

男性スタッフが被災者1人1人の声を聞いて回ると、いろいろな課題が見えてきた。

「体育館の天井が崩落」


安全な場所は限られていて、1200人の被災者はすし詰め状態
中に入れない人たちは廊下やロビーにいて、人通りが激しく、女性は着替えもできない

「ペット同伴」
動物アレルギーの方がいたり、吠える声で、ヒトも動物もストレスがたまっている。



「食事の配給の行列」

自衛隊の支援が本格化して、炊き出しが行われているが、もらうのに1時間待ちの行列ができる。
歩行に障害のある高齢者は、食事を諦めてしまっていた(誰かに声をかけることもできない状況なんだね
「洋式トイレは2個だけ」(オレンジの戸

「善意で送られたオムツが場所をとっている」

SNSで「オムツが足りない」と拡散したところ、集まりすぎてしまい、場所をふさぐ事態になってしまった。



松下さんは避難所の運営を任され、200日以上を過ごし、お手本だと言われた。
松下さん:
1週間目で、まだ余震も続いているため、精神的にも落ち着かない状況だと思う。
【アドバイス】
1.多くのモノが山に積まれているのはストレスになる→別に置くスペースがあれば移動する
2.更衣室を設ける→東日本大震災の場合は、体育館の「道具室」を利用した。
3.「地区ごとに区画整理して班をつくった」
松下さん自身がヒザをついて被災者の方にお願いして、20人ぐらいの「班」を16班つくった。
毎朝「班長会議」を開き、それぞれ班ごとに「自主的に動く」システムにした。
例:
暮らす部分と通路を分けて、暮らす部分は土足厳禁


「ゲタ箱」を作る、掃除、物資や食べ物を配る、などを班ごとにやる。
班ごとに不満や希望を吸い上げて、会議で話し、ナースや保健師につなげる。
そうすることで、先ほどのような、食事を取りに行けない高齢者問題はなくなる。
不満や希望も言いやすい環境になる。
松下さん:
私の時は、なるべく日常に近い状態をモットーにしていました。
せっかく助かった命を大切にしてほしい。
折り紙を作ったり、ラジオ体操を毎朝したり、動ける人は動く。
これからは、ボランティアさんたちも入ってきます。
家に早く戻りたいというお気持ちはよく分かりますが、今はいっしょに乗り切りましょう。
【ニュース】

【エンタメ】
今回、紹介していた絵本もとても気になった。



宇宙人! 全部広げると7mもの長さになる/驚


生まれつき顔に障害があるオーガストと、彼の周囲の人たちが語る、イジメ、差別など。
【その他のFAX】


女性専用の着替えスペースを仮につくる



プレミアムトークのゲスト・賀来千香子さんの元気で謙虚な笑顔にも癒された。
最後に、大ファンだという東方神起のポーズをキメててカワイイ。
