『マンガ　ギリシア神話４　オイディプスの悲劇』（中央公論新社）

■『マンガ　ギリシア神話４　オイディプスの悲劇』（中央公論新社）
里中満智子／著　初版2000年

※2002.1～のノートよりメモを抜粋しました。
※「マンガ感想メモリスト２」カテゴリーに追加しました。


▼あらすじ（ネタバレ注意

「プシュケ」の美しさに嫉妬したアフロディテは、
エロスに復讐を命じるが、自分の矢に射られて恋をし、青年に変身しプシュケを妻にする

姿を見せないエロスに、姉にそそのかされて姿を見られたエロスは怒る
再び愛を取り戻そうとアフロディテの罰を受けるプシュケ（ほとんど手伝ってもらったけど）
甲斐あって神となり、エロスと結ばれる


●デバイ国の悲劇
テイレシアースは、見てはならないとされるヘビの交尾を見て女に変身
再び見たら男に戻り、アテナの裸まで見たら、目を潰されて、代わりに予知能力を授かる

ポセイドンから戦車をもらった「ペロプス」は、娘のプロポーズ相手を次々とレースで負かした罰で殺す王に挑戦する
ミュルテイロスに細工を頼み、レースに勝って、王となり、娘ヒッポと結婚するが
亡き父の呪いでミュルテイロスはヒッポに言い寄って殺され、またその呪いでヒッポは腹違いの子を殺して破滅

またそのペロプスの呪いで、その子を犯したゲイのライオスは、イオと結婚
「息子に殺される」との予言に、オイディプスを捨て、彼は近隣の国に応じとしてひきとられる

些細なことで出会った“ライ”（実父）を殺し、スフィンクスの謎解きをして王となり
イオ（実母）と結婚して子だくさんの良い王になったのに、真実を知り、イオは自殺

オイディプスは自ら目を潰して予知能力をもち、国外追放→「エディプス・コンプレックス」の語源
その息子らは、互いに王権争いで合い撃ちとなる


（どんどん名前が増えて、全部書くのを途中で諦めたのか、“★”の元名が今となっては分からない
　なのでこのまま続けます/謝