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『国際理解に役立つ よくわかる世界の宗教4 ヒンズー教』(岩崎書店)

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『国際理解に役立つ よくわかる世界の宗教4 ヒンズー教』(岩崎書店)
アニタ・ガネリー/著 濱田英作/訳
初版1999年(2000年 2刷) 2000円

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。

【内容抜粋メモ】

起源:4000年前。インダス文明
場所:インド、ネパール、中東、フィジー、北アメリカ、イギリスほか

●世界最古の宗教
インドから発生。もとはサナータナ・ダルマ「永遠の教え(法)」がもと


●輪廻転生を信じる 「因果」=「カルマ(業)」
行いと結果がつながる


解脱
最終目的。輪廻からの解放
個人の魂(アートマン)と、最高の魂(ブラフマン)との合一


●「カースト制度」
バラモン(司祭)
クシャトリア(貴族・戦士)
ヴァイシャ(商人)
シュードラ(奉仕者)


菜食主義・非暴力主義

牝牛は神聖な動物


三神一体
ブラフマー(創造者)、ヴィシュヌ(維持者)、シヴァ(破壊者)

サラスヴァティ:ブラフマーの妻。学問と芸術の女神
ラクシュミー:ヴィシュヌの妻。美と富の女神

ラーマ:叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公。有名な神のひとつ
クリシュナ:陽気で奇跡を起こす
ガネーシャ:シヴァの息子。賢い象にすげかえられた、もっとも人気の神。障害を取り除く


お寺では靴を脱ぎ、祭壇を時計回りに回る

●ヨーガと瞑想は体と心を整える

マンダラに集中し、マントラ(呪文)を唱える

聖書のかわりに「聖典」がある
サンスクリット語(アーリア人の言語)を使用。
「ヴェーダ」最も古く、尊い聖典
「スートラ」人生の教えの短編集


巡礼
インドの7大聖地を回ると「モークシャ」に近づけると信じる。
「モークシャ」輪廻から救われた最高の自由の状態。解脱

聖なるガンガー川(沐浴すると罪が洗われる)の岸辺の町ワーラーナシーが最聖地

ヒマラヤのカイラーサ:神聖な山


葬儀
子どもが生まれるとホロスコープが作られ、
亡くなると火葬して、灰はガンガーに流す



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