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『世界の子どもたち 24 タイ マナと緑の大地』(偕成社)

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『世界の子どもたち 24 タイ マナと緑の大地』(偕成社)
折原恵/写真・文 初版1988年 1442円

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


▼あらすじ(ネタバレ注意

気候:6~10月は雨季 11~12月は乾季
平均気温:27度 4月が最も暑く40度!
言語:タイ語
タイ人:90%
宗教:小乗仏教
通貨:1バーツ=約6円
経済:中国の華僑が中心 貧富の差が大きい
輸出入の相手:主に日本 企業も多く入っている
農業:7割

歴史:
1C 中国のタイ族が南下
1238 スコータイ王朝を統一
17C ラマ1世が首都をバンコクにして、現在のチャクリ王朝を成立
1896 独立宣言
1932 王族専制政治→新政府タイになる



本書の主人公のマナは、小さな村にいながらきちんとした義務教育を受け、
母なるメナム川ほか多くの大自然の中で、自分たちで遊び道具を作って遊んだり、
早起きして家の手伝いをしたりして偉い!

着ているTシャツはボロボロだけど、自分で繕いも出来るし

母は、朝早く市場に果物を売りに行き、父は畑仕事 食事は両親で作っている

高床式住居で、洗い物の水を直接下に落としても、台所洗剤や漂白剤なんて使っていないから全然平気なんだ


こうしたアジアの国々を見ていると“豊かさ”について本当に考えさせられる

「ウチに余っている衣類を送ってあげたい」と思う一方で
「シャツなんかどうでも、私たちよりずっと幸せで、満足しているのかも」という複雑な心境になる

友だちが暮らす首都バンコクは、また全然違うんだろうな。



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