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錦織圭の終わりなき旅 feat.シャラポワ&フレンズ

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たくさんたまってる予録を見ていきます。

このタイトルからして、てっきり錦織圭とシャラポワが友だちで、
一緒にどこか旅でもした旅番組かと勘違いしてたら、全然違った

2015年の錦織を振り返って、「シャラポワ&フレンズ」というエキシビションマッチを観るという構成。

エキシビションマッチって、ほとんどテレビでは流れないから貴重。
一度、有明でグラフの引退試合に伊達公子が指名されたのを観に行ったことがあるけど。
4大大会ほかの試合と違って、観客を沸かせる要素もあるから、楽しいんだなあ

そういや、引退した選手だけのエキシビションマッチも時々あるから、
一度観に行きたくなった。アガシ×マックとかね

解説も坂井利郎さんで、好きだし、
喋りも気になるし、プレーも見たいしで忙しかったw



2015年12月 UCLA@LA
 
なぜクマさん?

Q:2015年はどんな年だった?
長いような短かったような。濃縮されたいろんなことがあった。
耐え抜いた1年。最後トップ8に入れたのはすごく意味があったのではと思う。

1月 オーストラリアから始まり、全豪へ
 

 
ショットが決まって吼える

に:
フェレーラ戦は、今年のトップ5ぐらいの試合に入ると思います。
ほんとに完璧に自分の作戦がハマって、その分自分の試合も完璧にできた。

[オーストラリアからアメリカへ 移動の大変さ]
に:
現地で時差ぼけも4~5日かかったり、微妙な蓄積で体力も奪われるので、
それをうまくストレスを感じずにやらないといけない。
これがイヤになって引退する選手もいる(!)が、今のところ苦じゃないので大丈夫。


[欠かせないのは音楽]
 

に:
ずっと聴いてたのはカーペンターズ(マジで!?
なんか急にハマりました。♪Close to you とか、♪I need to be in love とかw


2月 メンフィスで自己最高ランキング4位に躍進するも、弾むコートに苦戦が続く
 



3月 カナダ
 

 



に:
去年良かっただけに、それ以上期待する自分もいるし、
それが少しずつ重みになったりもしながら、力に変えることもできるし、気持ちの葛藤が序盤にあった。


4月 アメリカ→スペイン バルセロナ 苦手だったクレーで自信がつく
 


5月 マドリード、全豪
 

 

に:
毎年、毎年、クレーでの戦いはよくなってきているので、自信がついている。
プレーがクレーにハマってきている。


「僕たちは互いに勝つための最善策を考えている」

に:
今年はいい経験ができた、嬉しかった全豪。初のベスト8でしたし、先が見えてきた。
クレーでもそんなに下がらず、攻めることができたのは、ここ1、2年。

初の第5シードで参戦。1回戦はマチュー。
2回戦は憧れのセンターコート。


 

1セットも落とさずに自身初の全仏ベスト8進出。
これは日本人男子82年ぶりの快挙。


「この1週間、これまでのクレーの試合で一番いいテニスをしている」

3回戦は、対戦相手のベッカーが棄権して不戦勝

準々決勝は地元で唯一残ったツォンガ戦は、雨のため試合開始が大幅に遅れ、ペースが乱れた。
強風の中で、第1セットは1ゲームしか取れず、ラケットを投げて、ブーイング。

強風で看板の一部が観客席に落下するというハプニングで一時中断。
選手はロッカールームにいったん引き上げた。

錦織:
チャンコーチにかなり強く怒られた。「何をしてんだ」みたいにw
彼の苦手な所に球を打ててなかったので、渇を入れられました。


コートの中の選手には見えないことが、外からなら分かることがある。
40分間で問題を共有して解決することができた。

ふっきれて猛撃な反撃が始まり、バックに球を集める。
イーヴンに持ち込み、ファイナルセットへ。
ツォンガのビッグサーヴが復活して敗れた。

 



 




「シャラポワ&フレンズ」のエキシビションマッチにゲストとして参加。地元アメリカのソックと対戦。
解説は坂井利郎さんv

 

 

サーヴがフォルトでこの表情。会場からも笑いが起こり、「チャレンジ」すると冗談を言うが、
エキシビションマッチにはチャレンジがない。ソックも笑うw



坂井:
錦織も大したもんですよね。海外のエキシビションに呼ばれて、
こういう環境でプレーできるのは世界的に期待されている証拠。

アナ「ツアーファイナルに2年連続出場したのも大きいですね」

坂井:
上位8人の中に入れたのは素晴らしいですよ。世界に注目されてる中でね。テクニックが多彩なのでね。
チャンがコーチについて、サーヴを修正して、各ショットのコントロール、緩急のクオリティが上がった分、成績が上がった。
また、3年目っていうのもまた違った意味をもってきますしね。

