■直下型地震関連の役立つ情報・質問への回答@あさイチ
それぞれの詳細は「あさイチ」サイトを参照をお願いします。
建造物に大きなダメージを与えるのが「直下型地震」の特徴
「マグニチュード」と「震度」の違い:
「マグニチュード」:地震そのものの大きさ(規模)
「震度」:私たちが生活している場所での揺れの強さ
同じ「マグニチュード6」でも、地表に近い、家に近いほど大きく感じる。
避難所の体育館の天井の部品が落下し、中に避難できず、被災者は外で不安で寒い夜をしのいだ。
その後、安全と思われるロビー部分を高齢者、子ども優先に入れた。
母親「寒さのほうが心配」
「建物は怖い。外のほうが安心」と外にいることを選ぶ人もいる。
「雨が降ってきたら困るけれども・・・」
余震が大きく、頻繁なのは、複数の「活断層」の亀裂がバランスをとろうとしているため
今回の揺れを起こした「活断層」は大分までつながっている
1.「活断層」にひずみが出来て最初の大きな揺れになる
2.その左右横の「活断層」がバランスをとろうとして余震が起こる
3.それに付随するように他の「活断層」もバランスをとろうとして連続した余震が起こっている状況
※「活断層」のバランスが安定したら、揺れの大きさは小さく、間隔もあくようになることは分かっている。
【地震を起こす可能性が比較的高い活断層】
これは過去に起こった地震のデータの集積から割り出したものなので、
「高い」地域が危ないということではない。
日本には無数の「活断層」があるため、どこにひずみが入るか、今の研究では予測できない。
実際、今回の地域の数値も「0.9」と低かった
スマホの「地震予想速報」が間に合わない理由
今回、6分に1回の余震がある。
P波とS波の間隔が狭いため、計測器に届く前に揺れが発生している
避難所、車中などでの長い避難生活で気をつけること
「低体温症」
一般的に体温が35度以下になること。32度になると急激に下がるので注意
プールや冬山での場合:唇が紫色になるなどですぐ分かる
避難生活:見た目で分かりづらく、ゆっくり進行するので本人も気づきにくい。
とくに高齢者、子どもは、周りが様子を観察することが大切。
<寒さ対策のポイント>
・服を着込む
・ホッカイロなど外側から温める
・温かい飲み物、食べ物をとる
・体温の高い人と抱きしめ合う
・新聞紙とラップで腹巻代わりに
・ポリ袋の1ヵ所だけ穴をあけて頭を通す
腕用の穴はあけない。空気が入る場所を極力減らすため。
「エコノミークラス症候群」
車中でずっと座っていると、血流が悪くなり、不安で眠りも浅く、疲れがピークになっている状態。
<むくみ解消ストレッチ>
こないだの足のストレッチ方法も教えてあげたい。
“ふくらはぎは第二の心臓”と呼ばれる。ここを意識して動かすこと。歩くのもよい。
・つま先を上げ下げ
・腿の上げ下げ(つま先を天井に向けて、脚全体を回すように
・手脚をバタバタさせる
(これはヨガの“ゴキブリのポーズ”! 下にたまった血流を上半身に戻す
避難生活で困ることと、その対策例
<水を流せないときのトイレの知恵>
自宅で断水してしまい流せない時(以前、アパートが断水して困って、コンビニに水を買いに行ったことがあるのを思い出した
FAX:
車中泊まりだと周りにトイレがない。簡易トイレをいろんな場所に置いてほしい。
専門家:
大勢がトイレを使って詰まることがある。
元気な方が沢や川の水を運び、それで流す。
敷地を掘って、仮のトイレにして埋める。
「成人用のオムツ」は、高齢者だけでなく、大人全員が使える。モレない、ムレない構造で良い。
<手作りおむつの作り方>
汚れたらタオルを換える。タオルが不足している場合もある
