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どう防ぐ? 視覚障害者のホーム転落事故@あさイチ

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どうなの?ヤナギー どう防ぐ? 視覚障害者のホーム転落事故@あさイチ

●盲導犬を連れた視覚障害者の男性のホーム転落事故


8月15日、地下鉄銀座線、青山一丁目駅のホームで目の不自由な方が転落して電車に轢かれて死亡する事故があった。
改札から出て、斜めに歩いてゆき、周囲からの声かけはなく、駅員が「非常停止ボタン」を押したが間に合わなかった

専門家が推測する原因とは:
社会全体がバリアフリー化し、目の不自由な方の外出が増えたこと
多くの人がスマホ歩きなどをして周囲に関心をもっていないこと


繰り返される同様の事故
 


一番の防止対策は「ホームドア」の設置だが・・・
全国で1日の利用客が10万人以上の駅での「ホームドア」の設置は30%


少ない理由は、お金がかかること。1駅の改築に数億円~数十億円かかる
駅の構造、車両ドアが、相互乗り入れになって、
降りる場所が駅によってかわったりするため設置の難しい駅もある


「車椅子」同様の介助サービスもあるが・・・
毎回、鉄道に電話して、段取りが必要なため、利用者の手間がかかり、利用が増えない


視覚障害者の体験談


「(電車に)乗ろうと思ったら、ドアが閉まって杖が挟まった
 電車が走り出したので、そのまま杖を握っていたら、
 周りの人に“手を離して”って言われて
 なんとか助かったけど、怖かったです」

「普通に歩いていると思ったんです
 前を向いて歩いていたのに、突然、足の下にホームがなくなって
 レールと体の間に手が挟まれて骨折しました」


Q:どうすれば事故は防げると思うか?

「“危ないよ”とか言ってくれたらいい」

「ホームから落ちそうになったことがある。声はかけてもらえなかった」


街の声

「急に声をかけたら、ビックリしちゃうかなと思う
 盲導犬がいる人は、大丈夫なのかなと思う」

「自分が急いでいる時が多いので、そういう時はなるべくよけている」

「近くにいても、何をしていいか分からない
 声をかけたら逆に驚かれるのではないかと思う」


日本盲導犬協会センター@神奈川
 

例:盲導犬を連れた男性が、通行止めで止まって困っている様子

やってはいけないこと:


横、後ろから話すと方向感覚を失うことがある


手を急に引っ張る


よい例:
 

「腕をかしていただいていいですか?」と声をかけてから



例:緊急時の場合

 

具体的な状況を伝える 例「そこから先、階段ないです」

 
「大きなお世話かどうかは相手が決めること そう思う前に、心配だと思ったことを大事にしてください」(この方、何度も見たことある!


有働さんは、学校で習ったため知っていた。
「左右を言う時も、視覚障害者の方から見た左右で言うことなども教わりました」

イノ:
たとえば、障害者手帳の人かを改札通ったら分かるシステムにして、
今何両目にいるか、どこで降りたか、手助けできる方法があればいいのに


「助けてください」のサイン


白杖(はくじょう、目が不自由な人が持っている白い棒)を、頭から50cmほど上げている時は「助けてください」のサイン
人によっては、言葉で「助けてください」と言う人もいるし、手をあげる人もいる

イノ:
音が鳴る信号機も、どっちに向かっているか分かるように「ピッピッ」と時間差で鳴る
そんなことも、言われるまで知らなかった

ヤナギー「周囲への気配り、心配りも大事」


<FAX>

「視覚障害者の息子をもつ母です。歩道で立ち止まって話しこんでいたり、
 車を歩道にとめてあったり、何気なくしていることでも、ぶつかることがあり、
 人命に関わるんだと自覚してほしい」



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