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Channel: メランコリア
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notes and movies(1999.7〜 part2)

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過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづき。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


■『スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』(1999)劇場にて
監督:ジョージ・ルーカス 出演:リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン ほか
『ジェダイの復讐』も途中寝ちゃって、昔一度観てるんだけど、何がどーなって戦争して、
ややこしい事態になったのかよく分からんまま、最初の前書きからすらもう分からなかった。

ストーリーはひたすら善と悪の戦いということにして、
大画面で観る作品はスピード感、臨場感がアトラクション(シューティングゲーム)に近い。
衣装、ロボットやクリーチャー、セットデザインが逸品。
これほどリアルで壮大な一大SF叙事詩は今シリーズの他にないだろう。

アミダラの豪奢な衣装デザインが素晴らしい。
ポートマンはクリアな英語で威厳ある女王役をシンボリックに演じた。
アナキン役のジェイク・ロイドもすごい。

衣装も戦闘の動きも、ジェダイの考え方も、日本の侍に通じるものがあるのは、
黒澤の弟子と公言するルーカスの好みがハッキリ現れていておもしろい。
他の三部作を観ないと前後がつながらないから、いつか観なきゃ。


■『ルーム・サービス』(1938)
監督:ウィリアム・A・サイター 出演:マルクス・ブラザース、ルシル・ボール ほか
まだマルクスbros.の観てない作品があるってことで嬉しかったけど、なんかフツーの話でドタバタギャグがない・・・!?
これはどーゆーことなのか。初期のまだおとなしかった時代か。監督らの意向か?
グルーチョなんかフツーのプロデューサー役で真面目にマネジメントに悩んでいるし、
チコは正直に金を管理、まともに協力してるハーポなんて前代未聞。
グルーチョらが今作は笑えると思ったかどうか疑わしいかぎり。
ラストの結末は何度も観直したけどその都度寝てしまった(最近1本全部観れない症候群にかかってる!
オチは面白い。♪Swing low, swing chariotte はE.クラプトンのアルバムにあったな。
昔からの葬儀用? 死者を送る歌なのか?


■『クレオパトラ』(1946)
監督:ガブリエル・パスカル 出演:ヴィヴィアン・リー、クロード・レインズ ほか
同作ではE.テイラーとR.バートンのリメイクが有名。後作がロマンスに力を入れた壮大なロマンスだったのに比べ、
今作はシーザーの賢さとクレオパトラがまるで親しみやすい少女のようで、祖父と孫のような関係なのが決定的に違う。
スフィンクスや夕闇は書割だが、舞台劇の雰囲気が出てる。
暗殺前で全盛期でないにしても明るく楽観的に描かれているのが特徴。

ストーリー自体それほど工夫がない。当時33歳で変わらず美しいリーもそれほど豪奢なドレスを着てるわけじゃなく、
鳥のように高い声で始終さえずっている。本物のクレオパトラとは?
エジプト人だったら、このヒロインみたいに透けるような白い肌ではなかったはず。
あまりに有名ながら、ミステリアスな遠い歴史のかなたの人物らの物語はいつでも人々の興味を刺激する。


■『アヴェティック』(1993)
監督:ドン・アスカリアン 出演:アリク・アサトリアン ほか
だんだんこのメモが杜撰に戻ってるとゆーか、マイナーアート系フィルムシリーズで書くことがないというか・・・
もう観てから数日経っちゃって記憶も薄れた頃に書いてるから覚えてることだけとりあえず。

ストーリーはないんじゃないだろうか?
2人の少年が大事そうに見せ合ってるフィルムの切れ端はなんと『羅生門』。
アート系に出る子役も楽じゃないな。

家に火をつけちゃう女とか、親の腹を裂いて足を温めた敵の話なんて実話だろうか?
突然、全体の調子が重く暗くなり、そのまま終わってしまった感がある。
裸で山の上でブリッジしてたり、川を男女がポーズをとって舟で流れていったり・・・やっぱ理解できない世界。
でも印象に強く残ってるってことは監督の狙いが通じた証拠なのかも。
「陳腐な話を描いてエンタテインするより意味のあるものを撮りたい」みたいなセリフも入ってることだし。


■『ミツバチのささやき』(1973)
原案・監督・脚本:ビクトル・エリセ 出演:アナ・トレント、イザベル・テリェリア ほか
なんか最近1本の映画を最後まで起きていられない
今作はヒーリング系で静かで淡々とした映像美だからなおさら心地よさ倍増。
友だちのイチオシ。天使か小さな美女といった少女アナを成長とともに追った作品がいくつかあるという。
雰囲気は『友だちのうちはどこ?』と似てる。
父が養蜂をやってて働きバチの哀しさを詩みたくつづっている。
時計についたオルゴールがなんとも胸を締めつけるような音色!