<給水所から重い水を運ぶアイデア~非常用の容器がない場合>
※給水所の場所など、高齢者はSNSが使えない人が多いので、知っている情報を伝えてあげる。
その他の衛生問題:
専門家:
水で手を洗えない、ウェットティッシュもない場合、ポンプ式の「速乾性すり込み式手指消毒剤」が配られているので、それを使う。
こういうやつのことかな
または、「こちらはキレイなものを掴む手」「こちらは汚いものを掴む手」と分けて使う。
女性はとくに髪や顔を触るクセのある人が多いので、なるべく触らないようにして、手につく雑菌を少なくする。
・生理用品の不足
イノッチ「いろんな人から服をちょっとずつ切ってもらい、それを重ねて使うっていう方法を以前紹介したよね」
と言っていたけど、よく意味が分からなかった。
・下着の汚れ
下着が同じでも、ライナーやナプキンを換えれば、清潔は保てる。「尿もれパッド」も利用できる。
・髪ゴム
女性は髪ゴムで髪を束ねておくと、触る回数が減る。
・カップ付きタンクトップ
ブラジャーを送っても、サイズの対応に困るので、こちらなら誰でも利用できてよい。
地震への備え
「耐震ベッド」
25トンの重さまで耐えることができる。費用は設置費用を合わせて50万円ほど。
似たような耐震関連の家具には「クローゼット」「テーブル」などがある。
助成制度を利用できる自治体もあるので要問合せ。
東京の「耐震センター」では補助が出るとか。
「マンションの高層階」
横揺れが強く、モノが動くので、机の下に隠れるよりも、モノがない所に移動する。
激しい揺れでドアが開かなくなる場合もあるので、玄関のドアは開ける。
その他の質問FAXへの回答
専門家:
赤ちゃんは、不安や音に敏感で、地震のことも記憶している。
赤ちゃんに限らず、子どもたちにはスキンシップを多くして、「大丈夫だよ」と声をかける。
・スキンシップは大人にも有効
背中をポンポンとたたくだけでもリラックス効果がある
専門家:
被災後、3~5日以降のメインの課題は「被災者のストレス・心のケア」
赤ちゃんの面倒もママにだけ背負わせないようにする。
専門家:
お母さんがしっかりしていれば、赤ちゃんはタフですから大丈夫です。
水分をとる、栄養をとる、できることから。
そして、助産などの態勢が整っていない場所にいるならば、「震災疎開」をぜひ視野に入れるべき。
母子に限らず、皆さんストレスが限界に来ているので、辛い環境から逃れる選択も必要。
・離乳食
食べ物をお湯で薄めて柔らかくして与える方法もあるが、「震災疎開」を考えてみてほしい。
・携帯の地震速報の音が不安
予報は大切な情報。「自分を守ってくれる音なんだ」と考え方を転換してみる。
・乗り物酔い
日中はなるべく明るい外で過ごし、それでも不安が強いようなら軽い安定剤を処方してもらう。
(私もなったなあ。余震が続くと、地震なのか、自分が揺れてるのか分からなくなって、不安が強まる
・支援物資を送りたい
宅配業者で再開している所もあるので、各HPで確認。
熊本市の避難所に直接持ち込む。
すでに揃っているものもあるので、詳しいことは自治体のHPで確認してから。
・スポーツ番組などがストレス解消になっている
SNSで「こんな時に震災のニュースを流さず、通常にバラエティ番組を流すとは何事」みたいな“自粛”議論が
また繰り返されていたけれども、私なら、何度も何度も、どこ見ても似たような震災ニュースの様子を繰り返し流すなら
癒し動物の動画や写真をずっと見ていたい。
専門家:
SNSの発達で、情報がたくさん入ってくる。
励ますことは良いが、絶対に止めて欲しいのは、非難の言葉。
「もっとやれるはず」「なんで、こうしなかったの?」など。
現地の人たちは、限界以上に頑張っている。
