼玉から移住して一人暮らし。
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一戸建ては、動物が飼えるのが一番の利点だなv
庭では野菜を育てて生計に役立てている。家事は越してきてからマスターした。
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「家事全般がどれだけ大変かっていうのを知らなかった。
母ちゃんがいれば、片して洗っちゃうじゃん。
それが当たり前だっていう人生できたから」
子どもが孫を連れてきた時用に、3ヶ月かかって自分でつくった囲炉裏は使われないまま。
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「粗大ゴミと出て行け」って追い出されちゃって・・・」
(そこに至るまでに、いろいろあったのでは? それこそモラハラ的な・・・
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「考えさせられます・・・」
[今回の取材のまとめ]
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特徴:
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田舎暮らしに憧れたという人たちと、他に居場所がない人たち、いろんな複雑な理由がある。
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ゲスト1:
バブル期につくられた別荘地の問題は全国で起きていて、負の遺産の処理というのがまだ終わっていない。
老朽化してくると買い手がつかなくなって、ずっと負のスパイラルに陥るんですね。
ぎりぎりの採算を度外視して、ここを乗り越えようとしているのが現状。
ゲスト2:
男性って秘密基地とか好きですよね。
子どもの頃から、自分が行って直そうとするのもそう。
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「共感し合えるということが分かっているんですよ」
ゲスト3:
「世界にはもっとビックリするような超格安な物件があります!」
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「財政難を抱えた行政が、町の開発も兼ねて、きれいにリフォームして、5年間住むことを条件に売り出した」
[終活]
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今回の取材で最安値。千葉から移住してきた
越して来たばかりの時は、階段は壊れ、屋根には動物が棲みついていた。
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「壁に断熱材が入っていない。夏は暑いし、冬は寒い」
(ウチもそうですが・・・てか、手抜き工事はこの頃もフツーにあったのね
「妻が平成20年に他界したので、もう本当に自暴自棄になって、もう何もいらないって」
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「何もできないんです」
この家は手を入れる所が無数にあった。以前、電気店を営んでいた男性は、
気づいたら、家の改造にのめりこんで、今年で6年目。
「私はねトンカントンカンやっていれば、時間たつのがものすごく早いんです」
「もう、今さらどこかに行こうとかは考えないですね。
以前、妻と一緒に車でここを通った時“僕は絶対こんな所に住まないよ”って笑っていたのが、住んじゃったんですよw
ここしか私の住むところはないんじゃないかなと思っています。
自分の終の棲家には、こんなボロ家こそがふさわしい」
(なぜ、男性は後ろ向きに考えるんだろう。それこそ、わんこでも飼えばいいのに。
自然に囲まれて、いい別荘じゃん。
[母と死別して移住]
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飲食店を営みながら、長年母の介護をして、看取った後に引っ越した
「親が死んで、まぁホッとしたというか。これでやっと人の知らない所へ行って生活できるなぁと。
母は“猫かわいがり”というのかな、私が船乗りになりたいって言ったら“海なんか危なくてダメ”
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運転手になりたいって言ったら“危険だからダメ”
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(選択する権利は自分にあるのだけど、最初からコントロールされて育つと、自立できなくなっちゃうんだね
「残りの人生は、自分の好きに生きようと決めた。こういう生活を希望していたんだよね。
母と同居していた時に出来なかったことを楽しむ毎日です」
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「納骨、遺品の処分を業者に依頼して、全部あとのことは頼んであるから」
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「ゆっくり思い出すわけでしょ、いいと思うなぁ。
みんな同じシャツとか上着を着るっていうのはどうなの? チームみたいに。一体感出るじゃない!」
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*
最近、ツイッタで「Abandoned Pictures」ていうのを見つけてフォローした。
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かつて繁栄していた人工物が、時を経て、ゆったりと自然に還ってゆく姿は美しく見える。
そもそも、そんな人工物は要らなくて、邪魔者なんだけど、
それですら、自然は悠久の時間をかけて土に還そうとする力と慈愛がある。
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よく地球温暖化、公害などによって「地球が滅びる」て言い方を聞くけど、
地球はいつまでも在り続ける。滅びるのは、そこに生きる人間を含めた生物だ。
この美しい自然を本当に守りたいのなら、人工物は減らして、
ヒトの生きる場所も減らせば、一番てっとり早いと思うんだ。
*
私には、寂しがり屋さんたちの気持ちがよく分からないのかもしれないけど、
「孤独死」って言葉にも誤解があると思うな。
1人で暮らしたい人はむしろ増えているし、1人で死ぬ=可哀相っていうのは、その人の主観。
空き家が増えている問題もあることだし、ボコボコと似たような住宅を、隙間いっぱいに建て続けるより、
こうしてリフォームして住んだり、福祉施設として使ったり、いろいろアイデアはあると思うんだけど。
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