■『国際理解に役立つ よくわかる世界の宗教6 仏教』(岩崎書店)
アニタ・ガネリー/著 堀内一郎/訳
初版1999年(2000年 2刷) 2000円
※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。
【内容抜粋メモ】
信者:世界に4億人といわれる
さまざまな宗派:
マーハヤーナ(大乗仏教):ネパール、中国、日本、ベトナム、朝鮮
テラヴァーダ(上座部仏教):スリランカ、ビルマ、タイ、カンボジア、ラオス
タントラ派(密教系仏教):チベット、ブータン、モンゴル
●ブッダ(目覚めた人、人生の真意を悟った人の意)の生涯
2500年前の紀元前563年、シッダールタ・ゴータマがルンビニで生まれる。
いとこのヤショーダラー王女と結婚し、息子ラーフラが生まれる
29歳で出家し、インドのブッダガヤーで悟りを得る(物事をあるがままに見ること、完全な安らぎ、幸福な状態)
最初の説法はインド。サルナス鹿野苑の輪廻
●「中道」快楽と苦しみの間
●「四諦」
ブッダの教えの基礎となる「4つの素晴らしい真理」
1.人生は苦しみに満ちている
2.苦しみは貪欲から。人はけっして満足しない
3.苦しみを終わらせるのは可能
4.中道に従えばよい
「中道」=「八正道」(8つの正しい道)
1.正しいブッダの教えの理解
2.くもりのない、積極的な考え
3.賢く、ウソをつかない言葉
4.報いを期待しない善行
5.ほかの生命を傷つけない仕事と生活
6.正しい努力
7.話し、行う前に考える心の落ち着き
8.静は、幸せな心の状態
「三宝」
ブッダ(仏)、ダルマ(法、ブッダの教え)、サンガ(僧の集団)
5つの戒律
1.生物を傷つけない
2.物を盗らない
3.道徳的生活
4.不親切、騙したりしない
5.麻薬、飲酒をしない
他人に親切にし、寛大、シンプルな生活、自分に責任をもつこと
●菩薩(ボーディサットヴァ)
完全な人。悟っても人々を救うために涅槃を延ばしている
寛大、優しく、辛抱強く、情け深く、賢明
日本の禅宗
瞑想、厳しい精神訓練で直接悟る
武術、絵、詩、特別にデザインされた庭は、精神集中に役立つ
歴史
チベットに、1300年前、中国、インドから仏教伝来
'59の中国侵略により僧院が破壊され、僧侶は逮捕され、殺された
●ダライラマ(知恵の大海の意)
人の姿をしたアヴァロキテ
「スヴァーラ(観世音菩薩)」
亡くなると、生まれ変わりをテストで見分け、チベット首都ラサで訓練を受ける
中国侵攻以来、インドで亡命生活をしながら世界を旅して教えを広めている
(映画であったな『リトル・ブッダ』(1993)、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(1997)
祈りの車
回すと祈りの言葉を世界に解き放つことになる(ネパールで回したマニ車のことかな
ストゥーパ(仏塔)
もとはブッダの遺骨、遺物を葬る塚。その後は経、主な僧の遺骨を保つ聖なる象徴となる
日本、中国ではパゴダ(塔)に変化した
ムドラ(印相)
仏像の両手はムドラの形で「教え、平和、祝福、保護」の意味をもつ
タンガ
ブッダや菩薩の生活、説話の場面を表すチベットの聖なる絵
綿、絹に描かれ、形、模様、色には古代からのルールがある
マントラ:瞑想時に唱える短い聖句
聖地巡礼
ブッダ誕生のルンビニ、悟りを得たブッダガヤー、涅槃のクシナガラ
ブッダの死後、口伝された教えは、紀元1C、トリタイカ(三蔵、テラヴァーダの主な経典)、
または3つのかごとして集められた。
1.律蔵:僧、尼僧の規則
2.経蔵:ブッダの教え
3.論蔵:教えの説明
「スートラ」マーハヤーナの経典
祭り
5月のウェサク。日本はお盆の7月。祖先とブッダをまつる
菩提樹:聖なるイチジクの木
マンダラ(曼荼羅):瞑想に使う聖なる円形の図
【ブログ内関連記事】
ネパール(2001.9.29-10.7)
