■減らしたい!食品ロス@あさイチ
上野の百貨店で開かれた「食品もったいないセール」
お客さん「賞味期限が短いと分かって買うのは問題ない」
この百貨店でセールの前日、消費期限がせまっている食品の在庫が大量に運びこまれた。
そのほとんどは、まだ期限より日のあるものばかり
製造日から1年以内でないとスーパーなど小売店が買わないため、最悪、廃棄処分となる。
(それで、横流しなどにつながるのか
●日本の“商慣習”「3分の1ルール」は2回ある
2番目のタイミング:販売期限が過ぎると店頭から撤去されて、最悪、廃棄処分となる。
1990年代くらいから始まった、一定の鮮度で安全に食べてもらう理由から作られたルール。
買われてから家庭でも保管される期間も含めているため。
かつて「製造日」だけだったのが「消費期限」に表示変更された時期、鮮度への意識が高まった。
「納品期限」は海外にもあるが、日本は比較的、厳しい規準になっている。
それは“コストへの転化”にもつながってコストアップにもなるが、企業努力はされている。
アメリカは「納品期限」は1/2、フランス、ドイツは「販売期限」まで商品棚に並ぶ。
日本もこのルールを見直す動きはあるが、
消費者の“鮮度への意識”が厳しい+気候の違い(高温多湿で酸化しやすい)もある。
●「消費期限」と「賞味期限」の違い
「消費期限」はお弁当など“劣化しやすいもの”
期限を決めているのは、各食品メーカー、製造元。輸入食品は輸入業者か販売元。
新商品が開発された際、その食品が食べられる限界を調べているのではない。
例:インスタントラーメンなら「8ヶ月」をめどにしている。統計データで決めた。
八王子にある大手即席麺メーカーの研究所
食品を素早く劣化させる機械
高温多湿の内部で食品を一気に劣化させ、数週間で8ヶ月後の状態にできる機械(これも相当なロスだね・・・
チェックポイント
・即席麺は微生物は発生しない。
・油の酸化などで健康に被害をおよぼさないかどうか。
・官能検査=美味しさ、味覚、臭い、見た目。5段階評価で3程度より上が求められる。
「安全係数」
「係数」の規準はメーカーごとに違う。即席麺は0.8なので6ヶ月で販売
専門家:
大体の食品は、期限が過ぎても食べられる。
でも、期限過ぎてから食べて、もしお腹を壊したら自己責任。
昔は「消費期限」と「賞味期限」はなかった。個人の「五感」もたいせつ。
●食品ごとの「これはいつまで大丈夫?」
(こう細かく教えてもらいたがる時点で日本人は細かいんだよね、よくも悪くも
卵:
生なら産まれてから、27度の保存で期限を決めている。
冷蔵庫に入れていれば、庫内は10度に保たれているので1ヵ月は大丈夫。季節により50日は大丈夫。
それ以上過ぎても加熱調理すれば大丈夫。
茹でるなど加熱すると傷みが早まる→最大5日
アメリカでは期限は書かれていない。
缶詰:3年がめど。一番長くもったものは15年。中身の味付けが濃いもの。
パスタなどの乾麺は、かなりもつ。
なめこ:
期限がない! 水煮、塩水で漬けてある瓶詰めは1年。缶詰タイプは3年くらい。
缶詰は、超高温加熱処理・密閉したレトルトのほうがもつ。
開けたらすぐ食べる
真空状態から開封すると、すぐ雑菌がつくため、酸化・腐敗が始まる。2日~1週間ぐらい。
●「食品ロス」の半分は家庭から出ている(これが一番衝撃的じゃない?!
買ったまま忘れたりしていたり、食べきれなかったり
主婦:
葉物野菜のシナシナしてしまっている外側の2~3枚はむいて捨ててしまう(そうそう。こっちは家庭の慣習だね
肉・魚は密閉して冷凍庫に入れるが、風味が変わってしまう。
突然、子どもが帰ってきた時などに、冷蔵庫に何もないのが不安。
●冷凍方法を工夫して保存期間を延ばす~「マイナス18度キープ」で腐らない冷凍庫
腐らなくても、美味しくなくなる→「乾燥」が原因。
買ってきたトレーのまま入れると、中の空気が酸化のもとになる。乾燥を防げば、食品ロスも減る!
