■『だいじょうぶだよ、ゾウさん』(文溪堂)
ローレンス・ブルギニョン/作 ヴァレリー・ダール/絵 柳田邦男/訳
『みんな、絵本から I love reading books with you,Mammy』(講談社)でススメていた本を借りてみた。
なるほど、読み聞かせにはちょうどよい。
シンプルだけど、年老いてゆくこと、
生きることと、死ぬことが、自然とココロに入って、
怖いことでも、寂しいことでもないんだとやさしく伝えることができる。
ゾウの天国の森の木が、さり気なくゾウの形になっているのも細かい心遣い
▼あらすじ(ネタバレ注意
どんなことにもひるまないで生き、
とりわけあの世への旅だちをおそれなかった母へ
~ローレンス・ブルギニョン
幼いネズミと年老いたゾウが仲良く暮らしていた。
ゾウの家族や友だちはみんな亡くなって、遠いゾウの国に行ってしまっていた。
「いよいよ、こんどは自分の番かなあ?」
ゾウはネズミに亡くなったゾウたちが行く森に連れていく。
「そんな悲しそうな顔をしないで。向こうでは、みんな幸せなんだから」
でも、その森に渡るつり橋が途中で壊れているのを見て、ゾウは不安でいっぱいになる。
前と同じような暮らしがしばらく続いたが、とうとうゾウは大好きなバナナも食べなくなってしまった。
成長したネズミはゾウのために吊り橋を直してあげる。
「きみが、きっと手助けしてくれると思ってたよ」
ゾウは心を決めて橋を渡った。
「そう、きっとすべてうまくいくよ・・・」
ネズミはそっとつぶやいて、やさしい笑みを浮かべました。
ローレンス・ブルギニョン/作 ヴァレリー・ダール/絵 柳田邦男/訳
『みんな、絵本から I love reading books with you,Mammy』(講談社)でススメていた本を借りてみた。
なるほど、読み聞かせにはちょうどよい。
シンプルだけど、年老いてゆくこと、
生きることと、死ぬことが、自然とココロに入って、
怖いことでも、寂しいことでもないんだとやさしく伝えることができる。
ゾウの天国の森の木が、さり気なくゾウの形になっているのも細かい心遣い
▼あらすじ(ネタバレ注意
どんなことにもひるまないで生き、
とりわけあの世への旅だちをおそれなかった母へ
~ローレンス・ブルギニョン
幼いネズミと年老いたゾウが仲良く暮らしていた。
ゾウの家族や友だちはみんな亡くなって、遠いゾウの国に行ってしまっていた。
「いよいよ、こんどは自分の番かなあ?」
ゾウはネズミに亡くなったゾウたちが行く森に連れていく。
「そんな悲しそうな顔をしないで。向こうでは、みんな幸せなんだから」
でも、その森に渡るつり橋が途中で壊れているのを見て、ゾウは不安でいっぱいになる。
前と同じような暮らしがしばらく続いたが、とうとうゾウは大好きなバナナも食べなくなってしまった。
成長したネズミはゾウのために吊り橋を直してあげる。
「きみが、きっと手助けしてくれると思ってたよ」
ゾウは心を決めて橋を渡った。
「そう、きっとすべてうまくいくよ・・・」
ネズミはそっとつぶやいて、やさしい笑みを浮かべました。