■『くまのアーネストおじさん ふたりのインテリア』(ブックローン出版)
ガブリエル・バンサン/作・絵 もりひさし/訳
※「作家別」カテゴリーに追加しました。
“バンサンは、このシリーズで愛の深さ、他人に尽くす喜び、
気取らない素朴な生活などを表現したかったという。”
今作でも「シメオン」という名のペンギンの人形が気になるw
とっても大切にされているかと思えば、
今作では、可愛い少女のお人形をもらって
シメオンは、はだかんぼのまま放っておかれてるしw
▼あらすじ(ネタバレ注意
ジョセフィーヌ叔母さんが1週間後に来ることになり、
空き部屋に泊めてあげたいが、なぜか部屋のモノをすべて売ってしまい
その上、雨漏りもひどい
そんなことはお構いなしのアーネストは、セレスティーヌだけに秘密を話す
ゴミ箱からいろいろ家具などを集めてくる計画
セレスティーヌ「雨さえ降らなければね」
アーネスト「降らないよ」
乳母車を引いてガラクタを乗せているアーネストを見て
友人「恥ずかしくないのかい?」
ア「いや、どうして?」
遠くに引っ越す家族からはまだ新しいマットレスをもらいベッドを作る
海沿いのゴミ捨て場では大体のモノが揃ってしまう
セレスティーヌ「なんでもあるのね ここには」
アーネスト「きれいに洗って消毒するんだ」
セレスティーヌ「これだけ揃ったら叔母さんもきっと気に入ると思うわ 雨さえ降らなければね」
アーネスト「僕っていつも運がいいんだ だから雨なんて降らないさ」
部屋はけっこうサマになったけれども、雨漏りがひどいw
叔母さんが来て、雨漏りの酷さを見て驚き、「悪いけどホテルを探すわ」と出て行ってしまう
セレスティーヌ「わたし雨が降るだろうと思ってたんだ」ww
アーネスト「こんな雨の中探したって ホテルなんてないのに」
セレスティーヌ「天井見上げた時の顔見た? なんだか可笑しくってw」
2人はお化けごっこをして、部屋はすっかり枕投げの綿が飛んだりしてめちゃくちゃに
そこにやっぱりホテルが見つからなかった叔母さんが泊めてもらいに戻ってくる
アーネスト「どうぞ、どうぞ、散らかってますが」
*
このアーネストとセレスティーヌの物語は、何度も読んでしまう
最初はストーリーの面白さを味わい、
次はバンサンの細かい線描画を味わう
まず、最初に屋根を修理すべきだったけど、1週間じゃ間に合わないか
叔母さんは、あんなにビショビショの部屋で眠れたのかな?
今作では、アーネストの家にこんなに広い部屋が余っていることが分かる
でも、なぜ全部のモノを売り払ってしまったの?
「降ると思ってたんだ」って、まるでセレスティーヌが私たちにコッソリ言ってるみたいで可笑しいw
それにしても、いつの時代も、どこの国も、
まだまだ使えるモノを大量に捨てているんだね
海はまるでゴミの山
でも、考え方を変えれば、宝の山
ベッドも自分で作れちゃうアーネストは魔法使いみたい
モノをたくさん買える人より、自分で創れる人のほうが何倍も豊かだ
家の前に要らないモノを出す習慣は、外国発祥じゃないのかな?
エコでいい習慣だと思うのに、友人の言葉は心外/驚
修理したり、必要な人の手に渡れば、循環してどれほど自然の負担が減ることか
ガブリエル・バンサン/作・絵 もりひさし/訳
※「作家別」カテゴリーに追加しました。
“バンサンは、このシリーズで愛の深さ、他人に尽くす喜び、
気取らない素朴な生活などを表現したかったという。”
今作でも「シメオン」という名のペンギンの人形が気になるw
とっても大切にされているかと思えば、
今作では、可愛い少女のお人形をもらって
シメオンは、はだかんぼのまま放っておかれてるしw
▼あらすじ(ネタバレ注意
ジョセフィーヌ叔母さんが1週間後に来ることになり、
空き部屋に泊めてあげたいが、なぜか部屋のモノをすべて売ってしまい
その上、雨漏りもひどい
そんなことはお構いなしのアーネストは、セレスティーヌだけに秘密を話す
ゴミ箱からいろいろ家具などを集めてくる計画
セレスティーヌ「雨さえ降らなければね」
アーネスト「降らないよ」
乳母車を引いてガラクタを乗せているアーネストを見て
友人「恥ずかしくないのかい?」
ア「いや、どうして?」
遠くに引っ越す家族からはまだ新しいマットレスをもらいベッドを作る
海沿いのゴミ捨て場では大体のモノが揃ってしまう
セレスティーヌ「なんでもあるのね ここには」
アーネスト「きれいに洗って消毒するんだ」
セレスティーヌ「これだけ揃ったら叔母さんもきっと気に入ると思うわ 雨さえ降らなければね」
アーネスト「僕っていつも運がいいんだ だから雨なんて降らないさ」
部屋はけっこうサマになったけれども、雨漏りがひどいw
叔母さんが来て、雨漏りの酷さを見て驚き、「悪いけどホテルを探すわ」と出て行ってしまう
セレスティーヌ「わたし雨が降るだろうと思ってたんだ」ww
アーネスト「こんな雨の中探したって ホテルなんてないのに」
セレスティーヌ「天井見上げた時の顔見た? なんだか可笑しくってw」
2人はお化けごっこをして、部屋はすっかり枕投げの綿が飛んだりしてめちゃくちゃに
そこにやっぱりホテルが見つからなかった叔母さんが泊めてもらいに戻ってくる
アーネスト「どうぞ、どうぞ、散らかってますが」
*
このアーネストとセレスティーヌの物語は、何度も読んでしまう
最初はストーリーの面白さを味わい、
次はバンサンの細かい線描画を味わう
まず、最初に屋根を修理すべきだったけど、1週間じゃ間に合わないか
叔母さんは、あんなにビショビショの部屋で眠れたのかな?
今作では、アーネストの家にこんなに広い部屋が余っていることが分かる
でも、なぜ全部のモノを売り払ってしまったの?
「降ると思ってたんだ」って、まるでセレスティーヌが私たちにコッソリ言ってるみたいで可笑しいw
それにしても、いつの時代も、どこの国も、
まだまだ使えるモノを大量に捨てているんだね
海はまるでゴミの山
でも、考え方を変えれば、宝の山
ベッドも自分で作れちゃうアーネストは魔法使いみたい
モノをたくさん買える人より、自分で創れる人のほうが何倍も豊かだ
家の前に要らないモノを出す習慣は、外国発祥じゃないのかな?
エコでいい習慣だと思うのに、友人の言葉は心外/驚
修理したり、必要な人の手に渡れば、循環してどれほど自然の負担が減ることか