過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part2からのつづき。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『キッス・オブ・ザ・タイガー』(1988)
監督:ペトラ・ハフター 出演:ステファーヌ・フェラーラ ほか
なんかふと目について借りた賞ものらしいんだけど、1回観たことあるよーな気がする。
女優は仔猫のようでキュート、男優は体格のいいハンサム。
またワケわかんないアートフィルムに戻っちゃったみたい。
人殺しに無頓着な男女のキャラがブキミ。
■『ビフォア・ザ・レイン』(1994)
監督:ミルチョ・マンチェフスキー
1.WORDS、2.FACES、3.PICTURES
"Time never die. The circle is not round."(時は死なず、巡ることなし)
「アウト・オン・ア・リム」では「誰も犠牲者はいない。人々は学び良くなってゆく」といっていたが
終わりのない血で血を洗う争いに本当にそうだろうかとさえ思えてくる。
深い悲しみが襲い、雨雲と雷鳴、激しい雨は優しくすべてを洗い流してゆく。
「見ろ、雨が降りそうだ」
■『デカローグ 10 kinds of love stories 2』(1988)
【第3話】「あるクリスマス・イヴに関する物語」デカローグ3:安息日を覚えてこれを聖とせよ
監督:クシシトフ・キエシロフスキ 出演:ダニエル・オルブリフスキ、マリア・バクルニス ほか
「なぜ?」
「曲がり角で男なら吉、女なら凶のことわざ知ってる? 7時まであなたとイヴを過ごせたら吉と決めてた」
「イヴはカーテン閉めて皆家の中」
「独りじゃ淋しすぎる」
【第4話】「ある父と娘に関する物語」
出演:アドリアンナ・ビェドジェインスカ、ヤヌーシュ・ガイヨス ほか
「子どもの頃、背中をさすってもらいたくて泣くフリをした。いつまでも子どもでいてほしかったのね」
「結婚して子どもを産んでくれと思った。男女間の嫉妬じゃないと思いたかった」
■『ラスト・アクション・ヒーロー』(1993)
監督:ジョン・マクティアナン 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、チャールズ・ダンス ほか
友だちオススメの1作。映画ファンにはたまらない。現実世界こそ夢とマジックの世界
「押し入れの中に必ず悪者がいる」「なぜかいつもタフで異常な犯罪ばかりで生き延びたのが奇跡だ」
「I'll be back. いいセリフだろ?」「いつも言ってるよ」「そうか?」
ターミネーターの主役がスタローンだったりw、なにげにその出演者が出てきたり、
「脇役はやられちゃうんだったあ」シェイクスピア「ハムレット」もアクション映画にすれば
「to be or not to be. Not to be!」と答えは簡単。
でも本当の暴力は現実のほうがよっぽど深刻だってのがポイント。
■『オースティン・パワーズ デラックス』(1999)劇場にて
監督:ジェイ・ローチ 出演:マイク・マイヤーズ、ヘザー・グラハム ほか
笑った 久々笑えるコメディだね。とことん下ネタなんだけどイヤミじゃない。前作を超えてる。
さらに『エピソードワン』を超えたのもこれで納得。
劇場は始めから終わりまでおバカを楽しむ笑いで一杯だった。
字幕にピーピー音の嵐、変な日本語に「字幕どーぞ」
Sの冷静な突っ込みがいーんだよね。1兆の金が「1000億だ」「減らしてどーすんだよ」w
■『知らなすぎた男』(1997)
監督:ジョン・アミエル 出演:ビル・マーレー ほか
こーゆーできすぎってくらいの勘違いものは、ハッピーエンドなほど後味スッキリ。
やることなすこと自然体でうまくいく(詳細書きながら寝てしまった模様
■『遥かなる大地へ』(1992)
監督:ロン・ハワード 出演:トム・クルーズ、ニコール・キッドマン ほか
これが友だちが余興で演じたって噂の作品。これで共演して2人はカップルになったとか言ってたな。
西部開拓の夢をアイルランドの貧民の視点で描いているのが興味深い。ラストの音楽はエンヤ
父の死んだ時も、幽体離脱して土地を離れてゆく浮遊感がなんともいえない美しい映像になってる。
■『トゥルーマン・ショー』(1998)
監督:ピーター・ウィアー 出演:ジム・キャリー ほか
1人の人間を、創った世界で育てて、ライヴで放送する!? こんな話今までなかった。
ここまでするかTV業界。いや、アメリカのケーブルTVなら本当にやりかねない。
でも見るほうも気になるが24時間も観てられない。TVに釘付けで自分の人生ムダに過ごしちゃいそう。
笑わせないジム・キャリーはさみしいけど、シリアスものもイケると判明。幅も広がるだろう。
泣けて感動するとゆーより空恐ろしさのほうが強い。
もし無限と思ってた宇宙にもゴツンってぶつかる壁があったら・・・ゾ〜〜〜〜
この歳になるまで気づかずどこへも行かなかったのもスゴイ。
「外の世界よりリアルで脅かすものは何もない」
初恋の相手の顔をグラビアの切り抜きで作る。
この後、彼女と出会い、戦争と暴力の世界に投げ出されて、Tは後悔しただろうか?
