■『転生』(サンマーク出版)
田口ランディ/著 篁カノン/イラスト
初版2001年 1100円
※2003.4~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。
▼あらすじ(ネタバレ注意
以前読んだ寺門氏との対談本で出てきた今作。
緻密で少々グロテスクな絵と紅い表紙で、
寺門氏が「これ読んだら、死ぬのが怖くなる」みたいに言ってたけど、
意外にも寓話的で、ラストはあったか。
江原氏の話だと、いつも疑問なのは
「人が生まれる前から魂の存在はあったのか?」
「人以外の虫や動物にも魂があるのか?」
「人から虫や動物への転生はあるのか?」
今作ではさまざまな命にめまぐるしく変わる虫、鳥、犬、はたまた水や風、木などなど
本人は苦しみ、短命に終わっても、平凡で幸せな人生を全うしても、
生より裏(?)の世界で生まれ変わらない状態を切望するのに、
いつもなにか抵抗しがたい磁場により形あるものになってしまう
それが「愛」だったという結論。
それぞれが各々の立場、哲学で、生死のフシギを考えている。
共通点があり、違う部分もあり、なのがフシギでもあり、
どの考え方にも一応納得できる、筋が通っている。
前は占いコーナーしか見えてなかった図書館の棚には、オカルト、超能力、死後の世界etc...
なにやら私の好きそうな世界が広がっていてハマりそうw
田口ランディ/著 篁カノン/イラスト
初版2001年 1100円
※2003.4~のノートよりメモを抜粋しました。
※「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。
▼あらすじ(ネタバレ注意
以前読んだ寺門氏との対談本で出てきた今作。
緻密で少々グロテスクな絵と紅い表紙で、
寺門氏が「これ読んだら、死ぬのが怖くなる」みたいに言ってたけど、
意外にも寓話的で、ラストはあったか。
江原氏の話だと、いつも疑問なのは
「人が生まれる前から魂の存在はあったのか?」
「人以外の虫や動物にも魂があるのか?」
「人から虫や動物への転生はあるのか?」
今作ではさまざまな命にめまぐるしく変わる虫、鳥、犬、はたまた水や風、木などなど
本人は苦しみ、短命に終わっても、平凡で幸せな人生を全うしても、
生より裏(?)の世界で生まれ変わらない状態を切望するのに、
いつもなにか抵抗しがたい磁場により形あるものになってしまう
それが「愛」だったという結論。
それぞれが各々の立場、哲学で、生死のフシギを考えている。
共通点があり、違う部分もあり、なのがフシギでもあり、
どの考え方にも一応納得できる、筋が通っている。
前は占いコーナーしか見えてなかった図書館の棚には、オカルト、超能力、死後の世界etc...
なにやら私の好きそうな世界が広がっていてハマりそうw