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『ブッダ 4 ウルベーラの森』(潮出版社)

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『ブッダ 4 ウルベーラの森』(潮出版社)
手塚治虫/著 初版1987年(1995年 25刷) 1000円

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。

メモには、名前が「シ」とか「ア」とかしか書いていないので、ウィキを参照したけど、誤りがあったらスミマセン

▼あらすじ(ネタバレ注意
シッダルタは高僧を訪ね「止」の禅も「空」の境地も悟り、苦行林へ入る。

ミゲーラはタッタの子を流産した後、全身皮膚病になり、アッサジの言う通り、
膿を吸い出すことで1年後に回復する。

デーパらはバリアを救ったシッダルタを汚れていると苦行で死の宣告をするが、アッサジに救われる。

アッサジに死の当日まで平穏に暮らし、自ら飢えた獣に身を捧げたデーパから離れ、
一人で苦行をしていたシッダルタは、無意味と悟る。

シッダルタを愛したスジャータは、フラれたショックでヘビに咬まれて瀕死に。
その心に入ったシッダルタは、かつての老人に会い、
すべての生命が、宇宙という生命の固まりから生まれ出て、地上にそそがれていると知る。

「ピッパラの樹の下へゆけ」

そこでデーパから祖国が隣国コーサラに攻め滅ぼされ、父母と妻が人質になったと知って苦悶する。

コーサラの王は、シャカ族との婚姻で身分を上げようとしたが、
実は后が奴隷と知り激怒したため、ルリ王子は家来の決勝戦前、母を奴隷として扱う。

スードラの親を象に踏み殺された息子ヤタラは、父の配合した薬で
巨体、死なない体となり、王子を人質に「身分階級をなくせ」と訴えるが、
王子もスードラの血が入っていると知り、家臣となる。

疫病が流行り、奴隷の小屋ごと焼き払う命令を下す王子。
母を助けたヤタラだが、結局、母は亡くなる。

シッダルタに会い「自然がそのままあるように、人もまた意味があって生きている」と教える。

シッダルタは、自らもその言葉で悟り、ブッダとなる。



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