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『山岸凉子全集 日出処の天子 7』(角川書店)

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『山岸凉子全集 日出処の天子 7』(角川書店)
山岸凉子/著 1986年初版

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


▼あらすじ(ネタバレ注意
自分の子を孕んだ刀自古郎女を恐れ、毛人の母は堕ろしてほしいと言うが、
1度、下郎の子を堕ろしていると聞いてショックを受け、不生女(うまずめ、子供を生めない女)にさせないために賛成する。

事情を知らない父は、事を急いて、厩戸王子と刀自古郎女の婚礼を早々にあげてしまう。

厩戸王子は、刀自古郎女の妊娠を知り、「蘇我のバックと引き換えに目をつぶろう」と取り引きする。

額田部女王は大姫のために、鳴らない家宝の“火雲”を厩戸王子にやり、彼は見事に吹いてみせる。

酒に溺れる毛人は、盗賊となった直駒に命を狙われ、厩戸王子の笛で出て来た鬼に救われる。
毛人が吹くと一面に花が咲く

直駒に手下になれと暗示をかけて逃がす。

大王の出兵の策に任那再興で対抗。
馬子が自ら出るとみせかけ、金に欲ある大王らの兵を出させる。

刀自古郎女は、山背王子を出産。
それを機に、厩戸王子は馬子+額田部女王の出資で斑鳩に宮を建てる。

間人媛は田目王子との子を産む。

厩戸王子は、毛人らの前で山背をいずれは大王にしたいという。

大王の手勢が宮を襲い、仕掛けの中に身を潜めた厩戸王子と毛人は一瞬抱き合う。

淡水が布都姫の具合が悪いと告げたため、いたたまれず、毛人は真相を確かめに行くと
厩戸王子が下男に化けて、布都姫を殺そうと企むのを見る。

毒草で台所の者が死に、蘇我の企みと挙兵の口実を与えてしまう。



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