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『深夜特急2 マレー半島・シンガポール』(新潮文庫)

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『深夜特急2 マレー半島・シンガポール』(新潮文庫)
沢木耕太郎/著
初版1994年(1999年 28刷)

※2002.1~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


▼あらすじ(ネタバレ注意

カジノの売り上げもあるから、儲け続けることはあり得ない世界なのに、
つい理屈と攻略法をこねてはギャンブルにハマる男の悲しい性かな・・・苦笑

場を盛り上げ、最高潮でのゾロ目狙い&若い女性ディーラーのクセで、
音の違いに気づいて儲けた分も合わせて、結局は足が出た結果に終わる。

バンコクでも怪しい宿でひたすら女売りの客引き攻撃。
「金がない」とは言えない身分に気づくのも面白い。

日本語学校に通う男、タイ式ボクシング、香港での興奮を探してもムダと気づくまで

マレー半島への鈍行の旅は楽しく学生らと過ごし、中年売春婦に少々クラっときて(!)、
海沿いのホテルで日本人に会い、噂で「女が一番イイ」というペナンで売春婦と陽気なヒモらとの交流

列車、バスと同じ値段の乗り合いタクシーでシンガポールへ。

世界旅行を3~4年かけて行うという青年らに、半年で戻るつもりでいた“私”は
期限や目的なんてどーでもいいんだと目からウロコ。


【ブログ内関連記事】
シンガポール(1996.11.28-12.1)




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