アニタ・ガネリー/著 堀内一郎/訳
初版1999年(2000年 2刷) 2000円
※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。
【内容抜粋メモ】
信者:世界に4億人といわれる
さまざまな宗派:
マーハヤーナ(大乗仏教):ネパール、中国、日本、ベトナム、朝鮮
テラヴァーダ(上座部仏教):スリランカ、ビルマ、タイ、カンボジア、ラオス
タントラ派(密教系仏教):チベット、ブータン、モンゴル
●ブッダ(目覚めた人、人生の真意を悟った人の意)の生涯
2500年前の紀元前563年、シッダールタ・ゴータマがルンビニで生まれる。
いとこのヤショーダラー王女と結婚し、息子ラーフラが生まれる
29歳で出家し、インドのブッダガヤーで悟りを得る(物事をあるがままに見ること、完全な安らぎ、幸福な状態)
最初の説法はインド。サルナス鹿野苑の輪廻
●「中道」快楽と苦しみの間
●「四諦」
ブッダの教えの基礎となる「4つの素晴らしい真理」
1.人生は苦しみに満ちている
2.苦しみは貪欲から。人はけっして満足しない
3.苦しみを終わらせるのは可能
4.中道に従えばよい
「中道」=「八正道」(8つの正しい道)
1.正しいブッダの教えの理解
2.くもりのない、積極的な考え
3.賢く、ウソをつかない言葉
4.報いを期待しない善行
5.ほかの生命を傷つけない仕事と生活
6.正しい努力
7.話し、行う前に考える心の落ち着き
8.静は、幸せな心の状態
「三宝」
ブッダ(仏)、ダルマ(法、ブッダの教え)、サンガ(僧の集団)
5つの戒律
1.生物を傷つけない
2.物を盗らない
3.道徳的生活
4.不親切、騙したりしない
5.麻薬、飲酒をしない
他人に親切にし、寛大、シンプルな生活、自分に責任をもつこと
●菩薩(ボーディサットヴァ)
完全な人。悟っても人々を救うために涅槃を延ばしている
寛大、優しく、辛抱強く、情け深く、賢明
日本の禅宗
瞑想、厳しい精神訓練で直接悟る
武術、絵、詩、特別にデザインされた庭は、精神集中に役立つ
歴史
チベットに、1300年前、中国、インドから仏教伝来
'59の中国侵略により僧院が破壊され、僧侶は逮捕され、殺された
●ダライラマ(知恵の大海の意)
人の姿をしたアヴァロキテ
「スヴァーラ(観世音菩薩)」
亡くなると、生まれ変わりをテストで見分け、チベット首都ラサで訓練を受ける
中国侵攻以来、インドで亡命生活をしながら世界を旅して教えを広めている
(映画であったな『リトル・ブッダ』(1993)、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(1997)
祈りの車
回すと祈りの言葉を世界に解き放つことになる(ネパールで回したマニ車のことかな
ストゥーパ(仏塔)
もとはブッダの遺骨、遺物を葬る塚。その後は経、主な僧の遺骨を保つ聖なる象徴となる
日本、中国ではパゴダ(塔)に変化した
ムドラ(印相)
仏像の両手はムドラの形で「教え、平和、祝福、保護」の意味をもつ
タンガ
ブッダや菩薩の生活、説話の場面を表すチベットの聖なる絵
綿、絹に描かれ、形、模様、色には古代からのルールがある
マントラ:瞑想時に唱える短い聖句
聖地巡礼
ブッダ誕生のルンビニ、悟りを得たブッダガヤー、涅槃のクシナガラ
ブッダの死後、口伝された教えは、紀元1C、トリタイカ(三蔵、テラヴァーダの主な経典)、
または3つのかごとして集められた。
1.律蔵:僧、尼僧の規則
2.経蔵:ブッダの教え
3.論蔵:教えの説明
「スートラ」マーハヤーナの経典
祭り
5月のウェサク。日本はお盆の7月。祖先とブッダをまつる
菩提樹:聖なるイチジクの木
マンダラ(曼荼羅):瞑想に使う聖なる円形の図
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ネパール(2001.9.29-10.7)