アナ「本人もフィジカルな面でまだまだ充分ではない、と話しています」
坂井:4大大会では5セット、マスターズシリーズでは3セットという違いがありますからね。

ソックはビッグショット。ニックネームは「ショータイム」193cmの長身。ビッグサーヴァー。いわゆるアメリカンテニス。

アナ「錦織船首はストロークもよかったですね。アンフォーストエラーも世界と比べて遜色ない」
坂井「錦織は何を打ってくるか分からない」

リラックスして、笑顔もありつつの試合って面白い。
ファーストサーヴが来シーズンのポイントだとハッキリゆっている錦織。
トップ10の中で錦織は最年少。トップ5を崩すのが課題。他の選手が錦織を研究している。

ネットプレーで遊んでいるかのような2人w 2人とも股抜きショットを多発。


コート上で滑って、そのまま大袈裟に転んでみせる錦織w
 

坂井:
トップ選手はエキシビションでも、練習以上の集中力を上げた、試合に近い練習ができるので。
名前を知られてファンも増えますしね。
西海岸はテニスの本場だそう。

第1セットは4-6でソック。

第2セット。
アウトなんじゃないかってボールでもボレーで返してない?w

アナ「怪我との戦いは重要なファクターとなりますね」

坂井:
それぞれ気候が違う中で戦うには、本当に総合力を持ってないと出来ないですよね。
今シーズンは2度ほど怪我しましたが、それでもトップ8に入れたのは素晴らしい!
錦織は13歳からアメリカに行って、こういうパワープレーはしっかり体で覚えていますから。

こんなに錦織の笑顔が観れる試合も珍しい。

アナ「フェデラーも、錦織に関しては、年間を通じて怪我がなければ、本当のブレイクスルーを果たせると思うとハッキリ言ってますね」

坂井:
怪我をすると、その後の2~3週間はロスになりますからね。
錦織は球際の強さが光ってる。でもテニスはどうしてもビッグサーヴァーのほうが有利ですよね。

ファーストサーヴのポイント獲得率は今年75%。ジョコビッチは76%と変わらない。

コートが滑るのかな。さすがに第2セットは本気出してきてる感じ。
セットポイントのサーヴィスエースにチャレンジしたかったソックは、
錦織のセカンドサーヴがフォルトでgoodサインw

 
第2セットは6-3で錦織。カメラに向かっておどけてみせる余裕

10ポイントタイブレイクのファイナルセット。

アナ「やはり勝負の緊張感は出てきてますねw」
坂井「やはり2人とも勝負に対するこだわりは持ってますから」
アナ「20代の若い世代は、どんどん錦織を追ってますよね」
坂井「エキシビションといえども負ければ自信を失うし」

またフォルトで悔しがる


「ノールック」(見ないで打つショット)でネットポイントの錦織。
ブレイクして3-2。ん?10ポイント取れば勝つってこと?
逆クロスで7-3。ソックのパッシングショットにも「Oh, Yeah!」と声が出る。
7-4でサーヴィスエースが出るソック。けっこうチェンジエンドも多い。

坂井:
相手の良いショットは諦めがつくけれども、ラリーが続いた後に凡ミスていうのは少なくしていかないといけない。

7-6でネットにかかりギリ入ってガッツポーズw

坂井「これはツアーの中でもなかなかないんですよね」

 
なんだチャンもエキシビション見てるんだ! 互いに目を見合わせて信じられないという表情

次もネットに当たり、これは入らなかったw 8-7、いい勝負。
マッチポイントは、素晴らしいネットプレーの連続で10-7で錦織が3-0勝利v

 


*************試合後インタビュー

司会:ケイ、ジャックとの対戦はどうでした? スピンのきいたフォアハンドと強烈なビッグサーヴだったと思うけど。

に:
そうだね、彼のフォアはとても強力だよ。
お互いのことは知っていたけど、実際に対戦したのは今日が初めてなんだ。

司会:
君たちは過去2回対戦してるみたいだけど? ジャックは戦ったことを覚えていたけど、
ケイにとってジャックの印象はゼロだったみたいだね。ケイは戦った記憶を消したのかな?

 

ソ「ありがとう。俺たち友だちだろ? 最初の対戦はワシントン」
に「ああ、DCね」



に:記憶力が悪くてごめんw
ソ:去年は上海のセンターコートだったよ
に:そうだった。僕が負けたんだったね
司会:ケイはグランドスラムの決勝しか覚えていないみたいだねw



司会:これは来年の作戦の1つ?
に:次のミックスダブルスのための練習だよ。ミックスダブルスはシングルスよりも重要だからねw

ワオ! シャラポワとミックスダブルスやるんだ!!



■ミックスダブルス 錦織圭&シャラポワ×ソック&ロブソン
シャラポワはツアー勝算35勝、史上10人目の「キャリアグランドスラム」。
17歳でウィンブルドンを制覇し、テニス界に妖精が現れたと世界を魅了した。

 

 


シングルスの後すぐダブルス? けっこうキツいショーだね/驚
どうこのマッチのメンバを決めたんだろう???