●保存術「トリプル巻き」(今度はラップの大量消費でまたゴミが増えるじゃん
専門家:
トレイの中は空気だらけ。乾燥&空気ですぐ酸化する。
一番気をつけてほしいのは、ラップに包む際、だんご状にしないこと。
丸く厚みのある状態で冷凍すると、凍るスピードもゆっくり、解凍する時間もかかる。
密閉袋に入れる際は薄く伸ばし、徹底的に空気を抜くのがポイント。
冷蔵庫の開け閉めを頻繁にするほど庫内の温度が変化して、食品保存に影響が出る。
2倍ほど長持ちする。ひき肉なら冷凍で1ヵ月はもつ
●葉物野菜の保存方法
野菜の特性をいかして保存する。基本は乾燥させること。水分に雑菌がつく。
高齢化が進んで食べる量が減っているのも一因。
その他:
砂糖と塩は永遠! 食感は悪くなる。
缶コーラ:味は問題ない。炭酸が抜けるタイミングで決められている。缶の清涼飲料は1年ぐらい。
水は2年。量が蒸発して減り、劣化する。
*
「もったいない」と言いつつ、スーパーに行けば、たくさんの商品の中から選ぶ楽しみがあって、
同じ牛乳でも、手前に置かれた古いものを避けて、新しいほうを選ぶ自分がいるのもたしか。
私は、もともと食が細いので、まず自分が食べられる分しか買わない。
期限をそれほど気にせず買って、パンなどは冷凍庫に入れて、期限の確認もせずに食べているが、それでお腹を壊したことはない。
工場が大きくなり、食品の製造・流通過程が見えない今日。
昔に戻って、野菜は八百屋さん、魚は魚屋さんに行って、
買い物かごを持って買う商店街スタイルに戻ればいいのかも。
*
実家はスーパー並みにあらゆるものがデッドストックになっていて、
冷蔵庫の中も、奥に新種の生物が暮らしていても分からないほど
親は毎年、食べきれないほどの野菜を作っては、捨て、作っては、捨て。
さらに生協やスーパーに出かけて買ってるし
農作業が親の健康維持につながっているのなら、それも1つの意味になるのかもしれないが、
あふれて大量に捨てているのを、食べ物のない人に均等に配分すれば、世界中の飢餓はなくなると分かっていてもやらない。
食品ロスは、都心だけの問題じゃなく、日本だけの問題でもなく、1人1人の意識の問題だと分かった。
*
他にも私がずっと気になってるのは、よくテレビで政治屋が会議を開くたびに机に置かれているペットボトルの水。
あれって必要? 飲んでるの? ちょっと飲んで、余ったら捨てるの???
全部「諸経費」で税金からものすごい勢いで予算から落とされているんじゃないだろうか。
お茶ぐらい、各自水筒に入れて持ってくればいいのに。
「そうするもの」「そうしていいよ」て誰が決めたんだろう?
「黒塗りの車」とか、密談(もしくはもてなし)するための料亭での高級料理も全部「諸経費」?
交通費も全部自腹にすればいいのに。
ネットがあって、オープンな政治を目指しているなら、それぞれ使ったもの、買ったものを全部公開すれば
きっと、宇宙的規模のロスがあるんじゃないのかな。
追。
昨日、ジムで奥さま方が、まさにこの「あさイチ」の話題をしていた。
影響力恐るべし!!
上野の百貨店で開かれた「食品もったいないセール」
お客さん「賞味期限が短いと分かって買うのは問題ない」
この百貨店でセールの前日、消費期限がせまっている食品の在庫が大量に運びこまれた。
そのほとんどは、まだ期限より日のあるものばかり
製造日から1年以内でないとスーパーなど小売店が買わないため、最悪、廃棄処分となる。
(それで、横流しなどにつながるのか
●日本の“商慣習”「3分の1ルール」は2回ある
2番目のタイミング:販売期限が過ぎると店頭から撤去されて、最悪、廃棄処分となる。
1990年代くらいから始まった、一定の鮮度で安全に食べてもらう理由から作られたルール。
買われてから家庭でも保管される期間も含めているため。
かつて「製造日」だけだったのが「消費期限」に表示変更された時期、鮮度への意識が高まった。
「納品期限」は海外にもあるが、日本は比較的、厳しい規準になっている。
それは“コストへの転化”にもつながってコストアップにもなるが、企業努力はされている。
アメリカは「納品期限」は1/2、フランス、ドイツは「販売期限」まで商品棚に並ぶ。
日本もこのルールを見直す動きはあるが、
消費者の“鮮度への意識”が厳しい+気候の違い(高温多湿で酸化しやすい)もある。
●「消費期限」と「賞味期限」の違い
「消費期限」はお弁当など“劣化しやすいもの”
期限を決めているのは、各食品メーカー、製造元。輸入食品は輸入業者か販売元。
新商品が開発された際、その食品が食べられる限界を調べているのではない。
例:インスタントラーメンなら「8ヶ月」をめどにしている。統計データで決めた。
八王子にある大手即席麺メーカーの研究所
食品を素早く劣化させる機械
高温多湿の内部で食品を一気に劣化させ、数週間で8ヶ月後の状態にできる機械(これも相当なロスだね・・・
チェックポイント
・即席麺は微生物は発生しない。
・油の酸化などで健康に被害をおよぼさないかどうか。
・官能検査=美味しさ、味覚、臭い、見た目。5段階評価で3程度より上が求められる。
「安全係数」
「係数」の規準はメーカーごとに違う。即席麺は0.8なので6ヶ月で販売
専門家:
大体の食品は、期限が過ぎても食べられる。
でも、期限過ぎてから食べて、もしお腹を壊したら自己責任。
昔は「消費期限」と「賞味期限」はなかった。個人の「五感」もたいせつ。
●食品ごとの「これはいつまで大丈夫?」
(こう細かく教えてもらいたがる時点で日本人は細かいんだよね、よくも悪くも
卵:
生なら産まれてから、27度の保存で期限を決めている。
冷蔵庫に入れていれば、庫内は10度に保たれているので1ヵ月は大丈夫。季節により50日は大丈夫。
それ以上過ぎても加熱調理すれば大丈夫。
茹でるなど加熱すると傷みが早まる→最大5日
アメリカでは期限は書かれていない。
缶詰:3年がめど。一番長くもったものは15年。中身の味付けが濃いもの。
パスタなどの乾麺は、かなりもつ。
なめこ:
期限がない! 水煮、塩水で漬けてある瓶詰めは1年。缶詰タイプは3年くらい。
缶詰は、超高温加熱処理・密閉したレトルトのほうがもつ。
開けたらすぐ食べる
真空状態から開封すると、すぐ雑菌がつくため、酸化・腐敗が始まる。2日~1週間ぐらい。
●「食品ロス」の半分は家庭から出ている(これが一番衝撃的じゃない?!