寄り添うような言葉がけをお願いします。
それぞれの詳細は「あさイチ」サイトを参照をお願いします。
建造物に大きなダメージを与えるのが「直下型地震」の特徴
「マグニチュード」と「震度」の違い:
「マグニチュード」:地震そのものの大きさ(規模)
「震度」:私たちが生活している場所での揺れの強さ
同じ「マグニチュード6」でも、地表に近い、家に近いほど大きく感じる。
避難所の体育館の天井の部品が落下し、中に避難できず、被災者は外で不安で寒い夜をしのいだ。
その後、安全と思われるロビー部分を高齢者、子ども優先に入れた。
母親「寒さのほうが心配」
「建物は怖い。外のほうが安心」と外にいることを選ぶ人もいる。
「雨が降ってきたら困るけれども・・・」
余震が大きく、頻繁なのは、複数の「活断層」の亀裂がバランスをとろうとしているため
今回の揺れを起こした「活断層」は大分までつながっている
1.「活断層」にひずみが出来て最初の大きな揺れになる
2.その左右横の「活断層」がバランスをとろうとして余震が起こる
3.それに付随するように他の「活断層」もバランスをとろうとして連続した余震が起こっている状況
※「活断層」のバランスが安定したら、揺れの大きさは小さく、間隔もあくようになることは分かっている。
【地震を起こす可能性が比較的高い活断層】
これは過去に起こった地震のデータの集積から割り出したものなので、
「高い」地域が危ないということではない。
日本には無数の「活断層」があるため、どこにひずみが入るか、今の研究では予測できない。
実際、今回の地域の数値も「0.9」と低かった
スマホの「地震予想速報」が間に合わない理由
今回、6分に1回の余震がある。
P波とS波の間隔が狭いため、計測器に届く前に揺れが発生している
避難所、車中などでの長い避難生活で気をつけること
「低体温症」
一般的に体温が35度以下になること。32度になると急激に下がるので注意
プールや冬山での場合:唇が紫色になるなどですぐ分かる
避難生活:見た目で分かりづらく、ゆっくり進行するので本人も気づきにくい。
とくに高齢者、子どもは、周りが様子を観察することが大切。
<寒さ対策のポイント>
・服を着込む
・ホッカイロなど外側から温める
・温かい飲み物、食べ物をとる
・体温の高い人と抱きしめ合う
・新聞紙とラップで腹巻代わりに
・ポリ袋の1ヵ所だけ穴をあけて頭を通す
腕用の穴はあけない。空気が入る場所を極力減らすため。
「エコノミークラス症候群」
車中でずっと座っていると、血流が悪くなり、不安で眠りも浅く、疲れがピークになっている状態。
<むくみ解消ストレッチ>
こないだの足のストレッチ方法も教えてあげたい。
“ふくらはぎは第二の心臓”と呼ばれる。ここを意識して動かすこと。歩くのもよい。
・つま先を上げ下げ
・腿の上げ下げ(つま先を天井に向けて、脚全体を回すように
・手脚をバタバタさせる
(これはヨガの“ゴキブリのポーズ”! 下にたまった血流を上半身に戻す
避難生活で困ることと、その対策例
<水を流せないときのトイレの知恵>
自宅で断水してしまい流せない時(以前、アパートが断水して困って、コンビニに水を買いに行ったことがあるのを思い出した
FAX:
車中泊まりだと周りにトイレがない。簡易トイレをいろんな場所に置いてほしい。
専門家:
大勢がトイレを使って詰まることがある。
元気な方が沢や川の水を運び、それで流す。
敷地を掘って、仮のトイレにして埋める。
「成人用のオムツ」は、高齢者だけでなく、大人全員が使える。モレない、ムレない構造で良い。
<手作りおむつの作り方>
汚れたらタオルを換える。タオルが不足している場合もある
<給水所から重い水を運ぶアイデア~非常用の容器がない場合>
