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『ぼくのあおいほし』葉祥明(MOE出版)

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『ぼくのあおいほし』(MOE出版)
葉祥明/作

「作家別」カテゴリーに追加しました。


「地球を守るためなら、命を投げ出してもいい。
 だって、とっても美しいんですもの。」

(マリア=マルタ=パスカル 9歳 ウルグアイ
 『美しい地球をよごさないで 自然保護を訴える70数か国の子どもたちの声』
 ヘレン・エタスレイ編 偕成社刊 より



『あいのほし 宇宙黙示録』(偕成社)と姉妹本だそう

ポツンと小さな星の上に立っている少年の表紙は『星の王子さま』を思わせると感じたら、
やっぱりそれを意識されていたことが分かった

巨大で恐ろしげな建造物も、原発か、それとも自然を汚す工場の象徴かと思ったら、原発なんだね




メルヘンを武器に、僕は「世界の蛇口」になる 【絵本作家 葉祥明さん インタビュー vol.2】

葉:
「ぼくのあおいほし」という絵本は、「もし、今(チェルノブイリ事故発生時)星の王子さまが地球上にいたら、どう思うんだろう?」
という発想から生まれた本です。

葉祥明インタビュー『原点を描くと言うこと』


▼あらすじ(ネタバレ注意

少年は宇宙を眺めて かつて自分が住んでいた地球を懐かしく思い出す


かけよう みどりのおか
あそぼう ひつじさんたち。





そらは ゆうやけ
おひさま また あした




でもある日 むくむく もくもく
そらも のはらも
かわも みずうみも
へんな けむりで つつまれた。




ぼく なんだか からだが へんだ。
あたまが いたい、めが いたい!
たすけて





さ・よ・う・な・ら
ぼくの ほし




なにもかも すてきだった
あおい ほし
ぼくは けっして わすれないよ




【ブログ内関連記事】
『無限抱擁』1995年(リトル・モア)
『アレクセイと泉のはなし』2004年(アリス館)
『ナージャの村』1998年(平凡社)



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