■『アウト・オン・ア・リム 1,2』

原作・出演:シャーリー・マクレーン、チャールズ・ダンス、ジョン・ハード ほか
ワオ ここへきて大当たりの新宿TSUTAYAもの。
なにげに目に入って(前から気になってたけど)精神世界の奥深さ、あらゆる日常のささいな心配事から、
人生とは何ぞや?てな根本的な疑問までがさーーーーっと明るく霧が晴れるような驚き。
超自然、超現実には昔から興味あったから復習とともに、より深い智慧を与えてくれる1作。
C.ダンスとJ.ハードがまたイイんだな!

[1巻]

「自分も創造主の神と同一である」
「すべての事象は偶然でなく、太古からつながって、それぞれ意味がある」
「あなたがもう少し自分を愛せたら、周りも愛せるのに。人に尽くすのは本当は自分がそう尽くされたいから」
「果物をとるには枝の先まで行かなきゃならない(go out on a limb)。そんな危険はまっぴらだ!」

「自分も神の一部だと信じれば、天国は自分の内に見えてくる。
 その責任を果たせば自分が見えてくるはずだ。他の人のことも。
 でもそれを理解するには何世も必要だ」

「天国は私の中に。愛すべき私」"Kingdom and Heaven are in me. I love myself. I am God."

過去の体験=真実=誰でも説けるように単純
アカシック=原始記憶。人の無意識の総称。

とても心が平穏に満ち足りた感じ。秋の虫が鳴いている。遠くは花火か? 雷鳴か?
いつでもこの状態でいられたらどんなに幸福だろう
日常の無意味な繁忙さに流されてゆく人々がどれだけ不幸か。
もし、私たち1人ひとりが神とつながり、考えそのものまで神の意思とつながり、
すべてが神のもとに導かれているとするなら、決して1人ではないし、
死や事故、あらゆる恐怖もなくなり、自然に周りを愛せるようになり、満たされた日々を送ることができるだろう。

もしも愛する人が側にいなくても、魂の先は1つにつながっている、とみんなで信じたら。
そうだ、タルコフスキーも言ってたっけ。「皆でいい事を考えたら世の中もっと良くならざるを得ない」と。
シャーリーはその後、追究、探究を深め、行くべきところまで着いただろうか、著書が気になる。
「現実とは自ら創るもの。自分が誰なのか知る手がかりになる」
私も気付いた。自分を変えるのは場所でなく、自分自身の中にある。幸せは自分の中にあると。
今を大切にするこの一瞬ずつが過去であり、同時に未来だと。


[2巻]

「この世に犠牲者などいない。すべての出来事には理由がある」
「すべてが定められたとおりに動いている。誰も死んじゃいないということだ」

マチュピチュ、この高い上まで石を運んだのは誰か? 空からしか見えないナスカの地上絵を描いたのは?

「心の平和とは時を忘れること。人生とは呼吸することだ」(呼吸瞑想)
「リラックスすると感覚が鋭敏になる」
「モノに執着するのは、愛がない時」
「果物をとるには枝まで行かなきゃならない」と再び言われる!

“神の力”を持つエネルギーは、人の魂と同じ成分だ。
愛の力がエネルギーの流れる速さを究極的に速める(光よりも速い

私たちは心の奥では知っている。僕らの考えは神の意志だと。

魂は“神の力”でできている。

宇宙の中でひとつの魂ほど価値のあるものはない。
その魂がいくつもの人生を旅するうちに、人類全体が向上することになる。

価値観が違っても魅かれ合う心と心。なんとも不思議で、なんとも素敵だ。

前世も来世もつながっているなら、今自分のしていることもふたたび自分に返ってくる(因果応報
そしたらシャーリーの言う通り、責任重大だって気もしてくる。
この輪廻転生の考えは昔からあったが、牛飼いになど生まれ変わりたくない皇帝が禁止して聖書にも載せられてなかったらしい
UFOや宇宙人の話は載っている?!
哲学者も信じた地球外生物の存在。
もしDの言う通り、兄弟ならX-FILEに出てくる人体実験するエイリアンは?


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