生き抜いていけただろうか? ヒーローを失った巨大ドームの使い道は?? その後のほうが気になる。
■『プライベート・ライアン』(1998)
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:トム・ハンクス ほか
気になっててやっと観れたこの超大作。友だちが言うところの「心のビタミン」がたっぷり補給できた。
戦争映画の最高峰だろう。傍観して撮ったのではなく、手カメラで内側から撮った記録フィルムとも言えそうな
リアルな迫力映像の秘密が知りたい。私たちが戦争を肌で体験できる機会。
そして生き残った者は、死んでいった仲間の分も正しく生きなければいけない責任があることを学ぶ。
「皆俺が変わったという。妻も見分けられんだろう。1人殺すごとに故国が遠くなる。
ライアンを無事帰せたら胸を張って帰れる。それが理由だ」
「1人部下をなくしたら、10倍を救ったと自分に言い聞かせる」
「俺は立派に生きたか?」「ええ」「それが証だ」
■『ドクター・ドリトル』(1998)
監督:ベティ・トーマス 出演:エディ・マーフィー ほか
なんだか最近エディの元気がない。他にもどしどし黒人スターが生まれていく中で影薄いかんじ。
出たばかりの頃の危険さとノリが消えて、落ち着いて演技派になるかと思えばそーでもなし。
単に作品に恵まれないだけか? 今作もいろんな動物らは可愛いけど今までの二番煎じに終わってる。
1番面白いところを予告で見ちゃったから、本編はそれ以上のものじゃなかった。
part2からのつづき。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『キッス・オブ・ザ・タイガー』(1988)
監督:ペトラ・ハフター 出演:ステファーヌ・フェラーラ ほか
なんかふと目について借りた賞ものらしいんだけど、1回観たことあるよーな気がする。
女優は仔猫のようでキュート、男優は体格のいいハンサム。
またワケわかんないアートフィルムに戻っちゃったみたい。
人殺しに無頓着な男女のキャラがブキミ。
■『ビフォア・ザ・レイン』(1994)
監督:ミルチョ・マンチェフスキー
1.WORDS、2.FACES、3.PICTURES
"Time never die. The circle is not round."(時は死なず、巡ることなし)
「アウト・オン・ア・リム」では「誰も犠牲者はいない。人々は学び良くなってゆく」といっていたが
終わりのない血で血を洗う争いに本当にそうだろうかとさえ思えてくる。
深い悲しみが襲い、雨雲と雷鳴、激しい雨は優しくすべてを洗い流してゆく。
「見ろ、雨が降りそうだ」
■『デカローグ 10 kinds of love stories 2』(1988)
【第3話】「あるクリスマス・イヴに関する物語」デカローグ3:安息日を覚えてこれを聖とせよ
監督:クシシトフ・キエシロフスキ 出演:ダニエル・オルブリフスキ、マリア・バクルニス ほか
「なぜ?」
「曲がり角で男なら吉、女なら凶のことわざ知ってる? 7時まであなたとイヴを過ごせたら吉と決めてた」
「イヴはカーテン閉めて皆家の中」
「独りじゃ淋しすぎる」
【第4話】「ある父と娘に関する物語」
出演:アドリアンナ・ビェドジェインスカ、ヤヌーシュ・ガイヨス ほか
「子どもの頃、背中をさすってもらいたくて泣くフリをした。いつまでも子どもでいてほしかったのね」
「結婚して子どもを産んでくれと思った。男女間の嫉妬じゃないと思いたかった」
■『ラスト・アクション・ヒーロー』(1993)
監督:ジョン・マクティアナン 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、チャールズ・ダンス ほか
友だちオススメの1作。映画ファンにはたまらない。現実世界こそ夢とマジックの世界
「押し入れの中に必ず悪者がいる」「なぜかいつもタフで異常な犯罪ばかりで生き延びたのが奇跡だ」
「I'll be back. いいセリフだろ?」「いつも言ってるよ」「そうか?」