※給水所の場所など、高齢者はSNSが使えない人が多いので、知っている情報を伝えてあげる。
その他の衛生問題:
専門家:
水で手を洗えない、ウェットティッシュもない場合、ポンプ式の「速乾性すり込み式手指消毒剤」が配られているので、それを使う。
こういうやつのことかな
または、「こちらはキレイなものを掴む手」「こちらは汚いものを掴む手」と分けて使う。
女性はとくに髪や顔を触るクセのある人が多いので、なるべく触らないようにして、手につく雑菌を少なくする。
・生理用品の不足
イノッチ「いろんな人から服をちょっとずつ切ってもらい、それを重ねて使うっていう方法を以前紹介したよね」
と言っていたけど、よく意味が分からなかった。
・下着の汚れ
下着が同じでも、ライナーやナプキンを換えれば、清潔は保てる。「尿もれパッド」も利用できる。
・髪ゴム
女性は髪ゴムで髪を束ねておくと、触る回数が減る。
・カップ付きタンクトップ
ブラジャーを送っても、サイズの対応に困るので、こちらなら誰でも利用できてよい。
地震への備え
「耐震ベッド」
25トンの重さまで耐えることができる。費用は設置費用を合わせて50万円ほど。
似たような耐震関連の家具には「クローゼット」「テーブル」などがある。
助成制度を利用できる自治体もあるので要問合せ。
東京の「耐震センター」では補助が出るとか。
「マンションの高層階」
横揺れが強く、モノが動くので、机の下に隠れるよりも、モノがない所に移動する。
激しい揺れでドアが開かなくなる場合もあるので、玄関のドアは開ける。
その他の質問FAXへの回答
専門家:
赤ちゃんは、不安や音に敏感で、地震のことも記憶している。
赤ちゃんに限らず、子どもたちにはスキンシップを多くして、「大丈夫だよ」と声をかける。
・スキンシップは大人にも有効
背中をポンポンとたたくだけでもリラックス効果がある
専門家:
被災後、3~5日以降のメインの課題は「被災者のストレス・心のケア」
赤ちゃんの面倒もママにだけ背負わせないようにする。
専門家:
お母さんがしっかりしていれば、赤ちゃんはタフですから大丈夫です。
水分をとる、栄養をとる、できることから。
そして、助産などの態勢が整っていない場所にいるならば、「震災疎開」をぜひ視野に入れるべき。
母子に限らず、皆さんストレスが限界に来ているので、辛い環境から逃れる選択も必要。
・離乳食
食べ物をお湯で薄めて柔らかくして与える方法もあるが、「震災疎開」を考えてみてほしい。
・携帯の地震速報の音が不安
予報は大切な情報。「自分を守ってくれる音なんだ」と考え方を転換してみる。
・乗り物酔い
日中はなるべく明るい外で過ごし、それでも不安が強いようなら軽い安定剤を処方してもらう。
(私もなったなあ。余震が続くと、地震なのか、自分が揺れてるのか分からなくなって、不安が強まる
・支援物資を送りたい
宅配業者で再開している所もあるので、各HPで確認。
熊本市の避難所に直接持ち込む。
すでに揃っているものもあるので、詳しいことは自治体のHPで確認してから。
・スポーツ番組などがストレス解消になっている
SNSで「こんな時に震災のニュースを流さず、通常にバラエティ番組を流すとは何事」みたいな“自粛”議論が
また繰り返されていたけれども、私なら、何度も何度も、どこ見ても似たような震災ニュースの様子を繰り返し流すなら
癒し動物の動画や写真をずっと見ていたい。
専門家:
SNSの発達で、情報がたくさん入ってくる。
励ますことは良いが、絶対に止めて欲しいのは、非難の言葉。
「もっとやれるはず」「なんで、こうしなかったの?」など。
現地の人たちは、限界以上に頑張っている。
寄り添うような言葉がけをお願いします。