第1セット2-3で得意の股抜きショットでポイントを取って、ハイタッチ&大げさなガッツポーズww
 



インタビュー:

S:
長い戦いを終えて手にすることが出来たものだから。
でも、今はシーズンを終えてホッとしているわ。
優勝もしたけど、怪我をしたり、本当にいろいろあったから。
来シーズンもこの素晴らしいスタッフたちと頑張るわ。




■シャラポワ×マディソン・キーズ


え?錦織とのゲームはたった数分だけ?

第1セットを落とすのは、トップ選手の余裕を見せるため? 観客も長く観たいしねw
結局は巻き返してシャラポワの勝ち。

インタビュー:
今年は怪我をしてしまったので、来年はシーズンを戦い抜けるように準備するわ。
私にはまだまだたくさんの目標があるからw


Q:錦織へのアドバイスはあるか?


S:
彼は素晴らしい選手。グランドスラム決勝にも進出している。
それはすごく大きなステップよ。あの大舞台で決勝に進むのは簡単ではないの。
それでも素晴らしいプレーをしていた。アドバイスなんかなくても彼ならやれるわ。



[イギリス→アメリカ USオープンに向けて調子を上げる]
 

 

ATPが投票で選ぶ今年一番のベストプレーは3回戦のゴフィン戦。
過去7度対戦して一度も勝ったことのない相手。
ほんとに股抜きショット得意なんだねw 股抜きでロブが入るって!!

錦織:
やっぱり負け続けたナダルへのリベンジだったので、あれがNO.1の良かったショットだった(股抜きが!?w
とくにあの試合は9割方攻めてたので、毎回ああいう風にいくわけではないと思ってますけど、
それがすべて入って、自分がしなきゃいけないプレーが完璧に出来ていた
頭が真っ白になりながらも勝った。あの勝利は嬉しかったですね


8月 USオープンは優勝候補とも言われていたが、1回戦敗退は残念すぎだよねぇ・・・
この後のツアーもちょっと影響が残ってた様子だったし

 




9月 アメリカ→コロンビア
 

10月 コロンビア→日本凱旋は、連日の錦織フィーバー
 
建物崩れそうなほどじゃん

インタビュー:

ある程度のプレッシャー、緊張感は毎年ありますし、日本でプレーするのは楽しみなので、
みなさんにいいプレーを見せられるように頑張りたいと思います。

 
ものすごい身長差! チリッチは同年代のライバル(同年代に見えないけど
おっつ、解説は松岡修造さん。
3-6、7-5、3-1でポイントをとって大きな声が出た。

準決勝はまたペール!
 

 

第1セットはわずか20分、6-1で取った錦織だが、第2セットから崩れだす。
第2セットは6-4でペール。ファイナルセットも6-2で落としてしまった。

インタビュー:
出だしはいいプレーも出て、攻撃的にプレーできてましたし、
第2セットのあのポイントが一番悔やむ。リターンミスが続いて・・・

アナ:
日本では勝ちたいという気持ちが強すぎて、楽しめないという話がありましたが(そうなのか・・・
自分のテニスの中で“楽しさ”っていうのはどのくらい重要?

錦織:
えーーーーー20~30%くらいはあったほうがいいプレーが出るんじゃないかと思いますね。
コートを大きく使ったり、ボールが伸びなかったりとあるので、やっぱり気持ちの余裕というのは常に必要ですね。
なので、あの負けはちょっと悔しかったですね
(楽しさは低いのかぁ。それがあるから勝った時、優勝した時の喜びが大きくて、モチベーションになるのかもな


10月 上海→アメリカ→フランス


11月 パリ、ATPファイナルに2年連続出場


 


2015年、錦織の遠征は約151,000km、地球3.5周分!




錦織:
そういう時に、緊張のない生活に戻りたいみたい、ま、逃げたいなって気持ちが出てしまうんですけど(そんな哲さんみたいなことゆって・・・
それが続いちゃうと生きてる意味がというか、自分がこの世に命をもらって、
何のために生きてるんだみたいな話になってくるので
自分の好きなスポーツで、勝負事ができてるっていう幸せというか、っていうのを今は楽しもうかなと

(そこまで深い志なのね。1つ1つ言葉を選んで誠実に答える姿勢も素晴らしい




●チャンコーチに聞いた。2016年の錦織に何が必要か?
 

チャン:
この後、私やスタッフとともにカリフォルニアで数週間トレーニングをする。
そこでケイ自身が自分に必要なことを見つけてくれることを望んでいる。
2016年を去年や今年よりもっとエキサイティングにするために、
トレーニングに励みながらもリラックスして、ビッグタイトルをとることを期待している。

●2016年の目標

やっぱり大きな大会での優勝は、最初の目標になる。
ランキングももっともっと上げて、先を目指していきたいと思います。

 





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