ターミネーターの主役がスタローンだったりw、なにげにその出演者が出てきたり、
「脇役はやられちゃうんだったあ」シェイクスピア「ハムレット」もアクション映画にすれば
「to be or not to be. Not to be!」と答えは簡単。
でも本当の暴力は現実のほうがよっぽど深刻だってのがポイント。
■『オースティン・パワーズ デラックス』(1999)劇場にて
監督:ジェイ・ローチ 出演:マイク・マイヤーズ、ヘザー・グラハム ほか
笑った 久々笑えるコメディだね。とことん下ネタなんだけどイヤミじゃない。前作を超えてる。
さらに『エピソードワン』を超えたのもこれで納得。
劇場は始めから終わりまでおバカを楽しむ笑いで一杯だった。
字幕にピーピー音の嵐、変な日本語に「字幕どーぞ」
Sの冷静な突っ込みがいーんだよね。1兆の金が「1000億だ」「減らしてどーすんだよ」w
■『知らなすぎた男』(1997)
監督:ジョン・アミエル 出演:ビル・マーレー ほか
こーゆーできすぎってくらいの勘違いものは、ハッピーエンドなほど後味スッキリ。
やることなすこと自然体でうまくいく(詳細書きながら寝てしまった模様
■『遥かなる大地へ』(1992)
監督:ロン・ハワード 出演:トム・クルーズ、ニコール・キッドマン ほか
これが友だちが余興で演じたって噂の作品。これで共演して2人はカップルになったとか言ってたな。
西部開拓の夢をアイルランドの貧民の視点で描いているのが興味深い。ラストの音楽はエンヤ
父の死んだ時も、幽体離脱して土地を離れてゆく浮遊感がなんともいえない美しい映像になってる。
■『トゥルーマン・ショー』(1998)
監督:ピーター・ウィアー 出演:ジム・キャリー ほか
1人の人間を、創った世界で育てて、ライヴで放送する!? こんな話今までなかった。
ここまでするかTV業界。いや、アメリカのケーブルTVなら本当にやりかねない。
でも見るほうも気になるが24時間も観てられない。TVに釘付けで自分の人生ムダに過ごしちゃいそう。
笑わせないジム・キャリーはさみしいけど、シリアスものもイケると判明。幅も広がるだろう。
泣けて感動するとゆーより空恐ろしさのほうが強い。
もし無限と思ってた宇宙にもゴツンってぶつかる壁があったら・・・ゾ〜〜〜〜
この歳になるまで気づかずどこへも行かなかったのもスゴイ。
「外の世界よりリアルで脅かすものは何もない」
初恋の相手の顔をグラビアの切り抜きで作る。
この後、彼女と出会い、戦争と暴力の世界に投げ出されて、Tは後悔しただろうか?
生き抜いていけただろうか? ヒーローを失った巨大ドームの使い道は?? その後のほうが気になる。
■『プライベート・ライアン』(1998)
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:トム・ハンクス ほか
気になっててやっと観れたこの超大作。友だちが言うところの「心のビタミン」がたっぷり補給できた。
戦争映画の最高峰だろう。傍観して撮ったのではなく、手カメラで内側から撮った記録フィルムとも言えそうな
リアルな迫力映像の秘密が知りたい。私たちが戦争を肌で体験できる機会。
そして生き残った者は、死んでいった仲間の分も正しく生きなければいけない責任があることを学ぶ。
「皆俺が変わったという。妻も見分けられんだろう。1人殺すごとに故国が遠くなる。
ライアンを無事帰せたら胸を張って帰れる。それが理由だ」
「1人部下をなくしたら、10倍を救ったと自分に言い聞かせる」
「俺は立派に生きたか?」「ええ」「それが証だ」
■『ドクター・ドリトル』(1998)
監督:ベティ・トーマス 出演:エディ・マーフィー ほか
なんだか最近エディの元気がない。他にもどしどし黒人スターが生まれていく中で影薄いかんじ。
出たばかりの頃の危険さとノリが消えて、落ち着いて演技派になるかと思えばそーでもなし。
単に作品に恵まれないだけか? 今作もいろんな動物らは可愛いけど今までの二番煎じに終わってる。
1番面白いところを予告で見ちゃったから、本編はそれ以上のものじゃなかった。