買ったまま忘れたりしていたり、食べきれなかったり
主婦:
葉物野菜のシナシナしてしまっている外側の2~3枚はむいて捨ててしまう(そうそう。こっちは家庭の慣習だね
肉・魚は密閉して冷凍庫に入れるが、風味が変わってしまう。
突然、子どもが帰ってきた時などに、冷蔵庫に何もないのが不安。
●冷凍方法を工夫して保存期間を延ばす~「マイナス18度キープ」で腐らない冷凍庫
腐らなくても、美味しくなくなる→「乾燥」が原因。
買ってきたトレーのまま入れると、中の空気が酸化のもとになる。乾燥を防げば、食品ロスも減る!
●保存術「トリプル巻き」(今度はラップの大量消費でまたゴミが増えるじゃん
専門家:
トレイの中は空気だらけ。乾燥&空気ですぐ酸化する。
一番気をつけてほしいのは、ラップに包む際、だんご状にしないこと。
丸く厚みのある状態で冷凍すると、凍るスピードもゆっくり、解凍する時間もかかる。
密閉袋に入れる際は薄く伸ばし、徹底的に空気を抜くのがポイント。
冷蔵庫の開け閉めを頻繁にするほど庫内の温度が変化して、食品保存に影響が出る。
2倍ほど長持ちする。ひき肉なら冷凍で1ヵ月はもつ
●葉物野菜の保存方法
野菜の特性をいかして保存する。基本は乾燥させること。水分に雑菌がつく。
高齢化が進んで食べる量が減っているのも一因。
その他:
砂糖と塩は永遠! 食感は悪くなる。
缶コーラ:味は問題ない。炭酸が抜けるタイミングで決められている。缶の清涼飲料は1年ぐらい。
水は2年。量が蒸発して減り、劣化する。
*
「もったいない」と言いつつ、スーパーに行けば、たくさんの商品の中から選ぶ楽しみがあって、
同じ牛乳でも、手前に置かれた古いものを避けて、新しいほうを選ぶ自分がいるのもたしか。
私は、もともと食が細いので、まず自分が食べられる分しか買わない。
期限をそれほど気にせず買って、パンなどは冷凍庫に入れて、期限の確認もせずに食べているが、それでお腹を壊したことはない。
工場が大きくなり、食品の製造・流通過程が見えない今日。
昔に戻って、野菜は八百屋さん、魚は魚屋さんに行って、
買い物かごを持って買う商店街スタイルに戻ればいいのかも。
*
実家はスーパー並みにあらゆるものがデッドストックになっていて、
冷蔵庫の中も、奥に新種の生物が暮らしていても分からないほど
親は毎年、食べきれないほどの野菜を作っては、捨て、作っては、捨て。
さらに生協やスーパーに出かけて買ってるし
農作業が親の健康維持につながっているのなら、それも1つの意味になるのかもしれないが、
あふれて大量に捨てているのを、食べ物のない人に均等に配分すれば、世界中の飢餓はなくなると分かっていてもやらない。
食品ロスは、都心だけの問題じゃなく、日本だけの問題でもなく、1人1人の意識の問題だと分かった。
*
他にも私がずっと気になってるのは、よくテレビで政治屋が会議を開くたびに机に置かれているペットボトルの水。
あれって必要? 飲んでるの? ちょっと飲んで、余ったら捨てるの???
全部「諸経費」で税金からものすごい勢いで予算から落とされているんじゃないだろうか。
お茶ぐらい、各自水筒に入れて持ってくればいいのに。
「そうするもの」「そうしていいよ」て誰が決めたんだろう?
「黒塗りの車」とか、密談(もしくはもてなし)するための料亭での高級料理も全部「諸経費」?
交通費も全部自腹にすればいいのに。
ネットがあって、オープンな政治を目指しているなら、それぞれ使ったもの、買ったものを全部公開すれば
きっと、宇宙的規模のロスがあるんじゃないのかな。
追。
昨日、ジムで奥さま方が、まさにこの「あさイチ」の話題をしていた。
影響力恐るべし!!